JPH0148697B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0148697B2 JPH0148697B2 JP57048289A JP4828982A JPH0148697B2 JP H0148697 B2 JPH0148697 B2 JP H0148697B2 JP 57048289 A JP57048289 A JP 57048289A JP 4828982 A JP4828982 A JP 4828982A JP H0148697 B2 JPH0148697 B2 JP H0148697B2
- Authority
- JP
- Japan
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- current
- transistors
- pair
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- collector
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- BTCSSZJGUNDROE-UHFFFAOYSA-N gamma-aminobutyric acid Chemical compound NCCCC(O)=O BTCSSZJGUNDROE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/46—One-port networks
- H03H11/48—One-port networks simulating reactances
- H03H11/481—Simulating capacitances
Landscapes
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、大容量リアクタンスをIC(集積回
路)内に等価的に得んとするものである。
路)内に等価的に得んとするものである。
音響機器等のIC化が盛んであるが、コイル等
の誘導リアクタンスや大容量コンデンサ等の容量
リアクタンスは、IC内に組み込むことが出来ず、
ICから接続ピンを出しそれに外付けするのが一
般的である。しかして、誘導リアクタンスについ
ては、ある程度のIC化が可能であり、現実にIC
内に組み込まれている例もあるが、大容量の容量
リアクタンスについては、未だIC化をしたもの
が存在しない。
の誘導リアクタンスや大容量コンデンサ等の容量
リアクタンスは、IC内に組み込むことが出来ず、
ICから接続ピンを出しそれに外付けするのが一
般的である。しかして、誘導リアクタンスについ
ては、ある程度のIC化が可能であり、現実にIC
内に組み込まれている例もあるが、大容量の容量
リアクタンスについては、未だIC化をしたもの
が存在しない。
本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、以
下実施例に基き図面を参照しながら説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すもので、1はエミ
ツタが共通接続された一対の同導電型トランジス
タ2及び3から成る差動増幅部、4は該差動増幅
部1を構成する一方のトランジスタ2のコレク
タ・ベース間に接続された小容量のコンデンサ、
5は前記差動増幅部1を構成する両トランジスタ
2及び3のベース間に接続された抵抗、6は前記
両トランジスタ2及び3の共通エミツタとアース
間に接続された可変電流源、及び7は前記差動増
幅部1の他方のトランジスタ3のコレクタと電源
(+Vcc)との間に接続されたダイオード8と、
コレクタが前記一方のトランジスタ2のコレクタ
に、ベースが前記他方のトランジスタ3のコレク
タに、エミツタが前記電源にそれぞれ接続された
PNP型のトランジスタ9とから成る電流ミラー
回路である。
下実施例に基き図面を参照しながら説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すもので、1はエミ
ツタが共通接続された一対の同導電型トランジス
タ2及び3から成る差動増幅部、4は該差動増幅
部1を構成する一方のトランジスタ2のコレク
タ・ベース間に接続された小容量のコンデンサ、
5は前記差動増幅部1を構成する両トランジスタ
2及び3のベース間に接続された抵抗、6は前記
両トランジスタ2及び3の共通エミツタとアース
間に接続された可変電流源、及び7は前記差動増
幅部1の他方のトランジスタ3のコレクタと電源
(+Vcc)との間に接続されたダイオード8と、
コレクタが前記一方のトランジスタ2のコレクタ
に、ベースが前記他方のトランジスタ3のコレク
タに、エミツタが前記電源にそれぞれ接続された
PNP型のトランジスタ9とから成る電流ミラー
回路である。
しかして、第1図の回路において、端子10に
流入する電圧をe0とし、コンデンサ4に流れる電
流をi2とすれば、前記電圧e0と電流i2とは90度の
位相差を持つことになり、入力電圧e0に対し位相
が90度ずれた電流が前記コンデンサ4から抵抗5
に流れる。その時差動増幅部1の一方のトランジ
スタ2のベース電圧e1は、 e1=R・i2 ………(1) (ただし、Rは抵抗5の抵抗値) となり、前記コンデンサ4に流れる電流i2は、 i2=e0/R+1/jwc ………(2) ただし、Cはコンデンサ4の容量リアクタン
ス、ωは角周波数となる。また、入力電流i1は、 i1=e1・gm+i2 ………(3) (ただしgmは相互コンダクタンス) となり、差動増幅部1の一方のトランジスタ2
