JPH0429361Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429361Y2 JPH0429361Y2 JP1983143971U JP14397183U JPH0429361Y2 JP H0429361 Y2 JPH0429361 Y2 JP H0429361Y2 JP 1983143971 U JP1983143971 U JP 1983143971U JP 14397183 U JP14397183 U JP 14397183U JP H0429361 Y2 JPH0429361 Y2 JP H0429361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- micrometer
- tip
- rod
- holder
- inner sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
本考案は、いわゆる内側マイクロメータの改良
に関するものである。
に関するものである。
従来の内側マイクロメータのは、マイクロメー
タのスピンドルのネジ部(凸部)をロツドのネジ
部にねじ込み、更にロツドの先端に測定子を螺着
したものが一般的である。 ロツドは、測定長さに応じて、例えば50〜400
mmものを用い、測定長さが400mm以上の場合には
ロツドを継ぎ足しして使用する。この場合、マイ
クロメータ、ロツド、測定子を継ぎ足したところ
で基準棒あるいはブロツクゲージで0点調整を行
つた外側マイクロメータで0点調整を行う。 その際、ロツドを取り替えたり、継ぎ足したり
した場合、その都度0点調整が必要となる。 その理由は、ねじ込みで接続する箇所すべて
が面で接触するので、ネジの締め付け具合、ある
いはゴミ等の付着により0点がずれるおそれが大
きい、ロツドの長さに対する保証がない、等に
よる。
タのスピンドルのネジ部(凸部)をロツドのネジ
部にねじ込み、更にロツドの先端に測定子を螺着
したものが一般的である。 ロツドは、測定長さに応じて、例えば50〜400
mmものを用い、測定長さが400mm以上の場合には
ロツドを継ぎ足しして使用する。この場合、マイ
クロメータ、ロツド、測定子を継ぎ足したところ
で基準棒あるいはブロツクゲージで0点調整を行
つた外側マイクロメータで0点調整を行う。 その際、ロツドを取り替えたり、継ぎ足したり
した場合、その都度0点調整が必要となる。 その理由は、ねじ込みで接続する箇所すべて
が面で接触するので、ネジの締め付け具合、ある
いはゴミ等の付着により0点がずれるおそれが大
きい、ロツドの長さに対する保証がない、等に
よる。
本考案は、1つのマイクロメータヘツドを用
い、作業開始時の1回の0点調整のみで、小から
大のすべてのサイズの測定が行え、かつ精度も殆
ど差のない内側マイクロメータを提供しようとす
るものである。
い、作業開始時の1回の0点調整のみで、小から
大のすべてのサイズの測定が行え、かつ精度も殆
ど差のない内側マイクロメータを提供しようとす
るものである。
本考案は、マイクロメータヘツドに、ホルダー
を介して、先端部が球形のインナースリーブ及び
マイクロメータ基準棒を接続せしめ、該基準棒の
先端部に球形の測定子を具備した内側マイクロメ
ータを要旨とするものである。 この構造を第1図及び第3図により説明する。
両図において、1は市販のマイクロメータヘツド
であり、スピンドル部1aにホルダー2がそのス
リーブ7を止めネジ5により係止されている。3
は、インナースリーブであつて、その先端部3a
は球面を形成している。 第1図においては、該インナースリーブ3はホ
ルダー2のスリーブ7の内側にネジ4により係止
されている態様を示しているが、別の構成とし
て、インナースリーブ3を直接マイクロメータヘ
ツドのスピンドル部1aに取り付け、これにホル
ダーのスリーブ7を嵌合することも可能であり、
使用に当たつて好ましいことが多い。インナース
リーブ3の先端部3aは球形を形成するように加
工されている。 12は基準棒であつて、ホルダー2を介してマ
イクロメータヘツドのスピンドル部1aに接続さ
れ、その先端はインナースリーブの先端部3aと
略点接触する。 次に、被測定物と接する測定子11は、その先
端9が球形を形成するように構成される。 その1例としては、第2図に示すように、測定
子のスリーブ8の先端に鋼球9が、回動可能に圧
入嵌遊され、基準棒12の先端にはめ込まれ、止
めネジ10で係止される態様が挙げられる。この
場合、鋼球としては、ブリネル硬さ計用鋼球を用
いるのが適当である。
を介して、先端部が球形のインナースリーブ及び
マイクロメータ基準棒を接続せしめ、該基準棒の
先端部に球形の測定子を具備した内側マイクロメ
ータを要旨とするものである。 この構造を第1図及び第3図により説明する。
両図において、1は市販のマイクロメータヘツド
であり、スピンドル部1aにホルダー2がそのス
リーブ7を止めネジ5により係止されている。3
は、インナースリーブであつて、その先端部3a
