JPH0139816Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139816Y2 JPH0139816Y2 JP14839483U JP14839483U JPH0139816Y2 JP H0139816 Y2 JPH0139816 Y2 JP H0139816Y2 JP 14839483 U JP14839483 U JP 14839483U JP 14839483 U JP14839483 U JP 14839483U JP H0139816 Y2 JPH0139816 Y2 JP H0139816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- water tank
- nozzle device
- cleaning
- spout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 46
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 24
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の対象〕
本考案は、人体局部洗浄装置(以下、単に洗浄
装置という)の水回路に関するものである。
装置という)の水回路に関するものである。
洗浄装置水回路の従来例を第1図を参考に説明
する。即ち、水タンク1にはポンプ3を介して第
1経路2により温水タンク4が連結されている。
温水タンク4にはノズル装置27が第1バルブ装
置6を介して第2経路5,7により、且つ、第2
バルブ装置9を介して第3経路8により連結され
ている。ノズル装置27は、固定シリンダ10
と、固定シリンダ10内にシール部材15及び2
2を介して進退可能に配設された可動シリンダ1
1と、可動シリンダ11内にシール部材16を介
して配設され内部にバルブ機構23を介して先端
の噴出口24と連通する通路25が形成されたノ
ズル12と、可動シリンダ11の後面と固定シリ
ンダ10との間に形成された圧力室26と、リタ
ーンスプリング17,18から構成されており、
第2経路5,7は通路25に連結され、第3経路
8は圧力室26に連結されている。上記した構成
において、ポンプ3の作動により水タンク1より
水が第1経路2を介して温水タンク4内に供給さ
れると共に温水タンク4から温水(流体)が第2
経路5に供給され、第1バルブ装置6及び第2経
路7を介して通路25に供給される。この時、第
2バルブ装置9が閉状態であると、通路25に供
給された温水がノズル12の小ピストン14を押
してノズル12を伸長させ噴出口24を第1洗浄
位置(シヤワー洗浄位置)に位置させる共に温水
がバルブ機構23を開状態として、この結果、噴
出口24より温水が噴出されシヤワー洗浄がなさ
れる。又、第2バルブ装置9が開状態であると、
温水タンク4から温水が第1経路5,7を介して
通路25に供給されると共に第3経路8を介して
圧力室26にも供給される。この後、通路25に
供給された温水によりノズル12を伸長させる共
に圧力室26に供給された温水により可動シリン
ダ11の大ピストン13を押して可動シリンダ1
1を伸長させ噴出口24を第2洗浄位置(ビデ洗
浄位置)に位置させると共に通路25に供給され
た温水がバルブ機構23を開状態として、この結
果、噴出口24より温水が噴出されビデ洗浄がな
されるものであつた。
する。即ち、水タンク1にはポンプ3を介して第
1経路2により温水タンク4が連結されている。
温水タンク4にはノズル装置27が第1バルブ装
置6を介して第2経路5,7により、且つ、第2
バルブ装置9を介して第3経路8により連結され
ている。ノズル装置27は、固定シリンダ10
と、固定シリンダ10内にシール部材15及び2
2を介して進退可能に配設された可動シリンダ1
1と、可動シリンダ11内にシール部材16を介
して配設され内部にバルブ機構23を介して先端
の噴出口24と連通する通路25が形成されたノ
ズル12と、可動シリンダ11の後面と固定シリ
ンダ10との間に形成された圧力室26と、リタ
ーンスプリング17,18から構成されており、
第2経路5,7は通路25に連結され、第3経路
8は圧力室26に連結されている。上記した構成
において、ポンプ3の作動により水タンク1より
水が第1経路2を介して温水タンク4内に供給さ
れると共に温水タンク4から温水(流体)が第2
経路5に供給され、第1バルブ装置6及び第2経
路7を介して通路25に供給される。この時、第
2バルブ装置9が閉状態であると、通路25に供
給された温水がノズル12の小ピストン14を押
してノズル12を伸長させ噴出口24を第1洗浄
位置(シヤワー洗浄位置)に位置させる共に温水
がバルブ機構23を開状態として、この結果、噴
出口24より温水が噴出されシヤワー洗浄がなさ
れる。又、第2バルブ装置9が開状態であると、
温水タンク4から温水が第1経路5,7を介して
