JPH0144565Y2 - - Google Patents

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JPH0144565Y2
JPH0144565Y2 JP1138785U JP1138785U JPH0144565Y2 JP H0144565 Y2 JPH0144565 Y2 JP H0144565Y2 JP 1138785 U JP1138785 U JP 1138785U JP 1138785 U JP1138785 U JP 1138785U JP H0144565 Y2 JPH0144565 Y2 JP H0144565Y2
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waste material
aggregate
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rotating drum
combustion gas
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、アスフアルト舗装廃材を新規骨材と
共に加熱混合してアスフアルト加熱混合物として
再生するリサイクルプラントにおけるアスフアル
ト舗装廃材加熱再生装置に関する。
「従来の技術」 一般に、アスフアルト舗装廃材(以下廃材と略
す)をアスフアルト加熱混合物(以下再生合材と
略す)として再生する場合、大塊の廃材を機械的
に、もしくは、スチーム等により加熱して解砕し
て、スクリーンで粒度別にふるい分け、これをア
スフアルト舗装廃材加熱再生装置(以下、再生装
置と略す)で加熱混合しても目的を達している
が、その場合、発生する廃材の量等の関係で新規
の骨材を補填することが多く、第4図に示すよう
な再生装置1がしばしば使用される。この再生装
置1は、バーナー2が取付けられた一端3aが他
端3bより高められて設置された回転ドラム3の
該一端3a側に、新規骨材を投入する骨材投入部
4が、また、他端3bの排出マニホールド5に再
生合材の取出し口6がそれぞれ設けられ、かつ、
上記回転ドラム3の中間部には廃材を投入する廃
材投入部7が設けられた構造となつている。そし
て、回転ドラム3内に骨材投入部4を通じて新規
の骨材を、また廃材投入部7を通じて解砕済みの
廃材をそれぞれ投入し、バーナー2から送り込ん
だ高温の燃焼ガスによりこれらを加熱しながら混
合して再生合材となし、取出し口6から取出して
いる。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、新規の骨材を乾燥加熱するために用
いられるアスフアルトプラントの骨材加熱装置
は、上記従来の再生装置1と略同様の傾斜回転ド
ラム式のものであるが、乾燥加熱効率を高めるた
めに、回転ドラムから排出された燃焼ガスを循環
ダクトを介して回転ドラムのバーナー側に循環さ
せている。この方法を上記再生装置1に応用して
その加熱効率を高めることが考えられるが、上記
再生装置1において、仮に排出マニホールド5と
骨材投入部4との間に循環ダクトを接続し、該循
環ダクトにフアンを取付けて、排出マニホールド
5内に排気される燃焼ガスを回転ドラム3内に循
環させるようにすると、再生合材中の貼着性を有
するアスフアルト分等が、循環する燃焼ガス中に
粉塵となつて混入する。そして、この粉塵が循環
ダクトの内壁に付着していつたり、バーナー2に
より燃焼されていわゆるブルースモークが発生す
るなど、種々の不具合を惹起するといつた問題が
あつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
燃焼ガスを循環させて加熱効率を高めることがで
き、しかも、アスフアルト分を含む浮遊粉塵によ
り不具合が生ぜしめられることがない再生装置を
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案の再生装置
は、回転ドラムに、廃材投入部の近傍で骨材投入
部寄りの部位とバーナーが取付けられた一端側の
部位とを相互に連通させる循環ダクトを接続し、
この循環ダクトに循環フアンを設けて構成したも
のである。
「作用」 そして、本考案は、廃材投入部の近傍で骨材投
入部寄りの部位から、アスフアルト分を含む浮遊
粉塵が混入していない燃焼ガスを循環ダクト内に
取出し、循環フアンによつてこれを回転ドラムの
バーナー側に循環させて加熱効率を高めたもので
