JPH10100241A - 開封把手付ボトルの製造方法 - Google Patents
開封把手付ボトルの製造方法Info
- Publication number
- JPH10100241A JPH10100241A JP26172796A JP26172796A JPH10100241A JP H10100241 A JPH10100241 A JP H10100241A JP 26172796 A JP26172796 A JP 26172796A JP 26172796 A JP26172796 A JP 26172796A JP H10100241 A JPH10100241 A JP H10100241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- opening handle
- burr
- handgrip
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/023—Neck construction
- B65D1/0238—Integral frangible closures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バリの除去を機械的にできるようにし、製品の
品質を向上し、また、開封把手による開封性を向上させ
た開封把手付ボトルの製造方法を提供する。 【解決手段】ボトル本体110 の口部111 に薄肉線112 を
介して立設する上方筒部120 と、この上方筒部の一側に
下端が薄肉線位置のリブ131 を介して上方を接続し、ボ
トル本体の上方の一側に喰切り線11を介して下方を連続
する開封把手130とを有する開封把手付ボトル100 を、
上方筒部と開封把手との上方に喰切り線11を介して連続
する上方バリ141 と、ボトル本体の下方に喰切り線11を
介して連続する下方バリ142 とを形成させて金型内でブ
ロー成形する。
品質を向上し、また、開封把手による開封性を向上させ
た開封把手付ボトルの製造方法を提供する。 【解決手段】ボトル本体110 の口部111 に薄肉線112 を
介して立設する上方筒部120 と、この上方筒部の一側に
下端が薄肉線位置のリブ131 を介して上方を接続し、ボ
トル本体の上方の一側に喰切り線11を介して下方を連続
する開封把手130とを有する開封把手付ボトル100 を、
上方筒部と開封把手との上方に喰切り線11を介して連続
する上方バリ141 と、ボトル本体の下方に喰切り線11を
介して連続する下方バリ142 とを形成させて金型内でブ
ロー成形する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷菓、食品、薬品
やトイレタリーなどに使用する薄肉の開封把手付ボトル
の製造方法に関するものである。
やトイレタリーなどに使用する薄肉の開封把手付ボトル
の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の開封把手付ボトルの製造方法にお
いては、図２に示すように、ボトル本体（１１０）の口
部（１１１）に薄肉線（１１２）を介して上方筒部（１
２０）を立設し、この上方筒部の一側に下端が薄肉線位
置の開封把手（１３０）を突設する開封把手付ボトル
（１００）を、上方筒部と開封把手とボトル本体の上方
とに喰切り線（１１）を介して連続する上方バリ（１４
１）と、ボトル本体の下方に喰切り線（１１）を介して
連続する下方バリ（１４２）とを形成させて、金型内で
ブロー成形して製造していた。そして、成形品（１０）
のバリ（１４１，１４２）を手作業又は機械的に除去
し、また、上方筒部（１２０）のブローピン孔（１２
１）のある上部を開口部位置（１２２）で切断して、開
封把手付ボトル（１００）を製造していた。
いては、図２に示すように、ボトル本体（１１０）の口
部（１１１）に薄肉線（１１２）を介して上方筒部（１
２０）を立設し、この上方筒部の一側に下端が薄肉線位
置の開封把手（１３０）を突設する開封把手付ボトル
（１００）を、上方筒部と開封把手とボトル本体の上方
とに喰切り線（１１）を介して連続する上方バリ（１４
１）と、ボトル本体の下方に喰切り線（１１）を介して
連続する下方バリ（１４２）とを形成させて、金型内で
ブロー成形して製造していた。そして、成形品（１０）
のバリ（１４１，１４２）を手作業又は機械的に除去
し、また、上方筒部（１２０）のブローピン孔（１２
１）のある上部を開口部位置（１２２）で切断して、開
封把手付ボトル（１００）を製造していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の開封把手付ボトルの製造方法においては、下方バリ
