JPH0143743Y2 - - Google Patents

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JPH0143743Y2
JPH0143743Y2 JP1983048222U JP4822283U JPH0143743Y2 JP H0143743 Y2 JPH0143743 Y2 JP H0143743Y2 JP 1983048222 U JP1983048222 U JP 1983048222U JP 4822283 U JP4822283 U JP 4822283U JP H0143743 Y2 JPH0143743 Y2 JP H0143743Y2
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JP1983048222U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は片面を表示面として反転可能な表示板
を備えた表示素子を複数個並設し、各表示素子の
表示板の表裏の組合せにより数字等を構成する磁
気反転表示装置の表示素子に関する。
〔背景技術〕
複数個平面的に並設されて磁気反転表示装置を
構成する表示素子は、平面形状が四辺形のケース
の前面開口部に180゜の反転角度で反転自在に支持
された表示板が、表示板に設けた永久磁石とケー
ス内に設けた磁気駆動装置との間に生じる磁気的
な反発および吸引力により反転動作するのである
が、従来の表示素子における表示板は反転軸心か
ら先端までの長さが反転軸心の両側を等しくして
あるので、表示板の平面形状は、ケースの周壁を
除いた平面形状より小さいものとならざるを得な
かつた。このような表示素子を複数個平面的に並
設して数字や文字を構成すると、第1図に示すよ
うに各素子1の表示板2相互間にはケースの周壁
の2個分の隙間A×2が形成されたり、第2図に
示すように7セグメント型の数字を構成した場合
「1」の高さが他の数字の高さに比して低くなる
等、数字や文字の表示品位を低下させるものであ
つた。3は表示板2の側縁に設けた突部で、ケー
スの開口部端面に係止されて表示板2の180゜の反
転角度を規制するものである。
〔考案の目的〕
本考案の目的とするところは、表示素子を複数
個平面的に並設して数字や文字を構成したときに
表示装置全体の表示面積に対する表示板の占める
割合、すなわち表示板面積率を向上させる磁気反
転表示装置の表示素子を提供するにある。
〔考案の開示〕
(実施例) 本考案の一実施例を第3図乃至第7図に基づい
て説明する。11は平面形状が四辺形(さらに詳
しくは菱形)のケースで、前面が開口部となり、
その開口部の一方の対角線上に2個の軸受12,
12が位置するよう軸受部材13をはめこみ固定
し、開口部端面14をこの軸受部材13の上面か
ら表示板の厚さだけ低く形成してある。15は片
面が表示面となる表示板で、ケース11の開口部
の平面形状に略対応する6角形状をなし、前記対
角線上の両側縁には前記軸受12,12に反転自
在に支持される反転軸16,16が設けてある。
この反転軸16,16は表示板15の長手方向の
中心より若干ずれた位置に設けてあるので、表示
板15はその反転軸心から先端までの長さが反転
軸心の両側で異なる。すなわち、その長さが長い
方の表示板15の先端部15aはケース11の平
面形状に一致させ、他方の先端部15bはケース
11の周壁内面より若干小さい平面形状とするの
である。したがつて先端部15aはケース11の
開口部端面14,14で係止される範囲内でケー
ス11の外側を回動できるので、表示板は180゜ず
つ反転動作が可能となる。また、表示板15は表
示面側となる表板17と非表示面側となる裏板1
8とが成形加工されそれぞれに形成した係止片1
7a,18aを弾性的に係止することにより構成
される。19,20は2極に着磁された直方体の
永久磁石で、上下に異なる極が着磁され19と2
0とはその極性が逆になり、かつ2極の中心を通
る中心線l1は反転軸16,16の中心より一方に
ずれて位置するよう表示板15を構成する表板1
7および裏板18の凹部17b,18bによつて
表示板15内に埋込まれている。ケース11内に
は表示板15の反転範囲を避けてコ字形の鉄心2
1が設けられている。この鉄心21は磁極面22
となる両端が表示板の反転軸16と対向して配置
され、中央部にコイル23が巻回されて磁気駆動
装置を構成する。したがつて表示板15が反転動
作を終了していずれかの開口部端面14に係止さ
れている状態において、永久磁石19,20はそ
の2極の中心を通る中心線l1が表示板15の反転
軸16と磁極面22の中心を結ぶ直線l0に対しD
だけ平行にずれて表示板15に設けられている。
(動作) このように構成したことにより、コイル23に
適宜流れ方向を変えて通電すると、永久磁石1
9,20と鉄心21の磁極面22との間に反発力
および吸引力が生じ、表示板15の反転動作が行
える。例えば図面に示されているものは表示板1
5が表示状態にあり、コイルに通電されていなく
とも永久磁石19のS極が磁極面22に吸引され
てこの状態を保つている。つぎにこの表示板15
を反転させるため磁極面22にS極が発生するよ
うコイル23に通電すると磁極面22のS極は、
永久磁石19のS極との間に反発力、N極との間
に吸引力が生じるので表示板15は図において反
時計方向に開口端面14にその先端部15aが係
止されるまで、すなわち180゜回動して停止する。
したがつて表示板15は非表示状態となり、その
後コイル23に通電されなくなつても永久磁石1
9のN極が磁極面22に吸引されてこの状態を保
つ。表示板15を再び表示状態にするには磁極面