ある。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
を参照して説明する。
図中10は円筒状の回転ドラムで、傾斜した架
台11に設けられた支持ローラ12上に、一端1
0aを他端10bよりも高めた状態で支持され、
駆動モータ13によつて周方向に回転させられる
ようになつている。この回転ドラム10の一端1
0aには、先端側に円錘状部14aが形成された
円筒状の燃焼室14が、その円錘状部14aの先
端部分を回転ドラム10の一端10a内に収容さ
れた状態で配設され、この燃焼室14の基端に
は、バーナー15が取付けられている。
さらに、上記回転ドラム10には、その一端1
0a側に、新規骨材Aを投入する骨材投入部16
が設けられる一方、他端10bには、他端10b
を回転可能に収容すると共に、上部に排気口17
を有し、下部に再生合材Bの取出し口18を有す
る排出マニホールド19が設けられている。ま
た、上記一端10aと他端10bの間の中間部に
は、廃材Cを投入する廃材投入部20が設けら
れ、かつ、上記一端10a寄りで上記廃材投入部
20に隣接する部位には、燃焼ガスgの取出し部
21が設けられている。
ここで、上記骨材投入部16は、上記側方に投
入シユート22が連設され、回転ドラム10の周
囲を囲繞する投入ケーシング23を、架台11に
固定して取付け、かつ、この投入ケーシング23
に囲繞された回転ドラム10の周壁に周方向に適
宜間隔をあけて複数の投入口24を穿設すると共
に、これら投入口24の一側縁に、回転ドラム1
0の径方向に突出する案内羽根25を設けた構成
となつている。
また、上記廃材投入部20は、環状の仕切壁2
6により内部が回転ドラム10の一端10a側の
第1区画室27と他端10b側の第2区画室28
に分けられて回転ドラム10の周囲を囲繞するケ
ーシング29を架台11に固定して取付け、この
ケーシング29の第2区画室28の上部側方に投
入シユート30を連設すると共に、このケーシン
グ29の第2区画室28により囲繞された回転ド
ラム10の周壁に周方向に適宜間隔をあけて複数
の投入口31を穿設し、これらの投入口31の外
方の一側縁に、回転ドラム10の略径方向に外方
に突出する案内部材32を、また、内方の側縁に
回転ドラム10の内方に傾斜して突出する遮蔽部
材38をそれぞれ設けた構造となつている。
さらに、上記取出し部21は、上記ケーシング
29の第1区画室27により囲繞された回転ドラ
ム10の周壁に周方向に適宜間隔をあけて複数の
排気口34を穿設し、これら排気口34の内方の
側縁に筒状部材35を設けると共に、排気口34
の外方の側縁に一つおきに外方に傾斜して突出す
る案内羽根36を設けた構成となつている。
そして、上記ケーシング29の第1区画室27
の上部と上記燃焼室14との間には、第1区画室
27と燃焼室14の内部とを相互に連通させる循
環ダクト37が設けられ、この循環ダクト37に
は、回転ドラム10から第1区画室27を経由し
て循環ダクト37内に燃焼ガスgを引き込み、循
環ダクト37から燃焼室14内に循環させる循環
フアン38が設けられている。
なお、図中39は骨材Aと廃材Cの加熱及び混
合の効率を高めるための掻き上げ羽根である。
しかして、上記構成の再生装置にあつては、先
ず、駆動モータ13によつて回転ドラム10を周
方向に回転させ、バーナー15に点火すると同時
に、図示しない排気装置を始動して排出マニホー
ルド19の排気口17からの吸気を行い、また、
循環フアン38を作動する。そして、上記バーナ
ー15の燃焼によつて発生した高温の燃焼ガスg
を回転ドラム10の一端10aから他端10bへ
と通過させると同時に、その一部を廃材投入部2
0の直前の取出し部21から循環ダクト37を経
由させて燃焼室14に循環させる。次いで、回転
ドラム10内に、骨材投入部16を通じて新規骨
材Aを、廃材投入部20を通じて廃材Cをそれぞ
れ投入していく。すると、新規骨材Aは掻き上げ
羽根39により掻き上げられながら下流へと移送
され、その間にバーナー15からの燃焼ガスgと
循環ダクト37を経由して循環された燃焼ガスg
により効率よく乾燥加熱される。そして、廃材投
入部20から投入された解砕済みの廃材Cと混合
され、上記燃焼ガスgによりさらに加熱されなが
ら下流へと移送され、再生合材Bとして排出マニ
ホールド19の取出し口18から取出される。
このように、上記再生装置においては、新規骨
材Aはバーナー15から送られる燃焼ガスgと循
環ダクト37からの循環燃焼ガスgにより効率よ
く乾燥加熱される。ここで、バーナー15から送
られる燃焼ガスgの一部は、廃材投入部20の直
