JPS634459Y2 - - Google Patents
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- JPS634459Y2 JPS634459Y2 JP12332284U JP12332284U JPS634459Y2 JP S634459 Y2 JPS634459 Y2 JP S634459Y2 JP 12332284 U JP12332284 U JP 12332284U JP 12332284 U JP12332284 U JP 12332284U JP S634459 Y2 JPS634459 Y2 JP S634459Y2
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- JP
- Japan
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- rotor
- cylinder
- outer cylinder
- surrounding
- support
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は家具用取手に係り、特にプツシユ式の
ものに関する。
ものに関する。
家具用の取手としては、家具の扉などに取付け
たとき、扉などの前面から突出するものが多い。
たとき、扉などの前面から突出するものが多い。
しかし、このような取手では扉などの前面から
突出するため、場所によつては、この取手が邪魔
になり、他の物品がぶつかつて傷をつけたり、取
手自体が破損してしまつたりするおそれがある。
突出するため、場所によつては、この取手が邪魔
になり、他の物品がぶつかつて傷をつけたり、取
手自体が破損してしまつたりするおそれがある。
本考案はこのような問題点に鑑みなされたもの
で、使用しないとき家具の扉などの前面から突出
しない家具用取手を提供することを目的とするも
のである。
で、使用しないとき家具の扉などの前面から突出
しない家具用取手を提供することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記問題点を解決するため、外郭筒1
の一方の開口部2を基板3で塞ぎ、この基板3に
前記外郭筒1の中心線に沿い、前記外郭筒1の他
方の開口部4に向かう支柱5を立設し、この支柱
5の先端に支柱5の周方向に回動自在の回転子6
を連結して形成された固定部7と、一方を開口し
他方を閉塞するとともに前記外郭筒1内に外郭筒
1の他方の開口部4から摺動自在に挿入された押
釦筒8内に、前記支柱5及び回転子6を取囲む囲
繞筒9を嵌合し、この囲繞筒9の奥底に前記回転
子6に対向しこの回転子6側に第1のばね10で
付勢された回転制御子11を設けて形成され、第
2のばね12で前記外郭筒1の他方の開口部4か
ら外部へ突出する方向に付勢された押釦部13と
を備え、前記回転子6の周囲に回転子6の軸方向
に沿う細長い係合突条30を複数突設するととも
に、この各係合突条30の前記支柱5側の端と前
記回転制御子11側の端とに回転子6の回転用の
第1および第2の傾斜面31,32をそれぞれ形
成し、前記囲繞筒9の内壁面にこの囲繞筒9の中
心軸方向に沿うとともに前記係合突条30を摺動
自在に案内するガイド溝44を前記係合突条30
に対応して複数形成し、前記囲繞筒9の奥底部の
内壁面に前記ガイド溝44の両側壁面に連続して
前記回転子6の回転方向に傾斜するガイド面46
を有し前記係合突条30の支柱5側の端に形成し
た第1の傾斜面31に当接して案内する鋸歯状段
部47を前記各ガイド溝44間毎にそれぞれ2つ
設け、前記回転制御子11に前記回転子6の係合
突条30に対向する制御突起54を前記係合突条
30の2倍の数だけ前記回転子6の回転円周に沿
つて突設したことを特徴とするものである。
の一方の開口部2を基板3で塞ぎ、この基板3に
前記外郭筒1の中心線に沿い、前記外郭筒1の他
方の開口部4に向かう支柱5を立設し、この支柱
5の先端に支柱5の周方向に回動自在の回転子6
を連結して形成された固定部7と、一方を開口し
他方を閉塞するとともに前記外郭筒1内に外郭筒
1の他方の開口部4から摺動自在に挿入された押
釦筒8内に、前記支柱5及び回転子6を取囲む囲
繞筒9を嵌合し、この囲繞筒9の奥底に前記回転
子6に対向しこの回転子6側に第1のばね10で
付勢された回転制御子11を設けて形成され、第
