JPH0144288Y2 - - Google Patents

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JPH0144288Y2
JPH0144288Y2 JP1985168134U JP16813485U JPH0144288Y2 JP H0144288 Y2 JPH0144288 Y2 JP H0144288Y2 JP 1985168134 U JP1985168134 U JP 1985168134U JP 16813485 U JP16813485 U JP 16813485U JP H0144288 Y2 JPH0144288 Y2 JP H0144288Y2
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tightening
angle
worm wheel
tightening unit
worm gear
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、多軸締付ユニツトの角度変更装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車の組立方式には、1つのラインに一種類
の製品のみを流すようにした、いわゆる専用化ラ
インによる組立方式と、1つのラインに複数の異
なる種類の製品を流すようにした、いわゆる混流
化ラインによる組立方式とが知られている。
また最近、自動車の組立工程においては、ロボ
ツト等を用いて各種作業の自動化が図られてお
り、例えば平行配置した複数のボルトを多軸締付
ユニツトを備えたロボツトによつて一度に締付る
ことが行われている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで自動車用エンジンには、2バルブエン
ジンのように、点火プラグの締付方向が全て平行
なものがあり、かかるエンジンの専用化ラインに
おいては、上述の多軸締付ユニツトを備えたロボ
ツトを用いて複数の点火プラグを一度に自動締付
けすることができ、作業性を大幅に改善すること
が可能である。
しかるに上述の混流化ラインにおいては、上述
の2バルブエンジンの他に、3バルブエンジンの
ように、隣接気筒のプラグ締付方向がハ字形状で
ある等、プラグ締付方向が平行でないエンジンが
流される場合があり、そのため従来の多軸締付ユ
ニツトでは混流化ラインにおける点火プラグの自
動締付に対応できないという問題があつた。
この考案は、かかる問題点に鑑み、混流化ライ
ンにおける点火プラグの自動締付にも対応できる
多軸締付ユニツトの角度変更装置を提供せんとす
るものである。
上述のような問題を解消する方法としては、ま
ず第5図に示されるように、1つの回動ブラケツ
ト30に複数、例えば2つの締付ユニツト31,
32を固定し、ブラケツト30を1つの駆動源3
3で回動させて、締付ユニツト31,32の角度
を変更する方法が考えられる。しかるにこの方法
では、角度を変更すると一方の締付ユニツト32
の先端と他方の締付ユニツト31の先端との間に
段差が生じ、その状態で締付を行うと一方の締付
ユニツト32が点火プラグから離れてしまい、同
一面にある多数の点火プラグを締付けることがで
きない。
また他の方法として、第6図に示されるよう
に、複数の各締付ユニツト31,32毎に駆動源
33a,33bを設けて各締付ユニツト31,3
2毎に角度を変更することが考えらる。この方法
では、角度変更時に締付ユニツト31,32先端
間に段差が生じることがなく、同一面の多数の点
火プラグの締付が可能であるが、この場合には複
数の駆動源33a,33bが必要となり、高価と
なる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの考案に係る多軸締付ユニツトの角度
変更装置は、複数のユニツトを複数の締付ユニツ
トを、前後の平行リンクで支持ピンを介して相互
に連結し、該所定のピン支持部に、その支持ピン
と同軸のウオ−ムホイ−ルを設けるとともに、該
ウオ−ムホイ−ルに噛合うウオ−ムギア並びに該
ギア駆動用のモ−タとを上記リンクに取付けたも
のである。
〔作用〕
この考案においては、モ−タが駆動されると、
その駆動力がウオ−ムギヤを介してウオ−ムホイ
−ルに伝達され、これにより複数の締付ユニツト
は平行リンクによつて相互の平行を保持したまま
