JPH0142653Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0142653Y2 JPH0142653Y2 JP8673885U JP8673885U JPH0142653Y2 JP H0142653 Y2 JPH0142653 Y2 JP H0142653Y2 JP 8673885 U JP8673885 U JP 8673885U JP 8673885 U JP8673885 U JP 8673885U JP H0142653 Y2 JPH0142653 Y2 JP H0142653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driven member
- locking device
- cable
- spherical hole
- inner cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は各種機器の遠隔操作に用いられるコン
トロールケーブルの新規な内索端部の係止具に関
する。さらに詳しくは従動部材に係止された係止
具の脱落を防止するための構造を有する内索端部
の係止具に関する。
トロールケーブルの新規な内索端部の係止具に関
する。さらに詳しくは従動部材に係止された係止
具の脱落を防止するための構造を有する内索端部
の係止具に関する。
「従来技術」
従来この種の内索端部の係止具にあつては、第
3図に示した如く本体24と、従動部材20との
当接面27と、球面孔26の底部26aとの距離
Aが比較的離れた例えば実開昭52−13340号の如
き構造のものがある。
3図に示した如く本体24と、従動部材20との
当接面27と、球面孔26の底部26aとの距離
Aが比較的離れた例えば実開昭52−13340号の如
き構造のものがある。
「考案が解決しようとする問題点」
上述の如き従来の構造においては、コントロー
ルケーブル(以下単にケーブルという)を操作し
た場合従動部材20は支点PによつてEF方向に
回動するので索端金具21も球面孔26内でCD
方向に回動する。かゝる索端金具21の回動によ
つて内索23は23′または23″のように振れて
係合爪25または25′の先端25aまたは25
a′に当接するので場合によつては係合爪25,2
5′を押圧して従動部材20から係止具本体24
を離脱させて遠隔操作を不可能にすることがあ
る。
ルケーブル(以下単にケーブルという)を操作し
た場合従動部材20は支点PによつてEF方向に
回動するので索端金具21も球面孔26内でCD
方向に回動する。かゝる索端金具21の回動によ
つて内索23は23′または23″のように振れて
係合爪25または25′の先端25aまたは25
a′に当接するので場合によつては係合爪25,2
5′を押圧して従動部材20から係止具本体24
を離脱させて遠隔操作を不可能にすることがあ
る。
かゝる欠点を克服するための手段として、第4
図に示した如く長孔30を設けると共に方向性を
持たせるための位置決め突起31を設けて本体2
4の従動部材に対する取付方向を規制して、従動
部材を作動させた場合に係合爪25,25′に内
索23が当接しないような構造としたものがあ
る。しかしながらこのように方向性のあるものは
従動部材に係合する場合その都度取付位置を確認
しなければならない不便があると共に、係止具の
製造段階においては位置決め突起があるので金型
が複雑となり比較的高価になることは避けられな
い。
図に示した如く長孔30を設けると共に方向性を
持たせるための位置決め突起31を設けて本体2
4の従動部材に対する取付方向を規制して、従動
部材を作動させた場合に係合爪25,25′に内
索23が当接しないような構造としたものがあ
る。しかしながらこのように方向性のあるものは
従動部材に係合する場合その都度取付位置を確認
しなければならない不便があると共に、係止具の
製造段階においては位置決め突起があるので金型
が複雑となり比較的高価になることは避けられな
い。
「問題点を解決するための手段」
上述の如き従来の欠点を解消するために係止具
本対と従動部材との当接面に対して球面孔の底部
をオーバーラツプさせて球面孔の底部を係合爪の
先端部にできうる限り近付けたことを構造上の特
徴としている。
本対と従動部材との当接面に対して球面孔の底部
をオーバーラツプさせて球面孔の底部を係合爪の
先端部にできうる限り近付けたことを構造上の特
徴としている。
「作用」
係止具本体に穿設された球面孔の底部を係合爪
の先端に近付けることにより、係止具の取付けら
れた従動部材がどのように回動しても内索は係合
爪の先端に当接しないようになされている。
の先端に近付けることにより、係止具の取付けら
れた従動部材がどのように回動しても内索は係合
爪の先端に当接しないようになされている。
「実施例」
つぎに図面を参照しながら本考案の内索端部の
係止具を説明する。
係止具を説明する。
第1図は本考案による内索端部の係止具の一実
施例を示す切欠側面図、第2図は本案係止具の使
用状態を示す要部の一部切欠側面図である。
施例を示す切欠側面図、第2図は本案係止具の使
用状態を示す要部の一部切欠側面図である。
第1図に於て、1は係止具本体であり該係止具
本体の一方には球面孔2が穿設されており、他方
には係合爪3,3′が突設されている。そして前
記球面孔2の底部2aは、従動部材5に当接する
