JPH0145207B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145207B2 JPH0145207B2 JP55184393A JP18439380A JPH0145207B2 JP H0145207 B2 JPH0145207 B2 JP H0145207B2 JP 55184393 A JP55184393 A JP 55184393A JP 18439380 A JP18439380 A JP 18439380A JP H0145207 B2 JPH0145207 B2 JP H0145207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lead
- shaft
- base
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 210000004919 hair shaft Anatomy 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/10—Connecting leads to windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コイルのような電子部品の端子に、
例えばコンデンサのリードのように弾性限界の小
さいリード端末を巻き付ける方法に係り、特に機
械化したリード巻き付け方法に関するものであ
る。
例えばコンデンサのリードのように弾性限界の小
さいリード端末を巻き付ける方法に係り、特に機
械化したリード巻き付け方法に関するものであ
る。
例えば中間周波コイルのような電子部品におい
ては、第1図に示すように上部にボビン1を固着
したベース2の底面に凹部2aを設け、この凹部
2a内にコンデンサ3を取付けるようにしたもの
がある。コンデンサ3のリード4は、弾性限界が
小さく、強い変形を与えてから力を取り去つても
歪みがそのまま残る塑性を有しているのが普通で
ある。そこで、リード4は、凹部2aの底部に形
成した貫通孔に挿通されてベース2の上面に導か
れた後折り曲げられ、ベース2の側面に設けた溝
2bを通して、第2図のようにベース2に植設さ
れた端子5の根もと近くまで引き出される。この
後、リード4は、端子5に巻き付けられるととも
に余分な部分が切除される。これが第3図の状態
である。従来は、この一連の作業をピンセツト等
を用いて手作業で行なつていたが、熟練を要し時
間がかゝる上、仕上がりにもバラツキが大きいと
いう問題があつた。
ては、第1図に示すように上部にボビン1を固着
したベース2の底面に凹部2aを設け、この凹部
2a内にコンデンサ3を取付けるようにしたもの
がある。コンデンサ3のリード4は、弾性限界が
小さく、強い変形を与えてから力を取り去つても
歪みがそのまま残る塑性を有しているのが普通で
ある。そこで、リード4は、凹部2aの底部に形
成した貫通孔に挿通されてベース2の上面に導か
れた後折り曲げられ、ベース2の側面に設けた溝
2bを通して、第2図のようにベース2に植設さ
れた端子5の根もと近くまで引き出される。この
後、リード4は、端子5に巻き付けられるととも
に余分な部分が切除される。これが第3図の状態
である。従来は、この一連の作業をピンセツト等
を用いて手作業で行なつていたが、熟練を要し時
間がかゝる上、仕上がりにもバラツキが大きいと
いう問題があつた。
本発明は、この作業を機械化することにより従
来の欠点を解消しようとするもので、特にリード
を端子に巻き付ける工程の機械化に関し、構造が
簡単で、端子の根もとに正確にリードを巻き付け
ることができるリード巻き付け方法を提供するこ
とを目的とするものである。すなわち、本発明に
よる電子部品のリード巻き付け方法は、先端に孔
および突出部を設けたからげ軸を用い、この孔に
電子部品の端子を挿入するとともに端子の根もと
近傍に導入されたリードを突出部に係合させた状
態で、端子の中心軸から離隔した軸を中心にして
からげ軸を回転することにより、リードを端子に
巻き付けるようにしたものである。以下、本発明
の一実施例について、前述の中間周波コイルの端
子5にコンデンサ3のリード4を巻き付ける場合
を例にとり説明する。
来の欠点を解消しようとするもので、特にリード
を端子に巻き付ける工程の機械化に関し、構造が
簡単で、端子の根もとに正確にリードを巻き付け
ることができるリード巻き付け方法を提供するこ
とを目的とするものである。すなわち、本発明に
よる電子部品のリード巻き付け方法は、先端に孔
および突出部を設けたからげ軸を用い、この孔に
電子部品の端子を挿入するとともに端子の根もと
近傍に導入されたリードを突出部に係合させた状
態で、端子の中心軸から離隔した軸を中心にして
からげ軸を回転することにより、リードを端子に
巻き付けるようにしたものである。以下、本発明
の一実施例について、前述の中間周波コイルの端
子5にコンデンサ3のリード4を巻き付ける場合
を例にとり説明する。
第4図は、リード4を端子5に巻き付ける作業
にかゝる前の段階を示すもので、このときコンデ
ンサ3のリード4は、端子5の根もと近傍に導出
され、所定の長さ、すなわち端子5の周囲に略1
回巻き付けられるだけの長さに切断された状態に
ある。6は端子5の上方に配置されたからげ軸、
7はボビン1を挾持して中間周波コイルを固定し
ているチヤツクである。からげ軸6は回転自在に
してあり、その先端には、第5図に示すように端
