JPH0148376B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0148376B2 JPH0148376B2 JP58240680A JP24068083A JPH0148376B2 JP H0148376 B2 JPH0148376 B2 JP H0148376B2 JP 58240680 A JP58240680 A JP 58240680A JP 24068083 A JP24068083 A JP 24068083A JP H0148376 B2 JPH0148376 B2 JP H0148376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- sound absorbing
- tail tube
- noise
- tail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 5
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 4
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
- F01N13/082—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of tailpipe, e.g. with means for mixing air with exhaust for exhaust cooling, dilution or evacuation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車の排気消音装置に関する。
一般に、自動車における機関排気音は、車体床
下配管となる排気管途中に介設されたマフラ（消
音器）による消音（減衰）されるようになつてい
る。
下配管となる排気管途中に介設されたマフラ（消
音器）による消音（減衰）されるようになつてい
る。
例えば第１図に示すように、車体床下配管とな
るフロントチユーブ１とセンターチユーブ２の間
にまずプリマフラ３が介設されると共に、センタ
ーチユーブ２とテールチユーブ４の間にメインマ
フラ５が介設されるのである。
るフロントチユーブ１とセンターチユーブ２の間
にまずプリマフラ３が介設されると共に、センタ
ーチユーブ２とテールチユーブ４の間にメインマ
フラ５が介設されるのである。
そして、上記プリマフラ３は比較的小形に形成
されて共鳴型消音器構造を有する一方、メインマ
フラ５は逆に大形の多室構造で共鳴と拡張の相互
作用によつて騒音低減（消音）をはかるものであ
る。
されて共鳴型消音器構造を有する一方、メインマ
フラ５は逆に大形の多室構造で共鳴と拡張の相互
作用によつて騒音低減（消音）をはかるものであ
る。
ところが、このような消音装置にあつては、上
述したプリ及びメインマフラ３，５が主に排気騒
音中の低、中周波成分の低減を目的とした消音構
造となつていていたため、高周波の気流騒音の低
減効果が充分得られず、また気流騒音の高周波成
分を低減するためにテールチユーブ４等の内径を
拡大すると、今度は低周波成分が悪化し室内騒音
が高まるという問題点があつた。
述したプリ及びメインマフラ３，５が主に排気騒
音中の低、中周波成分の低減を目的とした消音構
造となつていていたため、高周波の気流騒音の低
減効果が充分得られず、また気流騒音の高周波成
分を低減するためにテールチユーブ４等の内径を
拡大すると、今度は低周波成分が悪化し室内騒音
が高まるという問題点があつた。
尚、高周波数域の排気騒音を低減するものとし
て、実開昭56−22412号及び実開昭56−154514号
に多孔質材料からなる吸音材を用いた例が提案さ
れているが、これらはいずれも吸音材で排気管等
を閉塞するように構成されるため、排圧が上昇し
て機関の出力性能が大きく低下するという欠点が
ある。
て、実開昭56−22412号及び実開昭56−154514号
に多孔質材料からなる吸音材を用いた例が提案さ
れているが、これらはいずれも吸音材で排気管等
を閉塞するように構成されるため、排圧が上昇し
て機関の出力性能が大きく低下するという欠点が
ある。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、高周波数域の排気騒音を効果
的に低減できる排気消音装置を提供することを目
的とする。
てなされたもので、高周波数域の排気騒音を効果
的に低減できる排気消音装置を提供することを目
的とする。
そのために、この発明では機関排気系を形成す
るテールチユーブの後端に、該テールチユーブの
内径と略同一の内径であつて、出口端が開放した
直管形状を有し、かつ気孔率30〜60％のアルミ粉
末等の焼結合金からなる吸音筒を連接した。
るテールチユーブの後端に、該テールチユーブの
内径と略同一の内径であつて、出口端が開放した
直管形状を有し、かつ気孔率30〜60％のアルミ粉
末等の焼結合金からなる吸音筒を連接した。
これによれば、上記吸音筒において多孔質吸音
材としての音響的な吸音作用と、管内ガス流の吸
音筒外表面からの拡散作用（流速低下）が得ら
れ、テールチユーブの後方で発生する高周波の噴
流騒音が低減されるのである。また、両端開口の
