JP3498940B2 - シリンダゲージのゼロ点調整用治具 - Google Patents

シリンダゲージのゼロ点調整用治具

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダゲージで
測定物の穴の内径を測定するに当たり、マイクロメータ
のアンビルとスピンドル間でシリンダゲージのダイヤル
ゲージのゼロ点調整を容易とするためのシリンダゲージ
のゼロ点調整用治具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、シリンダゲージにより測定物の穴
の内径を測定するに当たり、マイクロメータのアンビル
とスピンドルの測定面の間に換えロッドと測定子を当接
してシリンダゲージのダイヤルゲージのゼロ点調整を行
っている。なお、測定範囲が18mm以上400mm以
下のシリンダゲージについては、JIS B7515に
規定されている。また、マイクロメータについては、J
IS B7502に規定されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】シリンダゲージにより
測定物の穴の内径を測定するに当たっての上述の従来の
シリンダゲージのゼロ点調整作業では、マイクロメータ
のアンビルの測定面にシリンダゲージの測定子を押し当
てながら、マイクロメータのスピンドルの測定面にシリ
ンダゲージの換えロッドを当接してダイヤルゲージのゼ
ロ点調整を行うため、マイクロメータのアンビルとスピ
ンドルの両方の測定面へのシリンダゲージの測定子及び
換えロッドの当接状態を気遣いながら行わなくてはなら
ず、測定者の手振れや手の感覚等により調整作業にかな
りの時間を費やし、測定者の体温による測定子への伝熱
による測定誤差も生じやすい状態で行われていた。特
に、穴の内径の大きい測定物においては、ダイヤルゲー
ジのゼロ点調整も一人作業では困難となり、二人作業と
なる場合もあり、上述の課題を含め、大きな測定誤差を
生じる要因ともなっていた。 【0004】本発明の目的は、上述の課題を解決し、シ
リンダゲージにより測定物の穴の内径を測定するに当た
り、マイクロメータのアンビルとスピンドルの測定面の
間に測定子と換えロッドを当接して行うシリンダゲージ
のゼロ点調整作業を容易とすることにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、シリンダゲージにより測定物の穴の内
径を測定するに当たり、マイクロメータのアンビルとス
ピンドルの測定面の間に測定子と換えロッドを当接して
行うシリンダゲージのゼロ点調整作業において、マイク
ロメータのアンビルの外径と嵌合し、シリンダゲージの
測定子を貫通する第1の穴と、シリンダゲージの測定子
部のケーシングの外径と嵌合する第2の穴とを有し、第
2の穴側の端面を当接させるシリンダゲージの案内板面
と測定子の先端部までの高さ以下の厚みのブロックでシ
リンダゲージのゼロ点調整用治具を構成する。 【0006】マイクロメータのアンビルの外径と嵌合し
てマイクロメータのフレームと当接するブロックの第2
の穴側の端面をシリンダゲージの案内板に当接するとと
もに、マイクロメータのアンビルの測定面にシリンダゲ
ージの測定子を当接させ、これを基準として、マイクロ
メータのスピンドルの測定面とシリンダゲージの換えロ
ッドを当接してシリンダゲージのダイヤルゲージのゼロ
点調整を行う。 【0007】 【発明の実施の形態】図1及び図2に、本発明における
シリンダゲージのゼロ点調整用治具の実施例を示す。シ
リンダゲージ1により測定物の穴の内径を測定するに当
たり、マイクロメータ7のアンビル9とスピンドル10
の測定面の間に、シリンダゲージ1の測定子2と換えロ
ッド3を当接して、シリンダゲージ1のゼロ点調整作業
が行われる。図1及び図2に示すように、マイクロメー
タ7のアンビル9部には、シリンダゲージ1のゼロ点調
整用治具のブロック13が設けられている。 【0008】一端面側をマイクロメータ7のアンビル9
側のフレーム8に押し当てられるブロック13は、この
一端面側にアンビル9の外径と嵌合するとともに、シリ
ンダゲージ1の測定子2を貫通する第1の穴13Aが設
けられている。また、ブロック13の他端面側には、シ