は、喰切り線の形状が簡単な直線状であり、成形直後の
型開き時に機械的に除去できるが、上方バリは、喰切り
線の形状が極めて複雑であり、型開き時に機械的に除去
することができないため、成形品から手作業で上方バリ
を除去していた。しかしながら、手作業によるバリ除去
は、製造工程数が増え、しかも製品を傷つけて製品の品
質を低下させる危惧があった。
の開封把手付ボトルの製造方法においては、下方バリ
は、喰切り線の形状が簡単な直線状であり、成形直後の
型開き時に機械的に除去できるが、上方バリは、喰切り
線の形状が極めて複雑であり、型開き時に機械的に除去
することができないため、成形品から手作業で上方バリ
を除去していた。しかしながら、手作業によるバリ除去
は、製造工程数が増え、しかも製品を傷つけて製品の品
質を低下させる危惧があった。
【０００４】本発明は、従来の開封把手付ボトルの製造
方法における上述の問題を解決したものであり、上方バ
リの除去も下方バリと同様に機械的にできるようにし、
製品の品質を向上し、そのうえ、開封把手による開封性
を向上させた開封把手付ボトルの製造方法を提供するも
のである。
方法における上述の問題を解決したものであり、上方バ
リの除去も下方バリと同様に機械的にできるようにし、
製品の品質を向上し、そのうえ、開封把手による開封性
を向上させた開封把手付ボトルの製造方法を提供するも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、図１に示すよ
うに、ボトル本体（１１０）の口部（１１１）に薄肉線
（１１２）を介して立設する上方筒部（１２０）と、こ
の上方筒部の一側に下端が前記薄肉線位置のリブ（１３
１）を介して上方を接続し、ボトル本体の上方の一側に
喰切り線（１１）を介して下方を連続する開封把手（１
３０）とを有する開封把手付ボトル（１００）を、前記
上方筒部と前記開封把手との上方に喰切り線（１１）を
介して連続する上方バリ（１４１）と、前記ボトル本体
の下方に喰切り線（１１）を介して連続する下方バリ
（１４２）とを形成させて金型内でブロー成形すること
を特徴とする開封把手付ボトルの製造方法である。
うに、ボトル本体（１１０）の口部（１１１）に薄肉線
（１１２）を介して立設する上方筒部（１２０）と、こ
の上方筒部の一側に下端が前記薄肉線位置のリブ（１３
１）を介して上方を接続し、ボトル本体の上方の一側に
喰切り線（１１）を介して下方を連続する開封把手（１
３０）とを有する開封把手付ボトル（１００）を、前記
上方筒部と前記開封把手との上方に喰切り線（１１）を
介して連続する上方バリ（１４１）と、前記ボトル本体
の下方に喰切り線（１１）を介して連続する下方バリ
（１４２）とを形成させて金型内でブロー成形すること
を特徴とする開封把手付ボトルの製造方法である。
【０００６】
【作用】従来の開封把手付ボトルの製造方法における上
方バリの喰切り線は、上方筒部と開封把手とボトル本体
の上方とに連続して形成されており、形状が極めて複雑
なため、機械的にバリを除去することができなかった
が、本発明の製造方法における上方バリの喰切り線は、
上方筒部と前記開封把手との上方に連続して形成された
もので、形状が極めて簡単であるため、機械的にバリを
除去することが容易である。
方バリの喰切り線は、上方筒部と開封把手とボトル本体
の上方とに連続して形成されており、形状が極めて複雑
なため、機械的にバリを除去することができなかった
が、本発明の製造方法における上方バリの喰切り線は、
上方筒部と前記開封把手との上方に連続して形成された
もので、形状が極めて簡単であるため、機械的にバリを
除去することが容易である。
【０００７】また、本発明の製造方法によれば、上方バ
リも下方バリと同様に機械的に除去することができるた
め、手作業によるバリ除去と異なり、製品を傷つけるこ
とが少ないので、製品の品質を向上することができる。
リも下方バリと同様に機械的に除去することができるた
め、手作業によるバリ除去と異なり、製品を傷つけるこ
とが少ないので、製品の品質を向上することができる。
【０００８】従来の製造方法における小さな開封把手と
は異なり、本発明の製造方法で形成される開封把手は、
上方筒部の一側に下端が薄肉線位置のリブを介して上方
を接続し、さらに、ボトル本体の上方の一側に喰切り線
を介して下方を連続する極めて大きなものであり、ボト
ルを開封するときに、開封把手を手前斜め上方に引き上
げると、下方が喰切り線よりボトル本体から離れ、梃の
理とリブの働きで力がボトルの薄肉線に集中するため、
開封把手による開封性が良好となる。
は異なり、本発明の製造方法で形成される開封把手は、
上方筒部の一側に下端が薄肉線位置のリブを介して上方
を接続し、さらに、ボトル本体の上方の一側に喰切り線
を介して下方を連続する極めて大きなものであり、ボト
