JPH0140000Y2 - - Google Patents

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JPH0140000Y2
JPH0140000Y2 JP1985040605U JP4060585U JPH0140000Y2 JP H0140000 Y2 JPH0140000 Y2 JP H0140000Y2 JP 1985040605 U JP1985040605 U JP 1985040605U JP 4060585 U JP4060585 U JP 4060585U JP H0140000 Y2 JPH0140000 Y2 JP H0140000Y2
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slide pipe
locking
pipe
synthetic resin
slide
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はスライドパイプに対し機器主体を回動
せしめて適宜方向に首振させることにできる装置
に関し、例えばボンネットドライア、マイクロフ
オンスタンド、扇風機の二重首振装置に用いられ
るものである。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として実開昭49−99544
号公報と実開昭49−107553号公報に記載の扇風機
支柱がある。支柱は金属管と、金属管を被う合成
樹脂管とより形成されたもので、合成樹脂管は金
属管の上端から下端まで全てを被つているもので
ある。この支柱上端部に機器主体を軸支するには
通常実公昭57−2792号公報に示される如く、機器
主体の筒部に支柱上端部が挿入される構造が用い
られる。この構造だと、筒部は合成樹脂管と接触
して、回動することになり、摺動、接触抵抗が大
きく異音の発生と、長期使用による摺り減りによ
る変形と、スムーズな動きが行なわなくなる等の
問題が発生した。
また、温度変化により、金属管と合成樹脂管と
の線膨張が異なり、機器主体と支柱との軸支部分
に無理な力が作用するものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は質感を他部分と同様の合成樹脂とする
と共に十分な強度とスムーズな動きが行なえる機
器の首振装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は機器枠体に昇降支持されるスライドパ
イプの先端部に機器主体を回動自在に支持するも
のに於て、前記スライドパイプを金属パイプ体と
該金属パイプ体を被覆する合成樹脂パイプ体にて
形成し、前記スライドパイプの先端部に金属パイ
プ体の突出部分を形成し、該突出部分に前記機器
主体の筒部を被嵌枢支せしめると共に、該筒部下
端と合成樹脂パイプ体上端との間に隙間を形成す
る手段でもつて問題点を解決するものである。
(ホ) 作用 本考案は機器主体をスライドパイプの金属パイ
プ体によつてのみ回動支持されることで摺動抵抗
の低減がなされるものである。
(ヘ) 実施例 扇風機の昇降自在のスライドパイプに装着され
る扇風機主体の二重首振装置を実施例とした図面
に基づいて本考案を説明する。
支柱昇降装置1は合成樹脂製基台2に突設した
支柱3と、該支柱3の上端より上下方向に摺動自
在に挿入されたスライドパイプ4と、該スライド
パイプ4の上端部に支持される扇風機主体5と、
前記支柱3内に収納され前記スライドパイプ4を
上向きに付勢する渦巻き状定荷重バネ6と、前記
スライドパイプ4に形成した係合部41に係脱す
る係止体7と、該係止体7と係合部41との係合
を解除する操作体8とよりなる。
前記扇風機主体5は前記スライドパイプ4に被
嵌支持する中間連結体11と、該中間連結体11
の二叉部に俯仰角度調整自在に枢支するネツクピ
ースと、該ネツクピースに首振自在に支持する電
動機部と、該電動機部の回転軸に装着する送風羽
根12と、該送風羽根12を被うガード体13と
よりなる。前記中間連結体11には前記スライド
パイプ4が挿入される筒部14を形成している。
前記スライドパイプ4は芯材となる円筒状金属
パイプ体42と、該金属パイプ体42を被覆する
合成樹脂パイプ体43とよりなる。前記スライド
パイプ4の前記筒部14に挿入される部分には前
記合成樹脂パイプ体43を形成せず、前記金属パ
イプ体42のみが挿入される。前記中間連結体1
1とスライドパイプ4とは回動自在とされ、前記
扇風機主体5の方向を適宜方向に向けられるよう
に形成している。前記中間連結体11のスライド
パイプ4からの抜け止めと回動範囲の規制は前記
中間連結体11の側部に形成した螺子穴15に捩
じ込まれる螺子16にて行なわれる。該螺子16
