JPH01502239A - リンプファブリックの処理方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リンプフアプリックの処理方法および装置本発明は製造工程中のリンブフ７ブリ ックの処理に関するものであり、特に縫合操作の実施前に実施されるこの種のフ ァブリックの延伸−折り畳み工程に関するものである。

現在、ファブリックからの衣類の製造は、主としてファブリック片の転送、ミシ ンなどの機械を通しての送り、およびその折り畳み工程を含む種々の操作を受け る際にこのファブリック片の機械的保持手段が存在しないが故に、労力を要する 作業である。

本発明の目的は、折り畳まれたリンプフアプリック片を縫合して衣類を成すため リンプフアプリック片を機械的に延伸し折り畳む方法および装置に関するもので ある。

本発明は出願人の先行特願第ＰＣＴ／ＡＵ８６１００７６号に開示請求された方 法および装置の改良および変形であって、この開示を引例として加える。

本発明は、重なり合った複数の対向弾性バンドを有するリンプフアプリック片を 延伸し折り畳む方法において、折り畳み可能部分を有するプラットフォーム上に 前記リンプフアプリック片の半分が前記折り畳み可能部分上に配置され次に前記 リンブフアプリック片を折り畳んで所望の衣類形状を得る事のできる位置に前記 ９２１７７７９１２片を延伸状態で配置し保持する段階と、吸引手段によって前 記弾性バンドに軸方向に吸引力を加える段階と、前記弾性バンドを吸引手段に対 して把持する段階と、前記リンブフアプリック片に対する保持作用を解除する段 階と、吸引力を解除する段階と、吸引手段を把持（固着）された弾性バンドと共 に前記リンブファブリック片から離れるように軸方向に移動させる事によって前 記リンブファブリック片を延伸する段階と、前記リンブファブリック片を折り畳 んだ時に重なり合った弾性バンドを有する衣類を成すように、前記リンブフアプ リック片を前記折り畳み可能部分と共に弾性バンドに隣接した正確な位置で把持 する段階と、前記折り畳み可能部分と前記弾性バンドに対する把持を解除する段 階と、前記折り畳み可能部分を折り畳んで前記弾性バンドの重なり合った部分を 有する前記衣類を形成する段階と、前記型なり合った弾性バンドに隣接して前記 衣類をプレスし保持する段階と、前記弾性バンドと前記（静止）プラットフォー ムおよび前記折り畳み可能部分とに対する把持をそれぞれ解除する段階と、前記 折り畳み可能部分を戻す段階とを含む方法を提供する段階を含む。

つぎに、前記の折り畳まれた衣類は前記の重なり合い弾性バンドの間において（ 静止）プラットフォーム区域上に平坦に保持され、前記型なり合い弾性バンドに 隣接した前記衣類に対する保持を解除した後に、前記折り畳まれた衣類を隣接プ ラットフォームに沿りて縫合部まで移動させる。

また本発明は、 折り畳み可能部分を有するプラットフォームと、前記プラットフォームに対して 前記折り畳み可能部分を折り畳む手段と、 前記リンブフアプリック片を折り畳んで衣類を形成するために前記リンプフアプ リック片を前記プラットフォームに送り、前記リンブフアプリック片をプラット フォーム上に延伸状態で所定の位置に保持するリンブフアプリック片フィーダプ レートと、 前記フィーダプレートを水平または垂直に移動させる手段と、 リンブフアプリック片から突出した弾性バンドに対して吸引力を加えるため前記 プラットフォームに隣接して配置された吸引手段と、 吸引された弾性バンドを前記吸引手段に対して把持し保持するため、吸引手段に 組合わされた弾性バンドグリッパ手段と、 前記リンブフアプリック片を延伸するため、前記プラットフォームに対して前記 吸引手段を移動させる手段と、前記の延伸された９２１７７７９１２片を折り畳 むために正確な位置に把持し保持するため前記折り畳み可能部分に組合わされた 衣類グリッパ手段と、折り畳まれた衣類を前記リンブフアプリック片の重なり合 い弾性バンドに隣接してプレスし保持するため前記（静止）プラットフォームに 組合わされた衣類プレス手段とを含む前記方法を実施する装置を提供する。

