JPH0145175Y2 - - Google Patents

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JPH0145175Y2
JPH0145175Y2 JP1983087345U JP8734583U JPH0145175Y2 JP H0145175 Y2 JPH0145175 Y2 JP H0145175Y2 JP 1983087345 U JP1983087345 U JP 1983087345U JP 8734583 U JP8734583 U JP 8734583U JP H0145175 Y2 JPH0145175 Y2 JP H0145175Y2
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JP
Japan
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terminal
diode
resistor
frequency signal
secondary coil
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JP1983087345U
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JPS59193072U (ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等に
利用される高周波信号分配装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 一般のVTRではテレビジヨン受像機(TV)
との結合を手軽に行なうために、アンテナからの
高周波信号を受けそれを記録、再生した後再び高
周波信号に構成してTVのアンテナ入力端子に付
与するようにし、また、アンテナからの高周波信
号を直接、該アンテナ入力端子に付与するように
もしている。そのため、アンテナ入力端子への入
力をアンテナからの高周波信号にするか或いは
VTRのRF変調器からの信号にするかを選択する
と共に、アンテナからの高周波信号をTVと
VTRとに分配する必要がある。
第1図は従来装置の回路構成図である。入力端
子IAからの高周波信号は分配トランスSの1次コ
イルW1に付与され、2次コイルW2を介して、
VTRへの第1出力端子OVと、TVへの第2出力
端子OTに付与される。すなわち、2次コイルW2
の1端P1からの信号は結合コンデンサC1を通じ
て第1出力端子OVに付与され、また他端P2から
の信号は結合コンデンサC2、第1ダイオードD1
及び結合コンデンサC3を介して第2出力端子OT
に付与される。また、VTRのFM変調器出力を
入力する第2入力端子IVからの信号は結合コンデ
ンサC4、上記第1ダイオードD1とは相逆的に動
作する第2ダイオードD2、上記結合コンデンサ
C3を通じて上記第2出力端子OTに付与される。
第1電源付与端子T1からのハイレベルの信号
は第1ダイオードD1を順方向に作動させ、また
第2電源付与端子T2からのハイレベルの信号は
第2ダイオードD2を順方向に作動させる。R1
バイアス用抵抗、L1,L2はチヨークコイルであ
る。
以上の構成で、第1、第2電源付与端子T1
T2にそれぞれロウ、ハイレベルの信号を付与す
ると、第1、第2ダイオードD1,D2はそれぞれ
オン、オフとなり第2出力端子OTには第2入力
端子IVからの高周波信号を伝送することになる。
第2図はこのモードにおける等価回路図である。
分配トランスSの2次側コイルW2の1端P1
VTRの入力端子OVに負荷(VTR内蔵のチユー
ナ、一般的に75Ω負荷)が接続されており整合が
とれている状態である。しかし、2次側コイル
W2の他端P2は回路がオープンとなつているため
無負荷の状態になつている。そのため、入力端子
IAから見た電圧定在波比(VSWR)が悪化する。
第3図は他の従来装置の回路構成図を示すもの
である。これは、第4図の等価回路図に示す通
り、VTR出力(第2入力端子IVからの信号)を
第2出力端子OTに伝送する場合、トランジスタ
Q1をオンに動作させ、分配トランスSの2次側
コイルW2の他端P2を地絡するようにしたもので
ある。この場合も、入力端子IAから見たVSWR
が悪化することになる。
(ハ) 考案の目的 本考案は以上の点に鑑みなされたもので、入力
端子から高周波スイツチ側を見たVSWRを改善
しようとするものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は分配トランスの2次側コイルの1端に
VTRのチユーナ回路等を接続するための第1出
力端子を備え、また該2次側コイルの他端にスイ
ツチングダイオード(スイツチ回路)を通して
TV等のチユーナを接続するための第2出力端子
を備える高周波信号分配装置において、上記スイ
ツチ回路のオンオフを制御するバイアス回路中
に、該スイツチ回路のオフ時に、上記他端から見
たVSWRを小さくするような抵抗を配備するこ
とを特徴とするものである。
(ホ) 実施例 第5図は本考案装置の1実施例の回路構成図、
第6図は同装置の1モード時の等価回路図であ
る。図において、1はアンテナによつて受信され
た高周波信号(テレビジヨン信号)等を入力する
第1端子、2は該第1端子からの高周波信号を受
ける分配トランスである。この分配トランス2は
1次側コイル3と2次側コイル4を備えており、
2次側コイル4はその1端P1に第1結合コンデ
ンサ5を介して第1出力端子6が接続され、また
他端P2に第2結合コンデンサ7、第1ダイオー
ド8,9、及び第3結合コンデンサ10を介して
第2出力端子11が接続されている。
第2入力端子12はVTRのRF変調器出力が付
与されるもので、その入力された高周波信号は第
4結合コンデンサ13、スイツチングダイオード
14を介して第3結合コンデンサ10、第2出力
端子11に付与される。
15は第1電源付与端子で、ここから付与され
たハイレベルの信号はチヨークコイル16及び抵
抗17,18を含む第1バイアス回路19で第1
ダイオード8,9をともに順方向にバイアスさせ
る。20は第2電源付与端子で、この端子には上
記第1電源付与端子15に付与されるものよりも
大きいレベルの信号が付与され、この端子20か
