JP2502016Y2 - 締まり装置の安全ロック - Google Patents

締まり装置の安全ロック

Info

Publication number
JP2502016Y2
JP2502016Y2 JP7571091U JP7571091U JP2502016Y2 JP 2502016 Y2 JP2502016 Y2 JP 2502016Y2 JP 7571091 U JP7571091 U JP 7571091U JP 7571091 U JP7571091 U JP 7571091U JP 2502016 Y2 JP2502016 Y2 JP 2502016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
shoji
hook
tightening device
safety lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7571091U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0519472U (ja
Inventor
三浩 佐藤
直樹 武安
Original Assignee
日本建鐵株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本建鐵株式会社 filed Critical 日本建鐵株式会社
Priority to JP7571091U priority Critical patent/JP2502016Y2/ja
Publication of JPH0519472U publication Critical patent/JPH0519472U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2502016Y2 publication Critical patent/JP2502016Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開きサッシ等に用いら
れる締まり装置の安全ロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】開きサッシには、障子の縦框と、枠とに
亘って締まり装置が取り付けられている。図6は、締ま
り装置が取り付けられた開きサッシを表す横断面図を示
す。枠1の内側にはストライキ3が突出して取り付けら
れ、ストライキ3の一側面には上下端縁を隅きりした傾
斜部5が形成されている。ストライキ3が取り付けられ
た枠1には障子7が開閉自在に支持されている。障子7
のストライキ3側の縁部にはハンドル9が設けられ、ハ
ンドル9は障子7の框に内設されたロット棒13に図示
しないギヤを介して連結されている。ロット棒13は框
に形成された鉛直方向に延びる溝15に嵌入され、ハン
ドル9の回転操作により上下に摺動するようになってい
る。ロット棒13には枠1側に突出する小円筒状のロー
ラ17が取り付けられ、ローラ17はハンドル9の回転
操作によりロット棒13を介して上下に移動されるよう
になっている。また、枠1にはパッキン19が取り付け
られ、パッキン19は障子7の縁部が押し付けられるこ
とで、枠1と障子7との間の気密性を保持するようにな
っている。
【0003】このように構成される締まり装置におい
て、障子7が枠1に閉められ、ハンドル9が90度回転
されると、ロット棒13が摺動し、ロット棒13に取り
付けられたローラ17がストライキ3の傾斜部5に乗り
上げる。ローラ17が傾斜部5に乗り上げ、更にハンド
ル9が回転されることで、障子7が枠1側に引き寄せら
れ、障子7と枠1とはパッキン19を挟んで密着する。
この結果、障子7と枠1とは風圧に対する保持力が向上
し、気密性が確保されるようになっているのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の締ま
り装置では、ハンドル9が常時回転できるように構成さ
れているため、障子7が閉じられた時のみハンドル9が
回転されれば良いのであるが、障子7が開いた状態でハ
ンドル9が回転されると、ローラ17がストライキ3と
の係合位置に移動され、この状態のままで障子7が閉じ
られるとローラ17とストライキ3とが衝突し、ローラ
17、ストライキ3に傷が付き、場合によっては締まり
装置自体が破損する虞れがあった。
【0005】本考案は上記状況に鑑みてなされたもの
で、障子が開いた状態ではハンドルが回転しない締まり
装置の安全ロックを提供し、もって、締まり装置の破損
防止を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案に係る締まり装置の安全ロックの構成は、障子
端面のローラ近傍に固定される台座と、この台座にロー
ラの突出方向と同一方向で突設される支持軸と、この支
持軸に中央部が回動自在に支持され両端が同一方向に折
曲されて略くの字状となる引っ掛け金物と、この引っ掛
け金物の一端に形成され引っ掛け金物の折曲方向と逆方
向に突出されローラに掛止自在な鉤爪と、台座と引っ掛
け金物とに亘って配設され引っ掛け金物を一方回動方向
に付勢することで鉤爪をローラに掛止させるとともに、
引っ掛け金物の他端を障子閉鎖時に枠側へ当接可能に突
出させるスプリングとからなることを特徴とする。
