JPH0530305Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530305Y2 JPH0530305Y2 JP18190687U JP18190687U JPH0530305Y2 JP H0530305 Y2 JPH0530305 Y2 JP H0530305Y2 JP 18190687 U JP18190687 U JP 18190687U JP 18190687 U JP18190687 U JP 18190687U JP H0530305 Y2 JPH0530305 Y2 JP H0530305Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- rotating member
- support shaft
- fitting
- pair
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
この考案は多極コネクタに関するものである。
(従来の技術)
一般に多極コネクタは、多数の雌端子を有する
ハウジングの挿入部を前記雌端子と対応する多数
の雄端子を有するハウジングの嵌合部に挿入する
ことで電気的接続を図る構造となつており、多数
の雄雌端子を有することが特徴となつている。
ハウジングの挿入部を前記雌端子と対応する多数
の雄端子を有するハウジングの嵌合部に挿入する
ことで電気的接続を図る構造となつており、多数
の雄雌端子を有することが特徴となつている。
(考案が解決しようとする問題点)
前記した如く多極コネクタにあつては、多数の
接続用の雄雌端子が設けられており、これら雄雌
端子は、確実に接触し合うことで安定した接続状
態が確保されるところから、雄端子と雌端子はき
つい嵌め合い状態となつている。
接続用の雄雌端子が設けられており、これら雄雌
端子は、確実に接触し合うことで安定した接続状
態が確保されるところから、雄端子と雌端子はき
つい嵌め合い状態となつている。
したがつて、このようなきつい嵌め合い状態と
なる雄端子と雌端子とを多数有する多極コネクタ
にあつては、ハウジングの結合時に大きな挿入圧
を必要とする。
なる雄端子と雌端子とを多数有する多極コネクタ
にあつては、ハウジングの結合時に大きな挿入圧
を必要とする。
このために、例えば、特開昭60−74279号公報
の如く雄型ハウジングと雌型ハウジングとを結合
リングの回転によつて一体に結合を図る手段が知
られている。
の如く雄型ハウジングと雌型ハウジングとを結合
リングの回転によつて一体に結合を図る手段が知
られている。
しかしながら、前記手段にあつては、結合リン
グを例えば、工具等で回転させる際に、工具は挿
入方向と直交する作動となるためハウジングの側
方に作業空間を確保する必要が生じる。このため
に、側方に機能部品や壁がある場所での結合は困
難となり、場合によつては結合ができなくなる
等、取付場所に制約を受ける虞れがあつた。
グを例えば、工具等で回転させる際に、工具は挿
入方向と直交する作動となるためハウジングの側
方に作業空間を確保する必要が生じる。このため
に、側方に機能部品や壁がある場所での結合は困
難となり、場合によつては結合ができなくなる
等、取付場所に制約を受ける虞れがあつた。
そこで、この考案は取付け場所に制約を受ける
ことがなく、しかも、大きな力を必要とせずに確
実な接続状態が得られるようにした多極コネクタ
を提供することを目的としている。
ことがなく、しかも、大きな力を必要とせずに確
実な接続状態が得られるようにした多極コネクタ
を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、一方のハウジングの挿入部を、他方のハウジ
ングの嵌合部に挿入して電気的接続を行なうよう
にした多極コネクタにおいて、前記一方のハウジ
ングの挿入部の上面側に、この挿入部の両端から
中央部にかけて弧状に形成され、それぞれの両端
部が開放された一対のカム溝を、また前記他方の
ハウジングの嵌合部の上面側に、この嵌合部の挿
入方向と直交し合う誘導案内用の左右一対の長
孔、この長孔の中央に位置する支軸およびこの支
軸を支点として正転および逆転可能な回転部材を
