JPH0142821B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0142821B2
JPH0142821B2 JP58224519A JP22451983A JPH0142821B2 JP H0142821 B2 JPH0142821 B2 JP H0142821B2 JP 58224519 A JP58224519 A JP 58224519A JP 22451983 A JP22451983 A JP 22451983A JP H0142821 B2 JPH0142821 B2 JP H0142821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
parison
hinge
protrusion
latch
Prior art date
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Expired
Application number
JP58224519A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60116434A (ja
Inventor
Ryuichi Ishida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP58224519A priority Critical patent/JPS60116434A/ja
Publication of JPS60116434A publication Critical patent/JPS60116434A/ja
Publication of JPH0142821B2 publication Critical patent/JPH0142821B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブロー成形法により成形され、かつ
開閉自在にした2個の開閉体のそれぞれの一側縁
を両開閉体と一体のヒンジで接続したヒンジ付ブ
ロー成形品の製造方法に関するものである。
従来技術 従来のこの種のヒンジ付ブロー成形品の製造方
法としては、特公昭49−18748号公報で示された
ものがある。この従来例では、両開閉体をこれら
と一体のヒンジにて接続するために、両開閉体と
も、円筒状のパリスンを押しつぶし成形した2重
壁構成となし、両開閉体を開いた状態で、かつヒ
ンジで接続した状態で成形する方法がとられてい
た。
上記従来の製造方法では、製品が2重壁構造で
あるため、強度上有利ではあるが、重量が大きく
なるという問題があつた。また両開閉体を開いた
状態で成形するため、長いパスリンを必要とする
と共に大型のキヤビテイを必要とし、パリスンの
押出装置及び金型装置の双方が大がかりになると
いう問題があつた。
発明の目的 本発明は上記のことにかんがみなされたもの
で、ヒンジにて一体に接続されたヒンジ付ブロー
成形品を短いパリスンを用い、かつ成形品の閉じ
た状態の大きさのキヤビテイで成形でき、パリス
ンの押出装置及び金型装置の双方共従来のものよ
り小さくでき、また軽量の成形品を得ることがで
きるようにしたヒンジ付ブロー成形品の製造方法
を提供しようとするものである。
発明の構成 対向するキヤビテイにてパリスンよりブロー成
形する中空体を、その一側部外側にパーテイング
ラインに沿つて突起を突出して成形し、その後こ
の突起を切除あるいは圧潰して薄肉化すると共
に、この薄肉化した部分を除いた部分をパーテイ
ングラインに沿つて切断刃にて切断し、この切断
により、薄肉化した部分にて一体状に接続される
2個の開閉体に分離し、この薄肉化した部分にて
構成されるヒンジにて両開閉体や一体に接続され
るようになつている。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中1はパリスン、2a,2bはこのパリスン
1の両側に対向して位置する金型であり、この金
型2a,2bの双方の内側には第5図に示すよう
な2個の開閉体3a,3bからなる成形品4の各
開閉体3a,3bの外側形状にあわせたキヤビテ
イ5a,5bが設けてある。この両キヤビテイ5
a,5bのそれぞれの下辺の長手方向の一部に、
断面円弧状の切欠部6a,6bが長手方向に設け
てある。また両キヤビテイ5a,5bの一方のキ
ヤビテイ5aの上辺の長手方向の一部に1/4円弧
状で、かつその円弧面の一部に凹溝7を有する第
1の凹部8が設けてある。また他方のキヤビテイ
5bの上辺には、上記第1の凹部8に対向し、か
つこの第1の凹部8の周囲を囲続する半環状の第
2の凹部9が設けてある。この第2の凹部9の内
側形状は上記第1の凹部8の端辺形状と同一にな
つている。またこの第2の凹部9の基部9aは浅
くなつている。さらにこの他方のキヤビテイ5b
の上辺端面には上記第1の凹部8に対向する突起
10が設けてある。
上記両キヤビテイ5a,5bを用いての本発明
に係るヒンジ付ブロー成形品の製造方法を下記に
示す。
金型2a,2bを閉じることにより、両金型2
a,2b間に押出されたパリスン1を両キヤビテ
イ5a,5b内に閉じ込み、ついでパリスン1内
に空気などの圧力流体を吹き込み成形する(第2
図)。このとき、両金型2a,2bの対向部に第
1の凹部8及び凹溝7による突起11aを有する
