JPH01500492A - 自動注入装置、および注入装置用のアンプルまたはカートリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動注入装置、および注入装置用の アンプルまたはカートリッジ 本発明は、ケーシング内に取付けられ、注入物質を受入れ、リフト要素を有し、 細長い針本体と、カニユーレ、すなわち細管とから成る注射針、すなわち皮下注 射針で、リフト要素により移動自在であり、駆動側端部の領域に注入物質のため のカニユーレ入口開口を有するものを取囲み、且つ針先の側：・こ設けられ、針 軸部の通過が可能であるシールを具備するカートリッジ又はアンプルと；ケーシ ングに取付けら九、リフト要素に力を加える注入圧力装置と；圧力装置を動作さ せるリリース機構と：リリース機構を阻止する安全装置とを含む自動注入装置又 は自動皮下注射装置、並びに注入装置、特に自動皮下注射器のためのカートリッ ジ又はアンプルであって、カートリッジ又はアンプルの内部の注入物質は、特に プランジャ又はボルト等のリフト要素のリフト運動の結果として、カートリッジ 又はアンプルに取付けられる注射針のカニユーレを介して吐出可能であるような カートリッジ又はアンプルに関する。

自動自己注射針は、慣ｊ、ていない人々に、自身で皮下注射又は筋肉内注射を行 なう機会を与える。これは神経ガス予防薬としてのアトロピン硫酸塩の注入に関 して特に重大な意味をもつ。さらに、ア）。

ビンは、殺虫剤中毒の場合に、有効な解毒剤として注入される。また、ア）ｏビ ンは、たとえば、胃腸管、胆のう又は排泄尿道における痙吟及び症痛、膀胱しぶ り、胃の分泌過多、胃潰瘍及び十二指腸潰瘍。

気管支喘俵の場合に適用されると共に、パーキンソン病の場合には投薬量を多く して、長期間シζわたり適用される。自動注入装置は、一般に、人間又は動物の 医療において多数の注入物質を与えるために使用することができる。また、工業 の分野への使用も可能である。すなわち、特に危険な又は有毒な物質を柔軟な組 織の中に導入することができ、これは、たとえば、柔軟な木材の防腐又は同様な 処理を指す。

注入物質は液体、気体又は圧力で液化しうる物質により構成さｎることかできる 。

自動注入装置に課される不可欠の要求は長期の保管の後でも滅菌性、耐久性及び 安定性をもつこと、必要（（応じて衣類品目を穿孔した後でも、苦痛受容体を有 する組織部分に針が非常に急速に且つ確実に。

貫入すること、軽量でコンパクトな構成であること、並びに操作が簡単で、確実 な動作が得られることにある。

この種の公知の注入装置においては、針は、針の底部をリフトプランジャに配置 すると共に、吐出側では針ガイド及びゴムプランジャの内部に配置することによ り、アンプル内に取付けられる。圧縮コイルばねは、リフトプランジャを前進さ せるアンプルスリーブに係合する。このような構成の場合、比較的長いゴム支承 部の減速効果のために針の案内及び移動性はそこなわれてしまい、その結果、針 のアライメント及び移動に好ましくない作用を及ぼす力のモーメントが発生する 。針底部に設けられるカニユーレ開口、すなわちこの点で弱くなっている針の部 分は針を変形させ、さらには破壊することもありうる。リフトプランジャに、す なわち針を駆動するために適切な力が加えられるように保証するためＫ、比較的 大きな力が要求されるが、この力は、コイル径が比較的大きい比較的長い圧縮コ イルばねにより加えられなければならず、ばねは、プランジャとアンプルの双方 を取付ける内偵］スリーブの中でプランジャに続いており、動作中にプランジャ と係合する。

アンプル本体は、力による応力に耐えるために、ステンレス鋼から製造される。

金属の触媒効果と、注入物質との化学及び／又は動電気反応とによって、その安 定性と有効性は低下する。ステンレス鋼は多数の注入物質に対して化学反応を起 こすので、アンプル材料としてそれを使用することはできない。圧力装置、従っ て装置全体は比較的大きな寸法を有し、力効率及び力の誘導は構造条件によって 制限され、好ましくないものとなる。また、この構成では滅菌性が不適切になる 危険があシ、装置の再利用又は再構成は妨げられる。別の公知の注入装置（西ド イツ公告特許公報第１．４９１８４２号）においては、付文えは、降伏して円筒 形チャンバに戻ることができる変形自在のピストンを有するプランジャから構成 されるので、取付けと構成が複雑になると共に、構成及び材料に課される条件に より有用性と効率は限定される。

この種に属さない他の自動注入装置は、可動アンプルに固定取付けされる針を具 備しく西ドイツ公開特許公報第２４３１３４７号、西ドイツ公告特許公報第１９ ３４１１７号、西ドイツ特許公報第２４３６０００号）、注入カニユーレのキャ ップは、さらに詳細には、針ホルダーに取付けられる（西ドイツ公開特許公報第 ３３４２４０７号）。

これに対し、本発明は、注射針の高速吐出を保証する一方で、均−且つ明確に規 定された注入物質の放出を実行し、付文えの配置と構成は最良の状態で使用可能 となるように意図されている自動注入装置を提供する、すなわち、針、カートリ ッジ、駆動又は圧力装置、リリース機構及び安全装置の有用性及び用途、構成及 び特性を改良するという課題に基づいており、同時に、装置全体は長期間保管可 能であると共に、特に高い機械的効率を有する種類のｍｅ。

を保証する滅菌性を有し、動作が確実であり、軽量。

頑丈、コンパクトで、小型の構成であると共１（、簡単、高速で、操作するのて 危険がなく、さらに、カートリッジの交換及び装置部品の繰返し使用が可能であ るために再利用できるようになってい乙。本発明の別の目的は、注入装置用とし て取扱うことができるコンパクトなカートリッジ又はアンプルを提供することで あり、これは、独立した構成要素として注入装置に容易に挿入できるものでなけ ればならず、多数の注入物質に対して、特に、別々になっている注入物質の投薬 、従って、七Ｃ自体は液化することがなく且つ投薬時に互いに化学的に反応する 注入物質の投薬のために、注入装置を任意に使用できるようにするものでなけれ ばならず、目指す構成は簡単且つフェイルセーフであり、医療条件に高度に適合 するので、アンプル又はカートリッジは自動注入装置に使用するのに特に適して いる。

冒頭に記載した種類つ注入装置及びそれに挿入可能であるカートリッジ又はアン プルに関して、問題は、針本体が、その伸張長さの一部について、カートリッジ の内壁上をすべりばめ状態で案内される付文えとして構成されることにより解決 さする。冒頭に記載した種類のアンプル又はカートリッジの場合、分離されてい る注入物質の投薬のために、気体、すなわち死容積を形成するカプセル等の容器 がアンプルの内部に配置され、容器は、容器を取囲む注入物質に引える容器壁を 有し、この容器壁は、詳細には、注入物質により溶解されないが、リフト運動を 開始したときに容易に破壊することができる。

