JPH03279524A - 排水弁を有する人体局部洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、洗浄水の水圧によって収納位置から使用位置
へ移動するノズルを有する人体局部洗浄装置に関し、よ
り詳しくは、このような人体局部洗浄装置の排水弁に関
する発明に関するものである。

［従来の技術１ 水圧を利用してノズルをばねに抗して使用位置まで移動
し、使用後は、前記ノズルを前記ばねの復元力を利用し
て収納位置に復帰させるようにした人体局部洗浄装置に
あっては、ノズル内に残留した温水を装置の外のドレイ
ンに捨てる切換弁を有している。このような切換弁は実
開昭６０−５８６７６号公報に開示されている。この実
開昭６０−５８６７６号公報に示された従来例の洗浄装
置は、第３図、第４図、第５図に示すように水道のよう
な供給水源から圧送された水を温めるための温水２２２
１％温水タンクＴで温められた温水が供給され水道圧の
ような供給水源からの供給圧により前後に移動させられ
ると共に前方に突出した際に温水を噴出して人体の局部
を洗浄するための７ズルＮと、供給水源と温水タンクＴ
との闇に設けられて供給水源からの水を温水タンクＴ＠
に供給する場合の制御をする制御パルプ装置３とから構
成しである。制御バルブ装置３は、ボディが前部ボディ
３ａと一体となった中央ボディ３ｂに後部ボディ３ｃを
シール部３ｄを介してねじにて固定して一体に構成して
あり、ボディに供給水源である水道管４ａからの水が供
給される給水口４と、入口５ａ及び出口５ｂがある開閉
弁５と、入口６ａ、出口６ｂ及び弁室６ｃがある流量調
整弁６と、円周方向に形成された通孔７ｇを通る水圧に
より開閉するダイアフラム７ａ、ばね７ｅ、中央部小孔
７ｄが有り且つタンク出ロアｂと開放孔７ｃに連通して
いる切換弁７と、弁体８ｃがばね８ｂによりリリーフ人
口８ｄに押し付けられ、リリーフ出口８ａが開放孔７ｃ
と共にドレイン接続口９ａを経てドレイン９に連通して
いるリリーフ弁８とを設けて構成されている。

上記のような従来例の人体局部洗浄装置は、洗浄時、供
給水は水道管４ａから給水口４に圧送され、開閉弁５の
操作により給水口５ａより出口５ｂを経て、流量調整弁
６の出入口６ａ、６ｂを通って、切換弁７、リリーフ弁
８に至る。この時、供給圧がリリーフ作動圧以下であれ
ば、給水は切換弁７を第３図において右に押し、開放孔
７ｃを閉じると共にダイアフラム７ａを開いて、タンク
側出ロアｂよりタンク給水管２ｂを経て温水タンクＴに
送られ、７ズルＮに入り、／ズルＮを後退させようとす
るばね力を付勢しているばねに抗して７ズルＮを移動さ
せ、所定位置で噴出するものである。

車な、弁室６ｃの水圧がリリーフ圧以上であれば、リリ
ーフ弁８の弁体８ｃは第３図において右側に開いて、リ
リーフ出口８ａ、　　ドレイン接続口９ａを通って、ド
レイン口９より大気に開放され、温水タンクＴへの給水
圧は一定以上に保たれるものである。洗浄終了時、開閉
弁５を閉じることにより、／ズルＮへの給水が停止する
ために、ノズルＮ内の水はノズルＮを後退させようとす
る方向にばね力を付勢したばねのばね力にて逆方向に押
され、温水タンクＴ１タンク給水管２ｂを通ってタンク
側出ロアｂに至る。この時切換弁７の左＠　６　ｅの水
圧は小孔７ｄから開放孔７ｃ、ドレイン９を通って開放
されるため、切換弁７はばね７ｅによって左方へ押され
、タンク出ロアｂと開放孔７ｃが連通する。したがって
、タンク出ロアｂに戻った排水は開放孔７ｃよりドレイ
ン９より排出されるので、／ズルＮは非使用位置へ収納
されることになる。