【0007】
【作用】障子開放状態では、引っ掛け金物がスプリング
により付勢され、鉤爪がローラに掛止され、ローラ17
は鉤爪に掛止されることで、移動が規制され、ローラに
連結されたハンドルが回転不能にロックされる。支持軸
を中心に回動された引っ掛け金物は、鉤爪に対する他端
側が枠側へ突出状態となる。引っ掛け金物の他端側が突
出状態となった障子が閉められると、他端側が枠に当接
し、引っ掛け金物は回動され、鉤爪の掛止が解除され
る。
【0008】鉤爪の掛止が解除されることで、ローラが
移動自在となり、ハンドルのロックが解除される。障子
開放の際、ハンドルの回転によりローラが移動され、ロ
ーラは、ストライキとの係合が解除されるとともに、引
っ掛け金物と近接状態になる。障子が開放されると、引
っ掛け金物の他端側が枠から離反し、引っ掛け金物がス
プリングの付勢力により回動され、再び鉤爪がローラに
掛止され、ハンドルが回転不能にロックされる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る締まり装置の安全ロック
の好適な一実施例を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本考案に係る締まり装置の安全ロックを表す正面
図、図2は図1の側面図、図3は本考案に係る締まり装
置の安全ロックが取り付けられた開きサッシを表す横断
面図を示す。なお、図6に示した部材と同一の部材には
同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】図1に示すように、小板状の台座21には
取付穴23が穿設され、台座21は取付穴23を介して
ローラ17近傍の障子7(図3参照)端面にビス固定さ
れるようになっている。取付穴23に対する台座21の
一端側には表面に直交する方向、即ち、ローラ17の突
出方向で支持軸25が突設され、支持軸25は引っ掛け
金物27の中央部を回動自在に支持している。引っ掛け
金物27は、中央部を境に両端側が折曲した、いわゆる
くの字状になっている。中央部を境にくの字状に折曲さ
れた引っ掛け金物27の両端は、一方が上腕部27a、
他方が下腕部27bとなっている。上腕部27aの先端
には、折曲方向と逆方向に突出する鉤爪29が形成され
ている。
【0011】引っ掛け金物27は、支持軸25を中心に
回動されることで、ローラ17の突出方向に直交する平
面上で上腕部27aが移動し、近接状態時にあるローラ
17に鉤爪29が掛止するようになっている。また、図
2に示すように、支持軸25の外周にはコイル状バネの
スプリング31が挿入され、スプリング31の両端は台
座21と、引っ掛け金物27とにそれぞれ固定されてい
る。したがって、引っ掛け金物27は、スプリング31
が台座21とに亘って配設されることで、上腕部27a
が鉤爪29の突出方向、つまり、ローラ17方向(一方
回動方向)に付勢されるようになっている。図3に示す
ように、障子7が枠1側に閉められた際、引っ掛け金物
27は、上腕部27a、下腕部27b側が枠1側へ突出
状態となるようになっている。
【0012】台座21、支持軸25、引っ掛け金物2
7、スプリング31により、本実施例に係る締まり装置
の安全ロック33が構成されている。このように構成さ
れる締まり装置の安全ロック33の作用を、図4、図5
に基づいて説明する。図4は障子開放時における締まり
装置の安全ロックを表す正面図、図5は障子閉鎖時にお
ける締まり装置の安全ロックを表す正面図を示す。
【0013】障子7が開放状態にあるときは、引っ掛け
金物27がスプリング31により付勢され、上腕部27
aがローラ17方向に回動され、鉤爪29がローラ17
に掛止される。ローラ17は鉤爪29に掛止されること
で、移動が規制され、同時にローラ17に連結されたハ
ンドル9(図3参照)が回転不能にロックされる。支持
軸25を中心に反時計回りに回動された引っ掛け金物2
7は、下腕部27bが枠1側へ突出状態となる。
【0014】一方、下腕部27bが突出状態となった障
子7が閉められると、突出状態の下腕部27bが枠1に
当接し、引っ掛け金物27は時計回りに回動され、上腕
部27aがローラ17から離反方向に移動し、ローラ1
7への鉤爪29の掛止が解除される。そして、鉤爪29
の掛止が解除されることで、ローラ17が移動自在とな
り、同時にハンドル9のロックが解除され、ハンドル9
の回転により、ローラ17がストライキ3(図3参照)
に係合可能となる。
【0015】また、障子7が開放される際には、ハンド
ル9の回転により、ローラ17が移動され、ローラ17
は、ストライキ3との係合が解除されるとともに、引っ
掛け金物27と近接状態になる。ローラ17が引っ掛け
金物27と近接した状態で、障子7が開放されると、下
腕部27bが枠1から離反し、引っ掛け金物27がスプ
リング31の付勢力により回動され、再び上腕部27a
がローラ17方向に移動され、鉤爪29がローラ17に
掛止される。
【0016】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案に係
る締まり装置の安全ロックによれば、引っ掛け金物を障
子端面に回動自在に設け、ローラに掛止自在な鉤爪を引
っ掛け金物の一端側に形成したので、障子が開放される
と、引っ掛け金物の他端側が枠から離反し、引っ掛け金