針本体によシ形成される一体付文えの場合、特に、針、すなわちカニユーレは、 注入物質内における一種の浮動効果によって、アンプルの中でほぼ摩擦のない状 態で独立して移動自在であり且つ案内されることが達成される。すなわち、針は ほぼ遅延のないように非常に急速に前進することができ、高い吐出容量を得るこ とができる。本発明による付文えは、それ自体、針を案内し且つ位置決めするの に十分であるので、特にアンプル吐出領域内て別の付文えの必要はない。動作中 、針は損傷又は破壊からも保護され、その移動とアライメントはリフト要素の泡 封は又はその移動特性の影響をほぼ受けない。これは、針への力の伝達がそのア ライメントに不利な影響を与えることなく、針に対する損傷を阻止しながら起こ るように、付文えがリフト要素又は圧力装置に関して機械的に結合されていない ということを意味する。この結果、簡単、コンパクトで頑丈であり、効率が良く 、動作が確実であり且つ取扱いの容易なアンプルが得られると共に、それに相応 する利点を有し、構成要素が滅菌性並びに動作及び再使用性に関して付文えによ シ害を受けず、それに最適の状態で適合できるような器具が得られる。

自動注入には不必要であるが、針の精畜に中心位置での吐出が望される場合、ア ンプルの内部で好ましくけ針吐出領域に、針のアライメントを支援するスペーサ 円板を配置することができるが、この円板は、本発明に従って得られる針のほと んど摩擦のない移動性をそこなわない。

本発明によれば、針支えの一実施例は、リフト要素又は駆動側密封要素として構 成されることにあり、これはりフトプランジャに統合されるか、又は針を前進さ せる働きをし且つ特（（液体の力を受ける好ましくは肉薄の面を具備する。すな わち、アンプルは特に小形に形成され、針支えはりフトプランジャの精密な案内 及びアライメントに役立つことができるか、又はそれ自体がリフト要素として作 用することができ、すべりばめは、一部で、アンプルの駆動側シール部を形成す る。

円筒形のカートリッジ又はアンプルの場合、針支えは、すべ９ばめを成す少なく とも１つのカニユーレ螺旋部から構成されるのが特に好都合であり、特に、末端 螺旋部は、リフトプランジャとして構成されるリフト要素と係合する。このよう な螺旋形カニユーレは針のモーメントのない自己取付けを確実にし、アンプル内 壁におけるすべり而、従って同様に摩擦面は最小になる。螺旋を単一にすれば、 特て短いカニユーレ、すなわち針が得られる。所望の残留変位容積に従って、２ つ以上の螺旋部を近接並置させて又は離間させて形成することができる。特に大 量生産の場合には、アンプルシールの中心貫通て関して、針先を螺旋体に対し垂 直に特に寸法の上で正確にアライメントすることが保証される。針支えをカニユ ーレ螺旋として構成したために、針は、特に簡単な方法により、アンプル（カー トリッジ又は小形ガラスびん）又は螺旋の軸（で関して約７〜］５　の角度でア ライメントされても良い。軸（（対する調整された角度の偏倚量は解剖学的状況 及び事実に従って与えられる。たとえば、後方領域の自己注射については、比較 的大きな偏倚を設定すると有利である。

末端螺旋部とりフトプランジャとの係合は遅延のない、すなわち急速な力の伝達 を大きな力の下で可能ニスル。カニユーレ入口開口をプランジャ側螺旋端部に配 置したことにより、カニユーレへの最適の流体侵入及び流体の最適のカニユーレ 通過が確保される。

注入物質の量並びに針の所望の投薬深さ、すなわち適用深さはカニユーレ螺旋部 の数と、それに適合して、圧縮可能な気体又は死容積、すなわち、詳細には注入 物質吐出の規定された遅延を生じさせる気体又は空気クッションとによシ与えら れるのが好都合である。

本発明の別の発展形によれば、針は、死容積を形成し且つ気体又は気体状混合物 で充満される前方の別個のアンプルスペースの中に配置され、このアンプルスペ ースの駆動側には、注入物質が入っており、密封リフト要素によシ分離され且つ 密封リフト要素とりフトプランジャとの間に形成される後方アンプルスペースが 接続され、動作中、リフト要素は針及び／又は針支えにある構造により穿孔され ることができ、前記構造はカニユーレ入口開口を含む。すなわち、空気スペース 又は気体スペースに乾燥した状態で取付けられ、従って滅菌状態に保持されるカ ニユーレが得られる。注入物質に関してより高い程度に圧縮可能である死容積は 、さらに、駆動された針からの注入物質の吐出の非常に短い、規定された遅延を 生じさせ、すなわち、針先は注入物質の吐出に先立ってアンプルから排出し、遅 延は死容積の大きさ及び／又は開いた針の端部からリフト要素までの距離により 決定される。前方アンプルスペースに規定されたように配置さｎる気体スペース 、すなわち死空間は、注入中のアンプルのアライメントとは無賀係に遅延を確保 する。特に、カニユーレ開口の閉塞がないことは十分な開口横断面及び／又は耐 衝突ゾーンから遠く離間した開口により保証される。針端部を形成する針の上又 はその中の構造は研削部を具備し及び／又はリフト要素の貫入を容易にするため に先端を尖らせて形成されることができる。

注入装置に装入するためのカートリッジ又はアンプルについて、本発明による針 支えを有するアンプル及び／又は上述の種類の自動注入装置について、本発明は 、アンプルの内部で特に針支えとリフト要素との間に、カプセル等の気体容積又 は死容積を形成する容器が設けられ、容器の壁は注入物質に耐え、詳細には注入 物質により溶解されず、容器はリフト運動を開始することにより容易に破壊可能 であることを提案する。これによって、アンプル内に一定に規定された状態で配 置され、リフト手段、すなわちプランジャ手段の助けなく注入物質に関して化学 的且つ機械的に限定され、所定の圧力破壊の場合にのみ解放される死容積が得ら れる。容器の所期の破壊のために、また、注入開始時に、破壊された容器の領域 江存在する注入物質を、任意に、注入物質が直ちに気体死容積２ペースに侵入す る結果として、カニユーレ入ロ開ロ内にほぼ流入させるために、特に、針及び／ 又は針支えは、容器の壁に係合し且つ圧力が加わったときに死容積容器を破壊さ せる構造を有し、その構造は、詳細には、容器の壁に向き且つ特５にそれに隣接 して配置される先端の尖ったカニユーレ端部を有し、カニユーレ入口開口は、容 器破壊時に起こる注入物質の流入のために、詳細には、構造に、詰まりによる妨 害のない状態で、特に適切な大きさの入口購断面を有し且り／又は容器の壁から 離間して設けられる。容器には、破壊されない状態の容器に係合するアンプル内 容物と共に、投薬されるべき注入物質を生成する少なくとも１つの物質が入って いるのが好都合である。このように、カプセル内の固体、液体及び／又は気体は 注入物質、すなわちそれに関連する溶媒、すなわち液体注入媒体から分離されて 保持され、いつでも使用できる状態に保持されることと、カプセルが規定された ように破壊されたとき、液体の混合又は固体及び／又は気体の混合が起こるので 、その結果、カニニー１ノ開口に流入する注入物質が得られることが達成さ汀る 。