の先端は前記金属パイプ体42の周方向に穿設し
た長穴44に挿入され、前記中間連結体11とス
ライドパイプ4との連結と回動規制を行なう。前
記筒部14の下端と前記スライドパイプ4の合成
樹脂パイプ体43の上端との間には第1図に示す
如く寸法Aの間隔が形成される。前記中間連結体
11の外側壁17の下端は前記筒部14の下端よ
り寸法Bだけ大きく垂下せしめられている。従つ
て寸法Aの隙間18は前記外側壁17にて被われ
る。前記隙間18を形成したことで前記スライド
パイプ4の合成樹脂パイプ体43と筒部14が接
触せず摺動抵抗が低減し、前記中間連結体11の
回動がスムーズに行なえるものである。また前記
金属パイプ体42と合成樹脂パイプ体43の線膨
張が異なり、合成樹脂パイプ体43が大きく伸び
るものであるがその伸びを前記隙間18にて吸収
できるものである。
前記スライドパイプ4の下部には前記定荷重バ
ネ6のコイル部を巻き取り保持するバネ受けを形
成している。該バネ受けは従来公知の構造とし別
体成型したものを装着してもよいし、前記合成樹
脂パイプ体43と一体に形成してもよい。前記定
荷重バネ6のコイル部と逆の一端には係止用金具
19を形成している。前記スライドパイプ4の合
成樹脂パイプ体43の上部にのみ前記係合部41
を形成している。だが前記合成樹脂パイプ体43
の上下方向に複数の係合部41を形成してもよ
い。
前記支柱3の上部には前記スライドパイプ4を
挿通する挿通孔21と、前記係止体7と操作体8
を収納する収納部22を形成している。該収納部
22の上面開口は前記スライドパイプ4の挿通孔
23を形成した蓋体24にて閉塞される。該蓋体
24の支柱3への固定は螺子にて行なわれる。前
記挿通孔21及び23の内径は前記スライドパイ
プ4の外径より少し大きく形成されている。前記
挿通孔23の90度開いた部分には支持突部25を
形成している。該支持突部25の仮想内径は前記
スライドパイプ4の外径と略同一に形成してお
り、上下動するスライドパイプ4を前記支持突部
25にて支持することで振れることなく上下動さ
れるようにしている。前記スライドパイプ4への
接触部分が前記支持突部25であることから摺動
音の低減と摺動抵抗の低減が行なわれる。また実
施例において前記スライドパイプ4の略四角形状
の角部円弧部分にのみ接触することで傷付きが目
立ちにくいものである。さらに前記蓋体24の成
型時の寸法管理を前記支持突部25部分だけでよ
く成型管理が簡略化されるものである。
前記操作体8は前記支柱3の側壁より前記収納
部22内に挿入されて枢支される。前記蓋体24
を装着した際に、該蓋体24に垂設した係止片が
前記操作体8に係合することで抜け止めされる。
該操作体8の先端操作部分にはDカツト部31を
形成している。前記挿通孔21の下面孔線に前記
バネ受けの上縁が当接することで前記スライドパ
イプ4の支柱3からの抜け止めとしている。前記
スライドパイプ4の支柱3からの抜け止めは前記
合成樹脂パイプ体43に突部を形成して行なつて
もよい。
前記係止体7は前記スライドパイプ4を囲む環
状枠部51と、前記スライドパイプ4の係合部4
1に対する側の前記枠部51に形成した係止部5
2と、該係止部52を形成した前記枠部51部分
に形成する作動部53と、前記係止部52と作動
部53を形成した部分の両側に位置する前記枠部
51に形成した支持部54と、該支持部54の近
傍に形成した仮止め片55と、前記枠部51の前
記係止部52と対向する側に形成した引掛部56
とを備えている。前記仮止め片55は前記支柱3
の収納部22の内面に形成した係合部26に係合
して仮保持される。前記係止体7は仮保持される
と同時に前記収納部22に形成した枢支部27に
て前記支持部54が支持される。前記係止体7が
前記枢支部27にてシーソー支持され、前記係止
体7がシーソー運動しても前記仮止め片55と係
合部26との係合は外れない。また前記枢支部2
7と仮止め片55が近接していることで前記係止
体7のシーソー運動による仮止め片55の動きが
少なく前記係合部26の余裕を大きく形成する必
要がなく仮止め状態における前記係止体7のガタ
ツキが少ないものである。また前記係止体7は枢
支部27を中心としてしかシーソー運動を行なわ
ないので組立後ずれることがない。前記引掛部5
6には前記定荷重バネ6の係止用金具19を引掛
係止させる。従つて前記定荷重バネ6のバネ力に
て前記引掛部56が下方に引張られ前記係止体7
は前記枢支部27を支点として回動せしめられ
る。前記枠部51内にスライドパイプ4が挿通さ
れていることで前記係止体7の回動により前記係
止部52がスライドパイプ4に押し付けられる。
前記係止部52は前記定荷重バネ6のバネ力を利
用して常に前記スライドパイプ4の係合部41に
係合する方向に付勢される。従つて前記係止部5
