JPH0521835Y2 - - Google Patents

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JPH0521835Y2
JPH0521835Y2 JP9750587U JP9750587U JPH0521835Y2 JP H0521835 Y2 JPH0521835 Y2 JP H0521835Y2 JP 9750587 U JP9750587 U JP 9750587U JP 9750587 U JP9750587 U JP 9750587U JP H0521835 Y2 JPH0521835 Y2 JP H0521835Y2
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JP
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screw
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、造営面にも取付可能なテーブルタツ
プに関するものである。
[背景技術] 従来、この種の国内向けのテーブルタツプは、
造営面に取り付けて使用してはならないというこ
とになつているので、造営面への取付を行うよう
にはなつてない。ところが、外国においてはこの
テーブルタツプを通常のコンセントのように造営
面に固定して使用することができるようにしたい
という要望がある。
[考案の目的] 本考案は上述の実状に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、造営面に取付可能
なテーブルタツプを提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案は、ケーシングを上面開口の箱状のボデ
イとこのボデイの開口面に被着するカバーで構成
し、ボデイ内部にボデイを造営面に取り付ける固
定ねじを挿通する挿通孔が穿孔された固定部を形
成すると共に、この挿通孔を閉塞する薄い膜を挿
通孔に形成したものであり、この挿通孔を挿通し
て固定ねじでボデイを造営面に取り付けることに
より、テーブルタツプを造営面に取り付けること
ができるようにしたものである。
(実施例) 第1図乃至第7図に本考案の一実施例を示す。
本実施例のテーブルタツプのケーシングはボデイ
1とカバー2とで構成され、ケーシングの上面に
電源プラグの栓刃を差し込む2個の差込口3を有
すると共に、端面に1個の差込口3を有してい
る。
このボデイ1は上面開口の箱状に合成樹脂にて
形成され、長手方向の一側壁にはカバー2を被着
した状態で差込口3を構成する矩形状の2条の切
欠3aが形成され、長手方向の他側壁には電源コ
ード4を挿入する挿入口6が形成してある。この
挿入口6部分は側壁を内部に湾曲させて形成し、
第7図aのように電源コード4を挿入したとき、
この側壁の先端と後述する隔壁9の外面との間で
電線を挟持して電源コード4にかかる引張力より
電源コード4の先端の接続部にストレスがかから
ないようにしてある。なお、この電源コード4の
他端には第7図a,dに示すように、先端に2本
の栓刃7を有する電源プラグ5が設けてある。ボ
デイ1内部の幅方向の中央には高さの低い隔壁8
が長手方向全長にわたつて形成され、この隔壁8
によつてボデイ1内部を左右に2分するようにし
てあり、この隔壁8の挿入口6側には一対の略コ
字状の隔壁9を形成すると共に、差込口3側には
略L字状の隔壁10を形成してあり、これら隔壁
8〜10にて形成された空間に後述する刃受ばね
ブロツク11の刃受ばね12,13が収納される
ようになつている。なお、隔壁9,10の中央寄
りの一端部上面には刃受ばねブロツク11を取り
付けるための位置決め突起28が突設してある。
隔壁8の中央にはカバー2の取付用の挿入孔16
が穿孔されたボス17が突設してあり、このボス
17の左右の空間で電源コード4を刃受ばねブロ
ツク11に接続するようになつている。このボデ
イ1の対角位置の隅部には、造営面にテーブルタ
ツプを固定する際に第5図に示すようにタツピン
グねじや木ねじなどの固定ねじ30を挿通する挿
通孔18aが穿孔された固定部18が設けてあ
る。この固定部18の挿通孔18aは第4図a,
bに示すように内部を細径としてあるとともに、
太径部分と細径部分との境面がテーパ面としてあ
り、テーパ面にて固定ねじ30のねじ部を細径部
にスムーズに案内することができるようにしてあ
り、太径部分には固定ねじ30の頭が入る。な
お、この挿通孔18aの細径部分には薄い膜29
を形成してあり、挿通孔18aを閉塞するように
してある。つまり、テーブルタツプを通常通りに
使用する際の安全性確保のためと、塵埃が内部に
入り込むことを防止するためである。ボデイ1の
下面の中央には、第2図に示すようにテーブルタ
ツプを磁性材製の金属板などに固定するための磁
石を収納する矩形状の凹所14が穿設され、この
凹所14内にはカバー2取付用の六角ナツト15
を挿入する挿入孔16が形成され、この挿入孔1
6はボデイ1の底面から突出されたボス17を貫
通して形成してある。なお、この挿入孔16の内
径は六角ナツト15の外形より小さくしてあり、
六角ナツト15を挿入孔16内に圧入するように
してある。このように六角ナツト15を挿入孔1
6内に圧入することにより、カバー2のボデイ1
への取付時に六角ナツト15が脱落することがな
いようになつている。このボデイ1の下面の外周
にはボデイ1の下面より高さを一段高くしたリブ
19が周設してある。このリブ19は造営面の凹
凸を吸収するため、及び施工時に加わる力に絶え
ることができるようにボデイ1を補強する役目を
持つものである。
カバー2は合成樹脂にて下面開口の箱状に形成
され、中央に組立ねじ20を挿入する挿入孔21
が形成されており、長手方向の両側に電源プラグ
の栓刃を差し込むための2個の長孔からなる差込
口3が形成されている。上記挿入孔21の内壁面
