JPH0138744Y2 - - Google Patents

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JPH0138744Y2
JPH0138744Y2 JP11746781U JP11746781U JPH0138744Y2 JP H0138744 Y2 JPH0138744 Y2 JP H0138744Y2 JP 11746781 U JP11746781 U JP 11746781U JP 11746781 U JP11746781 U JP 11746781U JP H0138744 Y2 JPH0138744 Y2 JP H0138744Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被制御機器である録音、録画装置等
のプログラム制御を行なうプログラムタイマに関
し、特に被制御機器の動作が常にテープ始端から
行なわれるものである。
従来、録音、録画装置にテープ始端からプログ
ラムタイマによつてある設定時間帯に録音、録画
等の記録と再生を行なわせようとした場合、プロ
グラムモードの設定とともにテープ巻戻しの操作
を必要とし、極めて煩らわしかつた。又、この巻
戻し操作を忘れて、テープ途中から記録、再生を
行なつてしまうことがあり、特に記録をテープ途
中から行なうと記録済のものが残つてしまい好ま
しくなかつた。
本考案の目的は、手動によるテープ巻戻しを行
なう必要がなく、プログラム記録、再生を行なう
場合には設定時間帯の一定時間前に自動的にテー
プ巻戻しを行なわせるようにしたものである。
このような目的を達成するため、本考案は現在
時刻があらかじめ設定された開始時刻の一定時間
前となつた時、被制御機器に電源を投入するため
の信号と巻戻しを行なう信号を供給するものであ
る。以下、本考案のプログラムタイマをオーデイ
オタイマに用いた実施例を示す図によつて本考案
の詳細を説明する。
第1図Aは正面図、同図Bは背面図を示し、平
箱形筐体の前面には、時刻および時間を択一的に
表示する螢光表示管または発光ダイオード等を用
いた数字表示器DP1および、同様の、文字および
記号T・Sを動作モードに応じて表示するモード
表示器DP2が設けてあり、これと共に、ロータリ
スイツチを用いたモードスイツチMS、動作モー
ドに応じた情報を入力として内部のマイクロプロ
セツサへ与える複数の押ボタンスイツチ群PB1
PB2およびPB3、が設けられている。
なお押ボタンスイツチ群PB1は主として時間セ
ツト用、PB2は録音制御用、PB3は再生制御用と
して使用している。
また、背面には、電源コードPSから電源を直
接供給するコンセントCN1およびマイクロプロセ
ツサの制御に応じて外部の録音再生装置への供給
電源をオン、オフするコンセントCN2および、録
音再生制御回路へオン、オフ信号を送出するコン
セントCN3、そして、各種制御の切替えを行なう
制御スイツチCSとして、スイツチSW1〜SW3
設けてある。
第2図は回路構成を示すブロツク図であり、制
御部CTはマイクロプロセツサ(以下、プロセツ
サ)MPUを中心とし、時計動作およびシーケン
ス動作を行なうためのプログラムを格納したリー
ド・オンリイ・メモリ(以下、ROMと称す)
MM1、押ボタンスイツチ群PB1〜PB3の操作に
よつて与えられるシーケンス動作のオンおよびオ
フ時刻、ならびに動作遂行上必要とする各種デー
タを格納するランダム・アクセス・メモリ(以
下、RAMと称す)MM2および、入出力回路I/
O1〜I/O11等により構成され、これらは母線を
介して各種信号の授受を行なうものとなつてい
る。
また、モードスイツチMS、押ボタンスイツチ
群PB1,PB2,PB3および制御スイツチCS等の出
力は、入出力回路I/O1〜I/O3を介してプロ
セツサMPUへ与えられる一方、プロセツサMPU
からの制御出力は、入出力回路I/O4〜I/O11
を径て、数字表示器DP1、モード表示器DP2およ
びスイツチング素子としての複数のリレーRL1
RL6へ与えられる。これらリレーは録音再生装置
の制御用として用い、RL1〜RL6の順に電源、動