2のばね12で前記外郭筒1の他方の開口部4か
ら外部へ突出する方向に付勢された押釦部13と
を備え、前記回転子6の周囲に回転子6の軸方向
に沿う細長い係合突条30を複数突設するととも
に、この各係合突条30の前記支柱5側の端と前
記回転制御子11側の端とに回転子6の回転用の
第1および第2の傾斜面31,32をそれぞれ形
成し、前記囲繞筒9の内壁面にこの囲繞筒9の中
心軸方向に沿うとともに前記係合突条30を摺動
自在に案内するガイド溝44を前記係合突条30
に対応して複数形成し、前記囲繞筒9の奥底部の
内壁面に前記ガイド溝44の両側壁面に連続して
前記回転子6の回転方向に傾斜するガイド面46
を有し前記係合突条30の支柱5側の端に形成し
た第1の傾斜面31に当接して案内する鋸歯状段
部47を前記各ガイド溝44間毎にそれぞれ2つ
設け、前記回転制御子11に前記回転子6の係合
突条30に対向する制御突起54を前記係合突条
30の2倍の数だけ前記回転子6の回転円周に沿
つて突設したことを特徴とするものである。
本考案は、押釦部13を押して固定部7の外郭
筒1内に押し込むと、回転子6の係合突条30が
相対的に押釦部13の囲繞筒9のガイド溝44内
を回転制御子11側に摺動し、回転制御子11の
制御突起54に前記係合突条30の回転制御子1
1側の端の第2の傾斜面32が当接して回転子6
に回転のきつかけを与え、さらに前記係合突条3
0の支柱5側の端の第1の傾斜面31が鋸歯状段
部47に案内され2つの鋸歯状段部47の間に係
止され、これにより、第2のばね12の付勢力で
突出しようとする押釦部13が固定部7の外郭筒
1内に保持され、再び押釦部13を押すと、回転
子6の係合突条30が2つの鋸歯状段部47の間
から抜け出し、回転制御子11の制御突起54に
前記係合突条30の回転制御子11側の端の第2
の傾斜面32が当接して回転子6が再び回転し、
係合突条30がガイド溝44内に入り込んで押釦
部13が外郭筒1内から突出するものである。
筒1内に押し込むと、回転子6の係合突条30が
相対的に押釦部13の囲繞筒9のガイド溝44内
を回転制御子11側に摺動し、回転制御子11の
制御突起54に前記係合突条30の回転制御子1
1側の端の第2の傾斜面32が当接して回転子6
に回転のきつかけを与え、さらに前記係合突条3
0の支柱5側の端の第1の傾斜面31が鋸歯状段
部47に案内され2つの鋸歯状段部47の間に係
止され、これにより、第2のばね12の付勢力で
突出しようとする押釦部13が固定部7の外郭筒
1内に保持され、再び押釦部13を押すと、回転
子6の係合突条30が2つの鋸歯状段部47の間
から抜け出し、回転制御子11の制御突起54に
前記係合突条30の回転制御子11側の端の第2
の傾斜面32が当接して回転子6が再び回転し、
係合突条30がガイド溝44内に入り込んで押釦
部13が外郭筒1内から突出するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
この家具用取手は、外郭筒1の一方の開口部2
を基板3で塞ぎ、この基板3に前記外郭筒1の中
心軸線に沿い前記外郭筒1の他方の開口部4に向
う支柱5を立設し、この支柱5の先端に支柱5の
周方向に回動自在の回転子6を連結して形成さ
れ、家具の扉等に形成した取付孔に埋め込まれる
固定部7を備え、また、一方を開口し他方を閉塞
するとともに前記外郭筒1内に外郭筒1の他方の
開口部4から摺動自在に挿入された押釦筒8内
に、前記支柱5及び回転子6を取囲む囲繞筒9を
嵌合固定し、この囲繞筒9の奥底に前記回転子6
に対向しこの回転子6側にコイル形の第1のばね
10で付勢された回転制御子11を設けて形成さ
れるとともに、コイル形の第2のばね12で前記
外郭筒1の他方の開口部4から外部へ突出する方
向に付勢された押釦部13を備えている。
を基板3で塞ぎ、この基板3に前記外郭筒1の中
心軸線に沿い前記外郭筒1の他方の開口部4に向
う支柱5を立設し、この支柱5の先端に支柱5の
周方向に回動自在の回転子6を連結して形成さ
れ、家具の扉等に形成した取付孔に埋め込まれる
固定部7を備え、また、一方を開口し他方を閉塞
するとともに前記外郭筒1内に外郭筒1の他方の
開口部4から摺動自在に挿入された押釦筒8内
に、前記支柱5及び回転子6を取囲む囲繞筒9を
嵌合固定し、この囲繞筒9の奥底に前記回転子6
に対向しこの回転子6側にコイル形の第1のばね
10で付勢された回転制御子11を設けて形成さ
