JPH0139424Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0139424Y2
JPH0139424Y2 JP1983169740U JP16974083U JPH0139424Y2 JP H0139424 Y2 JPH0139424 Y2 JP H0139424Y2 JP 1983169740 U JP1983169740 U JP 1983169740U JP 16974083 U JP16974083 U JP 16974083U JP H0139424 Y2 JPH0139424 Y2 JP H0139424Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting frame
case
frame piece
synthetic resin
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983169740U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6076878U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16974083U priority Critical patent/JPS6076878U/ja
Publication of JPS6076878U publication Critical patent/JPS6076878U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0139424Y2 publication Critical patent/JPH0139424Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、電話の送受器の部屋から部屋への
移動等をそのコード端末のプラグの差し変えによ
り行いうるようにした電話用コンセントその他の
配線器具に関するものである。
〔背景技術〕
一般に、電話用コンセントは、金属製の化粧プ
レートに送受器のコード端末のプラグの栓刃を差
し込む差込口を形成し、この化粧用のプレートの
裏面に配置されたケースを壁面等に設けられたコ
ンセント収容用の凹部に入れ、化粧プレートを壁
面に位置決めして取付固定される。しかしなが
ら、このような従来の電話用コンセントは、化粧
プレートが金属製であるためにビル等に用いる場
合には、錆が発生し、かつ電気的に受刃等の器具
と金属プレートを絶縁することが難しいという問
題を有している。しかしながら、金属製の化粧プ
レートは安価であつて、一般木造住宅における簡
易耐火構造に対応できるため、一般木造用として
は適している。したがつて、取付場所に応じて電
話用コンセントの材質を変更しうるような要請が
強まつている。同様の問題は一般電源用コンセン
トやスイツチ類も有していた。
〔考案の目的〕
この考案は、取付場所に応じて最適な材質の取
付枠片を選択でき、かつ検査に手間のかからない
電話用コンセント等、配線器具の提供をその目的
とする。
〔考案の開示〕
この考案は、上部に開口を有するケースと、こ
のケースの上部開口を塞いで取付けられたケース
カバーと、ケースの両側縁に着脱自在に装着さ
れ、造営面への取付部を有する取付枠片とからな
り、取付枠片として、ケースへの装着部分が嵌合
凸部からなる金属製取付枠片と、ケースへの装着
部分が嵌合凹部からなる合成樹脂製取付枠片とを
取替自在に備え、取付枠片が装着されるケースの
両側縁の上面には、金属製取付枠片の嵌合凸部を
嵌合装着する取付用凹部が形成されているととも
に、前記ケースの両側縁の外周形状は、合成樹脂
製取付枠片の嵌合凹部を嵌合装着可能に形成され
ている配線器具をその要旨とするものである。
すなわち、この配線器具は、ケースの両側縁に
取付枠片を着脱自在に取付け、この取付枠片によ
り造営面に取付けるため、造営面の材質に応じて
取付枠片を適宜変更できる。したがつて、一般住
宅に取付けるときには、取付枠片として金属製の
ものを用いることができ、またビル等に取付ける
ときには、取付枠片として合成樹脂製のものを用
いることができるのである。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例の構成図である。
図において、1はケースで、内部の底面に電話線
の端末挿入用の穴(図示せず)が形成され、さら
にこの電話線の端末挿入用穴から挿入された電話
線の端末と接続される受刃(図示せず)が設けら
れている。このケース1は、上部が開口に形成さ
れており、この開口をケースカバー2が覆つてい
る。ケースカバー2には送受器のコード端末のプ
ラグの栓刃(図示せず)を差し込む差込口3が形
成されている。適宜金属板等からなる金属製取付
枠片4には、ほぼ板状をなし、左右の両側端が少
し上向きに折曲された嵌合凸部40が設けられて
おり、この嵌合凸部40を、ケース1の相対向す
る両側縁の上面に形成された浅い溝状の取付用凹
部11に嵌合し、ねじ5で締め付け固定すること
によつて、金属製取付枠片4がケース1に着脱自
在に装着されるようになつている。この金属製取
付枠片4には、壁面等の造営面に取付固定するた
めの取付穴6が形成されている。7はねじ穴で、
造営面に取付固定された電話用コンセントを、そ
のケースカバー2部分のみを露呈させた状態で被
覆する化粧プレート(図示せず)を取付固定する
とき用いられる。この電話用コンセントは、ねじ
5を取り外すことにより金属製取付枠片4のみを
第2図に示すように、ケース1から脱離させう
る。5a,5bはねじ穴である。したがつて、こ
れをビル等に取付けるときには、第3図に示すよ
うに合成樹脂製の取付枠片10をケース1の相対
向する両側縁に嵌着することにより対応できるよ
うになる。すなわち、この合成樹脂製の取付枠片
10は第4図に示すように側面に開口を有するボ
ツクス型をしており、その開口が、ケース1の両
側縁の外周形状に嵌合可能な嵌合凹部12となつ
ており、この嵌合凹部12をケース1の両側縁に
合わせて押し込んで嵌め込むことによつて、ボツ
クス型取付枠片10をケース1に確実に取り付け
ることができる。そして、ねじ5をその合成樹脂
製取付枠片10のねじ穴5bとケース1のねじ穴
5aに合わせて締め付けることにより両者の固定
がなされる。なお、合成樹脂製取付枠片10にお
いて、7は化粧プレート取付用ねじ穴、6は合成
樹脂製取付枠片10を造営面等に取付けるための
取付穴である。この場合、ケース1の両側縁は、
ボツクス型取付枠片10内に嵌入しボツクス型取
付枠片10によりその外周から締め付けられた状
態になつている。したがつて、施工時にケース1
と取付枠片10との間でがたつきの生じることが
防がれる。
第5図は合成樹脂製取付枠片の変形例の構成
図、第6図はその組立説明図である。すなわち、
この合成樹脂製取付枠片20は断面形状が略コ字
状をしており、この略コ字状をなす両側縁の嵌合
凹部22でケース1の両側部を把持した状態で取
付固定されるようになつている。すなわち、合成
樹脂製取付枠片20は前記の合成樹脂製取付枠片
10に比べていわば底がない状態となつているた
め、金型を用いて製造する際に比較的容易に製造
しうるようになり、コストが安価になる。なお、