モ−タが設けられた側の平行リンクの各ピン支持
部分を中心に回動することとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による
多軸締付ユニツトの角度変更装置を示す。図にお
いて、1はエンジン組立混流搬送ライで、該搬送
ライン1には点火プラグの締付ステ−シヨン2が
設けられ、該締付ステ−シヨン2近傍には点火プ
ラグ締付ロボツト3が配設されている。このロボ
ツト3において、ロボツト本体4には垂直ア−ム
5が下端を中心にして前後揺動可能に設けられ、
該垂直ア−ム5の上端には水平ア−ム6が上下揺
動可能に設けられている。
そしてこのロボツト3の水平ア−ム6の先端に
は多軸締付ユニツト7が設けられている。即ち、
2本の締付ユニツト7a,7bが相互に平行に配
置されるとともに一対の平行リンク8,9によつ
てピン支持されており、又一方の平行リンク8の
途中には取付ブラケツト10が固着され、該取付
ブラケツト10には上記水平ア−ム6の先端が固
着されている。また一方の平行リンク8の締付ユ
ニツト7aのピン支持部8aにはウオ−ムホイ−
ル11が同軸に取付けられ、該ウオ−ムホイ−ル
11には平行リンク8と固定関係にあるフレ−ム
14に支持したウオ−ムギヤ12が噛合され、該
ウオ−ムギヤ12は上記フレ−ムに固定したモ−
タ13の駆動軸13aに連結されている。なお、
図中15は締付ユニツト7aに固定したブラケツ
トである。
次に動作について説明する。
搬送ライン1上を2バルブエンジンのシリンダ
ヘツド20が搬送され、これが点火プラグの締付
ステ−シヨン2に来ると、ロボツト3は2本のア
−ム5,6を適宜揺動させ、締付ユニツト7a、
7bを搬送方向と平行な状態に保持したままこれ
をシリンダヘツド20の第1、第3気筒の点火栓
取付孔21a,21cに向けて移動させ(第4図
A参照)、これによりシリンダヘツド20の第1、
第2気筒の点火栓取付孔21a,21cに仮付け
されている点火プラグ(図示せず)を締付け、次
に2本のア−ム5,6を適宜揺動させ、締付ユニ
ツト7a,7bを搬送方向と平行な状態に保持し
たままこれを一旦後退させ、搬送方向と垂直な方
向に移動させてシリンダヘツド20の第2、第4
気筒の点火栓取付孔21b,21dに対向させた
後、これを搬送方向に移動させ(第4図参照)、
シリンダヘツド20の第2、第4気筒の点火栓取
付孔21b,21dに仮付けされている点火プラ
グを締付け、こうして点火プラグの締付が完了す
ると、シリンダヘツド20は搬送ライン1上を次
のステ−シヨンに向けて搬送される。
また搬送ライン1上を3バルブエンジンのシリ
ンダヘツド22が搬送され、これが点火プラグ締
付ステ−シヨン2に来ると、今度はロボツト3は
2本のア−ム5,6を適宜揺動させるとともに、
モ−タ13を回転させ、2本の締付ユニツト7
a,7bを各々後端のピン支持部8a,8bの回
りに第3図下方に揺動させて搬送方向に対して所
定角度傾斜させ(第3図の2点鎖線参照)、締付
ユニツト7a,7bをシリンダヘツド22の第
1、第2気筒の点火栓取付孔23a,23cに対
向させた後、締付ユニツト7a,7bを上記傾斜
方向に移動させ(第4図参照)、第1、第3気筒
の点火栓取付孔24a,24cに仮付けされてい
る点火プラグを締付け、次にア−ム5,6を適宜
揺動させて締付ユニツト7a,7bを一旦後退さ
せた後、締付ユニツト7a,7bを搬送方向と垂
直な方向に移動させるとともに、、モ−タ13を
上記と逆方向に回転させて後端のピン支持部8
a,8bの回りに第3図上方に揺動させ、2本の
締付ユニツト7a,7bを各々搬送方向に対して
上記とは逆方向に所定角度傾斜させてシリンダヘ
ツド22の第2、第4気筒の点火栓取付孔23
b,23dに対向させた後、締付ユニツト7a,
7bを上記傾斜方向に移動させ(第4図D参照)、
第2、第4気筒の点火栓取付孔22b,22dに
仮付けさせている点火プラグを締付けることとな
る。
以上のような本実施例の装置では、2本の締付
ユニツトを枢支点間距離を等しくした前後の複数
の平行リンクでその枢支用のピンで支持し、ピン
支持部のうち1点において、その支持ピンと同軸
のウオ−ムホイ−ルとウオ−ムホイ−ルに噛合う
ウオ−ムギヤ並びにウオ−ムギヤ駆動用モ−タと
を設けて締付ユニツトを揺動するようにしたの
で、両締付ユニツトは各々相互の平行な状態を保
持したまま後端のピン支持部を中心に揺動し、締