作、録音、無音録音、巻戻し、停止のための制御
信号を送出する。
なおプロセツサMPUは各スイツチMS,PB1
PB2,PB3,CSの出力に応じ、ROM・MM1に格
納されたプログラムを実行し、各表示器DP1
DP2の表示制御を行なうと共に、リレーRL1
RL6を制御し、コンセントCN2,CN3から供給す
る外部の録音再生装置への電源供給、自動録音ま
たは自動再生制御回路のオン、オフ制御を行な
う。
第3図は、プロセツサMPUによる制御動作を
示すフローチヤートであり、まず、制御スイツチ
CSのスイツチSW1により各表示器DP1,DP2の表
示輝度高低、スイツチSW2により電源周波数の選
定および、スイツチSW3により時計としての24時
間表示または12時間表示を設定のうえ、電源の投
入により“START”させると、“イニシヤライ
ズ”についで各表示器DP1,DP2を点滅させる
“停電表示”を行ない、現在時刻が不正確であり、
かつ、すべてのプリセツトされた情報が消滅して
いることを報知する。
ただし、つぎに述べる“時刻合せ”を行なうと
“時計カウント”状態となり、時計として現在時
刻の表示を数字表示器DP1により行なうものとな
る。
“時刻合せ”は、モードスイツチMSを
TIMEADJUSTへ切替えることにより“モード
切替”がなされると共に、このモードとなり、押
ボタンスイツチPB1のDAY,HOUR,
MINUTE,SECONDを操作すれば、“週、時、
分、秒キー入力?”がYESとなり、“キー処理”
によつてモード表示器DP2のSUN〜SATが設定
されると共に、数字表示器DP1による“現在時刻
表示”が決定される。
なお、DAY,HOUR,MINUTE、等は1秒
間以上操作すると自動的に早送りとなり、
SECONDによつては、現在秒が30秒未満であれ
ば直前の分における零秒に戻り、現在秒が30秒以
上であればつぎの分の零秒へスキツプし、常に零
秒合せが行なわれる。
モードスイツチMSをTIME COUNTERへ切
替えると、“モード切替”による“カウンタ”の
モードとなり、一種のストツプウオツチとなるた
め、各種の時間測定に使用することができる。
このモードとなれば、数字表示器DP1はすべて
が零になると同時に、モード表示器DP2において
は記号Sが点灯し、これによつてTIME
COUNTERのモードとなつたことが表示される。
なお、押ボタンスイツチPB1のRESETを操作
すれば“リセツトキー入力?”がYESとなり、
“カウンタリセツト”により数字表示器DP1の表
示が状態の如何にかかわらず、すべて零となる
が、押ボタンスイツチPB1のSTART/STOPを
操作すると、“スタート、ストツプキー入力?”
がYESとなり、“カウンタスタート・ストツプ”
によりタイムカウントが開始され、再度の操作に
より停止し、更に操作すれば積算されたタイムカ
ウントがなされて、数字表示器DP1によつて“カ
ウンタ表示”が行なわれる。
このほか、このモードにおいて押ボタンスイツ
チPB1のTIME SELECTを操作すると、“タイム
セレクトキー入力?”がYESとなつてテープ残
時間計のモードとなり、モード表示器DP2の記号
Tが点灯すると共に、数字表示器DP1が90:00す
なわち90分を表示し、更にTIME SELECTを操
作すれば、この表示が90:00,60:00,45:00,
30:00,23:00と反復して変化し“設定時間表
示”がなされるため、テープの種別に応じて設定
時間を選定のうえ、上述のSTART/STOPを操
作すれば、設定時間の減算が行なわれ“カウンタ
表示”により表示される。
なお、押ボタンスイツチPB1のRESETを操作
すれば、表示が零となることは上述と同様であ
る。
モードスイツチMPをPRESENT TIMEへ切
替えると、“モード切替”の“現在時刻”モード
となり、数字表示器DP1による現在時刻の表示が
時、分について行なわれると共に、モード表示器
DP2のAMまたはPMにより午前または午後の表
示が行なわれる。ただし、スイツチSW3を24Hと
したときにはAM,PMの表示が点灯しない。
また、このモードにおいて、押ボタンスイツチ
PB1のSECONDを操作すると、“秒キー入力?”