通路25に供給されると共に第3経路8を介して
圧力室26にも供給される。この後、通路25に
供給された温水によりノズル12を伸長させる共
に圧力室26に供給された温水により可動シリン
ダ11の大ピストン13を押して可動シリンダ1
1を伸長させ噴出口24を第2洗浄位置(ビデ洗
浄位置)に位置させると共に通路25に供給され
た温水がバルブ機構23を開状態として、この結
果、噴出口24より温水が噴出されビデ洗浄がな
されるものであつた。
圧力室26には、シヤワー洗浄時のシール部材
22と固定シリンダ10とのシール摺動スキマか
らの漏水による漏水圧と、ビデ洗浄後の大ピスト
ン13とリターンスプリング17による排除水圧
が生じる。このため、前述した装置においては、
シール部材22を接触シールとして漏水量を少な
くおさえることにより漏水圧を減圧し、第2バル
ブ装置9を開状態として逆流を容認することによ
り排除水圧を減圧させていた。しかし、長期使用
によりシール部材22の摺動摩耗によりスキマが
発生し、この結果、漏水量が増加して漏水圧が増
圧し、シヤワー洗浄時においてこの漏水圧により
可動シリンダ11が伸長し、ビデ洗浄に移行した
り、又、第2バルブ装置6の応答性や長期使用に
よるリターンスプリング17の疲労及び錆の発生
により摺動抵抗が増加し、この結果、ビデ洗浄
後、排除水圧により可動シリンダ11の復帰に時
間がかかり復帰が遅れたり、最悪の場合、所定位
置まで復帰できないという不都合の発生がみられ
た。
22と固定シリンダ10とのシール摺動スキマか
らの漏水による漏水圧と、ビデ洗浄後の大ピスト
ン13とリターンスプリング17による排除水圧
が生じる。このため、前述した装置においては、
シール部材22を接触シールとして漏水量を少な
くおさえることにより漏水圧を減圧し、第2バル
ブ装置9を開状態として逆流を容認することによ
り排除水圧を減圧させていた。しかし、長期使用
によりシール部材22の摺動摩耗によりスキマが
発生し、この結果、漏水量が増加して漏水圧が増
圧し、シヤワー洗浄時においてこの漏水圧により
可動シリンダ11が伸長し、ビデ洗浄に移行した
り、又、第2バルブ装置6の応答性や長期使用に
よるリターンスプリング17の疲労及び錆の発生
により摺動抵抗が増加し、この結果、ビデ洗浄
後、排除水圧により可動シリンダ11の復帰に時
間がかかり復帰が遅れたり、最悪の場合、所定位
置まで復帰できないという不都合の発生がみられ
た。
本願課題は、洗浄装置本体の構成を変えること
なく、簡単な手段で上記不都合の発生防止を計り
しことにある。
なく、簡単な手段で上記不都合の発生防止を計り
しことにある。
上記手段として、本考案においては、第3経路
に分岐連結された大気側に開口する排水管路と、
該排水管路上に設けられたドレイン装置とを有し
たものである。
に分岐連結された大気側に開口する排水管路と、
該排水管路上に設けられたドレイン装置とを有し
たものである。
従つて、圧力室の温水はドレイン装置を介して
排水管路より大気側に排出される。これにより、
漏水圧及び排除水圧を減圧することができ、漏水
圧によるシヤワー洗浄時のビデ洗浄への移行を防
止することができると共に可動シリンダの所定位
置へのスムーズ且つ確実な復帰を達成することが
できる。
排水管路より大気側に排出される。これにより、
漏水圧及び排除水圧を減圧することができ、漏水
圧によるシヤワー洗浄時のビデ洗浄への移行を防
止することができると共に可動シリンダの所定位
置へのスムーズ且つ確実な復帰を達成することが
できる。
極く簡単な装置の附加により、洗浄装置本体は
在来型をそのまま利用することができ、前記した
不都合の発生が防止できる。このことは、洗浄装
置使用上の機能向上と耐久性維持に貢献する。
在来型をそのまま利用することができ、前記した
不都合の発生が防止できる。このことは、洗浄装
置使用上の機能向上と耐久性維持に貢献する。
本考案におけるドレイン装置は第2図の如くソ
レノイドバルブ20でもよいし、第3図の如くオ
リフイス手段21でもよい。
レノイドバルブ20でもよいし、第3図の如くオ
リフイス手段21でもよい。
本実施例即ち、第2図示の洗浄装置は、次に説
明する部材を除き、全て第1図示のものと同一構
成とされるため、それらの部材にはすべて同一番
号を付し説明を省略する。第2図において、19
は、第3経路8から分岐した排水管路で、その出
口19aは大気側(図例では水タンク1の上部)
に開口する。20は排水管路19中に設けられた
ソレノイドバルブ(ドレイン装置)でビデ洗浄時
以外は常時開状態に保たれ、ビデ洗浄時のみ閉と
なる。従つてビデ使用後は開となり、圧力室26
の温水は、ソレノイドバルブ20を介して排水管
路19を通してその出口19aより排出され、こ
の結果、シール部材22と固定シリンダ10との
摺動スキマからの漏水による漏水圧及びリターン
スプリング17による排除水圧は減圧される。こ
れにより、漏水圧によるシヤワー洗浄時のビデ洗