ルを開封するときに、開封把手を手前斜め上方に引き上
げると、下方が喰切り線よりボトル本体から離れ、梃の
理とリブの働きで力がボトルの薄肉線に集中するため、
開封把手による開封性が良好となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、ポリエチレンなどの熱
可塑性樹脂を用いて、ブロー成形機の押出ダイから押し
出される熱溶融したパリソンを、通常、二つ割りの金型
に挟んで、パリソン内にブローピンを突き刺してエアを
吹き込み、薄肉の開封把手付ボトルを製造する製造方法
である。
可塑性樹脂を用いて、ブロー成形機の押出ダイから押し
出される熱溶融したパリソンを、通常、二つ割りの金型
に挟んで、パリソン内にブローピンを突き刺してエアを
吹き込み、薄肉の開封把手付ボトルを製造する製造方法
である。
【００１０】そして、本発明の製造方法においては、金
型内で、図１に示すように、ボトル本体（１１０）の口
部（１１１）に薄肉線（１１２）を介して立設する上方
筒部（１２０）と、この上方筒部の一側に下端が薄肉線
位置のリブ（１３１）を介して上方を接続し、ボトル本
体の上方の一側に喰切り線（１１）を介して下方を連続
する開封把手（１３０）とを有する開封把手付ボトル
（１００）を、上方筒部と開封把手との上方に喰切り線
（１１）を介して連続する上方バリ（１４１）と、ボト
ル本体の下方に喰切り線（１１）を介して連続する下方
バリ（１４２）とを形成させてブロー成形するものであ
る。なお、開封把手（１３０）の表面には、指で持ち易
くするために、図１及び図３に示すように、凹部（１３
２）などを設けるとよい。また、バリは、製品には不必
要なものであるが、成形上ではどうしても必要なもので
あるので、後工程の除去作業がし易いような形状や位置
にするように、製品や金型を設計するときに考慮してお
くことが好ましい。
型内で、図１に示すように、ボトル本体（１１０）の口
部（１１１）に薄肉線（１１２）を介して立設する上方
筒部（１２０）と、この上方筒部の一側に下端が薄肉線
位置のリブ（１３１）を介して上方を接続し、ボトル本
体の上方の一側に喰切り線（１１）を介して下方を連続
する開封把手（１３０）とを有する開封把手付ボトル
（１００）を、上方筒部と開封把手との上方に喰切り線
（１１）を介して連続する上方バリ（１４１）と、ボト
ル本体の下方に喰切り線（１１）を介して連続する下方
バリ（１４２）とを形成させてブロー成形するものであ
る。なお、開封把手（１３０）の表面には、指で持ち易
くするために、図１及び図３に示すように、凹部（１３
２）などを設けるとよい。また、バリは、製品には不必
要なものであるが、成形上ではどうしても必要なもので
あるので、後工程の除去作業がし易いような形状や位置
にするように、製品や金型を設計するときに考慮してお
くことが好ましい。
【００１１】次に、ブロー成形した図１に示す成形品
（１０）は、上方バリ（１４１）と下方バリ（１４２）
を機械的又は手作業で除去し、上方筒部（１２０）のブ
ローピン孔（１２１）のある上部を開口部位置（１２
２）で切断して、製品の開封把手付ボトル（１００）を
製造する。なお、バリは、金型が成形直後に開くとき
に、機械的に除去するようにすることが好ましい。
（１０）は、上方バリ（１４１）と下方バリ（１４２）
を機械的又は手作業で除去し、上方筒部（１２０）のブ
ローピン孔（１２１）のある上部を開口部位置（１２
２）で切断して、製品の開封把手付ボトル（１００）を
製造する。なお、バリは、金型が成形直後に開くとき
に、機械的に除去するようにすることが好ましい。
【００１２】製品の開封把手付ボトルは、通常、上方筒
部の開口部より内容物が充填され熱融着により密封され
る。内容物を使用するときは、開封把手を手前斜め上方
に引き上げて、ボトルの口部の薄肉線を切断して開封す
る。
部の開口部より内容物が充填され熱融着により密封され
る。内容物を使用するときは、開封把手を手前斜め上方
に引き上げて、ボトルの口部の薄肉線を切断して開封す
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明の製造方法により開封把手付ボト
ルを製造すると、従来の製造方法とは異なり、上方バリ
の除去も下方バリと同様に機械的に行うことができ、製
品を傷つけることが少なく製品の品質が向上し、また、
開封把手が縦方向に大きく形成されるため、使用すると
きに、開封把手でボトルを開封し易い。
ルを製造すると、従来の製造方法とは異なり、上方バリ
の除去も下方バリと同様に機械的に行うことができ、製
品を傷つけることが少なく製品の品質が向上し、また、
開封把手が縦方向に大きく形成されるため、使用すると
きに、開封把手でボトルを開封し易い。
【図１】本発明の開封把手付ボトルの製造方法による一