針の自己取付けは、特に好都合な態様で、アンプルを注入物質に化学的に耐える ガラス又は同様の材料から成る容器として構成することを可能にする。

本発明による種類の針支えによって、アンプル壁には好ましくない力がかからな くなるので、たとえばア）ロピン硫酸塩による作用を受けない材料としてガラス を使用することができ、有利である。

特にコンパクトな構成、アンプルの交換及び／又は多数の注入物スに対してほぼ 無条件に安定性を得るために、特に有利な可能性は、カートリッジ又はアンプル のシールがビー　ド付きブリキ板リムを有するシリコーン板として構成され、針 はその全体がアンプルの内部に位置するように設けられ且つ板は針により穿孔さ れることにある。板のシリコーン又はビード付き縁部のブリキ板の代わりに、注 入物質に関して化学作用を起こさず且つ機械的及び構造的必要条件を満たす他の 材料、特に硬化プラスチックを使用することが可能である。

出口研削部を′ａえたカニユーレ出口開口は、苦痛受容体を有する組織部分に急 速に貫入するのに特に好都合であると共に、高い切込み作用によって外傷を最小 にするように保障する。さらに、特に注入溶液量が少ないときに、本発明により 得られるべき規定された液体放出は限定された組織圧力条件を発生させる。

プレートシール、針及びリフト要素等の、注入液と接触する境界面を化学作用を 起こさないようにするために、密封プレートは注入物質に従ってシリコーン又は 適切なプラスチックから構成され、カニュ−１／はアンプル内壁と針支えとの間 で非常に良好なすべり作用を生じさせるＶ２Ａ鋼又はＶ４Ａ鋼から構成され、カ ー）　１）ツジ又はアンプルのプランジャは注入物質に応じて塩化ゴム又はクロ ロブチルゴム又はプラスチック材料から構成される。

特に、これらの能力を示し且つ一体形付文えを有するアンプルの交換を簡単にし 且つ入れ換えを容易にするため、本発明てよる自動装置の一実施例は、そのケー シングとして、ジャケットケーシングと、ケーシングをアンプルの領域で側方か ら閉鎖すると共に、カートリッジ又はアンプルを取Ｎける閉鎖キャップとを有す る。閉鎖キャップを、さねはぎ手段により拘束自在であり且つジャケットケーシ ングに挿入可能であるばね受けとして構成するのが特に適切である。

圧縮コイルばねと、ばねスリーブと、ばね圧力の結果としてリフト要素を駆動す るタペット又はピストンとを具備する圧力装置を有する注入装置の場合、本発明 による針支えによって、従って、その結果得られるアンプル構成によって可能と なる装置■特に有利な実施例は、ばねがジャケットケーシングとばねスリーブと の間に配置されると共に、引張られた状態に保持され、ばねスリーブはジャケッ トケーシングに変位自在に取付けられ且つピストンに作用結合され、針本体をす べりばめ状態で案内し且つその内壁に直接取付けるカートリッジ又はアンプルは 、引張られたばねの配置領域内へ延出するように配置され、詳細には、ばねはア ンプルを包漏し、すなわち、この範囲内でアンプルのすぐ上方に位置しているこ とにある。この構成によって、高いばね力、すなわち駆動力を保証し、従って効 率の良い特に頑丈で、機能は確実であり、小形の注入装置が得られる。

これにより、特に、ピストンのみがカートリッジ又はアンプルの中へ押込捷れる 一方で、ばねは、引張られない場合、すなわち、アンプルの外’ｔ４＋１で作用 する場合でも、カートリッジの外側の、ジャケットケーシングとばねスリーブと の間に別個に増付けられる。ピストンを駆動するばねスリーブは特に安定した力 の作用、すなわち、支障なく、正確てアライメントされた直線的なピストン駆動 を保証する。力の作用及び伝達、並びに装置内部の空間的配置は、動力源、すな わち、ばねが引張られた状態でも、アンプルリフト要素の付近（で、スペースを 節約するように、外側でジャケットケーシングとアンプルの間とに配置されるた めに、特に好都合である。従って、アンプルは非常な耐震状態で、従って非常な 耐破損惟をもって増付けられる。このため、ばねの特に強力な構造又は寸法設定 、すなわち、比較的大きな直径を有し且つばね材料は太いが、最小のスペースに 引張υ可能であるコイルばねが配設可能であり、しかも、装置全体の特に小形の 構成はそこなわれない。

自由で、独立したアンプル針支えは、高い駆動力を保証するそのような圧縮構造 を確実にする。これは、特に、ジャケットケーシングが、アンプルをほぼ取囲む 前方部分と、肩部を介してその後に続き、前方ケーシング部分と比較して肩部の 分だけ小さい直径を有する後方部分とを有する円、奇形の段付きスリーブとして 構成され、ばねスリーブは後方ケーシング部分の中と、円筒形に構成されたアン プルとに移動自在なように取付けられ、圧力装置○引張り状態で、引張られた圧 縮コイルばねの坤張にほぼ沿ってアンプルと重なり合い、ばねは肩部と、ばねス リーブの重なり合う端部に配置される環状突起との間に引張られた状態で保持さ れることによって達成される。

装置が引張り状態にあるとき、この構造は、ピストンのタペットがアンプルの外 側でアンプルの内側端部の上流側に位置するように配置されることと、タペット 側アンプルリフト要素、特にリフトプランジャは前記端部でほぼ終わり、タペッ ト側リフト要素と共に圧縮可能なスペースを包囲する第２のリフト要素が必要に 応じて針側に設けられることと、ピストンはその後端部でばねスリーブに取付け られ、その結果、針の方向に駆動自在であることを可能にする。装置は空間的に 外方へ閉鎖されたアンプルを伴なって構成されるのが有利であることがわかり、 力は適切な圧縮可能スペースを介して針側リフト要素へ伝達されることができる 。装置が引張り状態にちるとき、ピストンはアンプルに侵入して、コイルばねを 貫通することも可能であり、それにより、リフト要素にそのタペットで係合する と共に、他方の後端部では、ばねスリーブに取付けられ、その結果、針の方向に 駆動自在である。後方Ｏテーパ形ケーシング部はばねスリーブのためのスペース を節約し、運動を安定させるスリーブ摩擦支承部を形成し、圧縮コイルばね用の スペースはほとんど必要なく、圧縮コイルばねはケーシングジャケツトとアンプ Ａ・との間に、アンプルと平行に、スペースを節約し且つスペースを活用するよ うに配置され、ばねの１作は、ばねかばねスリーブの外側に配置されているにも かかわらず、不利な影響を及ぼさないので、特に、本発明による種類の針支えに よって可能となった、それ自体ではもろいガラスのアンプルを使用することが可 能である。