は球面を形成している。 第1図においては、該インナースリーブ3はホ
ルダー2のスリーブ7の内側にネジ4により係止
されている態様を示しているが、別の構成とし
て、インナースリーブ3を直接マイクロメータヘ
ツドのスピンドル部1aに取り付け、これにホル
ダーのスリーブ7を嵌合することも可能であり、
使用に当たつて好ましいことが多い。インナース
リーブ3の先端部3aは球形を形成するように加
工されている。 12は基準棒であつて、ホルダー2を介してマ
イクロメータヘツドのスピンドル部1aに接続さ
れ、その先端はインナースリーブの先端部3aと
略点接触する。 次に、被測定物と接する測定子11は、その先
端9が球形を形成するように構成される。 その1例としては、第2図に示すように、測定
子のスリーブ8の先端に鋼球9が、回動可能に圧
入嵌遊され、基準棒12の先端にはめ込まれ、止
めネジ10で係止される態様が挙げられる。この
場合、鋼球としては、ブリネル硬さ計用鋼球を用
いるのが適当である。
このようにして構成された内側マイクロメータ
は、マイクロメータヘツド1、ホルダー2、イン
ナースリーブ3、基準棒12、測定子11を第3
図に示すように、組み合わせ、接続されて使用さ
れる。 この手続きを示すと、まずマイクロメータヘツ
ド1のスピンドル1aにホルダー2を嵌合係止さ
せる。 この際、アンビル1bの先端からインナースリ
ーブ3の先端3aまでの寸法を測定し、0点調整
をしておく必要がある。この場合の0点調整は、
マイクロメータヘツドにインナースリーブを取り
付けた状態で行えばよい。 即ち、インナースリーブの先端3aは球面であ
り、また測定子の先端も球面であるので、その間
に挿入した基準棒の両端が平面であつても誤差は
ない。 また、基準棒は保証された長さであるので(外
側マイクロメータの基準棒をそのまま使用する)、
長さの異なる基準棒と取り替えてもその都度0点
調整は不要だからである。 次に、ホルダー2の他端側へ、必要長さを有す
る基準棒12を、インナースリーブ3の先端3a
に当接するまで挿入し、止ネジ6で固定する。最
後に、基準棒12の他端に測定子11を嵌合し、
測定端子である鋼球9に軽く当たるように押し込
み、止ネジ10で係止する。 このようにして組み立てられた本考案のマイク
ロメータは、被測定物が変わつても、基準棒12
を取り替えるだけで、再度の0点調整は全く不要
であり、かつ精度も変わるところはない。また、
基準棒12は、外側マイクロメータに必ず付属品
として添付されているので、ホルダー2と測定子
11のみを準備すればよく経済的に極めて有利で
ある。 更に、本考案の大きな特長の1つは、1本の基
準棒で測定ができない場合に、必要なホルダーを
継ぎ足すことにより、大きな長さの測定が可能と
なることである。 また、ホルダー2のインナースリーブ3の先端
部3aに球面を形成する手段としては、第4図に
示すように、インナースリーブ3′の先端に鋼球
9′を挿入し、他方にストツパーリング13をは
めて鋼球9′を嵌遊させることが考えられる。 本考案の内側マイクロメータは、継ぎ足しロツ
ドの代わりに長さの保証された基準棒を用いるた
め、高価な継ぎ足しロツド等を用いる必要はな
く、特に継ぎ足しの度に0点調整を行うことな
く、所要の測定が可能となるので、作業性、管理
面で極めて優れた測定器具を提供することができ
るものである。
は、マイクロメータヘツド1、ホルダー2、イン
ナースリーブ3、基準棒12、測定子11を第3
図に示すように、組み合わせ、接続されて使用さ
れる。 この手続きを示すと、まずマイクロメータヘツ
ド1のスピンドル1aにホルダー2を嵌合係止さ
せる。 この際、アンビル1bの先端からインナースリ
ーブ3の先端3aまでの寸法を測定し、0点調整
をしておく必要がある。この場合の0点調整は、
マイクロメータヘツドにインナースリーブを取り
付けた状態で行えばよい。 即ち、インナースリーブの先端3aは球面であ
り、また測定子の先端も球面であるので、その間
に挿入した基準棒の両端が平面であつても誤差は
ない。 また、基準棒は保証された長さであるので(外
側マイクロメータの基準棒をそのまま使用する)、
長さの異なる基準棒と取り替えてもその都度0点
調整は不要だからである。 次に、ホルダー2の他端側へ、必要長さを有す
る基準棒12を、インナースリーブ3の先端3a
に当接するまで挿入し、止ネジ6で固定する。最
後に、基準棒12の他端に測定子11を嵌合し、
測定端子である鋼球9に軽く当たるように押し込
み、止ネジ10で係止する。 このようにして組み立てられた本考案のマイク
ロメータは、被測定物が変わつても、基準棒12
を取り替えるだけで、再度の0点調整は全く不要
であり、かつ精度も変わるところはない。また、
基準棒12は、外側マイクロメータに必ず付属品
として添付されているので、ホルダー2と測定子
11のみを準備すればよく経済的に極めて有利で
ある。 更に、本考案の大きな特長の1つは、1本の基
準棒で測定ができない場合に、必要なホルダーを
継ぎ足すことにより、大きな長さの測定が可能と