には第6図に示すようにリブ32が周設してあ
り、一旦組立ねじ20を挿入孔21内に挿入すれ
ば、上記リブ32が組立ねじ20の頭とねじ部と
の間の不完全ねじ部に嵌まり、組立ねじ20が脱
落しないようにしてある。
刃受ばねブロツク11は導電性を有する金属材
で形成され、カバー2の差込口3から挿入される
栓刃を挟み込んで保持する上方を向いた2個の刃
受ばね12と、ケーシングの端面から挿入される
栓刃を挟んで保持する側方を向いた1個の刃受ば
ね13とを連結した形状を呈し、刃受ばね12間
を架橋する連結部26の一側に電源コード4の接
続片22が突設してある。この接続片22にはね
じ孔23が穿孔してあり、このねじ孔23に端子
ねじ24を螺合することにより電源コード4の先
端に取着され先部がリング状となつたばね座金2
5を固定するようになつている。上記連結部26
の両側には固定孔27が穿孔してあり、この固定
孔27に上記隔壁9,10の位置決め突起28を
圧入することにより、刃受ばねブロツク11をボ
デイ1に収納固定するようになつている。
このテーブルタツプを通常使用する場合の組立
は通常のテーブルタツプと同様にして組み立てら
れる。ここでは、このテーブルタツプを造営面で
ある壁面31に取り付ける場合について説明す
る。このとき上記固体部18によつてボデイ1を
まず壁面31に取り付ける。つまり、固定ねじ3
0で膜29を破り壁面31にボデイ1をねじ止め
する。なお、このとき六角ナツト15は予め挿入
孔16内に圧入しておく。そして、カバー2の挿
入孔21に組立ねじ20を挿入して六角ナツト1
5に組立ねじ20を螺合することにより、第5図
に示すようにテーブルタツプを壁面31に取り付
けることができる。このように本実施例ではボデ
イ1に造営面への取付用の固定部18を設けてあ
るので、通常のテーブルタツプとして用いられる
他に、壁面31に設置される通常のコンセントと
同様にして用いることができる。また、固定部1
8をボデイ1に設けてあり、カバー2をボデイ1
に被着する前に固定ねじ30でボデイ1を造営面
に取り付けるようにしてあるので、カバー2を被
着すれば施工後に固定ねじ30が外から見えず、
見映えが良いものとなる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ケーシングを上面開口
の箱状のボデイとこのボデイの開口面に被着する
カバーで構成し、ボデイ内部にボデイを造営面に
取り付ける固定ねじを挿通する挿通孔が穿孔され
た固定部を形成すると共に、この挿通孔を閉塞す
る薄い膜を挿通孔に形成してあるので、固定部の
挿通孔を挿通して固定ねじでボデイを造営面に取
り付けることにより、テーブルタツプを造営面に
取り付けることができ、しかもボデイにはカバー
が被着されるから、固定ねじが露呈せず奇麗に取
り付けることができ、また固定部の挿通孔は薄い
膜にて閉塞されているので、通常のテーブルタツ
プとして使用するときに、安全であるとともに挿
通孔から塵埃がケーシング内部に入ることがない
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は同上のボデイの背面から見た斜視図、第3図
は同上の組立後のカバーを外した状態での正面
図、第4図a,bは第3図のF−F′線及びG−
G′線断面図、第5図は同上の壁面への取付説明
図、第6図a〜cは同上のカバーの組立ねじの挿
通孔を示す正面図、断面図及び組立ねじの取付状
態を示す断面図、第7図a〜dは同上の全体構成
を示す一部を破断した正面図、要部の一部を破断
した側面図、要部背面図、及び電源プラグの側面
図である。 1はボデイ、2はカバー、18は固定部、18
aは挿通孔、29は膜、30は固定ねじ、31は
壁面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングを上面開口の箱状のボデイとこのボ
    デイの開口面に被着するカバーで構成し、ボデイ
    内部にボデイを造営面に取り付ける固定ねじを挿
    通する挿通孔が穿孔された固定部を形成すると共
    に、この挿通孔を閉塞する薄い膜を挿通孔に形成
    して成ることを特徴とするテーブルタツプの構
    造。
JP9750587U 1987-06-25 1987-06-25 Expired - Lifetime JPH0521835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9750587U JPH0521835Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9750587U JPH0521835Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS642372U JPS642372U (ja) 1989-01-09
JPH0521835Y2 true JPH0521835Y2 (ja) 1993-06-04

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ID=30964500

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JP9750587U Expired - Lifetime JPH0521835Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JP2015133848A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 矢崎エナジーシステム株式会社 車両用充電装置

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JPS642372U (ja) 1989-01-09

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