好ましくは、本発明の装置は、前記衣類プレス手段の接触点の中間において衣類 上に重ね合わされて水平往復運動を成し、前記プレス手段の解除後に前記衣類を 縫合部にまで移動させる衣類フィーダプレートを含む。

前記の吸引手段は複数の吸引管を含み、各吸引管が各弾性バンドに隣接して配置 され、それぞれ空気吸引源に接続される。これらの空気吸引管は、リンブフアプ リック片を延伸するように通常の空力手段によって前記プラットフォームに対し て可動である。

望ましくは、前記弾性バンドグリッパ手段は、吸引管の外端に枢着されたクリッ プから成り、これらのクリップは通常の空力手段に連結されたリンク機構によっ て作動される。

前記の衣類グリッパ手段は、一対の水平方向の滑動自在に取り付けられたブラケ ットから成り、これらのブラケットは各対の弾性部材に隣接したリンブフアプリ ック片上方の対向位置まで往復運動自在であり、また折り畳み可能部分に対して リンブフアプリック片をそれぞれ把持しまた解除するため垂直運動自在に取り付 けられている。前記のグリッパブラケットの運動は通常の空力手段によって実施 される事が好ましい。

望ましくは、各脚弾性バンドに組合わされた前記衣類グリッパ手段はウェスト弾 性バンドに組合わされた他の（対向）グリッパ手段とは個別に取り付けられて、 光学検出手段によって制御されて脚弾性バンドの整列を保証し、折り畳み後に（ 次の縫合操作のため）これらのバンドの整列を保証する。

好ましくは前記の衣類プレス手段は共通軸上に枢着された一対のブラケットから 成り、ブラケットと衣類との接点はグリッパ手段の接触点に隣接してその外側に 配置されるように離間される。望ましくは、前記のアームはその外端において、 折り畳まれた衣類をプラットフォームに対して接触させ保持するための衣類接触 小板を枢着されている。共通軸線回りの回転運動は通常の電気手段によって実施 される。

望ましくは、リンプフアプリック片の折り畳み前に弾性バンドに隣接するファブ リック片のそれぞれの部分が正確に重ね合わされるようにファブリック片の両半 体を正確に整列させるため、リンブフアプリック片の両側に追加的延伸−整列手 段が配備される。望ましくは前記の追加手段は延伸されたファブリックの両側に 取り付けられる把持フィンガの形状を成し、これらのフィンガはリンプフアプリ ック片の相互に対向する弾性部分の上方に移動されて、これらの部分を把持し延 伸する。さらに、本発明の装置は、各弾性バンド対の上方において垂直運動およ び水平運動するように取り付けられた複数のブラシを有する。これらのブラシの 目的は、弾性バンドを吸引管の自由端と整列させ、弾性バンドを吸引管に向かっ て掃引するにある。

望ましくは、リンブフアプリック片と折り畳まれた衣類をそれぞれ供給し除去す るプラットフォームおよび隣接プラットフォームは低摩擦材料から成り、また前 記リンブフアプリック片と衣類の隣接プラットフォーム上の運動を容易にするよ うに、前記衣類とリンブフアプリツク片のフィーダプレートの下側面は高摩擦材 料から成る。

望ましくは、装置の種々の成分のプログラミングされたシーケンス電子動作によ って各段階が実施される。

以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明する。

第１図と第２図は本発明による方法および装置の一部の斜視図、第３図乃至第１ １囚は本発明の各段階とこれらの段階を実施するための装置部分の斜視図であっ て、第３ａ図はそれぞれのキャリジ上に担持された一対のブラシを示す詳細図、 第１２図はプラットフォームの折り畳み可能部分の上に部分的に配置されたリン ブフアプリック片フィーダプレートの平面図、第１３図は本発明の装置に組合わ される吸引式弾性バンドグリッパユニットの斜視図、第１４図は第１３図に図示 の吸引ユニットの他の方向の斜視図、第１５図は本発明の装置に組合わされるブ リツバ機構の一例の斜視図、また第１６Ａ図、第１６Ｂ図および第１６Ｃ図はグ リッパ機構と対応の光学検出機構の他の好ましい実施態様を示す斜視図である。