本発明による針支え、すなわちアンプルの構成は、装置の特にコンパクトで且つ 滅菌性を確保する構成に関して及び／又は特に装置部品の再使用性に関して、本 発明のさらに別の発展形を可能にし、この発展形は、自体公知であるように、リ リース機構が、ジャケットケーシングに軸方向に変位自在に配置されるＩＪ　Ｉ Ｊ−ススリーブと、それと共に移動自在であるリリース要素と、圧力装置に結合 されジャケットケーシングに係止され、それにより、圧力装置を引張らむた状態 に保持するばね要素とを具備し、ばね要素は、ＩＪ　ＩＪ−ス要素が衝突したと き、そのばね座から解放可能であり、その結果、圧力装置がＩＪ　ＩＪ　−ス可 能となることにある。このように、前述のジャケットケーシングの前方部分と、 後方部分への細分は、自己注射針の便利且つ実用に即した使用性をさらに改善す るために、リリーススリーブが、肩部の方向のすべυばめ状態のみで、位置のず れた後方ケーシング部分に変位自在に取付けられる小形で、操作しやすいものと なることを可能にする。

針の望ましくないリリースを回避するために、本発明による器具は、特に確実で 有効な動作のためのそれ自体公知の安全装置を具備することができ、この安全装 置は、ピストンに係合して、ピストンをばねの力に抗して係止状態に保持する係 合要素を有する安全要素を具備する。容易に装着できることに関連して、また、 再使用を考慮して、安全要素を、リリーススリーブの前方に構成され且つ同時に リリース要素を形成するビード付きリムに取付けられるべき安全ボタンとして構 成すると共に、保合要素を、リリースばね要素として構成されるピストンの後端 部ニ係合すべきボタンビン又はプラグとしてｔ４成するのが特に適切である。

本発明による装置の個々の部品及び装置それ自体は低コストで大量生産されるこ とができる。部品の構造上の組合せは特に安全に機能する短い装置を形成し、注 入に必要な滅菌性を保証する。安価なプラスチックケーシング部品は光を透過し ないように形成できるので、有利なガラスアンプルを使用する場合でも、光保護 、従って長期間保管は確実に行なわれる。圧縮コイルばねは、特に、構成要素の 、中でもアンプルの動作又は機能の信頼性をそこなわずに、高いばね圧力を有す ることができる亜鉛めっき鋼ばねどして都合良く構成される。ガラスアンプルの 実施例は、ごく弱い磁性アンプル又は装置につながり、言い換えれば、それはこ の点に関して周囲から好ましくない影響を受けない。本発明により達成しうる利 点は、詳細には、滅菌性及び高い保管安定性を保証する構成の場合に、特に扱い やすく、実用に便利で、動作が確実であり且つ効率の良い自動注射針及びカート リッジ又はアンプルが得られることであり、アンプルは気体又は死容積の規定さ れた配置を可能にすると共に、関連性をもちうるほぼ全ての注入物質、特に分離 されており、混合又は溶解されるべき物質の使用を可能にする。慣れない人でも 、皮下又は筋肉内の自己注射り投薬をほとんど苦痛なく行なうことができる。装 置部品の再使用七共に、注入アンプルの簡単な交換及び入れ換えが可能である。

本発明による針／アンプルの構成又はそれによって達成しうるアンプルの材料構 造、並びに圧力装置、リリース機構及び安全装置から得られる簡単且つ確実な構 成様式及び動作様式は、多数の注入物質に対してほぼ無限の寿命を可能にすると 共に、医療用途の特定の必要条件に適合する特に安全な動作を可能にし、カニユ ーレは苦痛を確実になくすように非常に急速に突出し、注入器の位置に従って、 任意に衣服を穿孔して、皮膚の表面に数ミリメートル入ることができ、その際、 死容積が設けらｊ、でいる場合には注入液が出ることはないが、その後、液体は 非常に急速に且つ慎重を期して吐出される。

本発明のさらにその池の効用２発展形態及び実施例は以下の概略図面の説明から 知ることができる。

図面中、 第１図には、本発明によるアンプルが内部に取付けられている本発明による注入 装置の断面が側面図によジ示され、 第２図から第４図には、本発明による注射針の図が示され、 第５ａ図及び第５ｂ図には、滅菌状態で取付けられた針を伴なう本発明によるア ンプルが示され、第６ａ図及び第６ｂ図には、カプセル及びフロート針を伴なう 本発明によるアンプルが示されている。

第１図によれば、自社注入装置１は引張られた状態にあるが、前方ケーシング部 分１０１と、肩部１０３によって前方ケーシング部分に関して段差を付けられて いる径小後方ケーシング部分１０２とを有する一体の円筒形ジャケットケーシン グ１０から構成される。自動注入装置１の前端部は本発明によるアンプル２を取 付ける閉鎖キャンプ１１により閉鎖され、アンプルはケーシング部分１０１に挿 入されて、さねはぎ手段１１０／１１１を有する係止解除が不可能なスナップキ ャッチによυ係止される。後方ケーシング部分１０２には、すべりばめ状態でＩ Ｊ　ＩＪ−ススリーブ１２が設けられており、このリリーススリーブは、末端部 で安全要素としての安全ボタン１３によシ閉鎖されると共に、スリーブにある凹 部１２３と、全体に肉厚のケーシング部分１２４とによって後方ケーシング部分 １０２上に保持される。後方ケーシング部分の内部には円筒形ばねスリーブ４１ がすベシばめ状態で取付けられており、ばねスリーブはアンプル２をすベシばめ 状態で取付け、アンプルに沿って、それを越えるまで動くことができる。

第１図に示されるアンプル又はカートリッジ２は円筒形のガラス容器として構成 され、アンプルの前方側で、ブリキ板ビード付きリム２３１を含むシリコーン板 ２３と、注入液２５、特にアトロビン硫酸塩の注入溶液、ｐＨ値設定のための酸 、たとえば塩化水素酸７等張性をもたせるための適切な塩、たとえば注入用の塩 化す）　ｌ）ラムと水のような液体で、シール２３とリフト要素としての液体密 封リフトプランジャ２２との間にあるものとによって、外部に対して密封される 。アンプル２の材料としてのガラスは、注入溶液が適切な張性をもって滅菌状態 でバイロゲンを含有しないように維持され且つ所望のｐＨ値が維持されることを 長期間にわたり保証すると共に、標準純度基準に従って不純物が混入しないこと を保証する。ガラス容器２の熱伝導率は低いため、従来の金属アンプルの場合に は起こる可能性のある注入液への熱伝達は回避されるので、液体は高温による分 解から保護され、この程度までは安定状態に保たれる。