前の取出し部21から循環ダクト37に取込まれ
て循環せしめられるものであり、循環される燃焼
ガスgは廃材Cに直接吹き付けられたものではな
いので、アスフアルト分等の粉塵を含有すること
はない。したがつて、循環ダクト37の内壁に粉
塵が付着したり、バーナー15の燃焼により粉塵
が燃えてブルースモークが発生するといつたおそ
れはない。
また、燃焼ガスgを循環のために取出す取出し
部21は廃材投入部20の前であれば廃材投入部
20に近い程好ましいが、その際循環ダクト37
中に廃材Cやその粉塵が混入したり、廃材投入部
20から燃焼ガスgが外部へ漏洩したりすること
がないようにしなければならない。この点におい
て、上記実施例では、燃焼ガスgの取出し部21
と廃材投入部20は、同一のケーシング29を用
いることにより相互に極めて隣接して設けられて
おり、しかも、燃焼ガスgの通路と廃材Cの通路
は仕切壁26や案内部材32等によつて相互に確
実に隔てられている。
ところで、上記実施例においては、循環ダクト
37の終端は、回転ドラム10の一端10a側に
設けられた燃焼室14に接続したが、特に燃焼室
14を介装しない構造の再生装置においては、回
転ドラム10の一端10aに適宜にケーシングを
介して接続するか、あるいは骨材投入部16に接
続してもよい。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の再生装置は、回
転ドラムに、廃材投入部の近傍で骨材投入部寄り
の部位とバーナーが取付けられた一端側の部位を
相互に連通させる循環ダクトを接続し、この循環
ダクトに循環フアンを設けたものであるから、循
環される燃焼ガス中にアスフアルト分等を含む粉
塵が混入するおそれはなく、したがつて、循環ダ
クトの内壁に粉塵が付着したり、バーナーの燃焼
により粉塵が燃えてブルースモークを発生すると
いつたおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
再生装置の断面図、第2図は第1図の−矢視
断面図、第3図は同−矢視断面図、また、第
4図は従来の再生装置の側面略図である。 10……回転ドラム、10a……一端、10b
他端、15……バーナー、16……骨材投入部、
20……廃材投入部、37……循環ダクト、38
……循環フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナーが取付けられた一端が他端より高めら
    れて設置された回転ドラムの該一端側に、新規骨
    材を投入する骨材投入部が、また、他端にアスフ
    アルト加熱混合物の取出し口がそれぞれ設けら
    れ、かつ、上記回転ドラムの一端と他端の間の中
    間部には、アスフアルト舗装廃材を投入する廃材
    投入部が設けられて構成され、バーナーからの燃
    焼ガスを回転ドラム内に送り込み、骨材投入部と
    廃材投入部から投入された新規骨材とアスフアル
    ト舗装廃材を加熱混合するようにしたアスフアル
    ト舗装廃材加熱再生装置において、上記回転ドラ
    ムには、上記廃材投入部の近傍で骨材投入部寄り
    の部位と上記一端側の部位とを相互に連通させる
    循環ダクトが接続され、かつ、この循環ダクトに
    は、燃焼ガスを循環させる循環フアンが設けられ
    て成ることを特徴とするアスフアルト舗装廃材加
    熱再生装置。
JP1138785U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0144565Y2 (ja)

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JPS61130610U JPS61130610U (ja) 1986-08-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01235704A (ja) * 1988-03-15 1989-09-20 Nikko Kk アスファルトプラントのドライヤ
JPH07103532B2 (ja) * 1989-11-01 1995-11-08 日工株式会社 アスファルトプラントのドライヤ

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JPS61130610U (ja) 1986-08-15

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