第１図と第２図について述べれば、突出した４対の弾性バンド１２．１２’　、 １３．１３’を有するリンブフ７ブリック片１（ブリーフ用素材の形状）が先行 の加工部（図示されず）から、回転板３を有するプラットフォーム２上に、この リンブフアプリック片１０半分（１ａ）が回転板３の上に配置され、その軸線３ ａがブリーフの股部分１ｂを通過するように配置される。回転板３は回転自在に 取り付けられたシリンダ４によって枢転する事ができる。リンブフアプリックの フィーダプレート５を正確な位置に停止させるため、プラットフォーム２上にス トッパ１４．１５が備えられている。

プラットフォーム２と隣接のプラットフォーム６．７（これらのプラットフォー ムは一体型とする事ができる）は低摩擦材料から成るが、フィーダプレート５は 高摩擦材料の底面を有する。

リンブフアプリック片１が延伸された後に（後述）、フィーダプレート５がリン ブフアプリックから持ち上げられて、先行の加工部分（図示されず）に戻される 。つぎにリンブフアプリック片１が回転板３によって折り畳まれて、ブリーフ８ を形成し、このブリーフがブレスレバー１１によって保持され、フィーダプレー ト９によって一対のオーバロックミシン１０に側面縫合のために送られる。

第３図乃至第１１図において、多対の弾性バンド１２゜１２’　、１３．１３’ に隣接して、吸引ユニット（下記に詳述、図示されず）に搭載された対応対の吸 引管２０が配置されている。各吸引管２０はその外端に、対応の弾性バンド（例 えば１３．１２’）を把持しまたは解除するための空気作動式枢転クリップ２１ を備える。さらに、各隣接弾性バンド対１２．１２’は一対の対向に対向する衣 類グリッパ（下記に説明）と組合わされている。

衣類グリッパ２２は、延伸状態のリンブファブリック１の上方位置まで動き、ま たリンプファブリック１に対して上下運動させられる。複数の延伸フィンガ７０ が静止プラットフォームに組合わされたリンブフアプリック１の両側の選定位置 に延伸的に係合させられて、回転板３を折り畳む前に前記リンブファブリックを 前記回転板３上の他の半分と適当に整列させる。

第３ａ図乃至′！８３Ｃ図について述べれば、図示の一対のブラシ６０は対応対 の弾性バンド１３．１２’と協働して、これらのバンドを吸引管２０の開放端部 の方に掃引する。これらのブラシ６０はキャリジ８０からロッド組立体６５によ って懸垂され、これらのキャリジはリンブファブリック１の各半分の各側に配置 されている。ブラシ６０はキャリジ８０上に垂直運動および水平運動自在に取り 付けられているので、これらのブラシは弾性バンド対１２．１２’　、１３およ び１３′上まで下降しまたこれらのバンドに沿って運動して、これらのバンドを 対応の吸引管２０の中に掃引する事ができる。キャリジ８０はロッド（図示され ず）上を水平運動するように取り付けられ、このロッドが同形の第２キヤリジ（ 図示されず）を担持し、この第２キヤリジが他のブラシ対（図示されず）を支持 し、これらのブラシ対が弾性バンド１２（図示されず）および１２′　（第３ａ 図）と協働する。ブラシ６０はロッド６１，６２．６３．６４および６５を介し てキャリジ８０上に取り付けられ、ロッド６５はキャリジ８０に対して垂直方向 に可動であって、ブラシ６０を弾性バンド１２．１２’　、１３．１３’　に対 して上下運動させる。キャリジ８０の水平運動とロッド６５の垂直運動は公知の 空力手段（例えば６６）によって実施される。

特に第１０図について述べれば、図示の衣類プレスユニット３０は一対のブレス レバー３１を有し、これらのレバーはモータ３３によって回転駆動される共通軸 ３２上に取り付けられている。各レバーの末端は、枢転自在の小板３４を備え、 これらの小板３４は、ブレスレバー３１が作動位置にある時、折り畳まれたリン ブフアプリツクすなわち衣類８と整列する機能を有する。

第１１図について述べれば、衣類フィーダプレート９がリンブファブリック８の 位置と２台のオーバロックミシン１０に隣接する位置との間を往復運動する（第 １図および第２図）。このフィーダプレート９は高摩擦材料の下側接触面を有し 、この下側面は、衣類が低摩擦プラットフォーム７に沿って移動される時に衣類 ８を摩擦作用で保持するためである。