がYESとなり、数字表示器DP1による表示が時、
分から“分、秒表示”へ切替わり、SECONDの
操作解除から2秒間この状態を保持する。
なお、押ボタンスイツチのMONITORを操作
すれば、“モニタキー入力?”がYESとなり、後
述の“タイマセツト”によりプログラミングされ
た時刻が“プログラム表示”により、数字表示器
DP1によつて逐次表示される。
モードスイツチMSをAUDIO TIMERへ切替
えると、“モード切替”の“オーデイオ・タイマ”
モードとなり、外部の録音再生装置への供給電源
オン、オフおよび録音制御回路または再生制御回
路をオン、オフ制御するオーデイオタイマとな
る。
また、押ボタンスイツチPB1のMONITORを
操作すると“モニタキー入力?”がYESとなり、
“プログラム表示’により、後述のオーデイオ・
タイマ操作により設定されているオン、オフ時刻
が表示される。
若し、すでに設定されているオン、オフ時刻を
すべてリセツトしたいときには、押ボタンスイツ
チPB1のCLEARを操作すると、“クリアキー入
力?”がYESとなり、“プログラム消去”がなさ
れ、オン、オフ設定されている時間がすべてリセ
ツトされ、数字表示器DP1による表示が−表示ま
たは零表示となり、“ブランク表示”が行なわれ
る。
オーデイオ・タイマ操作は、モードスイツチ
MSをAUDIO TIMERへ切替えた状態で行なわ
れ、このとき、モード表示器DP2がSUN,AMの
表示と共にONの点滅表示を行ない、同時に数字
表示器DP1は12時00分を表示するため、押ボタン
スイツチPB1のDAY,HOUR,MINUTEを操
作し、所定の曜日、時、分に設定すると、“週、
時、分キー入力?”がYESとなり、RAM・
MM2に準備された格納アドレスの内容が満杯で
なく、“メモリFULL?”の判断においてNOであ
る限り、“週、時、分キー処理”が行なわれ、
RAM・MM2のアドレスへこの情報が格納され
る。
なお、曜日の設定はSATのつぎに各日すべて
が指定される全曜日となり、SUN〜SATの表示
が消滅し、更にDAYを操作すると再びSUN以降
の表示と設定とが行なわれる。また、曜日、時、
分の設定後、押ボタンスイツチPB1のONを操作
するとモード表示器DP2のONが点滅状態から点
灯状態となり、設定された時刻に外部の録音再生
装置への制御動作が開始されることを“プログラ
ムセツト表示”により表示すると共に、オフ時刻
設定を促すため、モード表示器DP2のOFFが点滅
する。
ついで、同様に曜日、時、分を設定のうえ、押
ボタンスイツチPB1のOFFを操作すると、モード
表示器DP2のOFFが点灯状態となり、いま設定さ
れた時刻に外部の録音制御装置への制御動作が終
了することを表示する。
以上により、設定時刻間における外部の録音再
生装置への制御開始および停止時刻がプログラム
されるが、制御の開始および停止時刻はこの場合
録音用に4組の設定が再生用に1組の設定が可能
であり、RAM・MM2の格納アドレスが5組の設
定に対し用意されているため、連続的に5組のオ
ン、オフを設定することができ、5番目に設定し
た組合わせが再生時刻の組合せとなる。このた
め、録音用に4組全部を使用しない時は、使用し
ない組合せに25時のような時刻を設定しておく必
要がある。
したがつて、4組すべてを設定した後、押ボタ
ンスイツチPB1のDAY,HOUR,MINUTE,
ONを操作すると、“メモリFULL?”がYESと
なり、数字表示器DP1が“オーバーフロー表示”
によつてFを表示し、より以上のプログラミング
は不可能なことを報知する。
また、押ボタンスイツチPB1のMONITORを
操作すれば、“モニタキー入力?”がYESとな
り、“プログラム表示”によつて、上述のとおり
設定された曜日、時、分およびオン、オフの別
が、設定した順位どおりに各表示器DP1,DP2
より一定時間づつ逐次表示されたうえ、4組のす
べてを表示すると数字表示器DP1が一表示とな
り、MONI−TORを再度操作すると数字表示器
DP1が現在時刻を表示する。
なお、前の設定によりプログラミングした内容
を修正するには、前述のMONITOR操作のうえ、
所望のものが表示されたときにDAY,HOUR,
MINU−TEおよびON,OFFを再設定すれば良
い。ただし、この時はオン、オフが組としてリセ
ツトされるため双方を再設定する必要がある。
次に、外部の録音再生装置が自動録音を行なう
順序をRAM・MM2に入力するため、先に設定し
た時刻の組合せを自動録音用の押ボタンスイツチ
PB2の数字と対応させて選択して“自動録音キ
ー”を入力する。例えば、2番目の組合せまでを