第1のラツチ11が、また第2の凹部9による第
2のラツチ12がそれぞれ成形される。また下側
には切欠部6a,6bによる突起13aを有する
ヒンジ部13が成形される。
上記のようにして成形された中空体14を金型
2a,2bより取出した後、そのパーテイングラ
イン15と同一線上、あるいはその付近に沿つ
て、かつヒンジ部13を残した部分を切断刃にて
切断すると共に、ヒンジ部13の外側に突出した
突起13aを切除する(第3図)。
かくすると、第5図に示すように、ヒンジ部1
3で接続された2個の開閉体3a,3bができ、
その一方には第1のラツチ11が、他方には基部
12aにて屈曲自在の第2のラツチ12が突設さ
れる。
上記両ラツチ11,12は、第6図、第7図に
示すように、両開閉体3a,3bを閉じた状態
で、第2のラツチ12を第1のラツチ11側へ略
90゜にわたつて折り曲げ、この第2のラツチ12
の内側を第1のラツチ11に嵌合し、かつ第1の
ラツチ11の突起11aを乗り越えることによ
り、両ラツチ11,12が係合される。
上記第2のラツチ12の基部12aはうすくな
つているからその折り曲げは容易に行なわれる。
また両開閉体3a,3bを接続するとヒンジ部1
3はその外側突起13aを切除したことにより、
このヒンジ部13の肉厚はうすくなり、開閉しや
すくなつている。
上記ヒンジ部13はその外側の突起13aを切
除しただけでもよいが、第4図に示すように、こ
のヒンジ部13を突起13aの切除後に、または
突起13aを切除せずして内、外から加熱された
押圧部材16,17にて圧潰し、熱変形によりこ
の部分をうすくして開閉しやすいようにしてもよ
い。
本発明に係るヒンジ付ブロー成形品は、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ABS樹
脂等、ブロー成形可能な熱可塑性プラスチツクに
て構成することができ、実施例にて示したような
ケースのほか、ダクト、ハウジング、カバー等、
各種自動車や弱電製品の部品としても使用するこ
とができる。
また、実施例においては、第1のラツチ11と
第2のラツチ12とからなる係止具を一体に構成
したブロー成形品を示したが、本発明においては
係止具を別体の部材にて構成することもできる。
発明の効果 本発明は上記のようになるから、ヒンジにて一
体に接続されたヒンジ付ブロー成形品を簡単に成
形でき、従つて従来の上記成形品を得るための成
形法に比べて、短く、あるいは小径のパリスンを
用い、かつ小さなキヤビテイを有する金型で成形
でき、成形装置を小型化できる。また本発明によ
れば、ヒンジ部で接続された開閉体のそれぞれを
一重壁で構成できることにより、従来の方法に比
べて軽量の成形品を得ることができる。また特に
本発明によれば、ヒンジ部13を、パーテイング
ラインに沿つて突設した突起13aを切除あるい
は圧潰することにより構成したことにより、ヒン
ジ部13を複雑な形状のキヤビテイを用いること
なく極めて簡単に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
型締め前の状態を示す断面図、第2図は型締め成
形状態を示す断面図、第3図はナイフ加工した状
態を示す断面図、第4図はヒンジ部を圧潰変形す
る例を示す作用説明図、第5図は開閉体を開いた
状態を示す斜視図、第6図は開閉体を閉じた状態
を示す斜視図、第7図は閉じた状態の中央断面図
である。 1はパリスン、5a,5bはキヤビテイ、13
はヒンジ部、13aは突起、14は中空体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 対向するキヤビテイ5a,5bにてパリスン
    1よりブロー成形する中空体14を、その一側部
    外側にパーテイングラインに沿つて突起13aを
    突出して成形し、その後この突起13aを切除あ
    るいは圧潰して薄肉化すると共に、この薄肉化し
    た部分を除いた部分をパーテイングラインに沿つ
    て切断刃にて切断して、上記薄肉化した部分をヒ
    ンジ部13とするようにしたことを特徴とするヒ
    ンジ付ブロー成形品の製造方法。
JP58224519A 1983-11-30 1983-11-30 ヒンジ付ブロ−成形品の製造方法 Granted JPS60116434A (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116434A JPS60116434A (ja) 1985-06-22
JPH0142821B2 true JPH0142821B2 (ja) 1989-09-14

Family

ID=16815064

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JP58224519A Granted JPS60116434A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 ヒンジ付ブロ−成形品の製造方法

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JPS60116434A (ja) 1985-06-22

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