なることである。 また、ホルダー2のインナースリーブ3の先端
部3aに球面を形成する手段としては、第4図に
示すように、インナースリーブ3′の先端に鋼球
9′を挿入し、他方にストツパーリング13をは
めて鋼球9′を嵌遊させることが考えられる。 本考案の内側マイクロメータは、継ぎ足しロツ
ドの代わりに長さの保証された基準棒を用いるた
め、高価な継ぎ足しロツド等を用いる必要はな
く、特に継ぎ足しの度に0点調整を行うことな
く、所要の測定が可能となるので、作業性、管理
面で極めて優れた測定器具を提供することができ
るものである。
第1図は、本考案の内側マイクロメータを説明
する一部断面図である。第2図は、測定子の一部
断面説明図である。第3図は、本考案のマイクロ
メータを組み立てたときの説明図である。第4図
は、ホルダーの1態様を説明する断面図である。 各図において、1はマイクロメータヘツド、
2,2′はホルダー、3,3′はインナースリー
ブ、3aはインナースリーブ先端、4,5,6,
10は止ネジ、7,7′,8はスリーブ、9,
9′は鋼球、11は測定子、12は基準棒、13
はストツパーリングである。
する一部断面図である。第2図は、測定子の一部
断面説明図である。第3図は、本考案のマイクロ
メータを組み立てたときの説明図である。第4図
は、ホルダーの1態様を説明する断面図である。 各図において、1はマイクロメータヘツド、
2,2′はホルダー、3,3′はインナースリー
ブ、3aはインナースリーブ先端、4,5,6,
10は止ネジ、7,7′,8はスリーブ、9,
9′は鋼球、11は測定子、12は基準棒、13
はストツパーリングである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マイクロメータヘツドに、ホルダーを介し
て、先端部が球形のインナースリーブ及びマイ
クロメータ基準棒を接続せしめ、該基準棒の先
端に球形の測定子を具備した内側マイクロメー
タ。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、マイク
ロメータ基準棒を2本以上接続せしめた内側マ
イクロメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14397183U JPS6051405U (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | つぎたし形内側マイクロメ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14397183U JPS6051405U (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | つぎたし形内側マイクロメ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051405U JPS6051405U (ja) | 1985-04-11 |
JPH0429361Y2 true JPH0429361Y2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=30321202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14397183U Granted JPS6051405U (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | つぎたし形内側マイクロメ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051405U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051406B2 (ja) * | 1978-09-11 | 1985-11-13 | 大日本印刷株式会社 | チユ−ブ容器の製造装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051406U (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-11 | 関東特殊製鋼株式会社 | マイクロメ−タ用ホルダ− |
-
1983
- 1983-09-17 JP JP14397183U patent/JPS6051405U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051406B2 (ja) * | 1978-09-11 | 1985-11-13 | 大日本印刷株式会社 | チユ−ブ容器の製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6051405U (ja) | 1985-04-11 |
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