それぞれ設けると共に、前記回転部材に、前記支
軸を中心として左右対称の弧状に形成した一対の
ガイド溝を設け、このガイド溝から前記長孔およ
び前記カム溝にかけて、一対の駆動体をスライド
自在に嵌挿することによつて、前記回転部材の正
転および逆転時に、前記一方のハウジングの挿入
部と前記他方のハウジングの嵌合部とが、嵌合ま
たは離脱方向へ相対移動するように構成したこと
を特徴とする。
は、一方のハウジングの挿入部を、他方のハウジ
ングの嵌合部に挿入して電気的接続を行なうよう
にした多極コネクタにおいて、前記一方のハウジ
ングの挿入部の上面側に、この挿入部の両端から
中央部にかけて弧状に形成され、それぞれの両端
部が開放された一対のカム溝を、また前記他方の
ハウジングの嵌合部の上面側に、この嵌合部の挿
入方向と直交し合う誘導案内用の左右一対の長
孔、この長孔の中央に位置する支軸およびこの支
軸を支点として正転および逆転可能な回転部材を
それぞれ設けると共に、前記回転部材に、前記支
軸を中心として左右対称の弧状に形成した一対の
ガイド溝を設け、このガイド溝から前記長孔およ
び前記カム溝にかけて、一対の駆動体をスライド
自在に嵌挿することによつて、前記回転部材の正
転および逆転時に、前記一方のハウジングの挿入
部と前記他方のハウジングの嵌合部とが、嵌合ま
たは離脱方向へ相対移動するように構成したこと
を特徴とする。
(作用)
かかる多極コネクタにおいて、ハウジングの嵌
合部に挿入されたハウジングの挿入部は、回転部
材を工具等で正転又は逆転させることで、駆動体
を介してハウジングは容易に嵌合又は離脱方向へ
移動するようになる。この場合、回転部材の回転
は挿入方向からの操作が可能となり、側方に作業
空間がなくても支障なく作業を行なえるようにな
る。
合部に挿入されたハウジングの挿入部は、回転部
材を工具等で正転又は逆転させることで、駆動体
を介してハウジングは容易に嵌合又は離脱方向へ
移動するようになる。この場合、回転部材の回転
は挿入方向からの操作が可能となり、側方に作業
空間がなくても支障なく作業を行なえるようにな
る。
(実施例)
以下、第1図乃至第4図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は雌型ハウジング、3は雄型ハウジング
をそれぞれ示しており、雄型ハウジング3の挿入
部5は雌型ハウジング1の嵌合部7に挿入可能と
なつている。
をそれぞれ示しており、雄型ハウジング3の挿入
部5は雌型ハウジング1の嵌合部7に挿入可能と
なつている。
雄型ハウジング3の挿入部5の前面にはワイヤ
ハーネス9が接続された雌端子(図示せず)が端
子収容室11に収容されている。また、挿入部5
の一側(上面側)には一対のカム溝13,13
と、カム溝13とカム溝13の間で挿入方向に沿
う誘導溝15とがそれぞれ設けられ誘導溝15の
前方は開放されている。
ハーネス9が接続された雌端子(図示せず)が端
子収容室11に収容されている。また、挿入部5
の一側(上面側)には一対のカム溝13,13
と、カム溝13とカム溝13の間で挿入方向に沿
う誘導溝15とがそれぞれ設けられ誘導溝15の
前方は開放されている。
カム溝13は挿入部5の左右両端部から中央部
へかけて弧状に形成されている。カム溝13の左
右両端の開放部13a,13aは後述する駆動体
17と係合し合う係合用の出入口となつており、
カム溝13の頂部から前面までの距離aは挿入ス
トロークとなつている。
へかけて弧状に形成されている。カム溝13の左
右両端の開放部13a,13aは後述する駆動体
17と係合し合う係合用の出入口となつており、
カム溝13の頂部から前面までの距離aは挿入ス
トロークとなつている。
一方、雌型ハウジング1の嵌合部7の奥部には
前記雌端子と接続し合う多数の雄端子16が端子
収容室に係止されると共にワイヤハーネス18が
接続されている。嵌合部7の一側となる上面には
挿入方向と直交し合う誘導案内用の左右一対の長
孔19,19と、長孔19と長孔19の中間に貫
通した取付孔21がそれぞれ設けられている。
前記雌端子と接続し合う多数の雄端子16が端子
収容室に係止されると共にワイヤハーネス18が
接続されている。嵌合部7の一側となる上面には