上記のように水圧によって収納位置から使用位置へ移動
し、水圧がなくなるとばねの復元力により使用位置から
収納位置に復帰する７ＸルＮを有する人体局部洗浄装置
において、ノズルＮは第６図（ａ）（ｂ）に示すように
、外周に内スライダーばね６６を巻装し且つシール溝７
０に＄２パツキン６８を取り付けたスライダー６３を内
シリンダ−６２に挿入して摺動自在に取り付け、この内
シリンダ−６２の外周に内シリング−ばね６５を巻装し
且つシール溝６９に第１パツキン６７を取り付けて外シ
リング−６１に挿入してあり、更に、シール溝７１に０
リング７２を取り付けた蓋６４が外シリング−６１の開
口部に漏水しないように固定されている。飯６４には導
水孔７３が設けてあって、この導入孔７３は温水タンク
Ｔｌ１ｌｌに連通接続されるものである。そして、導水
孔７３から水が流入してノズルＮ内に水圧がかがると、
スライダーばね６６と内シリング−ばね６５に抗してス
ライブ−６３と内シリング−６２とが収納位置から使用
位置に前進し、水圧が下がるとノズルＮ内の溜水を内シ
リング−ばね６５とスライダーばね６６の復元力によっ
て先端の噴出孔７４より外へ押し出しながら収納位置に
復帰するようになっている。

［発明が解決しようとする課題１ 上記したような／ＸルＮにあっては、収納位置から使用
位置に達する前進時間が長いために使用者が不満をもつ
ものである。ここで、前進時間が長くなるのは、７Ｘル
の前進に必要な水圧が高いと水の噴出時に使用者が局部
に痛みを感じるので局部に痛みを感じることがないよう
に内シリンダーばね６５とスライダーばね６６の反力を
小さくして前進時間を短くしたり、前進に必要な水圧を
低くするのである。ところで、このように内シリング−
ばね６５とスライダーばね６６の反力を小さくすると、
／ズルＮの収納時にばねの復元力によるノズルＮ内の溜
水を押し出す力が減るので溜水がなかなか抜けないもの
である。更に、温水タンクＴは水圧でかなり膨張しでお
り、切換弁７が開いた後も容積の大きな温水タンクＴが
収縮して／７：ルＮにかがる水圧が下がるのにがなりの
時間がかかり思ったように７ズルＮの後退時間を短くで
きないものである。この結果、ノズルＮの後退が遅れ、
洗浄後に＃便してしまった時にノズルＮが着しく汚れて
しまう。また、ノズルＮの先端の噴出孔７４が小さいた
めにノズルＮ内に空気が入りにくくてどうしてもノズル
Ｎ内に大量の水が残り、トイレ内の気温が著しく低い冬
季に凍って７ズルＮが割れたりして使用不能になるとい
うトラブルが発生するおそれがある。また、切換弁７は
通孔７ｇと小孔７ｄの両方から水が流れるので開閉弁５
が開いた直後は切替わる前に切換弁７前後の水が回って
両方から水圧がかかり、ばね反力に抗して切換弁７が閉
じようとする力が生じなくなり、この結果、切換弁７が
動作しない可能性があった。

本発明は上記の従来例の問題点を解決することを目的と
している。

［課題を解決するための手段］ 上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成
するため、本発明の排水弁を有する人体局部洗浄装置は
、温水タンクＴと開閉弁にと／ズルＮからなり、供給水
源から圧送され温水タンクＴで温められた水が開閉弁Ｋ
を開くと／ズルＮに供給され、その水圧によって／ズル
Ｎが収納位置から使用位置へ移動し、温水を噴出して人
体局部を洗浄する人体局部洗浄装置において、温水タン
クＴと７ズルＮとの間に開閉弁Ｋが設けられ、開閉弁に
と／ズルＮを結ぶ水路の中間に局部洗浄中は閉じていて
洗浄終了後は開いて／ズルＮの収納位置への復帰に伴っ
て逆流する水を装置の外に逃す排水弁Ｈを設けた構成と
した。

そして、排水弁Ｈが、温水タンクＴ＠から温水が流入す
る流入孔１１、流入孔１１がら流入した温水が凹部１３
を通過してノズルＮＩＩに流出するための流出孔１２を
有する受圧ケース１と、ダイア７フム１４と、ダイアフ
ラム１４にばね力を付勢するためのばね２４と、流出孔
１２とノズルＮとの間の水路Ｓから分岐した分岐路Ｓ、
に連通する導水孔２１、導水孔２１に連通する弁座２３
及び弁座２３を介して導水孔２１と連通する排水孔２２
を有する排水ケース２がらなり、排水ケース２には水圧
を受けた時に排水ケース２の弁座２３に当接するように
ダイアフラム１４が取り付けられ、上記ばね２４はダイ
ア７フム１４が水圧を受けない時または低い水圧しか受
けない時に、ダイアフラム１４が排水ケース２の弁座２
３がら離れるようにダイアフラム１４に取り付けられ、
ダイア７フム１４と受圧ケース１の凹部１３によって受
圧室５が形成されるように受圧ケース１が排水ケース２
に取りイすけられるように構成することが好ましい。

