JPH0139861Y2 - - Google Patents

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JPH0139861Y2
JPH0139861Y2 JP1983167809U JP16780983U JPH0139861Y2 JP H0139861 Y2 JPH0139861 Y2 JP H0139861Y2 JP 1983167809 U JP1983167809 U JP 1983167809U JP 16780983 U JP16780983 U JP 16780983U JP H0139861 Y2 JPH0139861 Y2 JP H0139861Y2
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JP
Japan
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cooling water
bypass passage
head
manifold
passage
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JP1983167809U
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JPS6073828U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却水メイン通路を開閉するメイン弁
と冷却水バイパス通路を開閉するバイパス弁を一
体に備えたサーモスタツト装置を、前記冷却水メ
イン通路と前記冷却水バイパス通路の分岐部に配
設したボトムバイパス方式のエンジンの冷却装置
に関する。
上記のようなサーモスタツト装置を備えたエン
ジンの冷却装置は、実開昭58−11175号公報に先
行技術として開示されている。しかしこの先行技
術では前記サーモスタツト装置はエンジン本体の
外部に取付けたサーモスタツトハウジング内に収
容されているので、サーモスタツトハウジングを
有することによる部品点数の増加、構造の複数化
及び重量アツプを招くという問題点が生ずる。又
前記サーモスタツト装置のバイパス弁によつて開
閉制御される冷却水バイパス通路は、吸気マニホ
ールドを通過して吸気予熱の働きをするように構
成されているが、この吸気マニホールドと前記サ
ーモスタツトハウジングとはホースで接続されて
いるので、このホースを有することによる部品点
数の増加、構造の複雑化を招く上、前記ホースが
外れるおそれがあるなどの不具合も生ずるという
問題点がある。
本考案は上記先行技術の諸問題点を解消するこ
とを目的とし、図示する実施例に例示する如く、
シリンダヘツド1のウオータジヤケツト2の出口
部3に冷却水メイン通路4を開閉するメイン弁5
と冷却水バイパス通路6を開閉するバイパス弁7
とを一体に備えたサーモスタツト装置8を配する
一方、前記バイパス弁7の弁座9及びヘツド側冷
却水バイパス通路10を前記シリンダヘツド1に
一体に形成し、且つ吸気マニホールド11に前記
ヘツド側冷却水バイパス通路10に連通すると共
に吸気予熱部12bを備えたマニホールド側冷却
水バイパス通路12を一体に形成して、エンジン
の冷却装置を構成したことを特徴とする。
図示する実施例は、シリンダヘツド1の後端面
13に膨出部14を設け、この内部にサーモスタ
ツト装置8を収容できるウオータジヤケツト1の
出口部3を形成している。この出口部3にはウオ
ータアウトレツト15が取付けられているが、前
記出口部3とウオータアウトレツト15との接合
部を利用して前記サーモスタツト装置8を固定し
ている。前記ウオータアウトレツト15はホース
(図示せず)を介してラジエータ(図示せず)に
接続し、ラジエータはホース(図示せず)を介し
てシリンダブロツク(図示せず)の前端面に取付
けたウオータポンプ(図示せず)に接続してい
る。そして、これらにより、シリンダヘツド1の
ウオータジヤケツト2内の冷却水が、メイン弁5
→ウオータアウトレツト15→ラジエータ→ウオ
ータポンプ→シリンダブロツク内のウオータジヤ
ケツト→シリンダヘツド1内のウオータジヤケツ
ト2と循環する冷却水メイン通路4を構成してい
る。
前記膨出部14の側部にはヒータ水取出口16
を設け、ここよりヒータユニツト(図示せず)に
向け冷却水(ヒータ水)を送りうるように構成し
ている。
前記シリンダヘツド1の吸気側側面17には、
吸気マニホールド11を取付けているが、この吸
気マニホールド11内に一体に形成したマニホー
ルド側冷却水バイパス通路12と前記ウオータジ
ヤケツト2の出口部3とは、シリンダヘツド1に
一体に形成したヘツド側冷却水バイパス通路10
によつて連通されている。このヘツド側冷却水バ
イパス通路10は前記吸気側側面17から内方に
向けて行なわれるドリル加工によつて形成すると
好適である。又前記ウオータジヤケツト2の出口
部3には前記サーモスタツト装置8のバイパス弁
7の弁座9がシリンダヘツド1に一体に形成され
ている。この弁座9の中心を貫通し、且つ前記ヘ
ツド側冷却水バイパス通路10に連通する孔9a
は、ヘツド側冷却水バイパス通路10と同様にド
リル加工によつて形成すると好適である。
前記サーモスタツト装置8はその感温伸縮部1
8の伸縮動に伴つてメイン弁5及びバイパス弁7
が開閉動するように構成され、冷却水の水温が所
定温度以上になると、メイン弁5が開き、バイパ
ス弁7が閉じる。
前記吸気マニホールド11は第1図乃至第3図
に示すように形成され、その内部に形成されたマ
ニホールド側冷却水バイパス通路12は、冷却水
導入部12a、吸気予熱部12b及び冷却水排出
部12cからなる。前記吸気マニホールド11
は、その集合管部19から分岐管部20,20…
を分岐形成する外に、導水管部21を分岐形成
し、ここに前記冷却水導入部12aを形成してい
る。又前記集合管部19の吸気通路22の下方に
複数の邪魔板部23,23を備えた円形の吸気予
熱部12bを形成し、前記冷却水導入部12aよ
りこの吸気予熱部12bに導入された冷却水(温
水)によつて、前記吸気通路22を通過する混合
