JPH0139217Y2 - - Google Patents

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JPH0139217Y2
JPH0139217Y2 JP1983186208U JP18620883U JPH0139217Y2 JP H0139217 Y2 JPH0139217 Y2 JP H0139217Y2 JP 1983186208 U JP1983186208 U JP 1983186208U JP 18620883 U JP18620883 U JP 18620883U JP H0139217 Y2 JPH0139217 Y2 JP H0139217Y2
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JP
Japan
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opening
gutter
roof
section
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JP1983186208U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌のサンルーフ装置に関し、殊に、
ルーフ開口部を開閉するスライドルーフに開口部
を形成して、この開口部を開閉する蓋体を備えた
車輌のサンルーフ装置に関するものである。
(従来技術) 上述のような、スライドルーフに小開口部を設
け、スライドルーフ開閉操作とは別に、この小開
口部を開閉操作することにより、少しの換気や採
光を行なうようにしたサンルーフ装置は、すでに
実開昭58−41614号公報において開示されている。
(考案の目的) 本考案は、上記のようなサンルーフ装置におい
て、スライドルーフの開口部の開口縁部に形成さ
れた樋部から簡易な構造でもつて雨水等を外部に
排水できるようにすることを目的とする。
従つて、本考案の特徴とする処は、車体の固定
ルーフに、開口縁部に第1樋部を有するルーフ開
口部が形成され、このルーフ開口部を開閉するス
ライドルーフを備えた車輌において、このスライ
ドルーフに、開口縁部に第2樋部を有する開口部
が形成され、この開口部は蓋体で開閉自在に覆わ
れており、第1樋部と第2樋部とは、水路を形成
する連通部材で連通されている点にある。
(実施例) 以下、本考案を車輌のサンルーフ装置に適用し
た第1実施例を第1図乃至第3図の図面に基き説
明すれば、1は車輌の固定ルーフで、該固定ルー
フ1には、矩形状のルーフ開口部2が形成されて
いる。
固定ルーフ1外面におけるルーフ開口部2の前
方、両側及び両側後方側には、後方又は内側方に
開口する溝形状ガイドレール3が平面視コ形に配
設されている。ガイドレール3は、固定ルーフ1
の上方に突出する断面台形状の突設部4にスペー
サ5を介してボルト・ナツト6により取付けられ
ている。ガイドレール3内にはウエザーストリツ
プ7が装着されている。
ルーフ開口部2の開口縁部四周には、下方に突
出する断面台形状の第1樋部8が連通状に形成さ
れると共に、両側の第1樋部8は両側突設部4と
同程度後方に延長されており、第1樋部8内の雨
水等は図外の排水路により外部に排出される。前
側及び両側の第1樋部8は突設部4に対して前後
方向又は横方向に関して連設状とされている。
又、ルーフ開口部2の後方側の第1樋部8後方に
は、上方に突出する断面台形状の突設部9が連設
されている。
10はレインホースメントで、上方に開口する
リツプ付溝形断面とされ、第1樋部8及びその両
側近傍部の下方側で第1樋部8の全長にわたつて
沿設されて、レインホースメント10の両側リツ
プ部が、第1樋部8の両側近傍部に固設されてい
る。
11は左右一対の駆動レールで、左右両側のレ
インホースメント10の内側縦設部に全長にわた
つて沿設され、ボルト12により取付けられてい
る。
13はルーフ開口部2を開閉するアウタースラ
イドタイプのスライドルーフで、アウターパネル
14とインナーパネル15とを上下に配設して成
り、両パネル14,15の四周端縁部が重合固着
されている。スライドルーフ13の両側端縁部は
ガイドレール3のウエザーストリツプ7内に挿入
され、これにより、スライドルーフ13は固定ル
ーフ1に前後方向に摺動自在に備えられている。
スライドルーフ13は樹脂材又は金属材により形
成されている。
16はスライドルーフ13の両側部に複数個配
設された駆動シユーで、インナーパネル15各側
部にブラケツト17及びボルト18を介して着設
され、駆動レール11に摺動自在に嵌合されると
共に、駆動シユー16が可撓ケーブル19を介し
て駆動装置により摺動せしめられることにより、
スライドルーフ13は前後方向に摺動する。
スライドルーフ13の前部中央部には、横長矩
形状の開口部20が形成され、アウターパネル1
4の開口縁部四周は下方に凹設されて、上方に開
口する溝形断面の第2樋部21が形成されると共
にその底壁、内側壁にはインナーパネル15の開
口縁部が固着されている。
22は開口部20を上方側で開閉するチルトタ
イプの蓋体で、ガラス材又は樹脂材等の透明材料
から成り、前端部側を中心として回動自在とされ
前側の第2樋部21から下設された回動ハンドル
23により、連動機構を介して、回動操作され
る。蓋体22の四周端縁部にはシール材24が嵌
着されている。
25は第2樋部21と第1樋部8とを連通させ
る部材として示す連通パイプで、可撓性材料又は
金属材料から成る。連通パイプ25は、スライド
ルーフ13の左右両側又は一側に複数又は単一本
配設され、その一端部が、第2樋部21の外側壁
下端部に挿着されて、該端部側開口が第2樋部2
1内に開口している。又、連通パイプ25の中途
部は両パネル14,15間の側端部間を通され、
連通パイプ25の他端部がインナーパネル15の
側端部に形成された貫通孔26を通され、該他端
部側開口が第1樋部8内に向つて開口している。
27はスライドルーフ内装材で、スライドルー
フ13下面後部側に配設されている。