子5の横断面よりも充分に大きくて深い孔6a
と、からげ軸6の長手方向に沿つて突出した突出
部6bが設けてある。この突出部6bの突出寸法
は、巻き付けを行なうリード4の直径に応じて決
定されるが、一般にリード4の直径の1〜3倍程
度が好ましい。
にかゝる前の段階を示すもので、このときコンデ
ンサ3のリード4は、端子5の根もと近傍に導出
され、所定の長さ、すなわち端子5の周囲に略1
回巻き付けられるだけの長さに切断された状態に
ある。6は端子5の上方に配置されたからげ軸、
7はボビン1を挾持して中間周波コイルを固定し
ているチヤツクである。からげ軸6は回転自在に
してあり、その先端には、第5図に示すように端
子5の横断面よりも充分に大きくて深い孔6a
と、からげ軸6の長手方向に沿つて突出した突出
部6bが設けてある。この突出部6bの突出寸法
は、巻き付けを行なうリード4の直径に応じて決
定されるが、一般にリード4の直径の1〜3倍程
度が好ましい。
次に、リード巻き付け動作について説明する
と、まず、第4図の状態におけるからげ軸6を中
間周波コイルのベース2に近づけて、リード4を
巻き付けるべき端子5を孔6aに挿入し、突出部
6bをリード4に係合する。これが第6図および
第7図の状態であり、第6図のBは端子5の中心
軸、Cはからげ軸6の回転中心軸である。これら
の軸B,Cは互いに平行で、かつわずかに離隔す
るようにしてある。そして、このからげ軸6を軸
Cを中心にして第7図の矢印方向に回転させる
と、端子5の中心軸Bとからげ軸6の回転中心軸
Cとの位置が異なるために、からげ軸6の突出部
6bは渦巻き状の曲線を描いて端子5に近づくこ
とになる。その結果、リード4は突出部6bと端
子5の間に挟み込まれた状態で次第に弾性限界を
越えて押し曲げられて第8図のように端子5に巻
き付き、ついには第3図のように先端まで端子5
に密着して巻き付けられる。
と、まず、第4図の状態におけるからげ軸6を中
間周波コイルのベース2に近づけて、リード4を
巻き付けるべき端子5を孔6aに挿入し、突出部
6bをリード4に係合する。これが第6図および
第7図の状態であり、第6図のBは端子5の中心
軸、Cはからげ軸6の回転中心軸である。これら
の軸B,Cは互いに平行で、かつわずかに離隔す
るようにしてある。そして、このからげ軸6を軸
Cを中心にして第7図の矢印方向に回転させる
と、端子5の中心軸Bとからげ軸6の回転中心軸
Cとの位置が異なるために、からげ軸6の突出部
6bは渦巻き状の曲線を描いて端子5に近づくこ
とになる。その結果、リード4は突出部6bと端
子5の間に挟み込まれた状態で次第に弾性限界を
越えて押し曲げられて第8図のように端子5に巻
き付き、ついには第3図のように先端まで端子5
に密着して巻き付けられる。
なお、図示のからげ軸6では、孔6aをからげ
軸6の一方の側面に偏らせて形成してあるが、孔
6aを偏らせることなくからげ軸6と同心状に配
置し、からげ軸6の回転中心軸Cの方を偏心させ
た構成にしてもよい。
軸6の一方の側面に偏らせて形成してあるが、孔
6aを偏らせることなくからげ軸6と同心状に配
置し、からげ軸6の回転中心軸Cの方を偏心させ
た構成にしてもよい。
以上のように、本発明は、複数の端子が固定さ
れたベースを有する電子部品にコンデンサのよう
な回路素子を取付け、回路素子のリードの端末を
この端子に巻き付ける方法において、からげ軸の
先端に、電子部品の端子を収容可能な大きさの孔
と、からげ軸の長手方向に沿つて突出した突出部
を設け、この孔に電子部品の端子を挿入するとと
もに、端子の根もと近傍に導出した所定の長さの
リードを突出部に係合させて、リードを突出部と
端子との間で且つベースとからげ軸の間に位置さ
せ、端子の中心軸から離隔した軸を中心にしてか
らげ軸を回転することにより、回路素子のリード
を端子に巻き付けることを特徴とする。
れたベースを有する電子部品にコンデンサのよう
な回路素子を取付け、回路素子のリードの端末を
この端子に巻き付ける方法において、からげ軸の
先端に、電子部品の端子を収容可能な大きさの孔
と、からげ軸の長手方向に沿つて突出した突出部
を設け、この孔に電子部品の端子を挿入するとと
もに、端子の根もと近傍に導出した所定の長さの
リードを突出部に係合させて、リードを突出部と
端子との間で且つベースとからげ軸の間に位置さ
せ、端子の中心軸から離隔した軸を中心にしてか
らげ軸を回転することにより、回路素子のリード
を端子に巻き付けることを特徴とする。
本発明による電子部品のリド巻き付け方法は、
上述のとおりであるので、リードにたるみを生じ
ることなく、端子の根もとに正確にリードを巻き
付けることができる。また、端子挿入用の孔の直
径が大きく、リードを端子に押しつける力の調節
が容易である。このため、リードに過大な張力が
作用してリードを損傷することがなく、短いリー
ドであつても緩みのない巻きつけが可能となる。
さらに、からげ軸の構造が簡単で安価に得られ、
保守整備性にも優れるのに加え、バラツキのない
安定した品質が得られるなど、多大の効果を奏す
るものである。
上述のとおりであるので、リードにたるみを生じ
ることなく、端子の根もとに正確にリードを巻き
付けることができる。また、端子挿入用の孔の直
径が大きく、リードを端子に押しつける力の調節
が容易である。このため、リードに過大な張力が
作用してリードを損傷することがなく、短いリー
ドであつても緩みのない巻きつけが可能となる。
さらに、からげ軸の構造が簡単で安価に得られ、
保守整備性にも優れるのに加え、バラツキのない