吸音筒であるため排気圧力の上昇はない。
材としての音響的な吸音作用と、管内ガス流の吸
音筒外表面からの拡散作用（流速低下）が得ら
れ、テールチユーブの後方で発生する高周波の噴
流騒音が低減されるのである。また、両端開口の
吸音筒であるため排気圧力の上昇はない。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第２図Ａ，Ｂに示すように、この実施例の特徴
はテールチユーブ４の後端部（吐出口）４Ａに、
通気性を有する多孔質材料を用いて成型（焼成）
した所定の長さ（例えば約170mm）の吸音筒６が
連接される点にある。
はテールチユーブ４の後端部（吐出口）４Ａに、
通気性を有する多孔質材料を用いて成型（焼成）
した所定の長さ（例えば約170mm）の吸音筒６が
連接される点にある。
吸音筒６は、その前端部をテールチユーブ４の
後端部４Ａに外側から所定の長さだけ重合した
後、Ｃクランプ等の固定用金具７により固定され
る。
後端部４Ａに外側から所定の長さだけ重合した
後、Ｃクランプ等の固定用金具７により固定され
る。
従つて、吸音筒６の内径はテールチユーブ４の
肉厚分だけテールチユーブ４の内径より大きい
が、薄肉板金製のテールチユーブ４の肉厚はもと
もと小さいので大きな違はなく略同一の内径と考
えられる。なお、吸音筒６の肉厚は略２mm〜４mm
である。
肉厚分だけテールチユーブ４の内径より大きい
が、薄肉板金製のテールチユーブ４の肉厚はもと
もと小さいので大きな違はなく略同一の内径と考
えられる。なお、吸音筒６の肉厚は略２mm〜４mm
である。
また、吸音筒６を形成する多孔質の材料として
は、アルミ粉末等の焼結合金で、一定容積の気孔
率が30〜60％のものが選定される。
は、アルミ粉末等の焼結合金で、一定容積の気孔
率が30〜60％のものが選定される。
その他の構成は第１図と同様なので、第１図を
参照してここでは詳しい説明は省略する。
参照してここでは詳しい説明は省略する。
このような構成のため、今プリマフラ３及びメ
インマフラ５（第１図参照）で消音されなかつた
高周波の排気音は、前述したようにテールチユー
ブ４の吐出口４Ａ後方で噴流騒音となつて放出さ
れようとする。
インマフラ５（第１図参照）で消音されなかつた
高周波の排気音は、前述したようにテールチユー
ブ４の吐出口４Ａ後方で噴流騒音となつて放出さ
れようとする。
ところが、この実施例では、上記テールチユー
ブ４の後端に多孔質材料からなる吸音筒６が連接
されているため、該吸音筒６部において多孔質吸
音材としての音響的な吸音作用（摩擦、小膨張、
収縮等の減衰作用）を生じ、吸音筒６の部分で反
射を繰り返すうちに騒音が吸収消去される。
ブ４の後端に多孔質材料からなる吸音筒６が連接
されているため、該吸音筒６部において多孔質吸
音材としての音響的な吸音作用（摩擦、小膨張、
収縮等の減衰作用）を生じ、吸音筒６の部分で反
射を繰り返すうちに騒音が吸収消去される。
同時に吸音筒６は高い通気性をもつため、排気
の一部が吸音筒６を通して拡散し、流体の粘度に
より筒内壁に形成されるはずの境界層が生成され
ないので、管内ガス流の流速分布が平滑化し、こ
れにより噴流騒音のエネルギー源である排ガスの
最高流速が、テールチユーブ４の内径を拡大しな
くても減少し、高周波の噴流騒音が著しく低減さ
れる。一方、吸音筒６はテールチユーブ４の吐出
口４Ａを何ら閉塞するものでないので排圧を上昇
させることも無い。
の一部が吸音筒６を通して拡散し、流体の粘度に
より筒内壁に形成されるはずの境界層が生成され
ないので、管内ガス流の流速分布が平滑化し、こ
れにより噴流騒音のエネルギー源である排ガスの
最高流速が、テールチユーブ４の内径を拡大しな
くても減少し、高周波の噴流騒音が著しく低減さ
れる。一方、吸音筒６はテールチユーブ４の吐出
口４Ａを何ら閉塞するものでないので排圧を上昇
させることも無い。
これらについて本出願人による実験データが第
４図及び第５図に示されている。
４図及び第５図に示されている。
第４図では上述した吸音筒６により高周波数域
の排気騒音が吸音筒６が無いものに比べて著しく
低減される（図中斜線領域参照）ことが解る一
方、第５図では吸音筒６の有効長ｌを設計上等に
おいて可能な限り長くした方がより騒音低減量を
増大させられることが解る。
の排気騒音が吸音筒６が無いものに比べて著しく
低減される（図中斜線領域参照）ことが解る一
方、第５図では吸音筒６の有効長ｌを設計上等に
おいて可能な限り長くした方がより騒音低減量を
増大させられることが解る。
次に、第３図Ａ，Ｂはこの発明の他の実施例を
示すものである。
示すものである。
これは、吸音筒６の外表面に金属製の孔明き薄
板８を被着して、上述した吸音筒６の拡散効果を
維持しながら取付強度、外観等の改善をはかつた
例である。
板８を被着して、上述した吸音筒６の拡散効果を
維持しながら取付強度、外観等の改善をはかつた
例である。
以上説明したようにこの発明によれば、テール
チユーブの後端に該チユーブと同一内径であつ
て、気孔率30〜60％の焼結合金からなる吸音筒を
連接するようにしたので、吸音筒部において多孔
質吸音材としての音響的な吸音作用と、管内ガス
流の拡散作用が得られ、テールチユーブの後方で
発生する噴流騒音を排圧を上げずに効果的に低減
できるという効果が得られる。
チユーブの後端に該チユーブと同一内径であつ