のコレクタ電流i3(=e1・gm)がコンデンサ4に
流れる電流i2よりも十分大の場合は、 i1≒e1・gm ………(3)′ となる。尚、前記コレクタ電流i3の位相は、電流
i2のそれと等しい。従つて、第(1)、(2)及び(3)′式
から、入力電流i1は、 i1=e0/1/gm+1/jR・gm・wC ………(4) となり、これは、端子10から見た場合、第1図
の回路が、第2図に示す如く、抵抗値が1/gmの抵 抗11と、容量リアクタンスがR・C・gmのコ
ンデンサ12とから成る直列回路に等価変換され
ることを示している。従つて、第1図の回路は、
1/gmが小の場合等価容量リアクタンスがR・C・ gmのコンデンサであると見做すことが出来る。
例えば、抵抗5の抵抗値を1KΩ、コンデンサ4
の容量リアクタンスを10PF、相互コンダクタン
ス(gm)を1/50とすれば、等価容量リアクタン
スは、200PFと大きなものとなり、この様な大き
な容量リアクタンスをIC内に作成することが出
来る。
流入する電圧をe0とし、コンデンサ4に流れる電
流をi2とすれば、前記電圧e0と電流i2とは90度の
位相差を持つことになり、入力電圧e0に対し位相
が90度ずれた電流が前記コンデンサ4から抵抗5
に流れる。その時差動増幅部1の一方のトランジ
スタ2のベース電圧e1は、 e1=R・i2 ………(1) (ただし、Rは抵抗5の抵抗値) となり、前記コンデンサ4に流れる電流i2は、 i2=e0/R+1/jwc ………(2) ただし、Cはコンデンサ4の容量リアクタン
ス、ωは角周波数となる。また、入力電流i1は、 i1=e1・gm+i2 ………(3) (ただしgmは相互コンダクタンス) となり、差動増幅部1の一方のトランジスタ2
のコレクタ電流i3(=e1・gm)がコンデンサ4に
流れる電流i2よりも十分大の場合は、 i1≒e1・gm ………(3)′ となる。尚、前記コレクタ電流i3の位相は、電流
i2のそれと等しい。従つて、第(1)、(2)及び(3)′式
から、入力電流i1は、 i1=e0/1/gm+1/jR・gm・wC ………(4) となり、これは、端子10から見た場合、第1図
の回路が、第2図に示す如く、抵抗値が1/gmの抵 抗11と、容量リアクタンスがR・C・gmのコ
ンデンサ12とから成る直列回路に等価変換され
ることを示している。従つて、第1図の回路は、
1/gmが小の場合等価容量リアクタンスがR・C・ gmのコンデンサであると見做すことが出来る。
例えば、抵抗5の抵抗値を1KΩ、コンデンサ4
の容量リアクタンスを10PF、相互コンダクタン
ス(gm)を1/50とすれば、等価容量リアクタン
スは、200PFと大きなものとなり、この様な大き
な容量リアクタンスをIC内に作成することが出
来る。
また、相互コンダクタンス(gm)は、次式の
如く示される。
如く示される。
gm=αqI/4kT×2=α/52I ………(5)
ただし、kはボルツマン定数
Tは絶対温度
qは電子の電荷量
αは電流増幅率
Iは電流源6に流れる電流
従つて、電流源6に流れる電流Iと等価容量リ
アクタンスとは、比例関係を呈することになり、
それを図示すれば、第3図の実線イの如くなる。
尚、第3図の一点鎖線ロは、コンデンサ4に流れ
る電流i2を無視しない時の関係を示すものであ
る。
アクタンスとは、比例関係を呈することになり、
それを図示すれば、第3図の実線イの如くなる。
尚、第3図の一点鎖線ロは、コンデンサ4に流れ
る電流i2を無視しない時の関係を示すものであ
る。
第3図から明らかな如く、電流源6に流れる電
流Iを比較的大きな値の範囲で変化させれば、端
子10から見た等価容量リアクタンスは、前記電
流Iに比例して変化することになり、IC内に可
変容量リアクタンスを作成することが出来るとい
う利点を有する。尚、電流ミラー回路7は、他方
のトランジスタ3のコレクタ電流を反転して一方
のトランジスタ2のコレクタに供給する役割を成
す。その際、前記トランジスタ2及び3のコレク
タに流れる直流電流は、互いに等しい値となり、
かつ可変電流源6に流れる電流の1/2となるので、
端子10に接続される回路に直流電流が流れるこ
とが無い。また、端子10には、トランジスタ2
及び9のコレクタが接続されるので前記端子10
から見たインピーダンスが非常に大となり、電圧
的にフローテイング状態となる。その為、前記端
子10に発振回路を接続した場合においても、ダ
ンピングされることが無く、スプリアス発振が防
止出来る。また、ダイナミツクレンジが広いの
で、前記発振回路の発振出力信号のレベルを大に
することが出来る。
流Iを比較的大きな値の範囲で変化させれば、端
子10から見た等価容量リアクタンスは、前記電
流Iに比例して変化することになり、IC内に可
変容量リアクタンスを作成することが出来るとい
う利点を有する。尚、電流ミラー回路7は、他方
のトランジスタ3のコレクタ電流を反転して一方
のトランジスタ2のコレクタに供給する役割を成
す。その際、前記トランジスタ2及び3のコレク
タに流れる直流電流は、互いに等しい値となり、
かつ可変電流源6に流れる電流の1/2となるので、
端子10に接続される回路に直流電流が流れるこ
とが無い。また、端子10には、トランジスタ2
及び9のコレクタが接続されるので前記端子10
から見たインピーダンスが非常に大となり、電圧
的にフローテイング状態となる。その為、前記端
子10に発振回路を接続した場合においても、ダ
ンピングされることが無く、スプリアス発振が防
止出来る。また、ダイナミツクレンジが広いの
で、前記発振回路の発振出力信号のレベルを大に
することが出来る。
以上述べた如く、本発明に依れば、小容量リア
