JPH0124174Y2 - - Google Patents

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JPH0124174Y2
JPH0124174Y2 JP1984117188U JP11718884U JPH0124174Y2 JP H0124174 Y2 JPH0124174 Y2 JP H0124174Y2 JP 1984117188 U JP1984117188 U JP 1984117188U JP 11718884 U JP11718884 U JP 11718884U JP H0124174 Y2 JPH0124174 Y2 JP H0124174Y2
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JP
Japan
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asphalt
rotating drum
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discharge port
input section
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JP1984117188U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アスフアルト舗装廃材を新規骨材と
共に加熱混合してアスフアルト混合物として再生
するアスフアルト混合物再生装置に関する。
一般に、アスフアルト舗装廃材(以下廃材と略
す)をアスフアルト混合物として再生する場合、
大塊の廃材を機械的に、もしくはスチーム等によ
り加熱して解砕して、スクリーンで粒度別にふる
い分け、これをアスフアルト混合物再生装置で加
熱混合して目的を達しているが、その場合、発生
する廃材の量等の関係で新規の骨材を補填する場
合がしばしばあり、新規骨材の方が廃材より多く
なることもある。
第4図及び第5図は、いずれも従来行われてい
るアスフアルト混合物の再生方法を示すもので、
第4図の再生装置1では、解砕した廃材Rと新規
骨材Agは共に、バーナ3の近傍の投入部4から
回転ドラム5内に投入され、第5図の再生装置2
では、新規骨材Agのみが上記投入部(第1投入
部)4から、また、廃材Rは中間投入部(第2投
入部)6からそれぞれ投入されている。そして、
いずれの場合においても、再生されるアスフアル
ト混合物におけるアスフアルト含有率を所定量に
維持する目的から、アスフアルトスプレー装置7
によりアスフアルトAsを添加している。
ところが、これらの従来の再生方法では、解砕
した廃材Rは回転ドラム5に投入される前からア
スフアルト分を含有しているのに対し、新規骨材
Agは当然アスフアルトを含んでいないことから、
廃材R及び新規骨材Agに付着されるアスフアル
トの量が互いに異なつて、再生されるアスフアル
ト混合物におけるアスフアルト含有量が不均一と
なつてしまうという不都合があつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
アスフアルト量の均一なアスフアルト混合物を製
造することのできるアスフアルト混合物再生装置
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、回転ド
ラムにアスフアルト供給手段を、その吐出口を第
1投入部と第2投入部の中間位置に位置せしめて
付設したものであり、第1投入部から投入される
新規骨材が第2投入部から投入される廃材と混合
する前に、新規骨材にアスフアルトを添加しよう
とするものである。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
を参照して説明する。
図中10は円筒状の回転ドラムで、傾斜した架
台11に設けられた支持ローラ12,12の上
に、一端(第1図における左端)10aを他端1
0bよりも高めた状態で支持され、スプロケツト
13,14、チエーン15を介してモータより成
る駆動装置16によつて周方向に回転させられる
ようになつており、その一端10aの端壁10c
にはバーナ17が取付けられている。
さらに、回転ドラム10の一端10aには、新
規骨材Agを投入する第1投入部18が、また、
他端10bにはアスフアルト混合物の排出口19
がそれぞれ設けられると共に、この第1投入部1
8と排出口19との間には廃材Rを投入する第2
投入部20が設けられている。
上記第1投入部18は、回転ドラム10の一端
10aの周壁に多数形成された投入孔21に通じ
るロータリバケツト22と、このロータリバケツ
ト22を囲んで回転ドラム10の一端10aに取
付けられた投入ホツパ23と、この投入ホツパ2
3の上部に第2図に示すように形成された投入口
24とから成つている。そして、回転ドラム10
の一端10aの内周面には導入フライト25が多
数(第1図においては1個のみ記してある。)設
けられていて、上記投入口24より投入した新規
骨材Agをこれら導入フライト25が回転ドラム
10の他端10bに向けて移動させるようになつ
ている。
前記排出口19は回転ドラム10の他端10b
を開口して形成されたもので、他端10bは下部
に排出ホツパ26を有する排気マニホールド27
に連結されている。
また、前記第2投入部20は、第1投入部18
と排出口19との間の回転ドラム10の内周面1
0dの周方向に多数形成された投入孔28に通じ
るロータリバケツト29と、このロータリバケツ
ト29を囲んで回転ドラム10の外周に取付けら
れた投入ホツパ30と、この投入ホツパ30の上
部に第2図に示すように形成された投入口31と
から成つている。
さらに、上記回転ドラム10の内周面10dの
各投入孔21,28が設けられていない部分には
第3図に示すような断面U字状の掻き上げ用のフ
ライト32が、周方向に多数(第1図においては
回転ドラム10の内周面10dの下部のもののみ
示した。)それらの凹面の向きを揃えて取付けら
れている。
また、回転ドラム10の内部には、液状のアス
フアルトAsを回転ドラム10内に噴霧するアス
フアルトスプレーパイプ(アスフアルト供給手
段)33が、その先端のノズル部分(吐出口)3
3aを、上記第1投入部18と第2投入部20の
中間位置に位置せしめて、回転ドラム10の他端
10bから挿入されている。
しかして、上記構成のアスフアルト混合物再生
装置にあつては、先ず、駆動装置16によつて回
転ドラム10を第3図の矢印Wで示す方向に回転
させ、バーナ17に点火すると同時に、図示しな
い排気装置を始動して排気マニホールド27から
の吸気を行い、上記バーナ17によつて発生した
高温の焼燃ガスを回転ドラム10の一端10aか
ら他端10bへ通過させる。次いで、回転ドラム
10内に、第1投入部18から新規骨材Agを投
入する。すると、この新規骨材Agはフライト3
2によつて回転ドラム10の内周面10dの上部
に掻き上げられ、所定高さに達したところで再び
落下するが、この落下の際に上記高温の焼燃ガス
により加熱されて排出口19方向である下流へと
移送される。
そして、この新規骨材Agが、第1投入部18