28は開口部20を下方側で開閉するサンシエ
ードで、両側端部にガイドシユー29が固着さ
れ、これらガイドシユー29がインナーパネル1
5の両側部に固設された前後方向のガイド板30
に嵌合されることで、サンシエード28はスライ
ドルーフ13に前後方向に移動自在に備えられて
いいる。従つて、サンシエード28を、第2図の
実線で示すように、開口部20を下方側で閉鎖す
る位置とすれば、蓋体22を通しての車輌内部へ
の日射しを遮ることができる。又、第2図の仮想
線で示すように、蓋体22を上方側に回動させる
と共に、サンシエード28を後方側に移動させ
て、開口部20を上下に開放状とすれば、開口部
20を介して車輌内部の換気を行える。
その他、31はルーフ開口部2の開口縁部四周
に嵌着されたシール材、32はルーフ開口部2の
後方側突設部9上に装着されたシール材で、スラ
イドルーフ下面と摺接する。33は固定ルーフ1
下面に配設された内装材である。
上記のように構成した実施例によれば、第2樋
部21内の雨水等を、連通パイプ25、第1樋部
8を介して、図外の排水路から外部に排出できる
と共に、連通パイプ25はスライドルーフ13と
共に前後方向に移動して、常時、第2樋部21と
第1樋部8とを連通状とするので、スライドルー
フ13が前後方向に関してどの位置にあつても、
第2樋部21内の雨水等を外部に良好に排出でき
る。
第4図は本考案の第2実施例を示すもので、連
通部材として、連通パイプに代えて連通樋34を
使用している。連通樋34は一端部側が第2樋部
21に固着されて、該端部側に、第2樋部21の
外側壁下端部に形成された排水孔35が開口して
いる。連通樋34は他端部側に向つて下り傾斜と
され、他端部がインナーパネル15の貫通孔26
を介して第1樋部8内部側に臨んでいる。
第5図及び第6図は本考案の第3実施例を示す
もので、連通樋に代えて、インナーパネル15自
体に連通部材である連通樋部36が次のようにし
て形成されている。即ち、インナーパネル15の
側端部において、前後一対の台形断面の上方突設
部37を横方向に形成して、両突設部37間を連
通樋部36としている。そして、第2樋部21の
底壁部外側部側には、連通樋部36に向つて開口
する排水孔35が形成されると共に、連通樋部3
6の外側端部底壁には、第1樋部8に向つて開口
する排水孔38が形成されている。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、ルーフ
開口部の開口縁部に形成された第1樋部を利用す
ることにより、スライドルーフに形成された開口
部における開口縁部に形成された第2樋部から雨
水等を外部に簡単な構造でもつて排出できる。本
考案は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し
第1図は全体斜視図、第2図は縦側断面図、第3
図は第2図のA−A線矢視断面図、第4図は本考
案の第2実施例を示す要部の正面断面図、第5図
及び第6図は本考案の第3実施例を示し、第5図
は要部の正面断面図、第6図は第5図のB−B線
矢視断面図である。 1……固定ルーフ、2……ルーフ開口部、8…
…第1樋部、13……スライドルーフ、20……
開口部、21……第2樋部、22……蓋体、25
……連動パイプ、34……連通樋、36……連通
樋部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の固定ルーフに、開口縁部に第1樋部を有
    するルーフ開口部が形成され、このルーフ開口部
    を開閉するスライドルーフを備えた車輌におい
    て、このスライドルーフに、開口縁部に第2樋部
    を有する開口部が形成され、この開口部は蓋体で
    開閉自在に覆われており、第1樋部と第2樋部と
    は、水路を形成する連通部材で連通されているこ
    とを特徴とする車輌のサンルーフ装置。
JP1983186208U 1983-11-30 1983-11-30 車輛のサンル−フ装置 Granted JPS6092615U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983186208U JPS6092615U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 車輛のサンル−フ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983186208U JPS6092615U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 車輛のサンル−フ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6092615U JPS6092615U (ja) 1985-06-25
JPH0139217Y2 true JPH0139217Y2 (ja) 1989-11-24

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JP1983186208U Granted JPS6092615U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 車輛のサンル−フ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2710047B2 (ja) * 1987-10-27 1998-02-10 スズキ株式会社 サンルーフ型自動車のルーフ構造
US9296282B2 (en) * 2014-04-28 2016-03-29 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle

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JPS6092615U (ja) 1985-06-25

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