JPH0142835Y2 - - Google Patents

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JPH0142835Y2
JPH0142835Y2 JP17308782U JP17308782U JPH0142835Y2 JP H0142835 Y2 JPH0142835 Y2 JP H0142835Y2 JP 17308782 U JP17308782 U JP 17308782U JP 17308782 U JP17308782 U JP 17308782U JP H0142835 Y2 JPH0142835 Y2 JP H0142835Y2
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JP
Japan
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reel
main body
cylinder main
tightening
tightening member
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JP17308782U
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JPS5978551U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気録音再生器に使用するリールクラ
ンパーに関する。
従来、この種のリールクランプとしては、例え
ば実公昭56−53487号がある。
しかしながらこのリールクランプにあつては締
付ノツブの回転操作によつて締付部材のコレツト
チヤツクを成すテーパ部の内径を可変せしめてリ
ール装架軸を締付けあるいは解放しているが、締
付部材のコレツト機能を果すスリツトの深さは略
テーパ部の長さしかなく、したがつて締付部材の
たわみ量は少なく、結局使用材料の弾性限度外で
使用することとなり、テーパ部の繰り返し拡開、
縮小の結果永久変形が生じへたるため、締付不良
が生じる欠点があつた。
さらに、外筒本体にリールを固定するための弾
撥力を付与せしめるための圧縮スプリングの一端
が締付ノツブに当接しているため、リール装架軸
への締付けと同時に圧縮スプリングも圧縮され、
その反撥力が締付ノツブに加わり、したがつて適
正付時点がわからず必要以上に締付けていたばか
りでなく、締付ノツブの締付時圧縮スプリングも
ねじられ、締付後その戻りにより締付ノツブが若
干逆転し、その結果リール装架軸に対する締付部
材の締付保持が緩くなる欠点があつた。さらに、
締付部材と締付ノツブは螺結合され、かつ締付ノ
ツブは圧縮スプリングと接し常時上動される向き
に附勢されているため、締付部材は常に上方に引
張られた状態となつており、したがつて締付ノツ
ブを緩めてもたわんだ状態となつたままでリール
装架軸から十分離れないいわゆる喰付き現象が生
じる欠点があつた。
本考案はかかる実状に鑑みなされたもので、圧
縮スプリングの端部当接部位を直接締付ノツブと
しないで内筒本体の上部延長端に付設した鍔状ス
トツパ部とするとともに、締付部材のスリツトの
形状を改良することにより、上記問題点を解決し
たものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
る。
第1図、第2図において、1は外周部3等分割
位置に大型リール押圧固定用突起2,2,2を突
設した該突起2,2,2を除いた外径が図示しな
い小型リールのハブ径より若干小さい外筒本体、
3はこの外筒本体1に嵌合しかつ下面がリール台
4に接する内筒本体で、外周部6等分割位置に大
型リール保持用突出部5,5,……が突設されて
いるとともに、これら突出部5,5,……のうち
前記大型リール押圧固定用突起と対向配置する3
コの大型リール(図示せず)保持用突出部5,
5,5と一体に大型リール係合用突出部6,6,
6が設けられ、しかもこれら突出部5,5,……
および6,6,6を除いた外径が小型リールのハ
ブ径より若干小さくなつている。
なお、図に表われないが、前記内筒本体3の嵌
合面6等分割位置には嵌合孔が配設され、これら
嵌合孔に係合する嵌合突起が前記外筒本体1の内
周面3等分割位置に突設されている。7は前記内
筒本体3の中心孔3aに嵌合されリール装架軸8
に固定する締付部材で、後記するスリツトが等分
割位置に刻設されている。9は締付ノツブで、そ
の内周に刻設した雌ねじ10が前記締付部材7の
上端外周に刻設した雄ねじ11に螺合しており、
該締付ノツブ9を回転操作することにより前記締
付部材7の内径を可変せしめて(いわゆるコレツ
トチヤツクを成している)前記リール装架軸8を
挟持するようになつている。12は前記外筒本体
1をその中心軸に沿つて押圧し大型リールを固定
するための圧縮スプリングである。なお、前記締
付部材7が回転せぬように前記内筒本体3に回り
止めピン13が設けてある。
以上実公昭56−53487号の構造であるが、本考
案においてはかかる構造において、下端が前記外
筒本体1に接する前記圧縮スプリング12の上端
を前記内筒本体3の上部延長端に付設した鍔状ス
トツパ部14に当接する。この鍔状ストツパ部1
4は第3図に示すように、内筒本体3とは別部品
で、その内周に形成した雌ねじ14aが前記内筒
本体3の前記上部延長端外周に形成した雄ねじ3