［作用］ しかして、温水タンクＴとノズルＮとの開に開閉弁Ｋが
設けられ、開閉弁にと／ズルＮを結ぶ水路の中間に局部
洗浄中は閉じていて洗浄終了後は開いて／ズルＮの収納
位置への復帰に伴って逆流する水を装置の外に逃す排水
弁Ｈを設けたことで、温水タンクＴの水圧は開閉弁Ｋに
より洗浄終了と同時に／ズルＮから取り除かれてノズル
Ｎが速やかに後退すると共に復帰に伴って７ズルＮから
逆流する水を排水弁Ｈから排水するものである。

そして、排水弁Ｈが、温水タンクＴ＠から温水が流入す
る流入孔１１、流入孔１１から流入した温水が四部１３
を通過してノズルＮｉ１ｌに流出するための流出孔１２
を有する受圧ケース１と、ダイアフラム１４と、ダイア
フラム１４にばね力を付勢するためのばね２４と、流出
孔１２と７ズルＮとの闇の水路Ｓから分岐した分岐路Ｓ
、に連通ずる導水孔２１、導水孔２１に連通する弁座２
３及び弁座２３を介して導水孔２１と連通する排水孔２
２を有する排水ケース２からなり、排水ケース２には水
圧を受けた時に排水ケース２の弁座２３に当接するよう
にダイアフラム１４が取り付けられ、上記ばね２４はダ
イアフラム１４が水圧を受けない時または低い水圧しか
受けない時に、ダイアフラム１４が排水ケース２の弁座
２３から離れるようにダイアフラム１４に取り付けられ
、ダイアフラム１４と受圧ケース１の凹部１３によって
受圧室５が形成されるように受圧ケース１が排水ケース
２に取り付けられるように構成しであることで、７ズル
Ｎに設けたばねである内シリング−ばね６５とスライダ
ーばね６６の復元力が小さくてノズルＮ内の溜水を押し
出す力が弱くても、ノズルＮ内の溜水は速やかに抜ける
ので、７ズルＮ後退時間は速くなり、また、水圧がかか
つてない時はダイアフラム１４は弁座２３から離れてお
り、ノズルＮ内に空気が入りやすく、ノズルＮ内の水は
十分に抜け、トイレ内の気温が着しく低い冬季に凍って
／ズルＮが割れが生じることがなくなったものである。

また、流水孔１１が導水孔２１よりも水路の上流側に位
置しているるので、必ずダイアフラム１４が弁座２３に
当接して導水孔２１を塞ぐ動作が先になり、ダイアフラ
ム１４の両側に水圧がかかって排水弁が動作しなくなる
ということがなくなるものである。

［実施例１ 以下本発明を添付図面に示す実施例の基づいて詳述する
。

第１図には本発明における排水弁を有する局部洗浄装置
において、２本のノズルＮを有する場合の実施例の構成
ブロック図が示しである。２本の／ズルＮは一方が肛門
洗浄用であり、他方がビデ洗浄用である。ポンプＰによ
る給水の場合には、供給水源をロータンクＲとし、ロー
タンクＲ、ポンプＰ、温水タンクＴ、２個の開閉弁Ｋ、
２個の排水弁Ｈ，２本の７ズルＮで構成される。また、
水道直結の場合には、供給水源を水道管４ａとし、止水
弁Ｓ、減圧弁Ｄ、温水タンクＴ、２個の開閉弁に、２個
の排水弁Ｈ，２本の／ズルＮで構成される。２個の開閉
弁にはそれぞれ温水タンクＴと２本のノズルＮとの間に
設けてあり、排水弁Ｈはそれぞれ開閉弁にと一方のノズ
ルＮの闇、開閉弁にと他方の／ズルＮの間に配置しであ
る。この排水弁Ｈは第２図（、）（ｂ）に示すように、
温水タンクＴｇＡから温水が流入する流入孔１１、流入
孔１１から流入した温水が四部１３を通過してノズルＮ
側に流出するための流出孔１２を有する受圧ケース１と
、ダイアフラム１４と、ダイアフラム１４にばね力を付
勢するためのばね２４と、流出孔１２と／ズルＮとの間
の水路Ｓから分岐した分岐路Ｓ１に連通する導水孔２１
、導水孔２１に連通する弁座２３及び弁座２３を介して
導水孔２１と連通する排水孔２２を有する排水ケース２
から構成しである。排水ケース２には、水圧を受けた時
に排水ケース２の弁座２３に当接するようにダイアフラ
ム１４が取り付けられており、ダイアフラム１４が水圧
を受けない時または低い水圧しか受けない時にはダイア
フラム１４が排水ケース２の弁座２３から離れるように
付勢するばね２４がダイアフラム１４に取り付けられて
おり、また、受圧ケース１に排水ケース２を取り付ける
ことで、ダイアフラム１４と受圧ケース１の凹部１３に
よって受圧室５が形成されるものある。