第１図による注入装置の場合、アンプル２の内部で摺動自在であるリフトプラン ジャ２２は、ばねスリーブ４１の内側端部４１０の前方の領域に配置され、アン プル２の後端部領域２４はばねスリーブ４１の内部の、ケーシング肩部１０３の 領域まで延出する。

外方では、プランジャ２２はピストン４２のタペット４２２に係合し、このピス トンは、ばねスリーブ４１の後端部４１１にある全面ビード４２４により、リフ トフランシャ２２の方向（て移動自在であり、リフトプランジャはアンプル２内 に前進自在に取付けられている。

アンプル２の内部に完全に入る、すなわち、シール２３とリフトプランジャ２２ との間の液体２５の中に配置される皮下注射針又は注入針３が設けられている。

これは、螺旋体として、螺旋の外面がアンプルの内壁２１に対して直接にすべり ばめを成すことによって、針支え３１を形成する２つの末端カニユーレ螺旋部３ １１，３１２を有する螺旋形カニユーレとして構成される。外側の憚旋部３１２ はリフトプランジャ２２に対してほぼ平坦な当接部を形成するので、リフトプラ ンジャ２２により螺旋体をその軸の方向へ、すなわちアンプル２の中心軸の方向 へ直線的に前進駆動させることができる。特に小さい講改に関しては、リフトプ ランジャの支えを形成するために、螺旋体の少なくとも一部をリフトプランジャ に埋設する一方で、螺旋のすべり面を自由な状態にしておくのが妥当である。螺 旋部３１１は、アンプルの中心軸２６に正確にアライメントされる細長いカニユ ーレ針本体３０に連接する。正確な中心アライメント及び案内を助けるために、 針のフロート状態の泡封は及びその自由な運動を妨害しないスペーサ要素、特に 、アンプルの前方領域に破線の形で示されるスペーサ円板２７を設けることがで きる。カニユーレは、螺旋部３１２の端部において、リフトプランジャ２２で針 支え３１の当接部の領域に配置されるカニユーレ入口開口３４によって開放さ扛 ている。針先は、針３の吐出中、すなわちｔ勤中に軸方向２６にシール２３を穿 孔する研削部を備えたカニユーレ出口開口３３として構成される。穿孔の１後Ｋ 、液体２５は螺旋部３１１，３１２を具備するカニユーレ３０゜３１を通って吐 出される。

第２図に社、第１図によるアンプルに挿入される皮下注射針３の正面図及び長手 方向図が示されている。針支え３１により、すなわち、実質的には２つの螺旋部 ３１１及び３１２から構成される針本体により。

アンプル内壁２１の支承及び摺動面は、３１３及び３１４で表わされるように、 螺旋体の周囲面に軸方自洗、それを横断する。ように形成さｎる。入口開口３４ は螺旋体３１の内部に保護された状態で位置している。本発明による針支えは、 第３図（（示されるように、実質的に１つの騨旋部３１２のみから成る蝉旋体３ １を具備していることも可能である。第４図に示されるように、針３の別の実施 例は、末端の奨旋部３１２が完全には閉鎖されておらず、たとえば３０　の開口 角が残されているところにある。このような短縮された螺旋構成の場合にも、針 本体、すなわち針の軸部３０が特に注入液体の中に浮いており、それによυ、セ ンタリングされた状態に保持されるので、針の正確なアライメントと案内は確保 される。説明した末端螺旋部３１２は、端部において、針の軸２６に対して垂直 な螺旋■３１５で終端する。特に短いアンプルを得る目的のために、特に、肉薄 の閉鎖された面要素を末端螺旋部３１２に取付ける、すなわち、それを第４図に 斜線領域によシ指示されるように装着することが可能である。このようにすれば 、針支え自体がリフト要素、すなわち駆ｉ　”１１４１１　音別要素として構成 されることになるので、別のアンプルプランジャの必要はない。

第１図において、自動注入装置１の圧力装置４はばねスリーブ４１と、ビスｔ− ７４２と、圧縮コイルばね４０とから構成される。圧縮コイルばねは、ばねスリ ーブ４１の外側のリング突起４１０と肩部１０３との間にスペースを節約するよ うに、引張られた状態で保持され、従って、アンプル２の後端部領域２４のケー シング部分１０１とばねスリーブ４１との間に配置される。この配置とスペース 細分により、強い値の、すなわち、高いばねエネルギーを保持するばねを使用す ることが可能になる。圧力装置４又はばね４０は、ピストン４２の後端部４２３ がきのこ形のばね要素４２１としてケーシング部分１０２の末端開口リム１０４ に係合することにより、この後端部により引張られる。

リリース機構５は、リム１２１として構成され且つはね要素４２１のきのこ形頭 部と同心であるＩＪ　ｌ）−ス要素を有するリリーススリーブ１２がら構成され 、このリムはきのこ形頭部を打撃することによりＩのこ形頭部を圧縮し、その結 果、ピストンのばね要素４２１、すなわち、ばね４０の力によるピストンの運動 を自由にする。

安全装置６は、安全要素として、ピン又はプラグ１３１によってリム１２１に挿 入される安全ボタン１３を有し、このビンはきのこ形頭部のばね要素４２１の溝 に係合するため、ＩＪ　ＩＪ−ス要素１２１によって圧縮されることはなく、従 って、ばねは引張られた状態で確実に制止される。

ケーシング構成要素１０，１１．１２及び１３、並びにアンプルシール２３は安 価で、光を透過しないプラスチック要素として構成される。一体形のすべり針支 えを有するガラスアンプル２と取付は用のスナップキャップ１１との組合せ、並 びに上述の構成要素の配置及び細分によって、係止装置１２３／１２４の係止を 解除することによりリリーススリーブ１２の泡外しが可能になり、特に医療に要 求される条件に適合するコンパクトなアンプル２を簡単に交換でき、また、亜鉛 めっき鋼ばねとして構成されるばね４゜を迅速且つ容易に引張り状態に戻すこと ができるため、構成要素１０，４０．４１及び４２を交換せずに今一度使用でき るので、装置１の再利用又は新たな使用が可能になる。全体的な構成は短く、重 量も限定されているが、自動注射器の頑丈さをそこなうことはない。

