JPS645827Y2 - - Google Patents

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JPS645827Y2
JPS645827Y2 JP13602683U JP13602683U JPS645827Y2 JP S645827 Y2 JPS645827 Y2 JP S645827Y2 JP 13602683 U JP13602683 U JP 13602683U JP 13602683 U JP13602683 U JP 13602683U JP S645827 Y2 JPS645827 Y2 JP S645827Y2
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JP
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cover
wiring
frame
mounting frame
wiring device
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JP13602683U
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JPS6042278U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、コンセント等の配線器具のうちの
防雨型のものに関する。
〔背景技術〕
防雨型の配線器具として、雨の浸入を防ぐため
の箱型のカバー内に端子金具や刃受け等の部品を
直接取り付けるようにしたものが知られている。
この配線器具はカバーに設けられた端子金具に配
線を接続したあと造営面に固定される。しかし、
この配線器具には、カバーに端子金具や刃受け等
の部品を取り付けるようにするため、コンセント
の場合、極数を多くしたり、極配置を丸形にした
りすると、全体をコンパクトなものにするのが困
難であるという問題があつた。また、端子金具が
カバーで覆われた状態となつていて端子回りのス
ペースが狭いため、端子金具として巻締型のもの
を用いたのでは結線がほぼ不可能であり、引締型
や押締型のものでも結線が非常に困難になるとい
う問題や、配線器具を造営面に取り付ける際、カ
バーのために配線の最終状態をみることができな
いという問題もあつた。
〔考案の目的〕
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、コンパクトなものとすることが簡単にでき
るとともに結線が簡単で、取り付けの際に配線の
最終状態をみることができ、しかも、現場での組
立てが簡単で配線器具の交換も可能な防雨型配線
器具を提供することを目的としている。
〔考案の開示〕
前記のような目的を達成するため、この考案
は、造営面に固定される取付枠と、下面に開口部
を残して取付枠の表側を覆うことにより、取付枠
との間に配線器具ブロツクを収容する空間を形成
するカバーと、配線器具ブロツクの使用部位を露
出させるための穴を残して前記カバーの下面開口
部を塞ぐプレート枠とを備えた防雨型配線器具に
おいて、プレート枠が取付枠に固定され、このプ
レート枠に対して配線器具ブロツクが交換可能に
固定され、カバーが取付枠に固定されていること
を特徴とする防雨型配線器具をその要旨としてい
る。以下、実施例をあらわす図面にもとづき、こ
の考案を詳しく説明する。
第1図ないし第4図に示されているように、こ
の考案にかかる防雨型配線器具は、絶縁カバー
1、取付枠2、コンセントブロツク3、プレート
枠4、蓋5、蓋取付片6、防水パツキン7および
カバー8をそれぞれ備えている。防雨型配線器具
を造営面に取り付ける場合、第1図、第2図およ
び第4図では矢印Aの向く方向が下となり、第3
図では紙面よりも手前の方が下となる。絶縁カバ
ー1は、合成樹脂等の絶縁材料からつくられ、枠
部1aとその両端において折り曲げ可能に接続さ
れている止着部1b,1bを持つ。枠部1aの両
側および両止着部1b,1bには丸穴9a〜9d
が設けられており両止着部1b,1bの裏側(組
み立てられたとき造営面を向く側)の丸穴9c,
9dの縁には筒体10a,10bが設けられてい
る。絶縁カバー1の穴1cは必要に応じて配線が
通される。取付枠2は、ステンレス等からなり、
裏面に向けてその中間部が溝形に突出していると
ともに、溝形2aの底面と取付枠両側部2b,2
cの間に配線引込用の空間となる段差が形成され
ている。取付枠2の穴2dは溝形2aの底部から
側部にまたがつて形成されている。両側部2b,
2cの上端には雌ネジ11a,11a(図では片
方しか見えていない)、下端にはネジ挿入用穴1
1b,11b(図では片方しか見えていない)、お
よび雌ネジ11c,11cが設けられている。溝