選択する時は押ボタンスイツチPB2の“1”と
“2”を選択する。
この結果、プログラム・タイマ動作が開始さ
れ、プロセツサMPUはRAM・MM2によつて記
憶されている最初の動作開始時刻TN1と現在時刻
とを比較し残時間TN1−Tが例えば5分10秒とな
つたことを検出した時点でリレーRL1を駆動し、
コンセントCN2から録音再生装置へ電源を供給す
る。次いで、プロセツサMPUはリレーRL5を駆
動してコンセントCN3から巻戻し信号(以下
REW信号と称す)を送出し、5分後に停止信号
(以下STOP信号と称す)を送出するので、外部
の録音再生装置は録音テープの巻戻し動作を5分
間行なう。STOP信号が終了すると、プロセツサ
MPUはRL2,RL3,RL4を駆動してコンセント
CN3から動作信号(以下PLAY信号と称す)、録
音信号(以下REC信号と称す)、無音録音信号
(以下MUTE信号と称す)の3種類の信号を並列
に送出するので、録音再生装置は無音録音状態と
なる。
一方、自動録音用の押ボタンスイツチPB2が選
択された後、プロセツサMPUは前記と同様の方
法によつて最初の動作開始時刻TN1から現在時刻
までの残時間TN1−Tが5分9秒以下であること
を検出すると、最初の動作開始時刻TN1の10秒前
の時点においてリレーRL1を駆動してコンセント
CN2から録音再生装置に電源を供給した後、リレ
ーRL2〜RL4を駆動するので、コンセントCN3
らPLAY信号、REC信号、MUTE信号を送出し、
録音再生装置は前記と同様の無音録音状態とな
る。また、最初の動作時刻TN1から現在時刻Tま
での残時間が5分10秒に等しくなく、5分9秒以
下でもない状態、即ち5分11秒以上の場合、この
時間が5分10秒となるまでプロセツサMPUは後
述する条件によつて時計動作を行なう。
したがつて、自動録音用の押ボタンスイツチ
PB2によつて選択した時刻が最初の動作開始時刻
TN1に対し5分10秒よりも前であれば、この時間
が5分10秒となつた時点で外部の録音再生装置は
録音テープの巻戻しが行なわれ、その後、動作開
始時刻10秒前から無音録音状態となる。しかし、
最初の動作開始時刻TN1まで5分9秒以下の時点
で押ボタンスイツチPB2が選択されたとき、録音
再生装置は巻戻しが行なわれず、最初の動作開始
時刻10秒前から無音録音状態となる。
この無音録音状態の開始時刻から10秒経過した
時点が動作開始時刻TN1であるから、プロセツサ
MPUはリレーRL4の駆動を解除する。このため、
外部の録音再生装置はMUTE信号が供給されな
くなるので必要情報の録音を行なう。そして、
RAM・MM2に他の録音時刻が記憶されていれ
ば、プロセツサMPUは現在録音中である情報に
対して指定されている動作停止現在TFになるの
を待つてから、リレーRL6を駆動し、その後リレ
ーRL1の駆動を解除するので、録音再生装置は
STOP信号を受けて動作を停止した後、電源がオ
フとなる。
以上で最初の録音動作即ち押ボタンスイツチ
PB2の“1”ボタンによつて指定された動作を終
了するが、この場合、他にも録音時刻が指定され
ていたのであるから、プロセツサMRUは動作開
始時刻の5秒前になるとリレーRL1を駆動してコ
ンセントCN2から外部の録音再生装置に電源を供
給する。そして、動作開始時刻になつた時、プロ
セツサMPUは前回の録音時と同様に、RL2
RL3を駆動してコンセントCN3からPLAY信号お
よびREC信号を送出するので、録音再生装置は
録音動作を行なう。その後プロセツサMPUは再
度、現在録音を指定されている時刻の他にも録音
を指定されている時刻があるかどうかを調べる。
そして、録音が指定されていた時には前記動作と
同様にプロセツサMPUは録音中の情報の動作停
止時間TFになつた時、録音再生装置の録音動作
および電源供給停止を行ない、次の動作時刻5秒
前になつた時の電源の供給に初まり、動作開始時
刻になつた時の録音動作までを録音時間の指定が
なくなるまで繰返し行なう。このとき、動作開始
時刻が25時のよに、24時を超えて指定されていた
場合、プロセツサMPUは録音時刻の指定が無い
ものとして処理する。
一方録音中のもの以外に録音時刻が指定されて
いない場合、現在録音中の情報の動作停止時刻
TFになつた時、MPUは録音動作はそのまま継続
した状態において、リレーRL4を駆動してコンセ
ントCN3からMUTE信号を送出し、5分後に
RL6を駆動してSTOP信号を送出するので録音再
生装置は無音録音が5分間行なわれる。その後、
プロセツサCPUはリレーRL6を駆動しコネクタ
CN3からSTOP信号を送出し、録音再生装置の動