れるとともに、コイル形の第2のばね12で前記
外郭筒1の他方の開口部4から外部へ突出する方
向に付勢された押釦部13を備えている。
前記外郭筒1は金属製で、その一方の開口部2
に近い周壁に一対の係止孔21が穿設されている
とともに、他方の開口部4の周囲に正方形のフラ
ンジ22を有している。
に近い周壁に一対の係止孔21が穿設されている
とともに、他方の開口部4の周囲に正方形のフラ
ンジ22を有している。
前記基板3は前記外郭筒1の外径と同径の円板
状をなし、その一面中央に前記支柱5を突設して
あるとともに、その周囲に前記外郭筒1の内径と
同径の弧状をなす一対の保持リブ23が設けら
れ、さらに、各保持リブ23の外周面に前記外郭
筒1の係止孔21に嵌合する係止突起24がそれ
ぞれ設けられている。また、前記支柱5の先端部
に支柱5の一側を切り欠いて第1のスリツト25
が支柱5の中心軸まで形成され、さらに、この第
1のスリツト25に続いて、この第1のスリツト
25より拡幅の第2のスリツト26が形成されて
いる。
状をなし、その一面中央に前記支柱5を突設して
あるとともに、その周囲に前記外郭筒1の内径と
同径の弧状をなす一対の保持リブ23が設けら
れ、さらに、各保持リブ23の外周面に前記外郭
筒1の係止孔21に嵌合する係止突起24がそれ
ぞれ設けられている。また、前記支柱5の先端部
に支柱5の一側を切り欠いて第1のスリツト25
が支柱5の中心軸まで形成され、さらに、この第
1のスリツト25に続いて、この第1のスリツト
25より拡幅の第2のスリツト26が形成されて
いる。
前記回転子6は前記第1のスリツト25の幅と
同径で前記第1のスリツト25内に回動自在に支
持される回転軸27の基端に、前記第2のスリツ
ト26の幅と同径で前記第2のスリツト26内に
回動自在に挿入支持される基軸部28を設けると
ともに、前記回転軸27の先端に前記回転軸27
より径大で前記支柱5と同径の回転頭部29を設
けてあり、さらに、この回転頭部29の周囲にこ
の回転子6の軸方向に沿う細長い3つの係合突条
30が120度角毎に設けられている。そして、こ
れら各係合突条30の前記支柱5側の端と前記回
転制御子11側の端とにそれぞれ回転子6の回転
方向の反対側に傾斜した第1及び第2の傾斜面3
1,32が形成されている。
同径で前記第1のスリツト25内に回動自在に支
持される回転軸27の基端に、前記第2のスリツ
ト26の幅と同径で前記第2のスリツト26内に
回動自在に挿入支持される基軸部28を設けると
ともに、前記回転軸27の先端に前記回転軸27
より径大で前記支柱5と同径の回転頭部29を設
けてあり、さらに、この回転頭部29の周囲にこ
の回転子6の軸方向に沿う細長い3つの係合突条
30が120度角毎に設けられている。そして、こ
れら各係合突条30の前記支柱5側の端と前記回
転制御子11側の端とにそれぞれ回転子6の回転
方向の反対側に傾斜した第1及び第2の傾斜面3
1,32が形成されている。
前記押釦筒8は金属製で、その中間部から開口
部41側の部分の内径及び外径が中間部から閉塞
部42側の部分の内径及び外径より大きく形成さ
れている。
部41側の部分の内径及び外径が中間部から閉塞
部42側の部分の内径及び外径より大きく形成さ
れている。
そして、この押釦筒8内に嵌合固定する前記囲
繞筒9は、押釦筒8内の開口部41寄りの部分に
嵌合する第1の囲繞筒9aと押釦筒8内の奥底部
に嵌合する第2の囲繞筒9bとで形成されてい
る。
繞筒9は、押釦筒8内の開口部41寄りの部分に
嵌合する第1の囲繞筒9aと押釦筒8内の奥底部
に嵌合する第2の囲繞筒9bとで形成されてい
る。
前記第1の囲繞筒9aは、中間部より一端部側
の外径が中間部より他端部側の外径より小径で、
これにより中間部外周にばね係止段部43が形成
されている。また、この第1の囲繞筒9aの他端
部分の内径は前記回転子6の係合突条30までの
径と同一で、その他の部分の内径は回転子6の回
転頭部29と同径である。そして、回転頭部29
と同径部分の内壁面にこの第1の囲繞筒9aの軸
方向に沿うとともに、前記係合突条30を摺動自
在に案内するガイド溝44が各係合突条30対応
して3条形成されており、このガイド溝44は第
1の囲繞筒9aの一端まで延出せず、その近傍で
終了してその端を第1のストツパ45としてい
る。また、回転頭部29と同径部分の内壁面と、
回転子6の係合突条30までの径と同一の内壁面