リンブフアプリック片に対する動作順序は下記の通りである。

リンブフアプリック片１が展開状態でフィーダプレート５によって、前記のプラ ットフォーム２上の位置に転送される。

空気吸引ユニット（下記に説明）と空気吸引管２０とによって弾性バンド１２． １２’　、１３．１３’　に対して真空作用が加えられ、これにより弾性バンド はブラシ６０によって各吸引管２０の中に吸引される。つぎに弾性バンドは、第 ５図と第６図に図示のように把持位置に移動されたグリッパクリップ２１によっ て吸引管２０に対して把持される。つぎに吸引管２０はリンプフアプリックを延 伸するため軸方向のプラットフォーム２から離間させられ、弾性バンド１２．１ ２’　に組合わされたグリッパ２２をリンブフアプリツタ片１の上方位ばに移動 させ、つぎに下方に移動させる事によって（第８図）、前記の弾性バンドに隣接 してリンブフ７ブリック片１と係合させる。つぎにストレッチャｍ−フィンガ７ ０が作動されて、静止プラットフォーム上のリンブフアプリック片１を延伸し、 折り畳まれるべきリンブフアプリツタ片１の他の半分と整列させる。

つぎに回転板３がシリンダ４によって作動されてプラットフォーム２の上に重な り、リンブファブリック片１の両半分が重ね合わされて衣類８を形成する（第９ 図）。

つぎに衣類プレスレバー３１が作動されて、衣類８のグリッパ２２の内側に係合 し、その後、弾性バンド１３゜１３′と係合した衣類グリッパ２２、ストレッチ ャー・フィンガ７０および弾性バンドグリッパ２１が解除される（第１１図）。

つぎに回転板３が戻され、衣類フィーダプレート９が動かされ、衣類８の上にブ レスレバー３１の間に配置される（第１０図）。つぎにレバー３１が解除され、 衣類が縫合のためプラットフォーム７に沿って一対のオーバロックミシン１０ま で動がされる。

リンブフアプリックのフィーダプレート５は、リンブファブリック１がこのフィ ーダプレート５の縁５ａから突出するような形状の金属プレートから成り、この プレート５は、リンブフアプリック１の対向縁を縫合するために先行工程で使用 された複数のローラ（図示されず）を案内する対向突起面５ｂを有する。フィー ダプレート５は、その重量を軽減するために複数の凹み５ｃを有する。またフィ ーダプレート５は一対の対向ピン５ｄを有し、これらのピンはこのフィーダプレ ート５を上昇、下降、移動させるために適当なグリッパを取り付ける事ができる 。

第１３図と第１４図において、空気吸引ユニット４゜は一対の吸引管２０を有し 、これらの吸引管２ｏはマニホルド２３とホース２４によって吸引源（図示され ず）に接続される。吸引ユニット４ｏはロッド２５に取り付けられ、二〇ロッド ２５は、クリップ２０を固着されたつば２６の中に挿通されている。吸引ユニッ ト４０はロッド２５に沿って、プラットフォーム２に対して水平運動自在であり 、この運動はシリンダ２８に連結されたピストン２７によって作動される。

長方形クリップ２１状の弾性バンドグリッパは各吸引管２０の内側に枢転自在に 取り付けられ、このクリップ２１の枢転運動は、リンク２９ｂによってこのクリ ップ２１に連結されたシリンダおよびピストン２９ａを介して実施される。

第１５図について述べれば、一対の対向グリッパ２２がロッド５０上に滑動自在 に取り付けられ、これらのグリッパは一対のアーム５１によってピン５２に枢着 され、このピンはブロック５３に取り付けられ、このブロック５３がシリンダ５ ５のピストン５４上に取り付けられている。ピン５２はプレート５７のみぞ穴５ ６の中を移動し、このプレート５７の一端５８を通して前記ピストン５４が延在 する。これにより、シリンダ５５およびピストン５４によるピン５２の垂直運動 の結果、グリッパ２２がロッド５０上を滑動する事ができる。

