JPH0144348B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144348B2 JPH0144348B2 JP5690080A JP5690080A JPH0144348B2 JP H0144348 B2 JPH0144348 B2 JP H0144348B2 JP 5690080 A JP5690080 A JP 5690080A JP 5690080 A JP5690080 A JP 5690080A JP H0144348 B2 JPH0144348 B2 JP H0144348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- clipper blade
- blade base
- grinding
- shaped
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はバリカン刃の製造法に関するもので
ある。
ある。
一般に、バリカン刃は1度に多量の髪毛を切断
するため、くし状部の反りや変形を防止する目的
でかみそり刃に比べて厚肉の金属板を加工しなけ
ればならないから、くし刃部などの細部までをプ
レスで一度に形成することは技術的に困難であ
る。このため、従来では、プレスは金属原板の折
り曲げ加工程度に留められており、あとは研削手
段でくし刃部形成などの荒加工を行い、ついで焼
入処理を施こし、最後に上記くし刃部の刃付など
の仕上加工を行なうことにより製造している。
するため、くし状部の反りや変形を防止する目的
でかみそり刃に比べて厚肉の金属板を加工しなけ
ればならないから、くし刃部などの細部までをプ
レスで一度に形成することは技術的に困難であ
る。このため、従来では、プレスは金属原板の折
り曲げ加工程度に留められており、あとは研削手
段でくし刃部形成などの荒加工を行い、ついで焼
入処理を施こし、最後に上記くし刃部の刃付など
の仕上加工を行なうことにより製造している。
ところが、上記焼入処理前の素材の硬度の低い
段階で荒加工として研削を行なう必要上から、逆
に金属原板が変形しやすく、残留応力が生じたま
ま焼入処理されることにより、歪などが生じ易い
傾向にある。とくにくし状部に、毛の切断効率を
向上させるためのすくい角やはさみ角などを上記
研削手段で精密に切り込み加工しようとすればす
る程、歪も複雑になり易い。
段階で荒加工として研削を行なう必要上から、逆
に金属原板が変形しやすく、残留応力が生じたま
ま焼入処理されることにより、歪などが生じ易い
傾向にある。とくにくし状部に、毛の切断効率を
向上させるためのすくい角やはさみ角などを上記
研削手段で精密に切り込み加工しようとすればす
る程、歪も複雑になり易い。
この発明は鋳造法でバリカン刃基体を形成する
ことにより、上記欠点を解消しようとするもので
ある。
ことにより、上記欠点を解消しようとするもので
ある。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
まず、バリカン刃を鋳造するに先立つて、第1
図および第2図に示す成形型(以下、マスタと称
す)1を用意する。このマスタ1はその前端にす
くい角やはさみ角を有するくし状部2を有するも
のであり、これは合成樹脂、ろうまたは溶解金属
等を射出成形することにより容易に得られるもの
である。この時重要なことは、少なくともくし状
部2に沿つて上記マスタ1の裏面にすて湯部3を
形成しておくことである。この実施例ではマスタ
1の後端にもすて湯部4を形成してある。
図および第2図に示す成形型(以下、マスタと称
す)1を用意する。このマスタ1はその前端にす
くい角やはさみ角を有するくし状部2を有するも
のであり、これは合成樹脂、ろうまたは溶解金属
等を射出成形することにより容易に得られるもの
である。この時重要なことは、少なくともくし状
部2に沿つて上記マスタ1の裏面にすて湯部3を
形成しておくことである。この実施例ではマスタ
1の後端にもすて湯部4を形成してある。
つぎに、上記マスタ1を用いることにより第3
図に示すような鋳造用砂型5(5a,5b)を作
成する。しかる後、上記砂型5に特殊鋼6を真空
溶解して鋳込み鋳造を行なう(第4図)。上記特
殊鋼6としては、たとえばマルテンサイト系ステ
ンレス鋼素材が用いられる。上記鋳造によつてく
し状部7を有するバリカン基体8が形成される。
このバリカン刃基体7は必然的に上記マスタ1に
対応した形状であり、上記くし状部7にははさみ
角やすくい角が付与されており、さらに上記くし
状部7に対応する部分と後端の部分には上記マス
タ1のすて湯部3,4に対応したすて湯部9,1
0が存在することになる(第5図、第6図参照)。
図に示すような鋳造用砂型5(5a,5b)を作
成する。しかる後、上記砂型5に特殊鋼6を真空
溶解して鋳込み鋳造を行なう(第4図)。上記特
殊鋼6としては、たとえばマルテンサイト系ステ
ンレス鋼素材が用いられる。上記鋳造によつてく
し状部7を有するバリカン基体8が形成される。
このバリカン刃基体7は必然的に上記マスタ1に
対応した形状であり、上記くし状部7にははさみ
角やすくい角が付与されており、さらに上記くし
状部7に対応する部分と後端の部分には上記マス
タ1のすて湯部3,4に対応したすて湯部9,1
0が存在することになる(第5図、第6図参照)。
ついで、上記鋳造されたバリカン刃基体8に対
して所定の孔開け加工を施したのち、この基体8
のすて湯部9,10を必要な深さまで平面研削す
る。くし状部7に対応したすて湯部9に対しては
第7図の状態から第8図に示すように研摩しろ7
aが表出するまで平面研削する。すて湯部10に
ついても適当な研削を施こす。
して所定の孔開け加工を施したのち、この基体8
のすて湯部9,10を必要な深さまで平面研削す
る。くし状部7に対応したすて湯部9に対しては
第7図の状態から第8図に示すように研摩しろ7
aが表出するまで平面研削する。すて湯部10に
ついても適当な研削を施こす。
しかる後、上記バリカン刃基体8に対して真空