作を一度停止させ、次いでリレーRL5を駆動して
コネクタCN3からREW信号を送出し、5分後に
再びリレーRL6を駆動しSTOP信号を送出するの
で、録音再生装置は巻戻し動作を5分間行なつて
動作を停止する。次いでプロセツサMPUはリレ
ーRL2を駆動してコンセントCN3からPLAY信号
を送出し、その8秒後にリレーRL6を駆動して
STOP信号を送出し、最後にRL1の駆動を解除し
て録音再生装置への電源供給を停止する。この結
果、録音再生装置は巻戻しの終つた録音テープに
8秒間だけ再生動作を行ない、頭出しを行なつて
次の動作にそなえた後、電源がオフとなる。
この時点で、再生用の押ボタンスイツチPB3
うち、手動再生制御のための“B”キーが入力さ
れると、プロセツサMPUはリレーRL1を駆動し
て録音再生装置に電源を供給した後、リレーRL2
を駆動してPLAY信号を送出するので、録音再生
装置は再生状態となる。再生状態が進行し、録音
された情報の再生が全て終了しても録音テープは
更に5分間無音録音処理がなされていることによ
り、プロセツサMPUは無音状態が2分間継続し
て再生されたことを検出し、リレーRL6を駆動し
てSTOP信号を送出するので、録音再生装置は再
生動作を停止する。その後プロセツサMPUはリ
レーRL5を駆動してREW信号を送出し、5分後
にリレーRL6を駆動してSTOP信号を送出し、そ
の後にリレーRL1の駆動を解除する。このため、
録音制御装置は録音テープの巻戻しを5分間行な
つて、動作が停止した後電源がオフとなる。巻戻
しが終了した後は、プロセツサMPUからは制御
信号が送出されないので、プロセツサMPUは時
計動作を行なう。
次に押ボタンスイツチPB3の手動再生用である
“B”キーが入力されておらず、自動再生用の
“A”キーの入力がRAM・MM2に記憶されてい
た場合、プロセツサMPUは先に時間設定された
5番目の組合せ時間をRAM・MM2から読出し、
現在時刻と比較をする。現在時刻がRAM・MM2
に記憶されている現在時刻になると、自動録音キ
ーが入力されていない状態、即ち押ボタンスイツ
チPB2によつて録音時刻の組合せがPAM・MM2
に入力されていない場合、プロセツサMPUはリ
レーRL1を駆動して録音再生装置に電源を供給し
た後、RL2を駆動してPLAY信号を送出する。こ
の結果、録音再生装置は再生状態となり、これ以
後、プロセツサMPUは前記再生状態の時と同様
に再生、停止、巻戻し、電源オフの制御を行な
う。
この場合、自動再生用の押ボタンスイツチPB3
の“A”キーが入力されていないためRAM・
MM2に自動再生時刻が記憶されていなかつたり、
前記“A”キーが入力され自動再生時刻が記憶さ
れていても自動再生時刻になつていない場合はも
ちろん、自動再生時刻になつていても自動録音キ
ーが入力されていてRAM・MM2に自動録音時刻
が設定されている時、プロセツサMPUは再生の
制御を行なわずに時計動作を行なう。
したがつて、押ボタンスイツチPB2によつて自
動録音キー入力がなされ、自動録音の最初の動作
開始時刻が5分10秒でなく5分9秒以下でもない
時、即ち5分11秒以上の時、プロセツサMPUは
押ボタンスイツチPB3のうち手動再生用の“B”
キーが入力されていない場合は自動再生の条件い
かんにかかわらず時計動作を行なう。そして、最
初の録音動作開始時間と現在時刻との残時間が5
分10秒となつた時点で、プロセツサMPUは先に
説明した録音動作の制御を行なう。また、自動録
音キーの入力がRAM・MM2に記憶されていなけ
れば、当然録音動作は行なわれないので、この時
のプロセツサMPUは入力されている再生動作の
条件に従がつて録音再生装置を制御する。
一度必要な情報が設定されれば、後はモードス
イツチMSが他のモードに切替つた後も、
PAM・MM2の内容を時計動作によりチエツク
し、前述の制御動作が行なわれる。
また、以上の動作を時間の経過とともに説明し
たものが第4図および第5図であり、第4図は従
来のプログラムタイマをオーデイオタイマに用い
た例、第5図は本考案のプログラムタイマをオー
デイオタイマに用いた例を示す。同図においてイ
は動作項目、ロは電源の通電状態、ハは無音録音
信号送出状態、ニは録音状態、ホは巻戻し状態、
ヘは停止信号送出状態、トはテープ走行状態を示
している。従来は第4図のように電源供給録音ま
たは再生電源供給停止の動作だけが行なわれてい
た。本考案のシーケンス動作は第5図に示す通り
であり、第5図では自動録音の設定時間帯が1回
だけの場合を示している。第5図イのT1は初回
電源投入後に巻戻しと無音録音を行なつている期