ロッド５０はつば５９によって支持され、このっば５９に対して前記プレート５ ７の他端が取り付けられ、この他端は他のつば６１に固着され、これらの部材が 相互に固着されて、つば６１はこれを貫通する直立柱６２に沿って、ピストン６ ３とシリンダ６４によって垂直運動させられる。これにより、グリッパ２２がプ ラットフォーム２に対して垂直運動させられる。

第１６Ａ図においては、第１５図の機構が図示されているが、この機構は、一本 のバンド、すなわちウェストバンドのみと協働する一個のグリッパ２２のみを作 動するように変形されている。

第１６Ｂ図において、他の弾性バンド、すなわち脚バ　・ンドと協働するための 他のグリッパ機構（ユニット）を示す。このユニットは２個の主作動サブアセン ブリから成る。すなわち、グリッパ９０を含むユニット全体の水平運動を実施す るパルスモータサブアセンブリ（１００）と、空力手段によってグリッパ９０の 垂直運動を実施するためのグリッパ配置−締め付はサブアセンブリ（１０１）と から成る。

サブアセンブリ１００は本質的にパルスモータ９４から成り、このパルスモータ はスイッチ９５によって制御されて、ネジ付き被駆動軸９３を作動してユニット 全体（グリッパ９０を含む）をキャリアスライダ軸９２に沿って、脚弾性バンド （図示されず）上の選定された位置まで水平運動させる。

サブアセンブリ１０１は本質的にエアシリンダ９１を有し、このシリンダ９１は ピストンロッド９６とブラケット９７によってグリッパ９０を脚弾性バンド上を 垂直運動させ、このバンドを選定された位置に締め付ける。

第１６Ｃ図においては、光学検出機構を示す（この機構が数個、第１６Ｂ図のユ ニットに使用されている）。

この機構（ユニット）は、エアシリンダ１０５によって駆動され軸１０６上に滑 動自在に搭載されたキャリアブロック１０７に取り付けられたファイバ光学セン サ１０８を含む。

この光学検出機構からデータを受ける中央処理装置（図示されず）の信号によっ て、サブアセンブリ１００と１０１の運動が調整される。

第１６Ｂ図と第１６Ｃ図にユニットは別個の位置に配置される。第１６Ｂ図のユ ニットは回転板３の下側面に取り付けられ、第１６Ｃ図の光学検出ユニットは装 置の主フレームに固着される。これら２ユニット間のｍ整によって、弾性バンド が所望のように整列され、側面縫い目の正確な縫合を可能とし、従って仕上がり 衣類の理想的外観が保証される。