リンダゲージ1の測定子2部のケーシング4の外径と嵌
合する第2の穴13Bが設けられている。なお、ブロッ
ク13の厚みは、第2の穴13B側の端面を当接させる
シリンダゲージ1の案内板6面と測定子2の先端部まで
の高さ以下となっている。 【0009】上述の本発明のシリンダゲージ1のゼロ点
調整用治具のブロック13を用いてシリンダゲージ1の
ゼロ点調整作業を行う場合、ブロック13の第1の穴1
3Aをマイクロメータ7のアンビル9の外径と嵌合する
とともに、ブロック13の第1の穴13A側の端面をマ
イクロメータ7のアンビル9側のフレーム8に押し当て
る。ブロック13の第2の穴13B側の端面をシリンダ
ゲージ1の案内板6に当接するように、シリンダゲージ
1の測定子2部のケーシング4の外径をブロック13の
第2の穴13Bに嵌合し、マイクロメータ7のアンビル
9の測定面にシリンダゲージ1の測定子2が当接したこ
とを確認しながら、マイクロメータ7のシンブル11で
マイクロメータ7のアンビル9とスピンドル10の測定
面間を所定の寸法に調整して、マイクロメータ7のクラ
ンプ12でスピンドル10を固定する。シリンダゲージ
1の換えロッド3をマイクロメータ7のスピンドル10
の測定面に当接して、シリンダゲージ1のダイヤルゲー
ジ5のゼロ点調整を行う。 【0010】本実施例の治具の製作に当たり、ブロック
13の材質はアルミ材を使用したが、プラスチック樹脂
や硬質ゴム等の材質を用いてもよい。さらに、断熱材を
用いれば、測定者の体温による測定子2への伝熱を抑制
出来、測定誤差を最小限に抑えられる。また、本発明の
治具は、棒形内側マイクロメータにも応用出来る。 【0011】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、マイクロメータのアンビル側にシリンダゲー
ジ用のゼロ点調整治具を設けることにより、シリンダゲ
ージにより測定物の穴の内径を測定するに当たり、マイ
クロメータのアンビルとスピンドルの測定面の間に測定
子と換えロッドを当接して行うシリンダゲージのゼロ点
調整作業が容易となる。また、シリンダゲージにより穴
の内径の大きな測定物の内径の測定に当たっても、短時
間での一人作業が可能となり、測定誤差を最小限に抑え
られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例におけるシリンダゲージのゼロ
点調整用治具の説明図 【図2】同じく、シリンダゲージのゼロ点調整用治具の
要部断面拡大図 【符号の説明】 1はシリンダゲージ、2は測定子、3は換えロッド、4
はケーシング、5はダイヤルゲージ、6は案内板、7は
マイクロメータ、8はフレーム、9はアンビル、10は
スピンドル、11はシンブル、12はクランプ、13は
ブロック、13Aは第1の穴、13Bは第2の穴、であ
る。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】シリンダゲージにより測定物の穴の内径を
    測定するに当たり、マイクロメータのアンビルとスピン
    ドルの測定面の間に測定子と換えロッドを当接して行う
    シリンダゲージのゼロ点調整作業において、マイクロメ
    ータのアンビルの外径と嵌合し、シリンダゲージの測定
    子を貫通する第1の穴と、シリンダゲージの測定子部の
    ケーシングの外径と嵌合する第2の穴とを有し、第2の
    穴側の端面を当接させるシリンダゲージの案内板面と測
    定子の先端部までの高さ以下の厚みのブロックで構成
    し、マイクロメータのアンビルの外径と嵌合してマイク
    ロメータのフレームと当接するブロックの第2の穴側の
    端面をシリンダゲージの案内板に当接するとともに、マ
    イクロメータのアンビルの測定面にシリンダゲージの測
    定子を当接させ、これを基準として、マイクロメータの
    スピンドルの測定面とシリンダゲージの換えロッドを当
    接してシリンダゲージのダイヤルゲージのゼロ点調整を
    行うことを特徴とするシリンダゲージのゼロ点調整用治
    具。
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