挿入方向と直交し合う誘導案内用の左右一対の長
孔19,19と、長孔19と長孔19の中間に貫
通した取付孔21がそれぞれ設けられている。
長孔19は前記したカム溝13の長さbとほぼ
同一の寸法に設定され後述する駆動体17の動き
代を確保している。
同一の寸法に設定され後述する駆動体17の動き
代を確保している。
嵌合部7の上面には取付孔21を貫通した支軸
23を支点として正転または逆転可能な板状の回
転部材25が設けられている。
23を支点として正転または逆転可能な板状の回
転部材25が設けられている。
回転部材25には支軸23を中心とした左右対
称の一対のガイド溝27,27が設けられると共
にガイド溝27,27には駆動体17,17が嵌
挿されている。
称の一対のガイド溝27,27が設けられると共
にガイド溝27,27には駆動体17,17が嵌
挿されている。
回転部材25は支軸23、ナツト29及び下端
部の突出部23aと一体に合成樹脂等の材質で形
成され、支軸23の突出部23aは取付孔21に
強制的に嵌合され雌型ハウジング1と一体化され
る。尚、突出部23aは雌雄のハウジングの嵌合
の際雄型ハウジング3の誘導溝15内に臨んでい
る。
部の突出部23aと一体に合成樹脂等の材質で形
成され、支軸23の突出部23aは取付孔21に
強制的に嵌合され雌型ハウジング1と一体化され
る。尚、突出部23aは雌雄のハウジングの嵌合
の際雄型ハウジング3の誘導溝15内に臨んでい
る。
したがつて、突出部23aにより、回転部材2
5は上方への動きが阻止されるようになつてい
る。
5は上方への動きが阻止されるようになつてい
る。
又、駆動体17の下端部33はカム溝13内に
位置すると共にガイド溝27に対する上下方向の
動きを規制するフランジ35,37を有してい
る。上方のフランジ35はガイド溝27の上面に
位置している。下方のフランジ37は、回転部材
25の裏面側に別途係止手段によつて固定支持さ
れると共に長孔19内に位置している。
位置すると共にガイド溝27に対する上下方向の
動きを規制するフランジ35,37を有してい
る。上方のフランジ35はガイド溝27の上面に
位置している。下方のフランジ37は、回転部材
25の裏面側に別途係止手段によつて固定支持さ
れると共に長孔19内に位置している。
長孔19,19は、回転部材25の回転時に駆
動体17がフランジ37によつて長孔19内を外
側から内側へ移動する際にカム溝13内に臨む下
端部33によつて雄型ハウジング3の挿入部5を
嵌合部7側へ移動させるよう機能する。
動体17がフランジ37によつて長孔19内を外
側から内側へ移動する際にカム溝13内に臨む下
端部33によつて雄型ハウジング3の挿入部5を
嵌合部7側へ移動させるよう機能する。
このように構成された多極コネクタにおいて、
雄型ハウジング3の挿入部5を雌型ハウジング1
の嵌合部7に挿入する。挿入時のカム溝13の開
放部13aは駆動体17の下端部33と、誘導溝
15の開放部15aは支軸23の突出部23aと
それぞれ係合し合うようになるから、挿入方向か
らナツト29に工具をかけて例えば、時計方向に
操作し回転部材25を正転させる。回転部材25
の回転により駆動体17は長孔19,19内を外
側から内側へ移動する。この時、駆動体17の下
端部33と、係合し合うカム溝13,13によつ
て端子収容室11内の雌端子と雄端子16は容易
に接合し合うようになる。この雄端子16と雌端
子との接合時、支軸23の突出部23aと係合し
合う誘導溝15によつて挿入部5と嵌合部7とは
挿入方向に沿う真直ぐな相対移動となるため雄端
子16と雌端子とに無理な負荷は働らかない。
雄型ハウジング3の挿入部5を雌型ハウジング1
の嵌合部7に挿入する。挿入時のカム溝13の開
放部13aは駆動体17の下端部33と、誘導溝
15の開放部15aは支軸23の突出部23aと
それぞれ係合し合うようになるから、挿入方向か
らナツト29に工具をかけて例えば、時計方向に
操作し回転部材25を正転させる。回転部材25
の回転により駆動体17は長孔19,19内を外
側から内側へ移動する。この時、駆動体17の下
端部33と、係合し合うカム溝13,13によつ
て端子収容室11内の雌端子と雄端子16は容易
に接合し合うようになる。この雄端子16と雌端