と第2投入部20の中間位置に達したとこで、ア
スフアルトスプレーパイプ33からアスフアルト
Asを噴霧する。すると、新規骨材Agは前記と同
様にフライト32により掻き上げられ、落下する
内に、このアスフアルトAsと充分混合され、さ
らに下流へと移送される。そしてさらに、このア
スフアルトAsと混合された新規骨材Agが第2投
入部20に達したところで、第2投入部20から
すでに解砕済みの廃材Rを投入していく。この廃
材Rは、上記の新規骨材Agと混合されて下流へ
と移送され、アスフアルト混合物として再生され
て排出口19から排出ホツパ26内に取出され
る。
このように、上記アスフアルト混合物再生装置
では、第1投入部18から投入されるアスフアル
ト分を含有しない新規骨材Agが、第2投入部2
0から投入されるアスフアルト分を既に含む廃材
Rと混合させられる前に、この新規骨材Agにア
スフアルトAsを適量混合させて新規のアスフア
ルト混合物となし、その後にこのアスフアルト混
合物を廃材Rと混合するものであるから、新規の
アスフアルト混合物のアスフアルト含有率を廃材
Rのアスフアルトのアスフアルト含有率とほぼ同
一にすることができ、よつて、再生されたアスフ
アルト混合物のアスフアルト含有量は均一とな
る。
以上説明したように、本考案のアスフアルト混
合物再生装置は、回転ドラムにアスフアルトスプ
レーパイプを、その先端の吐出口を第1投入部と
第2投入部の中間位置に位置せしめて上記回転ド
ラムの排出口側から挿入したもので、第1投入部
から投入され、加熱された新規骨材が第2投入部
から投入される廃材と混合する前に、この新規骨
材にアスフアルトを添加混合するようにしたもの
であり、廃材に直接アスフアルトを添加していく
ものではないから、新規のアスフアルト混合物の
アスフアルト含有率を廃材Rのアスフアルトのア
スフアルト含有率とほぼ同一にすることができ、
よつて、再生されたアスフアルト混合物における
アスフアルトの含有量を均一にして、その品質を
大幅に高めることができる。
また、回転ドラム内においては、第一投入口側
にバーナが取り付けられているので、第一投入口
の近傍はかなりの高温になり、排出口側に向かう
にしたがつてしだいに低温になるが、この考案で
はアスフアルトスプレーパイプを回転ドラムの排
出口側から挿入したので、アスフアルトスプレー
パイプがバーナに直接加熱されたり、また直接加
熱されないまでにしても、バーナの近傍を通つ
て、かなりの高温まで上昇することがない。した
がつて、アスフアルトスプレーパイプ内を通るア
スフアルトが過熱されて、その性質が劣化した
り、また焼燃して有害な物質が発生するのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は断面図、第2図は平面略図、第
3図は第1図の−線に沿う断面図である。ま
た、第4図および第5図はそれぞれ従来の装置を
示す側面略図である。 10…回転ドラム、17…バーナ、18…第1
投入部、19…排出口、20…第2投入部、33
…アスフアルトスプレーパイプ(アスフアルト供
給手段)、33a…ノズル部分(吐出口)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナが取付けられた一端が他端より高められ
    て設置され、内周面に多数のフライトが設けられ
    た回転ドラムの該一端側に、新規骨材を投入する
    第1投入部が、また、他端にアスフアルト混合物
    の排出口がそれぞれ設けられ、かつ、上記回転ド
    ラムの第1投入部と排出口との間には、アスフア
    ルト舗装廃材を投入する第2投入部が設けられる
    と共に、回転ドラムには、回転ドラム内にアスフ
    アルトを吐出するアスフアルトスプレーパイプ
    が、その先端の吐出口を上記第1投入部と第2投
    入部の中間位置に位置せしめて、上記回転ドラム
    の排出口側から挿入されて成ることを特徴とする
    アスフアルト混合物再生装置。
JP11718884U 1984-07-31 1984-07-31 アスフアルト混合物再生装置 Granted JPS6132206U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11718884U JPS6132206U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 アスフアルト混合物再生装置

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JP11718884U JPS6132206U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 アスフアルト混合物再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS6132206U JPS6132206U (ja) 1986-02-26
JPH0124174Y2 true JPH0124174Y2 (ja) 1989-07-24

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ID=30676096

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11718884U Granted JPS6132206U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 アスフアルト混合物再生装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222022A (en) * 1975-08-11 1977-02-19 Mendenhall Robert Lamar Method of recirculating used mixture of asphalt and aggregates * method of mixing asphalt and granular aggregates under heating and apparatus for treating mixture of asphalt and aggregates
JPS54100423A (en) * 1977-12-27 1979-08-08 Mendenhall Robert Lamar Method and apparatus for producing asphalt solidified composition

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193526U (ja) * 1983-06-08 1984-12-22 田中鉄工株式会社 大小回転ドラム式アスフアルト合材混合装置

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Publication number Publication date
JPS6132206U (ja) 1986-02-26

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