て、気孔率30〜60％の焼結合金からなる吸音筒を
連接するようにしたので、吸音筒部において多孔
質吸音材としての音響的な吸音作用と、管内ガス
流の拡散作用が得られ、テールチユーブの後方で
発生する噴流騒音を排圧を上げずに効果的に低減
できるという効果が得られる。
また、本発明では吸音筒をアルミ粉末等からな
る焼結合金にて形成したので、その材質に特有の
優れた音響的吸音作用を期待できるほか、排気管
を軽量化して排気管支持構造の強度負担を軽減で
きるという利点も得られる。
る焼結合金にて形成したので、その材質に特有の
優れた音響的吸音作用を期待できるほか、排気管
を軽量化して排気管支持構造の強度負担を軽減で
きるという利点も得られる。
第１図は従来装置の概略構成図、第２図Ａ，Ｂ
はこの発明の実施例の要部概略斜視図と要部拡大
断面図、第３図Ａ，Ｂはこの発明の他の実施例の
要部断面図と要部斜視図、第４図及び第５図はこ
の発明の騒音低減効果を示す各々の特性図であ
る。 ４……テールチユーブ、４Ａ……後端部、６…
…吸音筒、ｌ……有効長。
はこの発明の実施例の要部概略斜視図と要部拡大
断面図、第３図Ａ，Ｂはこの発明の他の実施例の
要部断面図と要部斜視図、第４図及び第５図はこ
の発明の騒音低減効果を示す各々の特性図であ
る。 ４……テールチユーブ、４Ａ……後端部、６…
…吸音筒、ｌ……有効長。
Claims (1)
- １ 機関排気系を形成するテールチユーブの後端
に、該テールチユーブの内径と略同一の内径であ
つて、出口端が開放した直管形状を有し、かつ気
孔率30〜60％のアルミ粉末等の焼結合金からなる
吸音筒を連接したことを特徴とする自動車の排気
消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24068083A JPS59190420A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 自動車の排気消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24068083A JPS59190420A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 自動車の排気消音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59190420A JPS59190420A (ja) | 1984-10-29 |
| JPH0148376B2 true JPH0148376B2 (ja) | 1989-10-19 |
Family
ID=17063106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24068083A Granted JPS59190420A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 自動車の排気消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59190420A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61149713U (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-16 | ||
| JPH0238016Y2 (ja) * | 1985-03-28 | 1990-10-15 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5755933U (ja) * | 1980-09-17 | 1982-04-01 | ||
| JPS5755934U (ja) * | 1980-09-17 | 1982-04-01 | ||
| JPS581716B2 (ja) * | 1977-06-20 | 1983-01-12 | 日東化学工業株式会社 | 土質の安定化法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS581716U (ja) * | 1981-05-29 | 1983-01-07 | カルソニックカンセイ株式会社 | テ−ルマフラ− |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP24068083A patent/JPS59190420A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS581716B2 (ja) * | 1977-06-20 | 1983-01-12 | 日東化学工業株式会社 | 土質の安定化法 |
| JPS5755933U (ja) * | 1980-09-17 | 1982-04-01 | ||
| JPS5755934U (ja) * | 1980-09-17 | 1982-04-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59190420A (ja) | 1984-10-29 |
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