間、T2は自動録音期間、T3は自動録音終了後の
無音録音と巻戻し再生を行なつている期間、T4
は自動再生と巻戻しを行なつている期間を示して
いる。現在時刻があらかじめ設定された動作開始
時刻の一定時間前に至ると、期間T1において先
ず、第5図イの1に示すように電源供給指令が行
なわれるとロに示すように電源が供給される。次
にイの2に示すようにREW信号が送出されると
ホに示すように巻戻し動作が開始され、イの4に
示すようにSTOP信号が送出されるとホに示すよ
うに巻戻し動作が停止する。その後イの5に示す
ようにPLAY,REC,MUTE信号を送出するの
でトに示すようにテープが送られ、ニに示すよう
に録音状態となり、この録音は更にハに示すよう
に無音録音状態となる。この状態で時間が経過し
T2の期間に入り、あらかじめ設定された動作開
始時刻(この場合は記録動作開始時刻)になると
イの6に示すようにMUTE信号が供給されなく
なるので、ニとトに示すようにテープ走行と録音
が行なわれる。また、録音が終了する時期にイの
8に示すように、再びMUTE信号が追加される
ので、ハに示すように無音録音が行なわれる。以
下同様に順序動作を行なつた後、第5図イの期間
T4に至り、巻戻しが終了するとイの24に示す
ように電源の供給が停止される。
なお、録音動作の停止は予め設定された終了時
刻と現在時刻の一致を検知する他に、予め設定さ
れた動作時間の終了を検知しても良い。また、以
上は録音装置について説明したが録画装置にも全
く同様に使用することができる。そして、第2図
において制御部CTを各個別回路とせず、高密度
集積化により一体としても良く、条件によつては
制御スイツチCSのスイツチSW1を直接各表示器
DP1,DP2へ接続し、またはスイツチSW2,SW3
をプロセツサMPUへ直接接続することもできる。
また、リレーRLのほか、サイリスタ等の使用も
任意であり、種々変形が自在である。
以上説明したように本考案に係るプログラムタ
イマは現在時刻があらかじめ設定された開始時刻
の一定時間前となつた時、被制御機器に電源を投
入するための信号と巻戻しを行なうための信号を
供給するものであるから、被制御機器の動作が常
にテープ始端から行なわれるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図Aは正面
図、同図Bは背面図、第2図は回路構成のブロツ
ク図、第3図は動作状況を示すフローチヤート、
第4図および第5図はタイミングチヤートであ
る。 MPU……プロセツサ(マイクロプロセツサ)、
MM1……ROM(リード・オンリー・メモリ)、
MM2……RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、
MS……モードスイツチ、PB1〜PB3……押ボタ
ンスイツチ、DP1……数字表示器、DP2……モー
ド表示器、RL1〜RL6……リレー(スイツチング
素子)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予め設定された開始時刻と現在時刻との一致を
    監視し、両者が一致した時に被制御機器に指定さ
    れた動作モード制御信号を与えるプログラムタイ
    マにおいて、現在時刻が前記予め設定された開始
    時刻の一定時間前であるか否かを監視する手段
    と、現在時刻が一定時間前に至つた時に被制御機
    器へ電源を投入する手段と、電源投入後被制御機
    器へ巻戻し信号を与える手段とを備え、予め設定
    された開始時刻には自動的にテープ始端から記
    録、再生動作を行なわせるようにしたことを特徴
    とするプログラムタイマ。
JP11746781U 1981-08-07 1981-08-07 Expired JPH0138744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11746781U JPH0138744Y2 (ja) 1981-08-07 1981-08-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11746781U JPH0138744Y2 (ja) 1981-08-07 1981-08-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57158041U JPS57158041U (ja) 1982-10-04
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