らのハイレベルの信号は抵抗21、逆流阻止ダイ
オード(第2ダイオード)22、抵抗17を含
み、またチヨーク23、抵抗18を含む第2バイ
アス回路24で第1ダイオード8,9を何れもオ
フに設定する。このとき、スイツチングダイオー
ド14はオンになつているから第2入力端子12
からの高周波信号は第2出力端子11に伝送され
る。
従い、このモードのときには第5図の回路は第
6図の如く模式化できる。分配トランス2の2次
側コイル4の他端は第2ダイオード22であるス
イツチ22′、及び抵抗21を介して接地される。
尚、第2バイアス回路24を構成する抵抗18は
逆バイアス用の抵抗であり、通常高抵抗(数K
Ω)に設定されているため、第6図に示す如く無
視できる。また、コンデンサ25は高周波信号の
側路用である。
この回路構成における第1入力端子1から見た
VSWRは次の通りである。
VSWR=1+|γ|/1−|γ| …(1) γ=Vr/Vi=Zl−Zp/Zl+Zp …(2) ここで、γは反射係数、Viは入射電圧、Vr
反射電圧、Zpは特性インピーダンス、Zlは負荷イ
ンピーダンスである。
本回路の場合2分配されている為、第7図の様
に分配出力端にはVi1,Vi2が発生し Vi=Vi1+Vi2 …(3) Vi1=Vi2=Vi/2 …(4) の関係がある。又、反射電圧も各出力端にてVr
,Vr2が発生し入力端子に発生する反射電圧は、 Vr=Vr1+Vr2 …(5)となる。
(2)式より Vr=Zl−Zp/Zl+ZpVi …(6) が成立するため、この式より各端子の反射電圧を
求めてみると、1端P1においては第1出力端子
6に整合された負荷が加わつており特性インピー
ダンスZpは本回路の場合75Ωである為、Zl=Zp
75Ωとなり反射電圧Vr1は Vr1=Zl−Zp/Zl+ZpVi1=0 従つて反射電圧は発生しない。
又、他端P2においては、抵抗21(抵抗値R)
が負荷されることになり、 Vr2=Zl−Zp/Zl+ZpVi2=R−75/R+75・Vi/2 従つて、第1入力端子1から見た反射係数は γ=Vr/Vi=Vr1+Vr2/Vi=R−75/2(R+75)…(7
) となる。従つて、入力端子1のVSWRは抵抗2
1により左右されることになる。
第8図はVSWRと抵抗21の抵抗値との関係
を示す。図示の如く抵抗21の抵抗値を選ぶこと
によりインピーダンス整合を行なわせることがで
きる。尚、抵抗21の値を挿入損失等他の理由に
より75Ωに出来ない場合においても数Ωから数百
Ωの範囲で選定することにより、VSWRをかな
り改善することができる。
(ハ) 考案の効果 本考案装置は第1入力端子と第2出力端子間に
第1ダイオードを付設し第2入力端子からの高周
波信号入力時における前記第1入力端子からの漏
れを防ぎアイソレーシヨンを向上させると共に、
その第1ダイオードの逆バイアス印加用に配備し
た第2ダイオードにシリーズに付設した抵抗の値
を選定することにより第1入力端子から見た
VSWRを同時に改善することができ実用的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の回路構成図、第2図は同装
置の1モードにおける模式回路図、第3図は他の
従来例の回路構成図、第4図は同装置の1モード
における模式回路図である。第5図は本考案装置
の回路構成図、第6図は同装置の1モードにおけ
る模式回路図、第7図は分配装置の動作説明図、
第8図はVSWR対抵抗の関係図である。 主な図番の説明、1……第1端子、2……分配
トランス、6,11……第1、第2出力端子、
8,22……第1、第2ダイオード、1924
……第1、第2バイアス回路、21……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高周波信号を入力する第1端子と、 該第1端子からの高周波信号を受ける分配トラ
    ンスと、 該分配トランスの2次コイルの一端に接続され
    た第1出力端子と、 該分配トランスの2次コイルの他端に互いに逆
    方向に直列接続された一対の第1ダイオードと、 該一対の第1ダイオード同志の接続点とチヨー
    クコイルを介して接続された第1電源付与端子及
    び前記一対の第1ダイオードの直列接続の両端の
    夫々と接地点間に接続されたバイアス用の第1抵
    抗とからなり前記第1ダイオードに順方向のバイ
    アスを付与する第1バイアス回路と、 前記分配トランスの2次コイルの他端に一端が
    接続された前記直列接続の他端に接続された第2
    出力端子と、 前記第2出力端子に接続された一方の第1ダイ
    オードとは逆方向に該第1ダイオードに一端が接
    続され他端が第2入力端子に接続されたスイツチ
    ングダイオードと、 前記直列接続の他端に一端が接続され他端が第
    2電源付与端子に接続され前記直列接続の他方の
    第1ダイオードに逆方向のバイアスを付与する逆
    流防止用の第2ダイオードと第2抵抗を有する直
    列回路及び前記スイツチングダイオードと第2入
    力端子の接続点と第2電源付与端子間を接続する
    チヨークコイルとからなる第2バイアス回路とを
    備え、 前記第2抵抗は前記第1ダイオードの遮断時、
    前記2次コイルから見て所定のインピーダンスを
    持つように構成してなる高周波信号分配装置。
JP1983087345U 1983-06-07 1983-06-07 高周波信号分配装置 Granted JPS59193072U (ja)

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JPS59193072U JPS59193072U (ja) 1984-12-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711870B2 (ja) * 1979-02-22 1982-03-06

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JPS5711870B2 (ja) * 1979-02-22 1982-03-06

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