子との接合時、支軸23の突出部23aと係合し
合う誘導溝15によつて挿入部5と嵌合部7とは
挿入方向に沿う真直ぐな相対移動となるため雄端
子16と雌端子とに無理な負荷は働らかない。
一方、結合状態にある回転部材25を逆転させ
ることで雌型ハウジング1と雄型ハウジング3は
容易に離れるようになる。この場合、一連の回転
部材25の回転は挿入方向からの操作が可能とな
り、側方に作業空間が確保できない場所でも支障
なく作業し得るようになる。
ることで雌型ハウジング1と雄型ハウジング3は
容易に離れるようになる。この場合、一連の回転
部材25の回転は挿入方向からの操作が可能とな
り、側方に作業空間が確保できない場所でも支障
なく作業し得るようになる。
第5図から第9図は別の実施例を示したもので
ある。
ある。
この実施例にあつては雄型ハウジング3の挿入
部5と雌型ハウジング1の嵌合部7とを回転部材
25の正転及び逆転により嵌合又は離脱させるこ
とは前記実施例と同様であるが、専用のレンチ3
9を使用して回転部材25の正転及び逆転を図る
ようになつている。
部5と雌型ハウジング1の嵌合部7とを回転部材
25の正転及び逆転により嵌合又は離脱させるこ
とは前記実施例と同様であるが、専用のレンチ3
9を使用して回転部材25の正転及び逆転を図る
ようになつている。
即ち、嵌合部7の一側(上面側)に支軸23が
一体に固着される一方、支軸23に貫通した4角
ナツト41が回転部材25の上面に固着されてい
る。そして、支軸23の頭部には前記4角ナツト
41と同一の4角形の止め部材43が螺合固着さ
れている。
一体に固着される一方、支軸23に貫通した4角
ナツト41が回転部材25の上面に固着されてい
る。そして、支軸23の頭部には前記4角ナツト
41と同一の4角形の止め部材43が螺合固着さ
れている。
止め部材43は雌型ハウジング1と雄型ハウジ
ング3との挿入初期時及び結合完了時に4角ナツ
ト41の各角が正しく重り合う位置となるよう設
定されている。
ング3との挿入初期時及び結合完了時に4角ナツ
ト41の各角が正しく重り合う位置となるよう設
定されている。
なお、他の機能部材は前記実施例と同一のため
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
したがつて、この実施例によれば、レンチ39
のレンチ孔39aを止め部材43を介して4角ナ
ツト41に嵌合しレンチ39を回転操作すること
で回転部材25の正転・逆転が可能となり雄端子
16及び雌端子の接続及び離脱状態が容易に得ら
れるようになる。そして、操作完了後、完了位置
の状態でレンチ39を上方へ持ち上げれば取外せ
るようになる。
のレンチ孔39aを止め部材43を介して4角ナ
ツト41に嵌合しレンチ39を回転操作すること
で回転部材25の正転・逆転が可能となり雄端子
16及び雌端子の接続及び離脱状態が容易に得ら
れるようになる。そして、操作完了後、完了位置
の状態でレンチ39を上方へ持ち上げれば取外せ
るようになる。
したがつて、この実施例によれば、前記した実
施例の効果に加えて、レンチ39を取外す時、例
えば第8図に示す如くレンチ孔39aが止め部材
43に当れば雌型ハウジング1と雄型ハウジング
3の結合状態が途中嵌合であることが確認できる
ようになり、不完全結合をなくすことができる。
施例の効果に加えて、レンチ39を取外す時、例
えば第8図に示す如くレンチ孔39aが止め部材
43に当れば雌型ハウジング1と雄型ハウジング
3の結合状態が途中嵌合であることが確認できる
ようになり、不完全結合をなくすことができる。
第10図から第13図は第2実施例の回転部材
25の変形例を示したものである。
25の変形例を示したものである。
この実施例の回転部材25にあつては、回転部
材25にガイド溝27,27を設けることは前記
実施例と同様であるが、回転部材25に操作用の
アーム45を設けた形状となつている。これに伴
ない4角ナツトの部位には嵌合部7の上面から立
上る支軸23と嵌合し合う回転孔47が設けられ
ている。
材25にガイド溝27,27を設けることは前記
実施例と同様であるが、回転部材25に操作用の
アーム45を設けた形状となつている。これに伴