形2aの底面の上端および下端には丸穴2e,2
fが設けられている。コンセントブロツク3の下
面にはプラグ栓刃挿入用穴3a…が設けられてお
り、両側にはネジ挿入用穴3b,3bが設けられ
ている。プレート枠4は、裏側端の両側に下向き
に突出した突出片4a,4aが設けられており、
両突出片4a,4aにはネジ挿入用穴12a,1
2aが設けられている。プレート枠4の穴4bの
両側にはネジ挿入用穴4c,4cが設けられてい
る。蓋取付片6は板体6aの両側にネジ挿入用穴
13,13が設けられており、板体の表側両側に
は二つの軸受部13a,13a(図では片方しか
見えていない)が設けられている。二つの軸受部
13a,13aにはそれぞれ軸穴14が設けられ
ており、手前の軸受部13aの手前側には切り欠
き15が設けられている。蓋5の一端には、軸穴
5aを持つ軸受部5bが設けられており、この軸
受部5bの手前側には細穴16が設けられてい
る。防水パツキン7は枠状となつており、表側お
よび裏側には溝7a,7a(図では表側は見えて
いない)が設けられている。カバー8は、枠部8
aおよび枠部8aの表側を覆う突出部8bからな
り、突出部8bの下側には窓8cがあけられてい
る。枠部8aの四隅にはネジ挿入用穴17…(図
では三つしか見えていない)が設けられており、
枠部8aの下辺には雌ネジ18aを持つ突起18
が二つ設けられている。枠部8aの裏側には枠部
8aに沿つて突条19が設けられており、突出部
8bの窓8c側には溝20が形成されている。
この考案にかかる防雨型配線器具は、つぎのよ
うにして組み立てられる。まず、絶縁カバー1の
止着部1b,1bを折り曲げて、その筒体10
a,10bを取付枠2の丸穴2eと絶縁カバー1
の丸穴9a、および取付枠2の丸穴2fと絶縁カ
バー1の丸穴9bにそれぞれ通すことにより、絶
縁カバー1を取付枠2に固定する。つぎに、ネジ
21,21を、それぞれ、プレート枠4のネジ挿
入用穴12a,12aおよび取付枠2のネジ挿入
用穴11b,11bに通し、ネジ21,21にボ
ルト22,22を通すことにより、取付枠2の下
端の表側にプレート枠4を突設する。そして、第
3図および第4図に示されているように取付枠2
を造営面23に固定する。露出配線の場合は、両
図に示されているように、配線W1,W2を取付枠
2の両側部2b,2cと造営面23の間から穴2
dの両側部に通す。造営面にボツクスが埋込まれ
ている場合、すなわち埋込み配線の場合は、絶縁
カバー1の穴1cと取付枠2の穴2dを通した両
配線の先端をコンセントブロツク3に接続する。
つぎに、コンセントブロツク3の使用部位、す
なわち、プラグ栓刃挿入用穴3aをプレート枠4
の穴4bから露出させる。そして、ネジ23,2
3を、それぞれ、プレート枠4のネジ挿入用穴4
c,4cおよびコンセントブロツク3のネジ挿入
用穴3b,3bに通し、ネジ23,23にワツシ
ヤ24,24およびナツト25,25を通すこと
により、コンセントブロツク3をプレート枠4に
固定する。コンセントブロツク3はプレート枠4
にネジ止されているので、コンセントブロツクの
交換を簡単に行うことができる。
前記のようなことを行う一方で、蓋取付片6の
両軸受部13a,13aの間に蓋5の軸受部5b
を挿入する。そして、一方の軸受部13aからコ
イルばね2bを挿入して、その一端を中間の軸受
部5bの細穴16、他端を切り欠き15に挿入す
る。このコイルばね26は蓋5が常に閉じた状態
となるよう付勢するためのものである。つぎに、
軸受部13a,13aの軸穴14,14および軸
受部5bの軸穴5aに軸棒27を挿入する。この
あと、ネジ28,28を、それぞれ蓋取付片6の
ネジ挿入用穴13,13およびカバー8の雌ネジ
18a,18aに挿入することにより、蓋取付片
6をカバー8に取り付ける。そして、カバー8の
突条19を防水パツキン7の表側の溝(図示せ
ず)7aにはめ込み、カバー8の溝20にプレー
ト枠4の縁をはめ込んだあと、4本のネジ28…
をパツキン29…、カバー8のネジ挿入用穴17
…および取付枠2の雌ネジ11a,11a,11
c,11cに挿入することにより、カバー8を取
付枠2に取り付ける。
そうすると、第1図に示されているようにプレ
ート枠4が取付枠2の下側から横向きに突設さ
れ、プレート枠4の上方空間を包むカバー8が取
付枠2に固定され、この空間内にプレート枠の穴
4bからプラグ栓刃挿入用穴3aを露出させたコ
ンセントブロツク3がプレート枠に対し交換可能
に固定されて収納された防雨型配線器具が得られ
るのである。
この防雨型配線器具では、端子金具や刃受け等
がコンセントブロツクに設けられているので、コ
ンパクトなものとすることが簡単にでき、結線も
簡単にできる。また、カバーを一番最後に取り付
けるようにすると、配線の最終状態をみることが
できるし、現場ではすでに端子金具や刃受け等が
取り付けられた既製、市販のコンセントブロツク
