JPH0135045Y2 - - Google Patents

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JPH0135045Y2
JPH0135045Y2 JP5392486U JP5392486U JPH0135045Y2 JP H0135045 Y2 JPH0135045 Y2 JP H0135045Y2 JP 5392486 U JP5392486 U JP 5392486U JP 5392486 U JP5392486 U JP 5392486U JP H0135045 Y2 JPH0135045 Y2 JP H0135045Y2
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JP
Japan
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support shaft
base
outer circumferential
hole
abuts
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JP5392486U
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に精密測定器具に適用し得るクラ
ンプ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の精密測定器具用のクランプ装置と
して第4図の型式のものが用いられている。
この第4図は従来構造の一方の部分を示したも
ので、そのクランプ構造は締付体51に嵌着穴5
2を形成し、支持軸53に嵌着穴52を中間ばめ
の公差をもつて嵌入し、締付ボルト54を締めて
すり割り溝55の作用で締付体51を支持軸53
に抱締め固定するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来構造の場合、締付ボルト
54の使用頻度が高くなると中間ばめのためすり
割り溝55による締付体51の弾性復元が低下
し、また支持軸53の円筒度のばらつきによつて
締付体51と支持軸53との摺動が円滑にでき
ず、また逆に締め付け不足が生ずることがあり、
このため作業性が低下するという不都合を有して
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解消することを目的
とするもので、その要旨は、並列する2個の支持
軸を回動及び固定可能に設けるものであつて、上
記一方の第1支持軸に遊挿し得る第1貫通穴を有
する基筒体と、上記他方の第2支持軸に遊挿し得
る第2貫通穴を有し、一方の側面に該基筒体に係
合する係合部を有するとともに他方の側面に螺子
部を有する基螺体と、該基筒体の外周面にスライ
ド可能に嵌挿され、一方の側面に該第1支持軸の
外周面に当接する第1V溝を有するとともに他方
の側面に第2支持軸の外周面に当接する第1端面
を有する第1締付筒と、該基螺体の外周面にスラ
イド可能に嵌挿され、一方の側面に該第2支持軸
の外周面に当接する第2V溝を有するとともに他
方の側面に前記螺子部に螺着される摘子体に当接
する第2端面を有する第2締付筒とで構成したこ
とを特徴とするクランプ装置にある。
〔作用〕
第1支持軸に基筒体の第1貫通穴を遊挿し、第
2支持軸に基螺体の第2貫通穴を遊挿し、摘子体
を螺子部に螺着締付け回動すると基筒体及び係合
部により係合する基螺体と第1、第2締付筒とは
互いに反対向きに移動し、第1支持軸の外周面は
第1貫通穴の内面と第1締付筒の第1V溝とで挾
み付けられ、かつ第2支持軸の外周面は第1締付
筒の第1端面と第2締付筒の第2V溝とで挾み付
けられ、さらに第1、第2支持軸の外周面は第1
締付筒の第1貫通穴の内面と第2締付筒の第2V
溝とで挾み付けられ、第1、第2支持軸の相対位
置は固定され、また摘子体を緩め回動すると上記
各挾み付部分は緩むことになり、第1締付筒の第
1端面と第2支持軸の外周面との当接部において
第1、第2支持軸の回動が可能となる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案をダイヤルスタンド
に適用した実施例を示し、1は第1支持軸、2は
第2支持軸であつて、この場合第1支持軸1はベ
ース3上に立設され、第2支持軸2にはインジケ
ータ4この場合ダイヤルゲージが取付けられる。
5は基筒体であつて、基筒体5に第1支持軸1
に遊挿し得る、この場合径にして第1支持軸1よ
りも1mm径大の第1貫通穴6を形成している。
7は基螺体であつて、基螺体7はこの場合一方
の側面に前記基筒体5の内周鍔8に係合する係合
部9を有し、他方の側面に螺子部10を有し、中
程部に第2支持軸2に遊挿し得る、この場合径に
して第2支持軸2よりも2mm径大な第2貫通穴1
1を形成している。
12は第1締付筒であつて、第1締付筒12は
基筒体5の外周面にスライド可能に嵌挿され、一
方の側面に第1支持軸1の外周面に当接する第
1V溝13を有するとともに他方の側面に第2支
持軸2の外周面に当接する第1端面14を有して
いる。
15は第2締付筒であつて、第2締付筒15は
基螺体7の外周面にスライド可能に嵌挿され、一
方の側面に第2支持軸2の外周面に当接する第
2V溝16を有するとともに他方の側面に前記螺
子部10に螺着される摘子体17に当接する第2
端面18を有している。
19は予圧用バネであつて、予圧用バネ19は
この場合圧縮バネであり、摘子体17と第2端面