クタンスのコンデンサ、抵抗、トランジスタ、ダ
イオード等従来技術を用いてIC内に組込むこと
の出来る素子のみによつて大きな容量リアクタン
スを得ることが出来、しかもその大きな容量リア
クタンスの値を可変とすることが出来るので、周
波数制御型の発振器等を容易にIC化出来るとい
う利点を有する優れたものである。
クタンスのコンデンサ、抵抗、トランジスタ、ダ
イオード等従来技術を用いてIC内に組込むこと
の出来る素子のみによつて大きな容量リアクタン
スを得ることが出来、しかもその大きな容量リア
クタンスの値を可変とすることが出来るので、周
波数制御型の発振器等を容易にIC化出来るとい
う利点を有する優れたものである。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図はその等価回路図、第3図は第1図の回路の特
性を示す特性図である。 主な図番の説明、1……差動増幅部、4……コ
ンデンサ、5……抵抗、6……電流源。
図はその等価回路図、第3図は第1図の回路の特
性を示す特性図である。 主な図番の説明、1……差動増幅部、4……コ
ンデンサ、5……抵抗、6……電流源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エミツタが共通接続された一対のトランジス
タと、該一対のトランジスタの一方のコレクタ・
ベース間に接続されたコンデンサと、前記一対の
トランジスタの両ベース間に接続された抵抗と、
前記一対のトランジスタのエミツタ電流を定める
為の第1の電流源と、該第1の電流源に流れる電
流の1/2の電流を前記一対のトランジスタの一方
のコレクタに供給する為の第2の電流源とを備
え、前記一対のトランジスタの一方のトランジス
タのコレクタから見た場合に、前記コンデンサに
比べ十分大なる等価容量を生ぜしめることを特徴
とする容量リアクタンス回路。 2 前記電流源は、制御信号に応じて電流が変化
する可変電流源であり、前記可変電流源に流れる
電流を変化させることにより等価容量を変化させ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
容量リアクタンス回路。 3 前記第2の電流源は、前記一対のトランジス
タの他方のコレクタ電流を反転して前記一対のト
ランジスタの一方のコレクタに供給する電流ミラ
ー回路によつて構成されることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の容量リアクタンス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57048289A JPS58165413A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 容量リアクタンス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57048289A JPS58165413A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 容量リアクタンス回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58165413A JPS58165413A (ja) | 1983-09-30 |
JPH0148697B2 true JPH0148697B2 (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=12799273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57048289A Granted JPS58165413A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 容量リアクタンス回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58165413A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5950128U (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-03 | 三洋電機株式会社 | リアクタンス回路 |
IT1246718B (it) * | 1990-11-15 | 1994-11-26 | Sgs Thomson Microelectronics | Circuito di traslazione bidirezionale ad assorbimento costante di un segnale alternato |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516444A (ja) * | 1974-07-04 | 1976-01-20 | Sony Corp |
-
1982
- 1982-03-25 JP JP57048289A patent/JPS58165413A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516444A (ja) * | 1974-07-04 | 1976-01-20 | Sony Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58165413A (ja) | 1983-09-30 |
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