との境界部分には前記ガイド溝44の両側壁面に
続いて形成され前記回転子6の回転方向に傾斜し
たガイド面46を有する鋸歯状段部47が各ガイ
ド溝44間にそれぞれ2つずつ設けられ、この、
2つの鋸歯状段部47の中間は第2のストツパ4
8となつている。また、この第1の囲繞筒9aの
他端に突起49が複数突設されている。
の外径が中間部より他端部側の外径より小径で、
これにより中間部外周にばね係止段部43が形成
されている。また、この第1の囲繞筒9aの他端
部分の内径は前記回転子6の係合突条30までの
径と同一で、その他の部分の内径は回転子6の回
転頭部29と同径である。そして、回転頭部29
と同径部分の内壁面にこの第1の囲繞筒9aの軸
方向に沿うとともに、前記係合突条30を摺動自
在に案内するガイド溝44が各係合突条30対応
して3条形成されており、このガイド溝44は第
1の囲繞筒9aの一端まで延出せず、その近傍で
終了してその端を第1のストツパ45としてい
る。また、回転頭部29と同径部分の内壁面と、
回転子6の係合突条30までの径と同一の内壁面
との境界部分には前記ガイド溝44の両側壁面に
続いて形成され前記回転子6の回転方向に傾斜し
たガイド面46を有する鋸歯状段部47が各ガイ
ド溝44間にそれぞれ2つずつ設けられ、この、
2つの鋸歯状段部47の中間は第2のストツパ4
8となつている。また、この第1の囲繞筒9aの
他端に突起49が複数突設されている。
前記第2の囲繞筒9bは前記第2の囲繞筒9a
の他端部側の内径及び外径と同一の内径及び外径
に形成され、一端に前記第1の囲繞筒9aの突起
49に嵌合する凹部50が複数形成されていると
ともに、他端部の内壁面に第2の囲繞筒9bの軸
方向に向かう6条の案内溝51が形成されてい
る。
の他端部側の内径及び外径と同一の内径及び外径
に形成され、一端に前記第1の囲繞筒9aの突起
49に嵌合する凹部50が複数形成されていると
ともに、他端部の内壁面に第2の囲繞筒9bの軸
方向に向かう6条の案内溝51が形成されてい
る。
前記回転制御子11は、ばね取付孔52を背面
中央に有し、周囲に前記各案内溝51内に摺動自
在に噛合う6つの案内突起53を放射状に突設し
てあり、この案内突起53に対応して前記回転子
6の係合突条30に対向する制御突起54が前記
回転子6の回転円周に沿つた前面に突設してあ
る。
中央に有し、周囲に前記各案内溝51内に摺動自
在に噛合う6つの案内突起53を放射状に突設し
てあり、この案内突起53に対応して前記回転子
6の係合突条30に対向する制御突起54が前記
回転子6の回転円周に沿つた前面に突設してあ
る。
そして、ばね取付孔52に前記第1のばね10
が挿入されるとともにこの第1のばね10が押釦
筒8の奥底部との間に張設される。
が挿入されるとともにこの第1のばね10が押釦
筒8の奥底部との間に張設される。
また、前記第2のばね12は前記第1の囲繞筒
9aの一側部寄りの部分の外径と同一の内径を有
して、前記囲繞筒9aの一側部寄りの部分に、前
記ばね係止段部43に係止されるまで挿入されて
前記基板3との間に張設されている。
9aの一側部寄りの部分の外径と同一の内径を有
して、前記囲繞筒9aの一側部寄りの部分に、前
記ばね係止段部43に係止されるまで挿入されて
前記基板3との間に張設されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
押釦部13が固定部7の外郭筒1から突出して
いるとき、押釦部13は第2のばね12によつて
外郭筒1の開口部4から外部に突出する方向に付
勢されているので、押釦部13の第1の囲繞筒9
aにおけるガイド溝44内の支柱5寄りの部分に
回転子6の係合突条30が位置して、ガイド溝4
4の端の第1のストツパ45に当接している。ま
た、回転子6に対向する回転制御子11は第1の
ばね10で回転子6側に付勢されている。この状
態で突出している押釦部13を摘んでこの家具用
取手を取付けてある家具の扉を開閉したり、引出
しを出入れする。
いるとき、押釦部13は第2のばね12によつて
外郭筒1の開口部4から外部に突出する方向に付
勢されているので、押釦部13の第1の囲繞筒9
aにおけるガイド溝44内の支柱5寄りの部分に
回転子6の係合突条30が位置して、ガイド溝4
4の端の第1のストツパ45に当接している。ま
た、回転子6に対向する回転制御子11は第1の
ばね10で回転子6側に付勢されている。この状
態で突出している押釦部13を摘んでこの家具用