実施形態の成形物の成形直後の状態を示す正面図であ
る。
実施形態の成形物の成形直後の状態を示す正面図であ
る。
【図２】従来の開封把手付ボトルの製造方法による一例
の成形物の成形直後の状態を示す正面図である。
の成形物の成形直後の状態を示す正面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ’線断面図である。
１０……成形品 １１……喰切り線 １００……開封把手付ボトル １１０……ボトル本体 １１１……口部 １１２……薄肉線 １２０……上方筒部 １２１……ブローピン孔 １２２……開口部位置 １３０……開封把手 １３１……リブ １３２……凹部 １４１……上方バリ １４２……下方バリ
Claims (1)
- 【請求項１】ボトル本体の口部に薄肉線を介して立設す
る上方筒部と、この上方筒部の一側に下端が前記薄肉線
位置のリブを介して上方を接続し、ボトル本体の上方の
一側に喰切り線を介して下方を連続する開封把手とを有
する開封把手付ボトルを、前記上方筒部と前記開封把手
との上方に喰切り線を介して連続する上方バリと、前記
ボトル本体の下方に喰切り線を介して連続する下方バリ
とを形成させて金型内でブロー成形することを特徴とす
る開封把手付ボトルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26172796A JPH10100241A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 開封把手付ボトルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26172796A JPH10100241A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 開封把手付ボトルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100241A true JPH10100241A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17365877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26172796A Pending JPH10100241A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 開封把手付ボトルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10100241A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008034733A1 (de) * | 2006-09-22 | 2008-03-27 | Fischbach Kg Kunststoff-Technik | Verpackungsbehälter und verfahren zu seiner herstellung |
| JP2015074491A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 東罐興業株式会社 | チューブ容器およびチューブ容器の成形方法 |
| JP2015074492A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 東罐興業株式会社 | チューブ容器およびチューブ容器の成形方法 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26172796A patent/JPH10100241A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008034733A1 (de) * | 2006-09-22 | 2008-03-27 | Fischbach Kg Kunststoff-Technik | Verpackungsbehälter und verfahren zu seiner herstellung |
| JP2015074491A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 東罐興業株式会社 | チューブ容器およびチューブ容器の成形方法 |
| JP2015074492A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 東罐興業株式会社 | チューブ容器およびチューブ容器の成形方法 |
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