安定した品質が得られるなど、多大の効果を奏す
るものである。
第1図は倒置した中間周波コイルの分解斜視
図、第2図および第3図はコンデンサの取付け工
程を設明するための同コイルの底面図、第4図は
本発明の一実施例を示す斜視図、第5図〜第8図
はそれぞれ同じく本発明の一実施例を示し、その
要部を拡大して示すもので、第5図はからげ軸先
端の斜視図、第6図は動作状態を示す正面図、第
7図は第6図のA−A線に沿つて断面にし矢印方
向に見た底面図、第8図は第7図と同様の底面図
で、動作状態を示すものである。 4……リード、5……端子、6……からげ軸、
6a……孔、6b……突出部、B……端子の中心
軸、C……からげ軸の回転中心軸。
図、第2図および第3図はコンデンサの取付け工
程を設明するための同コイルの底面図、第4図は
本発明の一実施例を示す斜視図、第5図〜第8図
はそれぞれ同じく本発明の一実施例を示し、その
要部を拡大して示すもので、第5図はからげ軸先
端の斜視図、第6図は動作状態を示す正面図、第
7図は第6図のA−A線に沿つて断面にし矢印方
向に見た底面図、第8図は第7図と同様の底面図
で、動作状態を示すものである。 4……リード、5……端子、6……からげ軸、
6a……孔、6b……突出部、B……端子の中心
軸、C……からげ軸の回転中心軸。
Claims (1)
- 1 複数の端子が固定されたベースを有する電子
部品に回路素子を取付け、回路素子のリードの端
末を該端子に巻き付ける方法において、からげ軸
の先端に、電子部品の端子を収容可能な大きさの
孔と、からげ軸の長手方向に沿つて突出した突出
部を設け、該孔に電子部品の端子を挿入するとと
もに、端子の根もと近傍に導出した所定の長さの
リードを該突出部に係合させて、リードを突出部
と端子との間で且つベースとからげ軸の間に位置
させ、端子の中心軸から離隔した軸を中心にして
からげ軸を回転することにより、リードを端子に
巻き付けることを特徴とする電子部品のリード巻
き付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18439380A JPS57107017A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Lead wire winding method for electronic component |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18439380A JPS57107017A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Lead wire winding method for electronic component |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57107017A JPS57107017A (en) | 1982-07-03 |
JPH0145207B2 true JPH0145207B2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=16152385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18439380A Granted JPS57107017A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Lead wire winding method for electronic component |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57107017A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62120011A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Besutetsuku:Kk | ピンタイプ小型トランス用捲線工具 |
JP5936268B2 (ja) * | 2012-08-08 | 2016-06-22 | 日特エンジニアリング株式会社 | 巻線装置及び線材の端子への絡げ方法 |
CN115274293B (zh) * | 2022-09-30 | 2023-01-03 | 宁波中车时代传感技术有限公司 | 一种线圈缠脚装置、系统及其控制方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428599U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49140638U (ja) * | 1973-04-04 | 1974-12-04 |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP18439380A patent/JPS57107017A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428599U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57107017A (en) | 1982-07-03 |
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