／ズルＮは基本的な構成が第６図に示す従来のノズルＮ
と同じ構造であるので詳細な構造の説明は省略する。

次に、本発明の動作につき説明する。

ポンプＰによる給水のタイプの場合、ポンプＰによって
ロータンクＲから汲み上げられた水は圧力を加えられて
温水タンクＴに送られ、水道直結による給水のタイプの
場合、止水弁Ｓを開くと水は減圧弁りで過当な水圧に下
げられた後、温水タンクＴに送られる。そして、上記い
ずれのタイプの場合も、温水タンクＴに送られた水は温
水タンクＴで温められた後、いずれかの開閉弁Ｋを開い
ていずれかの／ズルＮを選択し、流入孔１１から排水弁
Ｈ内に入る。水が受圧室５に入ると水圧によってダイア
フラム１４に力が加わり、ばね２４の反力に抗してダイ
アフラム１４は排水ケース２の弁座２３に当接して導入
孔２１を塞ぐ。ここで、受圧室５に入ってダイアフラム
１４を加圧する水の水圧及びばね２４のばね力の関係は
、あらかじめ上記のように水の水圧によりダイアフラム
１４がばね２４のばね力に抗して押されて弁座２３に当
たるように設定しである。受圧ケース１の受圧室５から
流出孔１２を出た水はノズルＮに入るが、途中分岐して
排水ケース２の導入孔２１にも入る。

しかし、この場合、ダイアフラム１４が弁座２３に当接
し導入孔２１は塞がれているので、水は排水孔２２を通
って外へ出ることはない。そして、水がノズルＮに達す
るとノズルＮは水圧でばね（第６図に示す内シリング−
ばね６５とスライダーばね６６）に抗して使用位置まで
移動し、水を噴出して洗浄が行なわれる。洗浄を終了す
る時はポンプＰを止めるかまたは止水弁Ｓを閉じると同
時に開閉弁Ｋを閉じるものであり、このことにより水の
噴出が止まり、／ズルＮにかかる水圧がなくなって、水
圧によってばね２４の反力に抗して弁座２３に押し付け
られていたダイアフラム１４がばね２４の反力によって
排水ケース２の弁座２３から離れ、導水孔２１と排水孔
２２が連通し、ノズルＮ内の溜水が内シリング−ばね６
５とスライダーばね６６の復元力によって排水弁Ｈの排
水孔２２と７ズルＮの先端の噴出孔７４から速やかに抜
けることになり、このことにより／ズルＮは内シリング
−ばね６５とスライダーばね６６の復元力によりすばや
く収納位置に復帰することになる。

［発明の効果］ 本発明にあっては、温水タンクとノズルとの間に開閉弁
が設けられ、開閉弁とノズルを結ぶ水路の中間に局部洗
浄中は閉じていて洗浄終了後は開いてノズルの収納位置
への復帰に伴って逆流する水を装置の外に逃す排水弁を
設けであるので、温水タンクの水圧は開閉弁により洗浄
終了と同時にノズルから取り除かれてノズルが速やかに
後退し、このようにノズルの後退時間が速くなるもので
ある。しかして、収納位置から使用位置に達する前進時
間が艮いために使用者が不満をもったり、ノズルの前進
に必要な水圧が高く洗浄時に使用者が局部に痛みを感じ
ることの無いように、７Ｘルのばねの復元力を下げ、ノ
ズル内の溜水を押し出す力が減っても、ノズルにかかる
圧力が無くなると排水弁とノズルの先端の噴出孔から速
やかに抜けるため、ノズルの後退時間が速くなり、この
結果、洗浄後に排便してしまった時でもノズルが汚れて
しまうことがなく、また、排水弁とノズル先端の噴出孔
が開いているので、ノズル内に空気が入りやすくてノズ
ル内の水が十分に抜けるものである。