ない4角ナツトの部位には嵌合部7の上面から立
上る支軸23と嵌合し合う回転孔47が設けられ
ている。
また、回転孔47には、前記支軸23の頭部か
ら突出する止め部材43と係脱自在に係合し合う
第1切り欠き部49と第2切り欠き部51とが設
けられている。
ら突出する止め部材43と係脱自在に係合し合う
第1切り欠き部49と第2切り欠き部51とが設
けられている。
第1切り欠き部49は各ハウジング1,3の結
合初期時に止め部材43と係合し合い通り抜けが
可能な位置に設けられると共に第2切り欠き部5
1は結合完了時に止め部材43と係合し合い通り
抜けが可能な位置に設定されている。さらに、長
孔19,19内には駆動体17のフランジ37が
強制的に移動することで結合初期時と結合完了時
に位置決めする係止体53,53が設けられてお
り、また、駆動体17は上方のフランジ35から
突出し、突出した上端部はガイド溝27内に臨む
形状となつている。
合初期時に止め部材43と係合し合い通り抜けが
可能な位置に設けられると共に第2切り欠き部5
1は結合完了時に止め部材43と係合し合い通り
抜けが可能な位置に設定されている。さらに、長
孔19,19内には駆動体17のフランジ37が
強制的に移動することで結合初期時と結合完了時
に位置決めする係止体53,53が設けられてお
り、また、駆動体17は上方のフランジ35から
突出し、突出した上端部はガイド溝27内に臨む
形状となつている。
なお、他の機能部材は前記実施例と同一のため
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
したがつて、この実施例によれば、雄型ハウジ
ング3の挿入部5を雌型ハウジング1の嵌合部7
に挿入した結合初期時において駆動体17の下端
部33をカム溝13に臨ませると共に上端部を回
転孔47に支軸23が嵌合された回転部材25の
ガイド溝27,27内に臨ませる。その後、アー
ム45を持つて挿入方向から回転操作することで
回転部材25の正転及び逆転が可能となり、雄端
子16及び雌端子の接続及び離脱状態が容易に得
られるようになる。そして、操作完了後、完了位
置の状態で回転部材25を上方へ持ち上げれば支
軸23から抜けるようになる。
ング3の挿入部5を雌型ハウジング1の嵌合部7
に挿入した結合初期時において駆動体17の下端
部33をカム溝13に臨ませると共に上端部を回
転孔47に支軸23が嵌合された回転部材25の
ガイド溝27,27内に臨ませる。その後、アー
ム45を持つて挿入方向から回転操作することで
回転部材25の正転及び逆転が可能となり、雄端
子16及び雌端子の接続及び離脱状態が容易に得
られるようになる。そして、操作完了後、完了位
置の状態で回転部材25を上方へ持ち上げれば支
軸23から抜けるようになる。
したがつて、回転部材25を上方へ持ち上げた
時に第2切り欠き部51が止り部材43と当接す
れば雌型ハウジング1と雄型ハウジング3の結合
状態が途中嵌合であることが確認できるようにな
る。これにより、不完全結合をなくすことができ
る。
時に第2切り欠き部51が止り部材43と当接す
れば雌型ハウジング1と雄型ハウジング3の結合
状態が途中嵌合であることが確認できるようにな
る。これにより、不完全結合をなくすことができ
る。
[考案の効果]
以上説明したようにこの考案の多極コネクタに
よれば、回転部材によつて雄型ハウジングと雌型
ハウジングとを容易に、しかも確実に結合又は離
脱させることができる。また、回転部材は挿入方
向からの操作が可能となり、側方に制約がある取
付場所にあつても支障なく結合ができるようにな
る。
よれば、回転部材によつて雄型ハウジングと雌型
ハウジングとを容易に、しかも確実に結合又は離
脱させることができる。また、回転部材は挿入方
向からの操作が可能となり、側方に制約がある取
付場所にあつても支障なく結合ができるようにな
る。
第1図はこの考案の多極コネクタを分解した雄
型ハウジングと雌型ハウジングの斜視図、第2図
は回転部材と駆動体の分解斜視図、第3図は両ハ
ウジングの結合初期時の状態を示す平面図、第4
図は結合状態を示した全体の斜視図、第5図は別
の実施例を示した第1図と同様の斜視図、第6図
は同上の回転部材を示した第2図と同様の斜視
