JPS6112567Y2 - - Google Patents

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JPS6112567Y2
JPS6112567Y2 JP12825279U JP12825279U JPS6112567Y2 JP S6112567 Y2 JPS6112567 Y2 JP S6112567Y2 JP 12825279 U JP12825279 U JP 12825279U JP 12825279 U JP12825279 U JP 12825279U JP S6112567 Y2 JPS6112567 Y2 JP S6112567Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
stop screw
tone arm
main body
pressing piece
arm
Prior art date
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JP12825279U
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JPS5646010U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばトーンアームの上下位置調整の
使用に適するトーンアームの上下位置調整用スト
ツプスクリユーに関する。
プレイヤー等のトーンアームの上下位置調整
は、通常トーンアームの回動支点基部に位置する
アームスタンドに設けたストツプスクリユーによ
つて行なわれている。
従来のストツプスクリユーは、トーンアームの
上下位置調整に際してストツプスクリユーが1本
の場合はその螺合を解くと直ちにトーンアームが
トーンアーム用支柱に沿つて落下する構造であつ
たため、微調整が難かしく、かつトーンアームが
アームスタンドに衝突しトーンアーム及びアーム
スタンドを損傷させていたばかりでなく、その衝
撃によつてトーンアームに付属するカートリツジ
等付属部品の損傷、機能低下を起こすおそれがあ
つた。
また、ストツプスクリユーの先端にプラスチツ
ク製等のサブストツプスクリユーを螺着し所謂ス
トツプスクリユーを2本使用した型式のものもあ
るが、このストツプスクリユーではトーンアーム
の高さ位置調整が難しい上に、調整の際には通常
サブストツプスクリユーを介しトーンアーム用支
柱を強固に締め付けることとしていたため、トー
ンアーム用支柱を傷つけるおそれがあつた。
更に、従来第1図で示すように、アームスタン
ド15に調整リング16を嵌合しこれらをビス1
7で一体的に固定すると共に調整リング16の中
央に形成したネジ孔にインナースタンド18を螺
合させ、調整リング16を回動することによつて
アームスタンド15に対しインナースタンドを上
下動させ、インナースタンド18に固定したトー
ンアーム用支柱19を介してトーンアームの上下
位置調整を行なうものがあつた。
しかしこの従来装置では部品点数が多いためそ
の組立作業が煩雑化しかつ装置自体が非常に高価
になる等の欠点があつた。
そこで、本考案はこのような従来のストツプス
クリユーの欠点を除去することを目的とし、スト
ツプスクリユーをゆるめても直ちにトーンアーム
が落下することなく、微調整が容易で、またこの
落下に起因するトーンアーム及びアームスタンド
の損傷及び機能低下の防止することができ確実か
つ安全にトーンアームの上下位置調整を行なうこ
とができ、更にこの種装置を安価に製造できる実
用的なストツプスクリユーを提供しようとするも
のである。
以下、本考案を図示実施例につき説明すると、
第2図において1はプレイヤーのトーンアーム
で、アームスタンド2は嵌挿させたトーンアーム
用支柱3によつて回動可能に支持されている。
トーンアーム用支柱3はアームスタンド2に対
し上下に移動可能に取付けられ、その上下位置を
アームスタンド2の周面より螺合させたストツプ
スクリユー4のビス止め作用によつて調整できる
ようにしてある。
第3図は本考案に係るストツプスクリユーを拡
大して断面図示したもので、5は端面にドライバ
ー嵌挿用のスリワリ6を形成した棒状のストツプ
スクリユー主体で大径部を有しその外周面にアー
ムスタンド2に設けたストツプスクリユー取付用
ネジ孔13に螺合する雄ネジ部7を設けている。
8は、ストツプスクリユー主体5のスリワリ6と
反対側の端部に形成した突出部であり、小径部と
なつている。
9は上記雄ネジ部7の谷径より僅かに小径の外
径を有し、周面の一端に段部10を形成し他端面
にトーンアーム用支柱3の周面と当接して係合す
る係合面14を形成した管状の押圧片9で例えば
プラスチツク材料からなり、上記段部10を内側
に向けて上記突出部8の外周に嵌挿し、該突出部
8の根元部外周すなわちストツプスクリユー主体
5の小径部と大径部の境目に形成された段部と押
圧片9の段部10との間にスプリング等の弾力部
材11を介在させてある。
押圧片9とストツプスクリユー主体5と弾性部
材11との関係は、ストツプスクリユーの取付取
外しを便ならしめるため、突出部8の一部外径と
押圧片9の段部外径をスプリングのコイル内径よ
り僅かに大径としてスプリングを突出部8及び段
部10に密に嵌合させ、これら3者を一体的に連
結させておくことが望ましいが、各部材をそれぞ
れ別体に構成し、まず取付用ネジ孔13内に押圧
片9を挿入し、ついで突出部8の周囲にコイルバ
ネの如きスプリングを取り付けたストツプスクリ
ユー主体5をねじ込んでいくことにより、3者を
結合するように構成しても良い。この他、図にお
いて12はトーンアーム支柱3の周面に形成した
係合溝である。
このように構成した本考案に係るストツプスク
リユーによつてトーンアームの上下位置を調整す
る場合は、トーンアーム1をトーンアーム用支柱
3に沿つて上下に移動させ、トーンアーム1を所
望の位置に保持し、ストツプスクリユー主体5を
アームスタンド2に設けたストツプスクリユー取
付用ネジ孔13に螺合させればよい。
即ち、ストツプスクリユー主体5を雄ネジ部7
を介してストツプスクリユー取付用ネジ孔13に
螺合させると、弾力部材11を介してストツプス
クリユー主体5と押圧片9が一体となつてストツ
プスクリユー取付用ネジ孔13内部に進入する。
そして、ストツプスクリユー主体5の先端面すな
わち突出部8の先端面をトーンアーム用支柱3の