を用いて組み立てることができるので、現場での
組み立てが簡単なものとなる。そのうえ、コンセ
ントブロツクが装着されたプレート枠が、取付枠
に固定された構造となつているので配線器具の強
度が高いものとなつている。
なお、この考案にかかる防雨型配線器具は、コ
ンセントブロツクを備えたものに限定されるもの
ではなく、スイツチブロツク等他の配線器具ブロ
ツクを備えるようであつてもよく、この防雨型配
線器具では、カバーを取り除くだけで簡単に配線
器具ブロツクの種類を変えることができる。前記
実施例において、蓋は必ずしも必要とされるもの
ではない。
〔考案の効果〕
この考案にかかる防雨型配線器具は、造営面に
固定される取り付け枠に対してプレート枠が固定
され、このプレート枠に対してブロツク配線器具
ブロツクが固定されるようになつており、従来の
ように、カバーに対して配線器具を取り付ける構
造のものに比べると、まず、配線器具がブロツク
化していることによつて、コンパクト化を図れる
とともに組立や結線も簡単になる。配線器具が、
カバーでなく、取付枠に固定されたプレート枠に
固定されるので、配線器具の取付状態や結線状態
を確認した後、カバーを取り付けることができ、
使用中も、カバーを外すだけで使用時と同じ状態
での配線状態や配線器具の取付状態の点検を確実
に行え、また、配線器具の取付強度も高くなる。
配線器具を取り替える際には、カバーを取り外し
た状態で、プレート枠に取付けられた配線器具ブ
ロツクを交換するだけでよいので、配線器具の交
換作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる防雨型配線器具の斜
視図、第2図は同防雨型配線器具の分解斜視図、
第3図は同防雨型配線器具のカバーを除いた状態
の正面図、第4図は同状態の側面図である。 2……取付枠、3……コンセントブロツク、3
a……プラグ栓刃挿入用穴、4……プレート枠、
4b……穴、8……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 造営面に固定される取付枠と、下面に開口部
    を残して取付枠の表側を覆うことにより、取付
    枠との間に配線器具ブロツクを収容する空間を
    形成するカバーと、配線器具ブロツクの使用部
    位を露出させるための穴を残して前記カバーの
    下面開口部を塞ぐプレート枠とを備えた防雨型
    配線器具において、プレート枠が取付枠に固定
    され、このプレート枠に対して配線器具ブロツ
    クが交換可能に固定され、カバーが取付枠に固
    定されていることを特徴とする防雨型配線器
    具。 (2) カバーが、プレート枠の縁が差し込まれる溝
    を備えている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の防雨型配線器具。
JP13602683U 1983-08-31 1983-08-31 防雨型配線器具 Granted JPS6042278U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13602683U JPS6042278U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 防雨型配線器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13602683U JPS6042278U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 防雨型配線器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6042278U JPS6042278U (ja) 1985-03-25
JPS645827Y2 true JPS645827Y2 (ja) 1989-02-14

Family

ID=30305973

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JP13602683U Granted JPS6042278U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 防雨型配線器具

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JP (1) JPS6042278U (ja)

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JPS6042278U (ja) 1985-03-25

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