付ユニツト先端が常に同一面に位置し、その結果
混流搬送ラインにおいて2バルブエンジン及び3
バルブエンジンの点火プラグの自動締付が可能と
なる。
また本装置では、2本の締付ユニツトを平行リ
ンクでピン支持すればよいので、機構が簡素であ
り、又1つの駆動源を設ければよいので、コスト
高になることもない。
さらに本装置では、駆動源内にウオ−ムホイ−
ル及びウオ−ムギヤを設けているので、締付ユニ
ツト側に過大な負荷が作用してもそれが駆動源側
に作用することがなく、その結果装置の耐久性を
保証できる。
なお上記実施例では2本の締付ユニツトの場合
について説明したが、これは2本以上であつても
よい。また駆動源は平行リンク8の締付ユニツト
7aのピン支持部以外のピン支持部に設けてもよ
い。
また上記実施例では点火プラグの締付に適用し
た場合について説明したが、これは同一面にある
締付部品であれば、点火プラグ以外のものであつ
てもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、複数のユニツ
トを前後の平行リンクで支持ピンを介して相互に
連合し、該所定のピン支持部に、その支持ピンと
同軸のウオ−ムホイ−ルを設けるとともに、該ウ
オ−ムホイ−ルに噛合うウオ−ムギヤ並びに該ギ
ア駆動用のモ−タとを上記リンクに取付け、締付
ユニツトの角度を変更し得るようにしたので、各
締付ユニツトの先端を作業面に揃えることがで
き、簡単な機構でもつて、同一面にある多数の締
付部品を角度維持して確実に自動締付できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による多軸締付ユニツ
トの角度変更装置の平面図、第2図は上記装置の
一部側面図、第3図は上記装置の一部平面図、第
4図は上記装置の動作を説明するための図、第5
図及び第6図はともに考案が解決しようとする問
題点を説明するための図である。 7a,7b……締付ユニツト、8,9……平行
リンク、11……ウオ−ムホイ−ル、12……ウ
オ−ムギヤ、13……モ−タ、14……フレ−
ム、15……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互に平行に配置した複数の締付ユニツトを枢
    支点間距離を等しくした前後の複数のリンクでそ
    の枢支用の支持ピンを介して連結し、該複数のピ
    ン支持部のうちの1つにおいて、その支持ピンと
    同軸のウオ−ムホイ−ルと、そのウオ−ムホイ−
    ルに噛合うウオ−ムギヤ並びにウオ−ムギヤ駆動
    用モ−タとが締付ユニツトと1つのリンクとのい
    ずれかに取付けられ、該モ−タを正、逆回転並び
    に回転停止させて締付ユニツトの角度変更並びに
    角度維持を行なわせることを特徴とする多軸締付
    ユニツトの角度変更装置。
JP1985168134U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0144288Y2 (ja)

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JP1985168134U JPH0144288Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JPS6278228U JPS6278228U (ja) 1987-05-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11040284B2 (en) 2019-07-16 2021-06-22 Nintendo Co., Ltd. Information processing system, storage medium having stored therein information processing program, information processing apparatus, and information processing method

Family Cites Families (2)

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JPS6278228U (ja) 1987-05-19

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