22にN極が発生するようコイル23に通電す
る。
このような表示素子を複数個平面的に並設して
第8図に示すように文字を構成すると、各素子の
表示面側である表示板15相互間にはケース11
の周壁の1個分の隙間Aのみが形成される。また
第9図に示すように7セグメント型の数字を構成
すると、従来のものに比して「1」の高さHが高
くでき、他の数字の高さとの差も小さくなる。
なお、実施例においては表示板の形状はケース
の開口部の平面形状に略対応する6角形状をなす
ものとして説明したが、これに限ることなく正方
形、矩形、円形等任意に選択してよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述したように、表示板はその反転軸
心から先端までの長さが反転軸心の両側で異な
り、かつその長さの長い方の先端がケースの前面
開口部端面に係止するようにしたので、表示素子
を複数個平面的に並設して数字や文字を構成した
ときに表示装置全体の表示面積に対する表示板の
占める割合、すなわち表示板面積率を向上させる
ことができ、7セグメント型の数字を構成したと
きは異なる数字相互に高さの差が少なくなり表示
品位の高いものとすることができる。またケース
の平面形状を菱形として7セグメント型の斜字体
の数字を構成した場合、1種類の表示素子で構成
できしかも各素子のケース相互の隙間が小さくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の表示素子で文字を構成したもの
の平面図、第2図は同じく数字を構成したものの
平面図、第3図乃至第7図は本考案の一実施例を
示すもので第3図は全体斜視図、第4図はその平
面図、第5図はその側面から見た断面図、第6図
は軸受部分の平面図、第7図は永久磁石の配置を
説明する側面図、第8図は本考案の表示素子で文
字を構成したものの平面図、第9図は同じく数字
を構成したものの平面図である。 11……ケース、15……表示板、19,20
……永久磁石、21……鉄心、22……磁極面、
23……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面形状が四辺形のケースの前面開口部に180゜
    の反転角度で反転自在に支持された表示板が、表
    示板に設けた永久磁石とケース内に設けた磁気駆
    動装置との間に生じる磁気的な反発および吸引力
    により反転動作する磁気反転表示装置の表示素子
    において、前記表示板はその反転軸心から先端ま
    での長さが反転軸心の両側で異なり、かつその長
    さの長い方の先端が前記ケースの肉厚の前面開口
    部端面を覆う状態で係止され、かつこの覆う部分
    も表示板とした磁気反転表示装置の表示素子。
JP4822283U 1983-03-31 1983-03-31 磁気反転表示装置の表示素子 Granted JPS59153578U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4822283U JPS59153578U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 磁気反転表示装置の表示素子

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JP4822283U JPS59153578U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 磁気反転表示装置の表示素子

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Publication Number Publication Date
JPS59153578U JPS59153578U (ja) 1984-10-15
JPH0143743Y2 true JPH0143743Y2 (ja) 1989-12-19

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ID=30178762

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JP4822283U Granted JPS59153578U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 磁気反転表示装置の表示素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552469U (ja) * 1978-10-04 1980-04-08
JPS55105279A (en) * 1979-02-07 1980-08-12 Kiyouhei Majima Inversionntype group work display board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5552469U (ja) * 1978-10-04 1980-04-08
JPS55105279A (en) * 1979-02-07 1980-08-12 Kiyouhei Majima Inversionntype group work display board

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JPS59153578U (ja) 1984-10-15

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