熱処理を施こして焼入する。勿論、これはくし状
部7などに対して適正な硬度を付与するためであ
る。
熱処理を施こして焼入する。勿論、これはくし状
部7などに対して適正な硬度を付与するためであ
る。
最後に、上記研摩しろ7aに対して平面研摩し
て上記くし状部7に第9図のような刃付を行なう
ことにより、バリカン刃が製造される。
て上記くし状部7に第9図のような刃付を行なう
ことにより、バリカン刃が製造される。
ここで、特殊鋼6を鋳込んでバリカン刃基体8
を形成するから耐熱性を高めることができ、さら
に上記鋳造によつてバリカン刃基体8のくし状部
7に沿つてすて湯部9を形成するから、上記特殊
鋼6を鋳込む際の湯流れが良くなつて上記くし状
部7に巣などが形成されることが防止されるう
え、焼入処理前のすて湯部9の研削も従来の切り
込みのような研削ではなく平面研削するだけであ
り、換言すれば、焼入処理前に機械加工として大
きな内部応力がかかるような複雑かつ細目な加工
をする必要がないため、焼入時の歪の発生が極力
防止される。
を形成するから耐熱性を高めることができ、さら
に上記鋳造によつてバリカン刃基体8のくし状部
7に沿つてすて湯部9を形成するから、上記特殊
鋼6を鋳込む際の湯流れが良くなつて上記くし状
部7に巣などが形成されることが防止されるう
え、焼入処理前のすて湯部9の研削も従来の切り
込みのような研削ではなく平面研削するだけであ
り、換言すれば、焼入処理前に機械加工として大
きな内部応力がかかるような複雑かつ細目な加工
をする必要がないため、焼入時の歪の発生が極力
防止される。
以上のように、この発明は特殊鋼6を鋳造して
くし状部7およびくし状部7の裏面に一体に連成
したすて湯部9を有するバリカン刃基体8を成形
する工程と、上記バリカン刃基体8のくし状部7
の裏面に一体に連成したすて湯部9を、研摩しろ
7aが残存する程度まで平面研削する工程と、上
記平面研削後のバリカン刃基体8を焼入処理する
工程と、焼入処理後の上記バリカン刃基体8の上
記研摩しろ7aを研摩して上記くし状部7に刃付
する工程とを具備したから、焼入時の歪が少なく
刃先精度の高いバリカン刃を得ることができる。
くし状部7およびくし状部7の裏面に一体に連成
したすて湯部9を有するバリカン刃基体8を成形
する工程と、上記バリカン刃基体8のくし状部7
の裏面に一体に連成したすて湯部9を、研摩しろ
7aが残存する程度まで平面研削する工程と、上
記平面研削後のバリカン刃基体8を焼入処理する
工程と、焼入処理後の上記バリカン刃基体8の上
記研摩しろ7aを研摩して上記くし状部7に刃付
する工程とを具備したから、焼入時の歪が少なく
刃先精度の高いバリカン刃を得ることができる。
第1図はこの発明に係るバリカン刃の製造法に
用いられる成形型の一例を示す平面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図〜第9図は同製
造法を工程順に示す説明図である。 6……特殊鋼、7……くし状部、7a……研摩
しろ、8……バリカン刃基体、9……すて湯部。
用いられる成形型の一例を示す平面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図〜第9図は同製
造法を工程順に示す説明図である。 6……特殊鋼、7……くし状部、7a……研摩
しろ、8……バリカン刃基体、9……すて湯部。
Claims (1)
- 1 特殊鋼6を鋳造してくし状部7およびくし状
部7の裏面に一体に連成したすて湯部9を有する
バリカン刃基体8を成形する工程と、上記バリカ
ン刃基体8のくし状部7の裏面に一体に連成した
すて湯部9を、研摩しろ7aが残存する程度まで
平面研削する工程と、上記平面研削後のバリカン
刃基体8を焼入処理する工程と、焼入処理後の上
記バリカン刃基体8の上記研摩しろ7aを研摩し
て上記くし状部7に刃付する工程とを具備したバ
リカン刃の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5690080A JPS56152673A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Manufacture of edge for hair clipper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5690080A JPS56152673A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Manufacture of edge for hair clipper |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56152673A JPS56152673A (en) | 1981-11-26 |
JPH0144348B2 true JPH0144348B2 (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=13040322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5690080A Granted JPS56152673A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Manufacture of edge for hair clipper |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56152673A (ja) |
-
1980
- 1980-04-28 JP JP5690080A patent/JPS56152673A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56152673A (en) | 1981-11-26 |
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