JPH0137018Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137018Y2 JPH0137018Y2 JP17524682U JP17524682U JPH0137018Y2 JP H0137018 Y2 JPH0137018 Y2 JP H0137018Y2 JP 17524682 U JP17524682 U JP 17524682U JP 17524682 U JP17524682 U JP 17524682U JP H0137018 Y2 JPH0137018 Y2 JP H0137018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- nozzle
- water
- cylinder
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 53
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 10
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 claims description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は、人体局部に向けて温水を噴出させ
るノズルと、該ノズルへ温水を供給する温水タン
クとを備え、人体局部を温水洗浄する洗浄装置を
設けた衛生洗浄便器に関する。
るノズルと、該ノズルへ温水を供給する温水タン
クとを備え、人体局部を温水洗浄する洗浄装置を
設けた衛生洗浄便器に関する。
［従来技術およびその問題点］
従来、この種の装置では、洗浄初期に温水タン
クからノズルへ至る管路に残留した冷たい洗浄水
が噴出され、敏感な局部へ冷水が当たり使用者に
不快感を与える欠点があつた。このため、温水タ
ンクとノズルとの間をできるだけ短くしたり、こ
の間の管路を保温するなどの対策が考えられてい
たが、便器に付随した限られたスペースでは、構
造的に各種の制限を受けて満足のいく結果が得ら
れなかつた。
クからノズルへ至る管路に残留した冷たい洗浄水
が噴出され、敏感な局部へ冷水が当たり使用者に
不快感を与える欠点があつた。このため、温水タ
ンクとノズルとの間をできるだけ短くしたり、こ
の間の管路を保温するなどの対策が考えられてい
たが、便器に付随した限られたスペースでは、構
造的に各種の制限を受けて満足のいく結果が得ら
れなかつた。
［問題点を解決するための手段］
この考案は、こうした問題点に対処して成さ
れ、温水タンクと連通するシリンダー内に摺動可
能に設けられ、シリンダー内に導入される温水の
圧力により所定位置まで突出して放水を行なうよ
うに、ノズルを形成すると共に、前記シリンダー
へ温水を導入する通水路には、常時前記ノズルを
突出させない程度の少流量の通水を行なう水路
と、常閉方向へ附勢される弁と、所定温度以上の
温水に接して前記弁を押し開くよう附勢する形状
記憶合金製のスプリングとを備えて、問題点の解
決をはかつたものである。
れ、温水タンクと連通するシリンダー内に摺動可
能に設けられ、シリンダー内に導入される温水の
圧力により所定位置まで突出して放水を行なうよ
うに、ノズルを形成すると共に、前記シリンダー
へ温水を導入する通水路には、常時前記ノズルを
突出させない程度の少流量の通水を行なう水路
と、常閉方向へ附勢される弁と、所定温度以上の
温水に接して前記弁を押し開くよう附勢する形状
記憶合金製のスプリングとを備えて、問題点の解
決をはかつたものである。
［作用］
これにより、シリンダー内に導入される水が所
定温度より低い冷水である場合は、通水路に設け
られる水路より少流量の水のみがノズルへもたら
され、ノズルはシリンダーより突出しない状態で
冷水を排出させる。この後、導入される水が所定
温度以上の温水になると、形状記憶合金製のスプ
リングの附勢により弁が押し開かれてノズルに本
来の水流がもたらされ、ノズルを突出させて温水
洗浄が行なえるものである。
定温度より低い冷水である場合は、通水路に設け
られる水路より少流量の水のみがノズルへもたら
され、ノズルはシリンダーより突出しない状態で
冷水を排出させる。この後、導入される水が所定
温度以上の温水になると、形状記憶合金製のスプ
リングの附勢により弁が押し開かれてノズルに本
来の水流がもたらされ、ノズルを突出させて温水
洗浄が行なえるものである。
［実施例］
以下、その実施例について図面を基に説明す
る。
る。
１は便器で、便座２を備え、この便座２の後背
面にはノズル３を備えたシリンダー４が設けられ
ている。シリンダー４は、便座２に対して取り付
け固定されると共に、その内部にノズル３を摺動
可能に収容している。ノズル３はその基部５にお
いてシリンダー４内壁と摺接し、この両者間には
間隙６が形成される。また、ノズル３は、シリン
ダー４内に導入される洗浄水圧により摺動してシ
リンダー４先端の透孔７より外方へ突出し、その
先端部には噴出孔８が穿設されてシリンダー４内
に導入された洗浄水を放出させる。前記透孔７と
ノズル３外周との間には漏水間隙９が形成され
る。２０はノズル３に対しシリンダー４内へ収容
するよう附勢するスプリングである。１０はシリ
ンダー４の通水路で、シリンダー４の基部１１に
設けられ、温水タンク１３と連通して該タンク１
３内の温水をシリンダー４内部へ導入する。温水
タンク１３には、ヒーター１２およびポンプ２３
を備え、洗浄水を加熱し温水化してシリンダー４
へ圧送する。
面にはノズル３を備えたシリンダー４が設けられ
ている。シリンダー４は、便座２に対して取り付
け固定されると共に、その内部にノズル３を摺動
可能に収容している。ノズル３はその基部５にお
いてシリンダー４内壁と摺接し、この両者間には
間隙６が形成される。また、ノズル３は、シリン
ダー４内に導入される洗浄水圧により摺動してシ
リンダー４先端の透孔７より外方へ突出し、その
先端部には噴出孔８が穿設されてシリンダー４内
に導入された洗浄水を放出させる。前記透孔７と
ノズル３外周との間には漏水間隙９が形成され
る。２０はノズル３に対しシリンダー４内へ収容
するよう附勢するスプリングである。１０はシリ
ンダー４の通水路で、シリンダー４の基部１１に
設けられ、温水タンク１３と連通して該タンク１
３内の温水をシリンダー４内部へ導入する。温水