当接面4にオーバーラツプさせて係合爪3,3′
の先端寄りに位置させてある。
本体の一方には球面孔2が穿設されており、他方
には係合爪3,3′が突設されている。そして前
記球面孔2の底部2aは、従動部材5に当接する
当接面4にオーバーラツプさせて係合爪3,3′
の先端寄りに位置させてある。
上述の如き構造の係止具を第2図に示した如く
従動部材5に係合させてケーブル10の内索11
をG方向に摺動させると、従動部材5は支点Pに
よつてE方向に破線で示した如く回動する。この
ような従動部材5のEF方向の回動によつても内
索11は係合爪には如何なる位置であつても何ら
当接することがないので係止具本体1は従動部材
5から離脱する恐れは全くない。
従動部材5に係合させてケーブル10の内索11
をG方向に摺動させると、従動部材5は支点Pに
よつてE方向に破線で示した如く回動する。この
ような従動部材5のEF方向の回動によつても内
索11は係合爪には如何なる位置であつても何ら
当接することがないので係止具本体1は従動部材
5から離脱する恐れは全くない。
「考案の効果」
前述の如く本考案の内索端部の係止具は従動部
材との当接面に対して球面孔の底部をオーバーラ
ツプさせているためにケーブルの摺動によつて係
止爪には内索は全く当接しないので従動部材から
係止具が脱落することはなく、又取付に対しての
方向性が全くないので取付に手数がかゝらないと
いう極めて優れた効果を奏しうる。
材との当接面に対して球面孔の底部をオーバーラ
ツプさせているためにケーブルの摺動によつて係
止爪には内索は全く当接しないので従動部材から
係止具が脱落することはなく、又取付に対しての
方向性が全くないので取付に手数がかゝらないと
いう極めて優れた効果を奏しうる。
第1図は本考案による一実施例の内索端部の係
止具の切欠側面図、第2図は第1図の係止具を使
用した状態を示す一部切欠側面図、第3図は従来
の係止具の構造を示す切欠側面図、第4図は第3
図と異なる従来の他の実施例を示す斜視図であ
る。 1:係止具本体、2:球面孔、2a:球面孔の
底部、3,3′:係止爪、4:当接面、5:従動
部材。
止具の切欠側面図、第2図は第1図の係止具を使
用した状態を示す一部切欠側面図、第3図は従来
の係止具の構造を示す切欠側面図、第4図は第3
図と異なる従来の他の実施例を示す斜視図であ
る。 1:係止具本体、2:球面孔、2a:球面孔の
底部、3,3′:係止爪、4:当接面、5:従動
部材。
Claims (1)
- コントロールケーブルの内索の端部に固着され
た索端金具と、該索端金具を可回転に係止支承す
る球面孔を有する本体と、従動部材と係合する少
なくとも1個の係合爪を有する内索端部の係止具
において、前記球面孔の底部の位置と、前記従動
部材に当接する当接面の位置とが重なりあつた構
造を特徴とする内索端部の係止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8673885U JPH0142653Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8673885U JPH0142653Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202709U JPS61202709U (ja) | 1986-12-19 |
JPH0142653Y2 true JPH0142653Y2 (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=30638324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8673885U Expired JPH0142653Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0142653Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006054760A1 (ja) * | 2004-11-17 | 2006-05-26 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 自動車用ドアロック装置 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP8673885U patent/JPH0142653Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006054760A1 (ja) * | 2004-11-17 | 2006-05-26 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 自動車用ドアロック装置 |
AU2005307309B2 (en) * | 2004-11-17 | 2009-01-29 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Door lock device for automobile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61202709U (ja) | 1986-12-19 |
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