取手を取付けてある家具の扉を開閉したり、引出
しを出入れする。
そして、押釦部13を押込むと、第1の囲繞9
aの内方への移動にともない、相対的に回転子6
の係合突条30がガイド溝44内を摺動しつつ回
転子6が回転制御子11側へと移動する。そし
て、回転子6の係合突条30はガイド溝44を出
たところでその第2の傾斜面32が回転制御子1
1の制御突起54に当接して、第1のばね10の
付勢力に抗しつつ回転制御子11を押す。する
と、係合突条30の第2の傾斜面32に加わる制
御突起54からの抗力及び第1のばね10の付勢
力により回転子6が回転し、係合突条30がガイ
ド溝44の軸線上から鋸歯状段部47の方へと回
転移動する。そこで押釦部13の押し込みを止め
ると、第2のばね12の付勢力で、係合突条30
の第1の傾斜面31が1つ目の鋸歯状段部47の
傾斜したガイド面46に当接し、このガイド面4
6に案内されて係合突条30が2つの鋸歯状段部
47間に形成された第2のストツパ48に引掛
る。従つて、突出しようとする押釦部13はここ
で係止され、外郭筒1内に押込まれたままの状態
に保持される。
aの内方への移動にともない、相対的に回転子6
の係合突条30がガイド溝44内を摺動しつつ回
転子6が回転制御子11側へと移動する。そし
て、回転子6の係合突条30はガイド溝44を出
たところでその第2の傾斜面32が回転制御子1
1の制御突起54に当接して、第1のばね10の
付勢力に抗しつつ回転制御子11を押す。する
と、係合突条30の第2の傾斜面32に加わる制
御突起54からの抗力及び第1のばね10の付勢
力により回転子6が回転し、係合突条30がガイ
ド溝44の軸線上から鋸歯状段部47の方へと回
転移動する。そこで押釦部13の押し込みを止め
ると、第2のばね12の付勢力で、係合突条30
の第1の傾斜面31が1つ目の鋸歯状段部47の
傾斜したガイド面46に当接し、このガイド面4
6に案内されて係合突条30が2つの鋸歯状段部
47間に形成された第2のストツパ48に引掛
る。従つて、突出しようとする押釦部13はここ
で係止され、外郭筒1内に押込まれたままの状態
に保持される。
そして、再び押釦部13を押すと、回転子6の
係合突条30が2つの鋸歯状段部47の間から抜
出し、回転制御子11側へと移動し、前記と同様
に係合突条30の第2の傾斜面32が制御突起5
4に当接することにより係合突条30が回転移動
して2つ目の鋸歯上段部47を乗越えるので、押
釦部13を離すと第2のばね12の付勢力で、係
合突条30の第1の傾斜面31が2つ目の鋸歯状
段部47の傾斜したガイド面46に当接し、この
ガイド面46に案内されて係合突条30が再びガ
イド溝44内に案内されるので、押釦部13は外
郭筒1から外部に突出する。
係合突条30が2つの鋸歯状段部47の間から抜
出し、回転制御子11側へと移動し、前記と同様
に係合突条30の第2の傾斜面32が制御突起5
4に当接することにより係合突条30が回転移動
して2つ目の鋸歯上段部47を乗越えるので、押
釦部13を離すと第2のばね12の付勢力で、係
合突条30の第1の傾斜面31が2つ目の鋸歯状
段部47の傾斜したガイド面46に当接し、この
ガイド面46に案内されて係合突条30が再びガ
イド溝44内に案内されるので、押釦部13は外
郭筒1から外部に突出する。
本考案によれば、使用しないとき、押釦部を固
定部の外郭筒内に収納しておけるので、この家具
用取手を取付けた家具の扉等の前面に押釦部が突
出せず、邪魔にならず、押釦部に他の物品がぶつ
かつて傷を付けたり、取付自体が破損したりする
おそれがない。
定部の外郭筒内に収納しておけるので、この家具
用取手を取付けた家具の扉等の前面に押釦部が突
出せず、邪魔にならず、押釦部に他の物品がぶつ
かつて傷を付けたり、取付自体が破損したりする
おそれがない。
第1図は本考案の家具用取手の一実施例を示す
分解斜視図、第2図はその縦断面図、第3図は第
1の囲繞筒の縦断面図である。 1……外郭筒、2……外郭筒の一方の開口部、
3……基板、4……外郭筒の他方の開口部、5…
…支柱、6……回転子、7……固定部、8……押
釦筒、9……囲繞筒、10……第1のばね、11
……回転制御子、12……第2のばね、13……
押釦部、30……係合突条、31……第1の傾斜
面、32……第2の傾斜面、44……ガイド溝、
46……ガイド面、47……鋸歯状段部、54…
…制御突起。
分解斜視図、第2図はその縦断面図、第3図は第