本発明による自動注入装置では、約０．７Ｆ　の液体吐出Ｊｉと、約２３閣のカ ニユーレ射出長す（カニユーレの先端とアンプルシールの外壁との間）を連成す ることができるので有利である。カニユーレ射出時間は、ばね圧力が約１０．５ Ｎ／ｒｎ　のとき、約０．５ｓであることができる。詳細（では、コンパクトな 構造は直径約１５陥　で約１０３Ｂの全長が可能である。試験によれば、螺旋形 カニユーレを一体取付けしたアンプルは、投薬中にカニユーレ入口開口に与えら れる死容積の場合に、装置のＩＪ　ＩＪ−ス直後、注入液が始めはカニユーレか ら射出せず、皮膚の表面に数ミＩＪメートル貫入した後に始めて吐出さｎるよう に保証することがわかっている。このように、液体の吐出は規定された均一な方 式で起こり、その結果、様々に異なる出血状態及び組織構造で都合の良い生理的 補給を成立させる。

本発明及び第５図によれば、アンプルは空気スペース又はガススペース２９１ヲ 含み、このスペースの中に、１つの奨旋部３１０から成る針支え３１を有する皮 下注射針３が滅菌状態で保持され、案内され且つ取付けられる。スペースには、 注入溶液２５が入っており且つ駆動側でリフト要素としてのゴムプランジャ２２ により閉鎖されるアンプルスペース２９２がリフト密封要素２９により接続され る。第５ａ　図かられかるように、プランジャ２２は、アンプルが非動作状態に あるとき、死容積又は空気スペース２２を含む。針３は、密封要素２９の側に向 がって、アンプル軸２６に配置され且つ入口開口３４を含む槍形構造３５を有す る。注入溶液スペース２９２と比べてガススペース２９１は圧縮しゃすいため、 先端３５のリフト密封要素２９への侵入／通過に先立って、針３は液体の入らな い状態でアンプルシール２３を貫通して所定の長さだけ突き出さｎｌその後に始 めて、第５図に示されるように、カニユーレを通って入口開口３４への液体流入 が起こる。リフト密封要素２９の貫通強度と共に、構造３５は、２つのスペース ２９１，２９２における圧縮及び／又は容積の程度に従って、そのように規定さ れる液体の遅延吐出を決定する。

カニユーレは、本発明及び第６図によれば、注入物質スペース２９３とリフトプ ランジャ２２との間て配置され、且つ注入液２５に対して化学的耐性をもつカプ セル壁２９５を有するカプセル２８を含む。圧力をもって装入が行なわれるため 、カプセル２９４は破壊される（第６ｂ　図）が、この破壊は、カニューｌ／入 口開口３４を有する槍形構造３５により開始される。カプセル２８の少なくとも 一部は固体、液体及び／又は気体２９４で満たされており、２つの先には分離し ていた流体がカプセルの破壊中又は破壊後に混合されるか、又は固体及び／又は 気体が液体中に溶解し、その結果、注入物質が得られ、注入物質はカプセル破壊 領域で形成される濃度で入口開口３４に流入し、完全に排出された針３によって 吐出される。従って、別個の状態に保たれていた注入物質又は注入成分を注入す ることが可能になり、第６ｂ　図に示されるように、構造３５又は入口開口３４ を容器の壁２９５に直接配置することにより、カプセル内に存在する気体の劾キ で、注入物質の遅延排出を確保することが可能になる。本発明によるカニユーレ 螺旋支え３１は、注入溶液２５の中に浮いている針本体３０と共に、針３の最適 の増付は及び案内を保証する。

ＦＩＧ、５ｂ １　ｍ　ｌ’！ ２、発明の名称 自動注入装置、および注入装置用のアンプルまたはカートリッジ３、補正をする 者 事件との関係　特　許　出願人 名称（氏名）　シュリュター、エバーノ・ルト１１０′の日付　昭和６３　年　 １１月２２　日５倍縄缶銖 補正に蚕＋擲腓船番発明切数− ６、補正の対象 （２）別紙の通り。