浄への移行を防止することができると共に可動シ
リンダ11の所定位置へのスムーズ且つ確実な復
帰を達成することができる。
明する部材を除き、全て第1図示のものと同一構
成とされるため、それらの部材にはすべて同一番
号を付し説明を省略する。第2図において、19
は、第3経路8から分岐した排水管路で、その出
口19aは大気側(図例では水タンク1の上部)
に開口する。20は排水管路19中に設けられた
ソレノイドバルブ(ドレイン装置)でビデ洗浄時
以外は常時開状態に保たれ、ビデ洗浄時のみ閉と
なる。従つてビデ使用後は開となり、圧力室26
の温水は、ソレノイドバルブ20を介して排水管
路19を通してその出口19aより排出され、こ
の結果、シール部材22と固定シリンダ10との
摺動スキマからの漏水による漏水圧及びリターン
スプリング17による排除水圧は減圧される。こ
れにより、漏水圧によるシヤワー洗浄時のビデ洗
浄への移行を防止することができると共に可動シ
リンダ11の所定位置へのスムーズ且つ確実な復
帰を達成することができる。
第1図は従来型の水回路の説明図、第2図は本
考案の水回路の実施例説明図、第3図は他の実施
例を示す説明図である。 1……水タンク、2……第1経路、4……温水
タンク、6……第1バルブ装置、5,7……第2
経路、9……第2バルブ装置、8……第3経路、
19……排水管路、20……ソレノイドバルブ
(ドレイン装置)、21……オリフイス手段(ドレ
イン装置)、24……噴出口、26……圧力室、
27……ノズル装置。
考案の水回路の実施例説明図、第3図は他の実施
例を示す説明図である。 1……水タンク、2……第1経路、4……温水
タンク、6……第1バルブ装置、5,7……第2
経路、9……第2バルブ装置、8……第3経路、
19……排水管路、20……ソレノイドバルブ
(ドレイン装置)、21……オリフイス手段(ドレ
イン装置)、24……噴出口、26……圧力室、
27……ノズル装置。
Claims (1)
- 水タンクと、該水タンクに第1経路を介して連
結された温水タンクと、該温水タンクに第1バル
ブ装置を介して第2経路により連結されたノズル
装置と、該ノズル装置に後部に形成され前記温水
タンクに第2バルブ装置を介して第3経路により
連結された圧力室と、前記ノズル装置の先端部に
形成され前記第2経路と連通する噴出口とを有
し、前記第2経路を介して前記ノズル装置内に流
入される流体により前記ノズル装置を伸長させて
前記噴出口を第1洗浄位置に移行させる共に前記
第2経路からの流体を前記噴出口より噴出してシ
ヤワー洗浄を行い、前記第3経路を介して前記圧
力室に流入される流体により前記ノズル装置を伸
長させて前記噴出口を第2洗浄位置に移行させる
と共に前記第2経路からの流体を前記噴出口より
噴出してビデ洗浄を行う人体局部洗浄装置の水回
路において、前記第3経路に分岐連結された大気
側に開口する排水管路と、該排水管路上に設けら
れたドレイン装置とを有する人体局部洗浄装置の
水回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14839483U JPS6058670U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 人体局部洗浄装置の水回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14839483U JPS6058670U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 人体局部洗浄装置の水回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058670U JPS6058670U (ja) | 1985-04-24 |
JPH0139816Y2 true JPH0139816Y2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=30329711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14839483U Granted JPS6058670U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 人体局部洗浄装置の水回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058670U (ja) |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP14839483U patent/JPS6058670U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6058670U (ja) | 1985-04-24 |
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