タンク１３には、ヒーター１２およびポンプ２３
を備え、洗浄水を加熱し温水化してシリンダー４
へ圧送する。
１４は通水路１０の途中に設けられた弁座、１
５は同じく弁で、弁１５は弁座１４に常に間隙１
６を有して接し、ノズル３をシリンダー４から突
出させることのない程度の少流量の水を通過させ
る水路を形成している。１７は弁支持片、１８は
弁１５を常時閉弁方向に附勢するスプリングであ
る。１９は弁１５を開弁方向に附勢するよう設け
られたスプリングで、所定温度（30〜40℃）以上
で変態する形状記憶合金から成り、同温度以上に
達すると記憶形状に変態して弁１５を押し開くよ
うに附勢する。
５は同じく弁で、弁１５は弁座１４に常に間隙１
６を有して接し、ノズル３をシリンダー４から突
出させることのない程度の少流量の水を通過させ
る水路を形成している。１７は弁支持片、１８は
弁１５を常時閉弁方向に附勢するスプリングであ
る。１９は弁１５を開弁方向に附勢するよう設け
られたスプリングで、所定温度（30〜40℃）以上
で変態する形状記憶合金から成り、同温度以上に
達すると記憶形状に変態して弁１５を押し開くよ
うに附勢する。
なお、２１は運転スイツチ、２２は温度制御ス
イツチである。
イツチである。
従つて、この実施例によれば、通水路１０へも
たらされる水が所定温度より低ければ、前記間隙
１６により形成される水路より少流量の水がシリ
ンダー４内に導入され、ノズル３を突出させるこ
となく水を前記噴出孔８および漏水間隙９より排
出させる。この後、水が所定温度以上になれば、
スプリング１９の附勢を受けて弁１５が押し開か
れ、ノズル３を突出させるに十分な水流がシリン
ダー４内に流入して洗浄が行なわれる。
たらされる水が所定温度より低ければ、前記間隙
１６により形成される水路より少流量の水がシリ
ンダー４内に導入され、ノズル３を突出させるこ
となく水を前記噴出孔８および漏水間隙９より排
出させる。この後、水が所定温度以上になれば、
スプリング１９の附勢を受けて弁１５が押し開か
れ、ノズル３を突出させるに十分な水流がシリン
ダー４内に流入して洗浄が行なわれる。
［考案の効果］
この考案は以上のように構成され、シリンダー
へもたらされる水が所定温度以上の温水のときの
みノズルを突出させて洗浄を行なうので、人体に
冷水を作用させることがなく、常に快適な使用が
できる。また、その構成も、弁と形状記憶合金製
のスプリングを追加するだけの極めてコンパクト
なもので良く、スペース的に制約のある当該装置
においても十分に実施が可能である。
へもたらされる水が所定温度以上の温水のときの
みノズルを突出させて洗浄を行なうので、人体に
冷水を作用させることがなく、常に快適な使用が
できる。また、その構成も、弁と形状記憶合金製
のスプリングを追加するだけの極めてコンパクト
なもので良く、スペース的に制約のある当該装置
においても十分に実施が可能である。
第１図はこの考案にかかる装置の使用例図。第
２図はこの考案の実施例の要部断面図。第３図は
第２図要部の作動前の説明図。 １は便器、２は便座、３はノズル、４はシリン
ダー、１０は通水路、１５は弁、１６は少流量の
水路たる間隙、１９は形状記憶合金製のスプリン
グ。
２図はこの考案の実施例の要部断面図。第３図は
第２図要部の作動前の説明図。 １は便器、２は便座、３はノズル、４はシリン
ダー、１０は通水路、１５は弁、１６は少流量の
水路たる間隙、１９は形状記憶合金製のスプリン
グ。
Claims (1)
- 人体局部に向けて温水を噴出させるノズルと、
該ノズルへ温水を供給する温水タンクとを備え、
人体局部を温水洗浄する洗浄装置を設けた衛生洗
浄便器に於いて、前記ノズルは、前記温水タンク
と連通するシリンダー内に摺動可能に設けられ、
シリンダー内に導入される温水の圧力により所定
位置まで突出して放水を行なうよう形成すると共
に、前記シリンダーへ温水を導入する通水路に
は、常時前記ノズルを突出させない程度の少流量
の通水を行なう水路と、常閉方向へ附勢される弁
と、所定温度以上の温水に接して前記弁を押し開
くよう附勢する形状記憶合金製のスプリングとを
備えたことを特徴とする衛生洗浄便器に於ける洗
浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17524682U JPS5980580U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 衛生洗浄便器に於ける洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17524682U JPS5980580U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 衛生洗浄便器に於ける洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980580U JPS5980580U (ja) | 1984-05-31 |
| JPH0137018Y2 true JPH0137018Y2 (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=30381310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17524682U Granted JPS5980580U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 衛生洗浄便器に於ける洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980580U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6383335A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-14 | アイシン精機株式会社 | 人体局部洗浄装置 |
-
1982
- 1982-11-18 JP JP17524682U patent/JPS5980580U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5980580U (ja) | 1984-05-31 |
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