図、第7図はレンチの斜視図、第8図はレンチの
作動説明図、第9図は従来例を示した第4図と同
様の斜視図、第10図から第13図は回転部材の
変形例を示したもので、第10図は第1図と同様
の斜視図、第11図は回転部材の斜視図、第12
図は長孔の説明図、第13図は第4図と同様の斜
視図である。 1,3……ハウジング、5……挿入部、7……
嵌合部、13……カム溝、17……駆動体、23
……支軸、25……回転部材。
型ハウジングと雌型ハウジングの斜視図、第2図
は回転部材と駆動体の分解斜視図、第3図は両ハ
ウジングの結合初期時の状態を示す平面図、第4
図は結合状態を示した全体の斜視図、第5図は別
の実施例を示した第1図と同様の斜視図、第6図
は同上の回転部材を示した第2図と同様の斜視
図、第7図はレンチの斜視図、第8図はレンチの
作動説明図、第9図は従来例を示した第4図と同
様の斜視図、第10図から第13図は回転部材の
変形例を示したもので、第10図は第1図と同様
の斜視図、第11図は回転部材の斜視図、第12
図は長孔の説明図、第13図は第4図と同様の斜
視図である。 1,3……ハウジング、5……挿入部、7……
嵌合部、13……カム溝、17……駆動体、23
……支軸、25……回転部材。
Claims (1)
- 一方のハウジングの挿入部を、他方のハウジン
グの嵌合部に挿入して電気的接続を行うようにし
た多極コネクタにおいて、前記一方のハウジング
の挿入部の上面側に、この挿入部の両端から中央
部にかけて弧状に形成され、それぞれの両端部が
開放された一対のカム溝を、また前記他方のハウ
ジングの嵌合部の上面側に、この嵌合部の挿入方
向と直交し合う誘導案内用の左右一対の長孔、こ
の長孔の中央に位置する支軸およびこの支軸を支
点として正転および逆転可能な回転部材をそれぞ
れ設けると共に、前記回転部材に、前記支軸を中
心として左右対称の弧状に形成した一対のガイド
溝を設け、このガイド溝から前記長孔および前記
カム溝にかけて、一対の駆動体をスライド自在に
嵌挿することによつて、前記回転部材の正転およ
び逆転時に、前記一方のハウジングの挿入部と前
記他方のハウジングの嵌合部とが、嵌合または離
脱方向へ相対移動するように構成したことを特徴
とする多極コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18190687U JPH0530305Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18190687U JPH0530305Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0188475U JPH0188475U (ja) | 1989-06-12 |
JPH0530305Y2 true JPH0530305Y2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=31473369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18190687U Expired - Lifetime JPH0530305Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530305Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2901107B2 (ja) * | 1992-03-12 | 1999-06-07 | 矢崎総業株式会社 | 嵌合操作レバー付きコネクタ |
JP2882260B2 (ja) * | 1993-10-04 | 1999-04-12 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP18190687U patent/JPH0530305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0188475U (ja) | 1989-06-12 |
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