bに螺結している。勿論、この鍔状ストツパ部1
4は内筒本体3と一体でも良い。一方、前記締付
部材7の等分割位置に刻設するスリツト7a,7
a,……の上端末を第4図a,bに示すように、
可及的に該締付部材7の上端近傍位置まで延長せ
しめるとともに、これらスリツト7a,7a,…
…は締付部材7のテーパ部位では比較的幅広に
(符号7a1で示す)、またテーパ部位の根元から直
状部位にかけては比較的幅狭とする(符号7a2
示す)、いわゆる段付スリツトとする。
本考案は上記のように、圧縮スプリング12の
上端が内筒本体3の上部延長端に付設した鍔状ス
トツパ部14に当接しているため、すなわち締付
ノツブ9に対して圧縮スプリング12が無関係と
なつたため、リール装架軸への締付けに際して圧
縮スプリング12の弾撥力が締付ノツブ9に加わ
らず、したがつて適正締付時点がはつきり認識で
き必要以上に締付けることがないばかりでなく、
締付ノツブ9の回転操作により圧縮スプリング1
2がねじられることがないので、その戻りも無く
締付部材7の締付保持が緩められることがなく、
しかも締付ノツブ9には上方に附勢される力がか
からないため、締付ノツブ9を緩めてもこれと連
結している締付部材7はたわんだ状態とならずリ
ール装架軸8から即座に離れ喰付き現象が皆無と
なる。
また、上記のように直接圧縮スプリング12の
弾撥力が締付部材7に作用しないので、締付部材
7のスリツト7a,7a,……の上端末を可及的
に上端近傍位置まで延長できる、すなわち深くと
ることができる訳であるが、この結果少ない締付
力で締付部材7のたわみ量を多くとることができ
るため、使用材料の弾性限度内で使用でき、した
がつて締付部材の永久変形は発生せずへたりによ
る締付不良が無くなる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るリールクラン
パーの一部を切欠いて示した正面図、第2図はそ
の平面図、第3図は本考案の一構成部品である鍔
状ストツパ部の斜視図、第4図a,bは夫々同じ
く締付部材の一部を切欠いて示した正面図および
その底面図である。 1……外筒本体、2……大型リール押圧固定用
突起、3……内筒本体、5……大型リール保持用
突出部、6……大型リール係合用突出部、7……
締付部材、7a……スリツト、8……リール装架
軸、9……締付ノツブ、12……圧縮スプリン
グ、14……鍔状ストツパ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒本体と、下面がリール台に接しかつ前記外
    筒本体と嵌合する内筒本体と、該内筒本体の外周
    部6等分割位置に突設する大型リール保持用突出
    部と、前記外筒本体の外周部3等分割位置に突設
    する大型リール押圧固定用突起と、前記大型リー
    ル保持用突出部のうち前記大型リール押圧固定用
    突起と対向配置する少なくとも3コの大型リール
    保持用突出部と一体な大型リール係合用突出部
    と、前記外筒本体をその中心軸に沿つて押圧せし
    める圧縮スプリングと、前記内筒本体の中心孔に
    嵌合しリール装架軸に固定せしめるための締付部
    材と、該締付部材を操作するための締付ノツブと
    を備え、前記圧縮スプリングの上端を前記内筒本
    体の上部延長端に付設したストツパ部に当接する
    とともに、前記締付部材の等分割位置に刻設する
    スリツトの上端末を可及的に該締付部材の上端近
    傍位置まで延長したことを特徴とするリールクラ
    ンパー。
JP17308782U 1982-11-15 1982-11-15 リ−ルクランパ− Granted JPS5978551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17308782U JPS5978551U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 リ−ルクランパ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17308782U JPS5978551U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 リ−ルクランパ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978551U JPS5978551U (ja) 1984-05-28
JPH0142835Y2 true JPH0142835Y2 (ja) 1989-12-13

Family

ID=30377143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17308782U Granted JPS5978551U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 リ−ルクランパ−

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JP (1) JPS5978551U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5978551U (ja) 1984-05-28

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