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Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．重なり合った複数の対向弾性バンドを有するリンプファブリック片を延伸し 折り畳む方法において、折り畳み可能部分を有するプラットフォーム上に前記リ ンプファブリック片の半分が前記折り畳み可能部分上に配置され次に前記リンプ ファブリック片を折り畳んで所望の衣類形状を得る事のできる位置に前記リンプ ファブリック片を延伸状態に配置し保持する段階と、吸引手段によって前記弾性 バンドに軸方向に吸引力を加える段階と、前記弾性バンドを吸引手段に対して把 持する段階と、前記リンプファブリック片に対する保持作用を解除する段階と、 吸引力を解除する段階と、吸引手段を把持（固着）された弾性バンドと共に前記 リンプファブリック片から離れるように軸方向に移動させる事によって前記リン プファブリック片を延伸する段階と、前記リンプファブリック片を折り畳んだ時 に重なり合った弾性バンドを有する衣類を成すように、前記リンプファブリック 片を前記折り畳み可能部分と共に弾性バンドに隣接した正確な位置で把持する段 階と、前記折り畳み可能部分と前記弾性バンドに対する把持を解除する段階と、 前記折り畳み可能部分を折り畳んで前記弾性バンドの重なり合った部分を有する 前記衣類を形成する段階と・前記量なり合った弾性バンドに隣接して前記衣類を プレスし保持する段階と、前記弾性バンドと前記（静止）プラットフォームおよ び前記折り丑み可能部分とに対する把持をそれぞれ解除する段階と、前記折り畳 み可能部分を戻す段階とを含む方法。
2. ２．前記の折り畳まれた衣類を縫合部まで転送するため、前記折り畳まれた衣類 を前記の重なり合い弾性バンドの間において（静止）プラットフォーム上に平坦 に保持する段階と、前記重なり合った弾性バンドに隣接する前記衣類に対する保 持を解除する段階と、前記折り畳まれた衣類を隣接プラットフォームの沿って縫 合部まで移動させる段階とを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. ３．折り畳み可能部分を有するプラットフォームと、前記プラットフォームに対 して前記折り畳み可能部分を折り畳む手段と、 前記リンプファブリック片を前記プラットフォームに送り、前記リンプファブリ ック片を折り畳んで衣類を形成するために前記リンプファブリワク片をプラット フォーム上に延伸状態で所定の位置に保持するリンプファブリック片フィーダプ レートと、 前記フィーダプレートを水平または垂直に移動させる手段と、 リンプファブリック片から突出した弾性バンドに対して吸引力を加えるため前記 プラットフォームに隣接して配置された吸引手段と、 吸引された弾性バンドを前記吸引手段に対して把持し保持するため、吸引手段に 組合わされた弾性バンドグリッパ手段と、 前記リンプファブリック片を延伸するため、前記プラットフォームに対して前記 吸引手段を移動させる手段と、前記の延伸されたリンプファブリック片を折り畳 むために正確な位置に把持し保持するため前記折り畳み可能部分に組合わされた 衣類グリッパ手段と、前記リンプファブリック片の重なり合い弾性バンドに隣接 して折り畳まれた衣類をプレスし保持するため前記（静止）プラットフォームに 組合わされた衣類プレス手段とを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法を 実施する装置。
4. ４．吸引手段は複数の吸引管を含み、各吸引管が各弾性バンドに隣接して配置さ れ、それぞれ空気吸引源に接続され、またリンプファブリック片を延伸するよう に前記プラットフォームに対して可動であることを特徴とする請求項３に記載の 装置。
5. ５．前記弾性バンドグリッパ手段は、吸引管の外端に枢着されたクリップから成 ることを特徴とする請求項３または４に記載の装ち。
6. ６．衣類グリッパ手段は、一対の水平方向に滑動自在に取り付けられたブラケッ トから成り、これらのブラケットは各対の弾性部材に隣接したリンプファブリッ ク片上方の対向位置まで往復運動自在であり、また折り畳み可能部分に対してリ ンプファブリック片をそれぞれ把持しまた解除するため垂直運動自在に取り付け られていることを特徴とする請求項３乃至５のいずれかに記載の装置。
7. ７．各脚弾性バンドに組合わされた前記衣類グリッパ手段はウエスト弾性バンド に組合わされた他の（対向）グリッパ手段とは別個に取り付けられて、光学検出 手段によって制御され、脚弾性バンドの整列を保託して、折り畳み後に（次の縫 合操作のため）これらのバンドの整列を保証することを特徴とする請求項６に記 載の装置。
8. ８．前記の衣類プレス手段は共通軸上に枢着された一対のアームから成り、これ らのアームと衣類との接点はグリッパ手段の接触点に隣接してその外側に配置さ れるように離間されることを特徴とする請求項３乃至７のいずれかに記載の装置 。
9. ９．前記のアームはその外端に、折り畳まれた衣類をプラットフォームに対して 接触させ保持するための衣類接触小板を枢着されていることを特徴とする請求項 ８に記載の装置。
10. １０．リンプファブリック片の折り畳み前にこれを正確に整列させるため側方に 延伸させるように、リンプファブリック片の両側に配置されて作用する複数の追 加的把持フィンガを含むことを特徴とする請求項３乃至９のいずれかに記載の装 置。
11. １１．各弾性バンド対の上方において垂直運動および水平運動するように取り付 けられた一対のブラシを有し、その水平運動が弾性バンドを吸引管に向かって掃 引することを特徴とする請求項３乃至１０のいずれかに記載の装置。
12. １２．前記衣類プレス手段の接触点の中間において衣類上に重ね合わされて水平 往復運動を成し、前記プレス手段の解除後に前記衣類を縫合部にまで移動させる 衣類フィーダプレートを含む請求項２の方法を実施するための請求項３乃至１１ のいずれかに記載の装置。