国際調査報告 ＡＮ！（ＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ ：’ＯＲＴ　０ＮＩＮＴＥＲ＋ＮＡＴ１ＯＮＡＬ　ＡＰＰＬＩＣＡτＩＯＮ　Ｎ ｏ、　ＰＣＴ／ＥＰ　Ｅ１７１００３３２　（ＳＡ　１７６９０）Ｄ！ニー八へ 　１４９ユ８４２　１８１０９／６９　ＮｏｎｅＥ？−Ａ−０１４４６２５１９ １０６／８５　ＤＥ−Ａ−３３４２４０７０Ｓ１０６／８５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ケーシング内に取付けられ、注入液を受入れ、リフト要素を有し、細長い針 本体と、カニユーレとからなる注射針で、リフト要素により移動自在であり、駆 動側端部の領域に注入物質のためのカニユーレ入口開口を有するものを取囲み、 且つ針先の側に設けられ、針軸部の通過が可能であるシールを具備するカートリ ツジ又はアンプルと；ケーシングに取付けられ、リフト要素に力を加える注入圧 力装置と；圧力装置を動作させるリリース機構と；リリース機構を阻止する安全 装置とを含む自動注入装置において、針本体（３０）は、その伸張長さの一部で 、カートリツジ（２）の内壁（２１）上をすべりばめ状態で案内される針支え（ ３１）として構成されることを特徴とする注入装置。 ２．針のアライメントを支援するスペーサ円板（２７）はアンプル（２）の内部 で好ましくは針（３）の吐出領域に設けられることを特徴とする請求の範囲第１ 項記載の注入装置。 ３．針支えはリフト要素又は駆動側密封要素として溝成され、これはリフトプラ ンジヤに統合されるか、又は針を前進させるように働き且つ、特に、液体の力を 受ける面を具備することを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の注入装 置。 ４．カートリツジ又はアンプル（２）は円筒形であり、針支え（３１）はすべり ばめを成す少なくとも１つのカニユーレ螺旋部（３１１，３１２）から構成され ることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項のいずれか１項に記載の注入装 置。 ５．末端螺旋部（３１２）はりフトプランジヤ（２２）として構成されるリフト 要素に係合することを特徴とする請求の範囲第４項記載の注入装置。 ６．カニユーレ螺旋部の数と、それに適合する圧縮可能な気体、すなわち死容積 とは、結果として、注入物質の量並びに針の所望の投薬深さが所定のものとなる ような数値に定められることを特徴とする請求の範囲第４項又は第５項記載の注 入装置。 ７．針（３）は、死容積を形成し且つ気体又は気体状混合物で充満される前方の 別個のアンプルスペース（２９１）の内部に配置され、アンプルスペースの駆動 側には、注入物質（２５）が入つており、密封リフト要素（２９）により分離さ れ且つ密封リフト要素とリフトプランジヤ（２２）との間に形成される後方アン プルスペース（２９２）が接続され、リフト要素は、駆動されたとき、針及び／ 又は針支え（３１）にある構造（３５）により穿孔可能であり、前記構造はカニ ユーレ入口開口（３４）を含むことを特徴とする請求の範囲第１項から第６項の いずれか１項に記載の注入装置。 ８．アンプルの内部で特に針支え（３１）とリフト要素（２２）との間に、気体 、すなわち死容積を形成するカプセル（２８）等の容器が設けられ、容器の壁（ ２９５）は注入物質（２５，２９４）に耐え、詳細には注入物質により溶解され ず、リフト運動を開始することにより容易に破壊することができることを特徴と する請求の範囲第１項から第６項のいずれか１項に記載の注入装置。 ９．針及び／又は針支えは、容器の壁と係合自在であり且つ圧力が加わつたとき に死容積を破壊させる構造（３５）をその内部又はそれ自体に有し、その構造は 、詳細には、容器の壁に向き且つ特にそれに隣接して配置される先端の尖つたカ ニユーレ端部を有し、カニユーレ入口開口は、容器破壊時に起こる注入物質の流 入のために、詳細には、構造に、詰まりによる妨害のない状態で、特に適切な大 きさの入口横断面を有し及び／又は容器の壁から離間して設けられることを特徴 とする請求の範囲第８項記載の注入装置。 １０．容器（２８）には、破壊されない状態の容器に係合するアンプル内容物と 共に、投薬されるべき注入物質を生成する少なくとも１つの物質が入つているこ とを特徴とする請求の範囲第８項又は第９項記載の注入装置。 １１．カートリツジ又はアンプル（２）は、注入物質（２５）に化学的に耐え且 つガラス又は類似の材料から製造される容器として構成されることを特徴とする 請求の範囲第１項から第１０項のいずれか１項に記載の注入装置。 １２１カートリツジ又はアンプルのシールは、ビード付きブリキ板リム（２３１ ）を有するシリコーン板（２３）として構成され、針（３）はその全体がアンプ ル（２）の内部に位置するように配置され且つ板は針により穿孔されることが可 能であることを特徴とする請求の範囲第１項から第１１項のいずれか１項に記載 の注入装置。 １３．注射針（３）は出口研削部を備えたカニユーレ出口関口（３３）を有し、 Ｖ２Ａ鋼，Ｖ４Ａ鋼，テフロン，硬化プラスチツク等から製造されることを特徴 とする請求の範囲第１項から第１２項のいずれか１項に記載の注入装置。 １４．リフト要素、すなわちカートリツジ又はアンプルのプランジヤ（２２）の 少なくとも一部は、注入物質に関して化学作用を起こさない塩化ゴム又はクロロ ブチルゴム，シリコーン又はその他の何らかの材料、特に硬化プラスチツクから 製造されることを特徴とする請求の範囲第１項から第１３項のいずれか１項に記 載の注入装置。 １５．ケーシングはジヤケツトクーシング（１０）と、ケーシングをアンプルシ ール（２３）の領域で側方から閉鎖すると共に、アンプル又はカートリツジ（２ ）を取付ける閉鎖キヤツプ（１１）とを具備することを特徴とする請求の範囲第 １項から第１４項のいずれか１項に記載の注入装置。 １６．閉鎖物、すなわちキヤツプは、ジヤケツトケーシング（１０）に挿入可 能であり且つさねはぎ手段（１１０／１１１）により拘束自在であるばねキヤツ チ（１１）として構成されることを特徴とする請求の範囲第１５項記載の注入装 置。 １７．圧縮コイルばねと、ばねスリーブと、ばね圧力の結果としてリフト要素を 駆動するタペツト又はピストンとを具備する圧力装置を有する請求の範囲第１項 から第１６項のいずれか１項に記載の注入装置において、ばね（４０）はジヤケ ツトケーシング（１０）とばねスリーブ（４１）との間に配置されると共に、引 張られた状態に保持され、ばねスリーブはジヤケットケーシングに変位自在に取 付けられ且つピストン（４２）に作用結合され、針本体（３０）をすべりばめ状 態で案内し且つ取付けるカートリツジ又はアンプル（２）は、引張られたばねの 配置領域内へ延出するように、その内壁（２１）に直接配置されることを特徴と する請求の範囲第１項から第１６項のいずれか１項に記載の注入装置。 １８．ジヤケツトケーシングは、アンプル（２）をほぼ取囲む前方部分（１０１ ）と、肩部（１０３）を介して部分（１０１）に続き、前方ケーシング部分と比 較して肩部の分だけ小さい直径を有する後方部分（１０２）とを有する円筒形の 段付きスリーブ（１０）として構成され、ばねスリーブ（４１）は後方ケーシン グ部分の中と、円筒形アンプルとに移動自在なように取付けられ、圧力装置（４ ）の引張り状態で、引張られた圧縮コイルばね（４０）の伸張にほぼ沿つてアン プルと重たり合い、ばねは、肩部とばねスリーブの重なり合う端部に配置される 環状突起（４１０）との間に引張られた状態で保持されることを特徴とする請求 の範囲第１７項記載の注入装置。 １９．装置の引張り状態において、ピストンのタベツトはアンプルの外側でアン プルの内側端部の上流側に位置するように配置されることと、タベツト側アンプ ルリフト要素、特にリフトプランジヤは前記端部でほぼ終わり、タベツト側リフ ト要素と共に圧縮可能なスペースを包囲する第２のリフト要素が必要に応じて針 側に設けられることと、ピストンはその後端部でばねスリーブに取付けられ、そ の結果、針の方向に駆動自在であることを特徴とする請求の範囲第１７項又は第 １８項記載の注入装置。 ２０．装置の引張り状態において、ピストン（４２）はアンプル（２）に侵入し て、コイルばね（４０）を貫通し、リフト要素（２２）にタベツト（４２２）に より係合すると共に、他方の後端部（４２３）でばねスリーブ（４１）に取付け られ、その結果、針（３）の方向に駆動自在であることを特徴とする請求の範囲 第１７項又は第１８項記載の注入装置。 ２１．リリース機構は、ジヤケツトケーシング（１０）に軸方向に変位自在に取 付けられるリリーススリーブと、それと共に移動自在であるリリース要素（１２ １）と、圧力装置（４）に結合され、ジャケツトケーシングに係止され、それに より、圧力装置を引張られた状態に保持するばね要素（４２１）とを具備し、ば ね要素は、リリース要素が衝突したとき、そのばね座から解放可能であり、その 結果、圧力装置がリリース可能となることを特徴とする請求の範囲第１項から第 ２０項のいずれか１項に記載の注入装置。 ２２．リリーススリーブ（１２）は後方位置ずれケーシング部分（１０２）にす べりばめ状態で肩部（１０３）の方向に変位自在に取付けられることを特徴とす る請求の範囲第１８項から第２１項のいずれか１項に記載の注入装置。 ２３．安全装置（６）は、ピストン（４２）に係合して、ピストンをばね（４０ ）の張力に抗して係止状態に保持する係合要素（１３１）を有する安全要素（１ ３）を具備することを特徴とする請求の範囲第１７項から第２２項のいずれか１ 項に記載の注入装置。 ２４．安全ボタン（１３）として構成される安全要素は、リリーススリーブ（１ ２）の前方に構成され且つ同時にリリース要素（１２１）を形成するビードリム （１２２）に取付けられ、ボタンビン又はプラク（１３１）として構成される係 合要素は、リリースばね要素（４２１）として構成されるピストン（４２）の後 端部（４２３）に係合することを特徴とする請求の範囲第２３項記載の注入装置 。 ２５．注入装置、特に自動皮下注射器のためのカートリツジ又はアンプルであつ て、カートリツジ又はアンプルは注入物質を受入れ、リフト要素を有し、細長い 針本体と、カニユーレとから成る皮下注射針を取囲み、その針はリフト要素によ り移動自在であり、その駆動側端部の領域に、注入液体のためのカニユーレ入口 開口を有し、且つ針先の側に配置されて、針軸部の貫通が可能であるシールを具 備するようなカートリツジ又はアンプルにおいて、針本体（３０）は、その伸張 長さの一部について、カートリツジ（２）の内壁（２１）上をすべりばめ状態で 案内される針支え（３１）として構成されることを特徴とするカートリツジ又は アンプル。 ２６．針のアライメントを支援するスペーサ円板（２７）はアンプル（２）の内 部で好ましくは針（３）の吐出領域に設けられることを特徴とする請求の範囲第 ２５項記載のカートリツジ又はアンプル。 ２７．針支えはリフト要素又は駆動側密封要素として構成され、それはりフトプ ランジヤに統合されるか、又は針を前進させる働きをし貝つ特に液体の力を受け る好ましくは肉薄の面を具備することを特徴とする請求の範囲第２５項又は第２ ６項記載のカートリツジ又はアンプル。 ２８．カートリツジ又はアンプル（２）は円筒形であり、針支え（３１）はすべ りばめを成す少なくとも１つのカニユーレ螺旋部（３１１，３１２）から構成さ れることを特徴とする請求の範囲第２５項から第２７項のいずれか１項に記載の カートリツジ又はアンプル。 ２９．末端螺旋部（３口）はりフトプランジヤ（２２）として構成されるリフト 要素に係合することを特徴とする請求の範囲第２８項記載のカートリツジ又はア ンプル。 ３０．カニユーレ螺旋部の数と、それに適合する圧縮可能な気体、すなわち死容 積とは、結果として、注入物質の量並びに針の所望の投薬深さが所定のものとな るような数値に定められることを特徴とする請求の範囲第２８項又は第２９項記 載のカートリ置ジ又はアンプル。 ３１．針（３１）は、死容積を形成し且つ気体又は気体状混合物で充満される前 方の別個のアンプルスペース（２９１）の内部に配置され、アンプルスペースの 駆動側には、注入物質（２５）が入つており、密封リフト要素（２９）により分 離され且つ密封リフト要素とリフトプランジヤ（２２）との間に構成される後方 アンプルスペース（２９２）が接続され、リフト要素は、駆動されたとき、針及 び／又は針支え（３１）にある構造（３５）により穿孔可能であり、前記構造は カニユーレ入口開口（３４）を含むことを特徴とする請求の範囲第２５項から第 ３０項のいずれか１項に記載のカートリツジ又はアンプル。 ３２．アンプルの内部で特に針支え（３１）とリフト要素（２２）との間に、気 体、すなわち死容積を形成するカプセル（２８）等の容器が設けられ、容器の壁 は注入物質に耐え、詳細には注入物質により溶解されず、その容器は、リフト運 動を開始することにより容易に破壊することができることを特徴とする請求の範 囲第２５項から第３０項のいずれか１項に記載のカートリツジ又はアンプル。 ３３．針及び／又は針支えは、容器の壁と係合自在であり且つ圧力が加わつたと きに死容積を破壊させる構造をその内部又はそれ自体に有し、その構造は、詳細 には、容器の壁に向き且つ特にそれに隣接して配置される先端の尖つたカニユー レ端部を有し、カニユーレ入口開口は、容器破壊時に起こる注入物質の流入のた めに、詳細には、構造に、詰まりによる妨害のない状態で、特に適切な大きさの 入口横断面を有し及び／又は容器の壁から離間して設けられることを特徴とする 請求の範囲第３２項記載のカートリツジ又はアンプル。 ３４．容器（２８）には、破壊されない状態の容器に係合するアンプル内容物と 共に、投薬されるべき注入物質を生成する少なくとも１つの物質が入つているこ とを特徴とする請求の範囲第３２項又は第３３項記載のカートリツジ又はアンプ ル。 ３５．カートリツジ又はアンプル（２）は、注入物質（２５）に化学的に耐え且 つガラス又は類似の材料から製造される容器として構成されることを特徴とする 請求の範囲第２５項から第３４項のいずれか１項に記載のカートリツジ又はアン プル。 ３６．カートリツジ又はアンプルのシールは、ピード付きブリキ板リム（２３１ ）を有するシリコーン板（２３）として構成され、針（３）はその全体がアンプ ル（２）の内部に位置するように配置され且つ板は針により穿孔されることが可 能であることを特徴とする請求の範囲第２５項から第３５項のいずれか１項に記 載のカートリツジ又はアンプル。 ３７．注射針（３）は出口研削部を備えたカニユーレ出口開口（３３）を有し、 Ｖ２Ａ鋼，Ｖ４Ａ鋼，テフロン，硬化プラスチツク等から製造されることを特徴 とする請求の範囲第２５項から第３６項のいずれか１項に記載のカートリツジ又 はアンプル。 ３８．リフト要素、すなわちカートリツジ又はアンプルのプランジヤ（２２）の 少なくとも一部は、注入物質に関して化学作用を起こさない塩化ゴム又はクロロ ブチルゴム，シリコーン又はその他の何らかの材料、特に硬化プラスチツクから 製造されることを特徴とする請求の範囲第２５項から第３７項のいずれか１項に 記載のカートリツジ又はアンプル。 ３９．注入装置、特に自動皮下注射器のためのカートリツジ又はアンプルであつ て、カートリツジ又はアンプルの内部の注入物質は、特にプランジヤ又はボルト 等のリフト要素のリフト運動によつて、カートリツジ又はアンプルに取付けられ る皮下注射針のカニユーレを介して吐出可能であるカートリツジ又はアンプルに おいて、アンプル（２）の内部に、気体、すなわち死容積を形成するカプセル等 の容器（２８）が設けられ、容器の壁（２９５）は注入物質（２５，２９４）に 耐え、詳細には注入物質により溶解されず、前記壁は、リフト運動を開始するこ とにより容易に破壊可能であることを特徴とするカートリツジ又はアンプル。 ４０．容器には、破壊されない状態の容器に係合するアンプル内容物と共に、投 薬されるべき注入物質を生成する少なくとも１つの物質が入つていることを特徴 とする請求の範囲第３９項記載のカートリツジ又はアンプル。