物が回動されることで、鉤爪がローラに掛止され、ハン
ドルが回転不能にロックされる。この結果、障子が開い
た状態ではハンドルが回転せず、ローラとストライキと
が衝突することがなく、締まり装置の破損を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る締まり装置の安全ロックを表す正
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案に係る締まり装置の安全ロックが取り付
けられた開きサッシを表す横断面図である。
【図4】障子開放時における締まり装置の安全ロックを
表す正面図である。
【図5】障子閉鎖時における締まり装置の安全ロックを
表す正面図である。
【図6】締まり装置が取り付けられた開きサッシを表す
横断面図である。
【符号の説明】
1 枠 7 障子 17 ローラ 21 台座 25 支持軸 27 引っ掛け金物 29 鉤爪 31 スプリング 33 締まり装置の安全ロック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障子端面のローラ近傍に固定される台座
    と、 該台座に前記ローラの突出方向と同一方向で突設される
    支持軸と、 該支持軸に中央部が回動自在に支持され両端が同一方向
    に折曲されて略くの字状となる引っ掛け金物と、 該引っ掛け金物の一端に形成され該引っ掛け金物の前記
    折曲方向と逆方向に突出され前記ローラに掛止自在な鉤
    爪と、 前記台座と前記引っ掛け金物とに亘って配設され前記引
    っ掛け金物を一方回動方向に付勢することで該鉤爪をロ
    ーラに掛止させるとともに前記引っ掛け金物の他端を前
    記障子閉鎖時に枠側へ当接可能に突出させるスプリング
    とからなることを特徴とする締まり装置の安全ロック。
JP7571091U 1991-08-27 1991-08-27 締まり装置の安全ロック Expired - Lifetime JP2502016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7571091U JP2502016Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 締まり装置の安全ロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7571091U JP2502016Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 締まり装置の安全ロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0519472U JPH0519472U (ja) 1993-03-12
JP2502016Y2 true JP2502016Y2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=13584065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7571091U Expired - Lifetime JP2502016Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 締まり装置の安全ロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2502016Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0519472U (ja) 1993-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511834A (en) Automatically positioned latch assembly
WO2004051037A1 (ja) ロック機構付き締付装置
JP2502016Y2 (ja) 締まり装置の安全ロック
JPH0132741Y2 (ja)
JPH06162874A (ja) マイクロスイッチ保護機構
JP3353244B2 (ja) グローブボックスリッドのロック機構
JP3373485B2 (ja) マンホール蓋の吊り下げ用フック受棒を有する凹陥部カバー装置
JP2601430Y2 (ja) キャッチクリップ
JP3637574B2 (ja) 用心錠におけるガードアームの基準位置調整装置
JPH0748924Y2 (ja) 開閉体におけるばね付きノブの取付構造
JPH0754599Y2 (ja) エアクリーナのクランプ構造
JPH0517091U (ja) 網戸の取付装置
JPH0620815Y2 (ja) 天窓装置
JP3593318B2 (ja) ロールブラインドの巻取軸支持装置
JPS58115677U (ja) 施錠装置
JP2568045Y2 (ja) ドアガード用緩衝部材
JP3019380U (ja) 扉 錠
JPH0711274Y2 (ja) 扉の開放保持装置
JPH056492Y2 (ja)
JPH0327188Y2 (ja)
JPH024356Y2 (ja)
JP2521284Y2 (ja) 締まり金物の安全装置
JPS6328340Y2 (ja)
JPH0431972Y2 (ja)
JPH0433561Y2 (ja)