周面に形成した係合溝12に当接させ、かつスト
ツプスクリユー主体5の突出部8の外周に嵌合さ
せた押圧片9の係合面14をトーンアーム用支柱
3の周面に当接させた後、更にストツプスクリユ
ー主体5をねじ込むと、ストツプスクリユー主体
5の先端面がトーンアーム用支柱3の係合溝12
を強力に押圧し、かつストツプスクリユー主体5
と押圧片9との間に介在させた弾力部材11が縮
小変位し、その弾発作用によつて押圧片9の係合
面14がトーンアーム用支柱周面を強力に押圧
し、このそれぞれの接触面圧力によつてトーンア
ーム用支柱3が一定高さに確実に係止される。
また、トーンアーム1の上下位置を再調整する
場合、ストツプスクリユー主体5をゆるめると、
スクリユー主体5が第3図上右方に移動し、スト
ツプスクリユー5の先端とトーンアーム用支柱3
の係合溝12との間に僅かな隙間が形成され、ス
トツプスクリユー主体5と押圧片9との間に介在
させた弾力部材11が同方向に伸長変位する。し
かし、上記弾力部材11には残余の縮小変位が形
成されているので、その変位に相当する弾力部材
11の弾発作用によつて未だ押圧片9の係合面1
4とトーンアーム用支柱3の周面との間に接触面
圧力が維持されているため、トーンアーム用支柱
3は半固定の状態を維持し、ストツプスクリユー
主体5を多少ゆるめた程度ではトーンアーム1は
落下しない。
なお、上記の説明においてはトーンアーム用支
柱3にキズがつくのを防止するために押圧片9を
プラスチツク材料により構成することを前提とし
ているが、この例に限らず押圧片9を金属部材よ
り構成したり、あるいはストツプスクリユー主体
5をプラスチツク等の合成樹脂等で構成すること
も可能である。
また、ストツプスクリユー主体5の外端面には
ドライバーを介し取付用ネジ孔13内にストツプ
スクリユー主体5をねじ込んで螺設するようスリ
ワリ6が形成されているが、スリワリ6を形成す
ることなく外端部周面にローレツト加工等を施こ
し、指でつまんでねじ込むように構成することも
許容するものである。
本考案は以上のようにストツプスクリユーをス
トツプスクリユー主体5と押圧片の2部材で構成
し、この両者の間にスプリング等の弾力部材を介
在させストツプスクリユー主体5に押圧片9を装
着して構成したから、ストツプスクリユーを多少
ゆるめた程度では弾力部材の弾力によつてストツ
プスクリユーとトーンアーム用支柱との係合が維
持され、従来の此種ストツプスクリユーのように
ストツプスクリユーをゆるめたとたんにトーンア
ームを落下させる等といつた欠点を除去でき、ま
た落下に起因するトーンアームに付属するカート
リツジ等の損傷及び機能低下を防止し、かつトー
ンアームを傷付けることなく、確実かつ安全にト
ーンアームの上下位置を調整できる効果がある。
また、本考案では弾力部材を介してストツプス
クリユーの緊締が行なわれるので、緊締の程度を
微量調整することができる等の効果がある。特に
この効果はオーデイオ製品のみならず精密機械、
測定機器の使用にも適する利点がある。
更に本考案は部品点数が少ないから、組立作業
が簡単かつ容易となり従来此種装置に比較しこれ
を安価に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトーンアームの上下位置調整装
置の一例を示した縦断面図、第2図は本考案に係
るストツプスクリユーを使用したプレイヤーの斜
面図、第3図は本考案の一実施例を拡大して示す
横断平面図でその実施状態をトーンアーム用支柱
とアームスタンドとの関係において示している。 1……トーンアーム、2……アームスタンド、
3……トーンアーム用支柱、4……ストツプスク
リユー、5……ストツプスクリユー主体、7……
雄ネジ部、11……弾力部材、13……ストツプ
スクリユー取付用ネジ孔、14……係合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アームスタンド2に形成したストツプスクリユ
    ー取付用ネジ孔13に螺合可能とした雄ネジ7を
    大径部外周に有し、かつ小径部の突出部先端面が
    トーンアーム用支柱3に形成された係合溝12に
    係合可能なストツプスクリユー主体5とこのスト
    ツプスクリユー主体5の突出部8の先端部外周に
    設けられ、かつ先端面がアームスタンド用支柱3
    と係合し、このトーンアーム用支柱3を固定する
    係合面14を形成した押圧片9とを備え、前記突
    出部8の外周であつてストツプスクリユー主体5
    の大径部と押圧片9の間に弾力部材11を介在さ
    せて成ることを特徴とするトーンアームの上下位
    置調整用ストツプスクリユー。
JP12825279U 1979-09-17 1979-09-17 Expired JPS6112567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12825279U JPS6112567Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12825279U JPS6112567Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5646010U JPS5646010U (ja) 1981-04-24
JPS6112567Y2 true JPS6112567Y2 (ja) 1986-04-19

Family

ID=29360089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12825279U Expired JPS6112567Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110607U (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 三菱マテリアル株式会社 ロツカア−ム用チツプ

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Publication number Publication date
JPS5646010U (ja) 1981-04-24

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