2が係合部41と一致すると係合する。本実施例
においては前記スライドパイプ4が最も下動せし
められた時前記係止部52と係合部41に係合す
る。前記作動部53は前記操作体8のDカツト部
31と対面している状態では第3図に示す如く前
記係止部52と係合部41が係合し、前記Dカツ
ト部31の曲面部分が前記作動部53に当接する
と第4図に示す如く該作動部53が押し下げられ
る。該作動部53の押し下げにより、前記係止体
7は前記定荷重バネ6のバネ力に抗して回動さ
れ、前記係合部41と係止部52との係合を解除
する。係合が解除された状態では前記係止体7は
スライドパイプ4に接触することがない。
第8図乃至第10図に示す第2実施例について
説明する。本実施例は第1実施例において前記ス
ライドパイプ4を最も上動せしめた時前記定荷重
バネ6がコイル状にもどろうとする力により係止
用金具19が傾き先端がスライドパイプ4に接触
して傷つけるといつた欠点と、前記係止体7を中
央にて支持せしめたことで該係止体7の作動部5
3を押し下げる力は前記定荷重バネ6のバネ力と
同程度の力を必要とした欠点とを解消して、より
使用性を向上せしめたものである。なお、第1実
施例と同一構成部分については同一名称同一符号
にて示し、説明を省略し、本実施例の特微点のみ
を説明する。
係止体7の支持部54を係止部52と対向する
側の枠部51に形成し、枢支部27を支持部54
に対する側に形成したものである。従つて前記引
掛部56に近接して支持部54を形成したことで
作動部53が支持部54より離れ小さな力で前記
係止体7を操作できるものである。前記引掛部5
6に係止される係止用金具19と対面する如く前
記枠部51に板状阻止部57を形成し、前記金具
19の傾きを阻止するものである。
前記枠部51に形成した仮止め片55の係合部
26は前記枢支部27を回動中心とする前記仮止
め片55の移動方向に長く形成している。従つて
前記係止体7の外れ方向の係止は係合部26にて
確実に行なわれるものである。
(ト) 考案の効果 本考案はスライドパイプを金属パイプ体と合成
樹脂パイプ体にて形成したことで機器枠体との質
感が一体的なものとなると共に、機器主体の支持
は金属パイプ体のみで行なうことでスムーズな操
作性を有する回動支持とすることができる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は支柱を縦断した係止状態の要部側断面
図、第2図は扇風機の斜視図、第3図は支柱を縦
断した部分正面断面図、第4図は同解除状態の要
部側断面図、第5図は蓋体の平面図、第6図は蓋
体を外したスライドパイプを断面した支柱平面
図、第7図は係止体の斜視図である。 3……支柱(機器枠体)、4……スライドパイ
プ、5……扇風機主体(機器主体)、14……筒
部、42……金属パイプ体、43……合成樹脂パ
イプ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器枠体に昇降支持されるスライドパイプの先
    端部に機器主体を回動自在に支持するものに於
    て、前記スライドパイプを金属パイプ体と該金属
    パイプ体を被覆する合成樹脂パイプ体にて形成
    し、前記スライドパイプの先端部に金属パイプ体
    の突出部分を形成し、該突出部分に前記機器主体
    の筒部を被嵌枢支せしめると共に、該筒部下端と
    合成樹脂パイプ体上端との間に隙間を形成してな
    る機器の首振装置。
JP1985040605U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0140000Y2 (ja)

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JP1985040605U JPH0140000Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61156788U JPS61156788U (ja) 1986-09-29
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4999544U (ja) * 1972-12-15 1974-08-28
JPS49107553U (ja) * 1973-01-10 1974-09-13
JPS61135093U (ja) * 1985-02-12 1986-08-22

Also Published As

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JPS61156788U (ja) 1986-09-29

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