そして、請求項２記載の発明においては、排水弁が、温
水タンク側から温水が流入する流入孔、流入孔から流入
した温水が四部を通過してノズル側に流出するための流
出孔を有する受圧ケースと、ダイアフラムと、ダイアフ
ラムにばね力を付勢するためのばねと、流出孔とノズル
との間の水路から分岐した分岐路に連通する導水孔、導
水孔に連通する弁座及び弁座を介して導水孔と連通する
排水孔を有する排水ケースからなり、排水ケースには水
圧を受けた時に排水ケースの弁座に当接するようにダイ
アフラムが取り付けられ、上記ばねはダイアフラムが水
圧を受けない時または低い水圧しか受けない時に、ダイ
アフラムが排水ケースの弁座から離れるようにダイアフ
ラムに取り付けられ、ダイアフラムと受圧ケースの四部
によって受圧室が形成されるように受圧ケースが排水ケ
ースに取り付けられているので、上記の効果を簡単な構
成で奏することができるのみならず、水圧がかかってな
い時はダイアフラムは弁座から離れており、ノズル内に
空気が入りやすく、ノズル内の水は十分に抜け、トイレ
内の気温が着しく低い冬季に凍ってノズルが割れが生じ
て使用不能となるというおそれがないものである。また
、流入孔が導水孔よりも水路の水上側に配置しであるの
で、必ずダイアフラムが弁座に当接して導水孔を塞ぐ動
作が先になり、ダイアフラムの両側に水圧がかかって排
水弁が動作しなくなるということがなくなるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の排水弁を有する局部洗浄装置の構成ブ
ロック図、第２図（ａ）は本発明に用いる排水弁の平面
図、第２図（ｂ）は第２図（ａ）のＡ−Ａ線の断面図、
第３図は従来例の局部洗浄装置の要部断面図、第４図は
切換弁の作動説明のための断面図、第５図は第４図Ｂ−
Ｂ線の断面図、第６図（ａ）（ｂ）はノズルを後退させ
た収納時の断面図及びノズルを前進させた洗浄時の断面
図であって、Ｈは排水弁、Ｋは開閉弁、Ｎはノズル、Ｔ
は温水タンク、Ｓは水路、ＳＩは分岐路、１は受圧ケー
ス、２は排水ケース、５は受圧室、１１は流入孔、１２
は排出孔、 ３は［！１部、 １４はダイアフラム、 １は導水孔、 ２２は排水孔、 ２３は弁座、 はばねである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）温水タンクと開閉弁とノズルからなり、供給水源
   から圧送され温水タンクで温められた水が開閉弁を開く
   とノズルに供給され、その水圧によってノズルが収納位
   置から使用位置へ移動し、温水を噴出して人体局部を洗
   浄する人体局部洗浄装置において、温水タンクとノズル
   との間に開閉弁が設けられ、開閉弁とノズルを結ぶ水路
   の中間に局部洗浄中は閉じていて洗浄終了後は開いてノ
   ズルの収納位置への復帰に伴って逆流する水を装置の外
   に逃す排水弁を設けて成ることを特徴とする排水弁を有
   する人体局部洗浄装置。
2. （２）排水弁が、温水タンク側から温水が流入する流入
   孔、流入孔から流入した温水が凹部を通過してノズル側
   に流出するための流出孔を有する受圧ケースと、ダイア
   フラムと、ダイアフラムにばね力を付勢するためのばね
   と、流出孔とノズルとの間の水路から分岐した分岐路に
   連通する導水孔、導水孔に連通する弁座及び弁座を介し
   て導水孔と連通する排水孔を有する排水ケースからなり
   、排水ケースには水圧を受けた時に排水ケースの弁座に
   当接するようにダイアフラムが取り付けられ、上記ばね
   はダイアフラムが水圧を受けない時または低い水圧しか
   受けない時に、ダイアフラムが排水ケースの弁座から離
   れるようにダイアフラムに取り付けられ、ダイアフラム
   と受圧ケースの凹部によって受圧室が形成されるように
   受圧ケースが排水ケースに取り付けられて成ることを特
   徴とする請求項１記載の排水弁を有する人体局部洗浄装
   置。