気を予熱している。前記邪魔板部23,23は第
3図に示すように配設され、吸気予熱部12bを
流れる冷却水の流路を伸ばして、予熱効果を高め
る作用を営んでいる。前記吸気予熱部12bの底
面には排水管24を下方に向け突設し、ここに前
記冷却水排出部12cを形成している。この冷却
水排出部12cは前記吸気予熱部12bに連通す
ると共に、ホース(図示せず)を介して前記ウオ
ータポンプに連通している。尚、本実施例では前
記吸気予熱部12bの下部を構成すると共に前記
排水管24を備えたキヤツプ体25をマニホール
ド本体とは別体形成し、これをマニホールド本体
にろう付けや溶接などの手段を用いて取付けてい
る。
前記ヘツド側冷却水バイパス通路10、前記マ
ニホールド側冷却水バイパス通路12及び前記ウ
オータポンプに接続されるホースによつて冷却水
バイパス通路6が構成されている。そして、シリ
ンダヘツド1のウオータジヤケツト2内において
バイパス弁7を通過して冷却水バイパス通路6に
導かれた冷却水は吸気マニホールド11内の吸気
を予熱した後前記ウオータポンプに送られる。
尚、第1図において、26,26,26は吸気
ポート、27はEGRガス通路、28はEGRバル
ブである。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば前記バイパス弁7を
前記弁座9の中央の孔9aに出没するように構成
することができる。
本考案は上記構成を有するので、次のような効
果を奏することができる。
サーモスタツト装置のメイン弁及びバイパス
弁をシリンダヘツドのウオータジヤケツトの出
口部に配し、サーモスタツトハウジングが不要
となるように構成しているので、コンパクト
化、部品点数の削減、構造の簡単化、軽量化を
図ることができる。
バイパス弁の弁座及びヘツド側冷却水バイパ
ス通路をシリンダヘツドに一体に形成している
ので、前記ヘツド側冷却水バイパス通路に直接
吸気マニホールドのマニホールド側冷却水バイ
パス通路を接続させ、バイパス作用と吸気予熱
作用を行なわせることができる結果、先行技術
では必要であつた接続用のホースが不要とな
り、コンパクト化、部品点数の削減、構造の簡
単化を図ることができる上に、前記ホースが外
れて不具合が生ずるというような問題を解決す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部切欠平面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は吸気マ
ニホールドの一部を構成するキヤツプ体をマニホ
ールド本体から取外して示す平面図である。 1……シリンダヘツド、2……ウオータジヤケ
ツト、3……出口部、4……冷却水メイン通路、
5……メイン弁、6……冷却水バイパス通路、7
……バイパス弁、8……サーモスタツト装置、9
……弁座、10……ヘツド側冷却水バイパス通
路、11……吸気マニホールド、12……マニホ
ールド側冷却水バイパス通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドのウオータジヤケツトの出口部
    に冷却水メイン通路を開閉するメイン弁と冷却水
    バイパス通路を開閉するバイパス弁とを一体に備
    えたサーモスタツト装置を配する一方、前記バイ
    パス弁の弁座及びヘツド側冷却水バイパス通路を
    前記シリンダヘツドに一体に形成し、且つ吸気マ
    ニホールドに前記ヘツド側冷却水バイパス通路に
    連通すると共に吸気予熱部を備えたマニホールド
    側冷却水バイパス通路を一体に形成したことを特
    徴とするエンジンの冷却装置。
JP16780983U 1983-10-28 1983-10-28 エンジンの冷却装置 Granted JPS6073828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16780983U JPS6073828U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 エンジンの冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16780983U JPS6073828U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 エンジンの冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6073828U JPS6073828U (ja) 1985-05-24
JPH0139861Y2 true JPH0139861Y2 (ja) 1989-11-30

Family

ID=30367034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16780983U Granted JPS6073828U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 エンジンの冷却装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230534B2 (ja) * 1975-08-12 1977-08-09

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230534U (ja) * 1975-08-26 1977-03-03
JPS6115211Y2 (ja) * 1979-11-02 1986-05-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230534B2 (ja) * 1975-08-12 1977-08-09

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JPS6073828U (ja) 1985-05-24

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