1の囲繞筒の縦断面図である。 1……外郭筒、2……外郭筒の一方の開口部、
3……基板、4……外郭筒の他方の開口部、5…
…支柱、6……回転子、7……固定部、8……押
釦筒、9……囲繞筒、10……第1のばね、11
……回転制御子、12……第2のばね、13……
押釦部、30……係合突条、31……第1の傾斜
面、32……第2の傾斜面、44……ガイド溝、
46……ガイド面、47……鋸歯状段部、54…
…制御突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外郭筒1の一方の開口部2を基板3で塞ぎ、こ
の基板3に前記外郭筒1の中心線に沿い、前記外
郭筒1の他方の開口部4に向かう支柱5を立設
し、この支柱5の先端に支柱5の周方向に回動自
在の回転子6を連結して形成された固定部7と、 一方を開口し他方を閉塞するとともに前記外郭
筒1内に外郭筒1の他方の開口部4から摺動自在
に挿入された押釦筒8内に、前記支柱5及び回転
子6を取囲む囲繞筒9を嵌合し、この囲繞筒9の
奥底に前記回転子6に対向しこの回転子6側に第
1のばね10で付勢された回転制御子11を設け
て形成され、第2のばね12で前記外郭筒1の他
方の開口部4から外部へ突出する方向に付勢され
た押釦部13とを備え、 前記回転子6の周囲に回転子6の軸方向に沿う
細長い係合突条30を複数突設するとともに、こ
の各係合突条30の前記支柱5側の端と前記回転
制御子11側の端とに回転子6の回転用の第1お
よび第2の傾斜面31,32をそれぞれ形成し、
前記囲繞筒9の内壁面にこの囲繞筒9の中心軸方
向に沿うとともに前記係合突条30を摺動自在に
案内するガイド溝44を前記係合突条30に対応
して複数形成し、前記囲繞筒9の奥底部の内壁面
に前記ガイド溝44の両側壁面に連続して前記回
転子6の回転方向に傾斜するガイド面46を有し
前記係合突条30の支柱5側の端に形成した第1
の傾斜面31に当接して案内する鋸歯状段部47
を前記各ガイド溝44間毎にそれぞれ2つ設け、
前記回転制御子11に前記回転子6の係合突条3
0に対向する制御突起54を前記係合突条30の
2倍の数だけ前記回転子6の回転円周に沿つて突
設したことを特徴とする家具用取手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12332284U JPS6137846U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 家具用取手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12332284U JPS6137846U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 家具用取手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137846U JPS6137846U (ja) | 1986-03-08 |
JPS634459Y2 true JPS634459Y2 (ja) | 1988-02-04 |
Family
ID=30682074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12332284U Granted JPS6137846U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 家具用取手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137846U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2594016B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1997-03-26 | 株式会社ムラコシ精工 | 家具の摘み装置 |
-
1984
- 1984-08-10 JP JP12332284U patent/JPS6137846U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137846U (ja) | 1986-03-08 |
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