18との間に介在されている。
この実施例は上記構成であるから、第1支持軸
1に基筒体5の第1貫通穴6を遊挿し、第2支持
軸2に基螺体7の第2貫通穴11を遊挿し、摘子
体17を螺子部10に螺着締付け回動すると基筒
体5及び係合部9により係合する基螺体7と第
1、第2締付筒12,15とは互いに反対向きに
移動し、第2図の如く第1支持軸1の外周面は第
1貫通穴6の内面と第1締付筒12の第1V溝1
3とで挾み付けられ、かつ第2支持軸2の外周面
は第1締付筒12の第1端面14と第2締付筒1
5の第2V溝16とで挾み付けられ、さらに第1、
第2支持軸1,2の外周面は第1締付筒12の第
1貫通穴6の内面と第2締付筒15の第2V溝1
6とで挾み付けられ、このため第1、第2支持軸
1,2をクランプ固定でき、また摘子体17を緩
め回動すると上記各挾み付部分は緩むことにな
り、このため第1締付筒12の第1端面14と第
2支持軸2の外周面との当接部において第1、第
2支持軸1,2の回動を可能にでき、このとき第
1、第2支持軸1,2と第1、第2貫通穴6,1
1とは大なるすきまばめの遊挿状態のため第1、
第2支持軸1,2の外径及び第1、第2貫通穴
6,11の穴径の寸法精度の向上を不要にでき、
かつ円筒度のばらつきも問題にはならず、コスト
低減が可能となり、それでいて強いクランプ力が
得られて確実なクランプができ、またアンクラン
プ時での上下動不良も回避することができる。こ
の場合予圧用バネ19が存在するため摘子体17
を緩め回動しても、すなわちアンクランプ時でも
弱い力でクランプしているため基筒体5等が第1
支持軸1上を降下せず、作業性の向上を図ること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、第1、第2支持軸を基筒
体、基螺体、摘子体、第1締付筒、第2締付筒に
よつてクランプ固定できるとともに第1、第2支
持軸の外径及び第1、第2貫通穴の穴径の寸法精
度の向上を不要にでき、かつ円筒度のばらつきも
問題にはならず、コスト低減が可能となり、それ
でいて強いクランプ力が得られて確実なクランプ
ができ、またアンクランプ時での上下動不良も回
避することができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体側面図、第2図はその部分分解斜視図、第
3図はそのクランプ状態の断面図、第4図は従来
構造の部分図である。 1……第1支持軸、2……第2支持軸、5……
基筒体、6……第1貫通穴、7……基螺体、9…
…係合部、10……螺子部、11……第2貫通
穴、12……第1締付筒、13……第1V溝、1
4……第1端面、15……第2締付筒、16……
第2V溝、17……摘子体、18……第2端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列する2個の支持軸を回動及び固定可能に設
    けるものであつて、上記一方の第1支持軸に遊挿
    し得る第1貫通穴を有する基筒体と、上記他方の
    第2支持軸に遊挿し得る第2貫通穴を有し、一方
    の側面に該基筒体に係合する係合部を有するとと
    もに他方の側面に螺子部を有する基螺体と、該基
    筒体の外周面にスライド可能に嵌挿され、一方の
    側面に該第1支持軸の外周面に当接する第1V溝
    を有するとともに他方の側面に第2支持軸の外周
    面に当接する第1端面を有する第1締付筒と、該
    基螺体の外周面にスライド可能に嵌挿され、一方
    の側面に該第2支持軸の外周面に当接する第2V
    溝を有するとともに他方の側面に前記螺子部に螺
    着される摘子体に当接する第2端面を有する第2
    締付筒とで構成したことを特徴とするクランプ装
    置。
JP5392486U 1986-04-10 1986-04-10 Expired JPH0135045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5392486U JPH0135045Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JP5392486U JPH0135045Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62167917U JPS62167917U (ja) 1987-10-24
JPH0135045Y2 true JPH0135045Y2 (ja) 1989-10-25

Family

ID=30880435

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JP5392486U Expired JPH0135045Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629527Y2 (ja) * 1989-02-03 1994-08-10 カネテック株式会社 自在支持装置
JP4560689B2 (ja) * 1999-08-16 2010-10-13 有限会社梅本製作所 三脚への傘等固定装置

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Publication number Publication date
JPS62167917U (ja) 1987-10-24

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