この場合においても、取付枠片20とケース1と
の間の結合は、ケース1の両側部が取付枠片20
の両側縁の略コ字状をなす嵌合凹部22で把持さ
れた状態となつているため、強固に結合してい
る。したがつて、施工時にがたつきの生じること
がない。なお、この実施例では、ケースカバー2
がねじ21により着脱自在にケース1が取付けら
れているため、内部配線等の検査に際してはねじ
21を外すことにより容易に内部配線を検査しう
るようになる。したがつて、これまでのように検
査の際に受刃等の器具がばらけるということがな
く、短時間に検査でき、かつばらけた器具の復元
の手間も省けるようになる。一般電源用コンセン
トやスイツチ類にこの考案を適用するときは、同
様にして、それらのケースに取付枠が取付けられ
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の配線器具は、造営面
への取付用の取付枠片として、金属製取付枠片と
合成樹脂製取付枠片の2種類を、取替自在にケー
スに装着できるようになつているので、造営面の
材質や施工条件に応じて、上記2種類の取付枠片
を選択して使用することができる。すなわち、前
記したように、一般木造建築等に施工する場合に
は、安価な金属製取付枠片を使用し、ビル等に施
工する場合には、絶縁性を高めたり錆を防いだり
するために合成樹脂製取付枠片を使用するという
ように、目的に応じて、最も好ましい材質の取付
枠片を選択できることになる。したがつて、ひと
つの配線器具で、複数の施工条件に対応できるこ
とになり、それぞれの施工条件に合わせて別々の
配線器具を製造したり準備しておく手間やコスト
が省ける。また、施工現場で取付枠片を簡単に取
り替えることができるので、工事中に施工条件が
変わつたりした場合にも容易に対応することがで
きるなど、極めて融通性に優れた実用的価値の高
い配線器具を提供できることになる。
特に、合成樹脂製取付枠片は、ケースの両側縁
の外周形状を、合成樹脂製取付枠片の嵌合凹部で
囲むようにして装着されるので、金属に比べて強
度に劣る合成樹脂からなる取付枠片であるにも関
わらず、確実かつ強固にケースに装着固定してお
くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成図、第2図
はそれを分解した状態図、第3図は他の実施例の
構成図、第4図はその組立説明図、第5図はさら
に他の実施例の構成図、第6図はその組立説明図
である。 1……ケース、2……ケースカバー、3……差
込口、4……金属製の取付枠片、5……ねじ、6
……取付穴、7……ねじ穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上部に開口を有するケースと、このケースの
    上部開口を塞いで取付られたケースカバーと、
    ケースの両側縁に着脱自在に装着され、造営面
    への取付部を有する取付枠片とからなり、取付
    枠片として、ケースへの装着部分が嵌合凸部か
    らなる金属製取付枠片と、ケースへの装着部分
    が嵌合凹部からなる合成樹脂製取付枠片とを取
    替自在に備え、取付枠片が装着されるケースの
    両側縁の上面には、金属製取付枠片の嵌合凸部
    を嵌合装着する取付用凹部が形成されていると
    ともに、前記ケースの両側縁の外周形状は、合
    成樹脂製取付枠片の嵌合凹部を嵌合装着可能に
    形成されている配線器具。 (2) ケースカバーが着脱自在に取付けられている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の配線器
    具。
JP16974083U 1983-10-31 1983-10-31 配線器具 Granted JPS6076878U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16974083U JPS6076878U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 配線器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16974083U JPS6076878U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 配線器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076878U JPS6076878U (ja) 1985-05-29
JPH0139424Y2 true JPH0139424Y2 (ja) 1989-11-27

Family

ID=30370748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16974083U Granted JPS6076878U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 配線器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6076878U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518475U (ja) * 1974-07-06 1976-01-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518475U (ja) * 1974-07-06 1976-01-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076878U (ja) 1985-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4265365A (en) Moisture resistant electrical outlet box
US6220893B1 (en) Severed wire splice
JPH0139424Y2 (ja)
JP2000195408A (ja) 電気接続箱
JPS5935151B2 (ja) 接地型埋込コンセント
JPH0138438Y2 (ja)
JPH01244698A (ja) 電気機器の筐体
JPS645827Y2 (ja)
JP4147716B2 (ja) 配管取付枠用保護カバー
JPH1169565A (ja) 電気接続ボックス
JPH0130792Y2 (ja)
JP3433556B2 (ja) 空気調和機の室外機
KR200387831Y1 (ko) 콘센트
JPS58250B2 (ja) 埋込配線器具
JP3718826B2 (ja) 配線器具取付用フレーム
JPH046227Y2 (ja)
JP3023227U (ja) コンセント及びプラグ
JPS628130Y2 (ja)
JPS6333066Y2 (ja)
JPH0112436Y2 (ja)
JPH04363522A (ja) 空気調和機の配線固定装置
JPH0521835Y2 (ja)
JPH01265210A (ja) 埋込型光コンセント
JPS6359508B2 (ja)
JPS6349052Y2 (ja)