JP2501053Y2 - 音響機器 - Google Patents

音響機器

Info

Publication number
JP2501053Y2
JP2501053Y2 JP1988094309U JP9430988U JP2501053Y2 JP 2501053 Y2 JP2501053 Y2 JP 2501053Y2 JP 1988094309 U JP1988094309 U JP 1988094309U JP 9430988 U JP9430988 U JP 9430988U JP 2501053 Y2 JP2501053 Y2 JP 2501053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
signal
power
circuit
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988094309U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0216094U (ja
Inventor
賢 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1988094309U priority Critical patent/JP2501053Y2/ja
Publication of JPH0216094U publication Critical patent/JPH0216094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2501053Y2 publication Critical patent/JP2501053Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、時刻表示機能を備えた音響機器に関する。
〈従来技術〉 近年、音響機器にタイマ回路を組み込み、予め設定し
た時刻になると、前記音響機器から流れる音楽などを目
覚ましとして利用できるようにしたものが増えている。
このような従来の音響機器では、予め設定した起床時
刻になると、音響機器の電源が投入されて、予め選択さ
れているソース、例えば、ラジオ受信機、テープレコー
ダ、CDプレーヤなどが自動的に駆動されて音楽などが流
れるようになっている。
この場合に、音量を小さく設定しておくと、目が覚め
ないことになるし、逆に大きくしておくと、驚いて目を
覚ますことになる。
〈考案の目的〉 本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであって、
心地よく目を覚ますことができるようにすることを目的
とする。
〈考案の構成〉 本考案では、上述の目的を達成するために、複数の数
字表示用セグメントからなる時刻表示部を備えるととも
に、音量アップスイッチの操作に対応する音量アップ信
号が制御端子に与えられることにより、音量を上げる音
量調整回路を備える音響機器において、予め設定した時
刻になると機器の電源を投入するための電源投入信号を
出力するタイマ回路と、前記電源投入信号に応答して、
前記複数の数字表示用セグメントの内の所定のセグメン
トを駆動する駆動パルスに基づく音量調整用のパルス信
号を所定期間に亘って出力するパルス信号出力回路とを
備え、前記パルス信号を、前記音量調整回路の制御端子
に音量アップ信号として与えるようにしている。
上記構成によれば、予め設定した時刻になると、機器
の電源が投入されるとともに、所定期間に亘って音量調
整回路の制御端子にパルス信号が与えられることにな
り、これによって、音量が徐々に大きくなる、いわゆ
る、フェードインが行われることになる。
〈実施例〉 以下、図面によって本考案の実施例について詳細に説
明する。
第1図は、本考案の一実施例のブロック図である。こ
の実施例の音響機器は、時刻を表示する時刻表示部1
と、この時刻表示部1の表示セグメントを駆動するクロ
ック用IC2とを備えている。3はクロック用IC2のバック
アップ用の電源である。
この音響機器では、ソース入力の切換スイッチ4によ
って、ラジオ受信機5、テープレコーダ6あるいはCDプ
レーヤ7のいずれかのソースが選択される。この切換ス
イッチ4の出力が与えられる音量調整回路8は、入力端
子8aと、電源端子8bと、音量調整用の第1,第2制御端子
8c,8dと、音量調整された音声信号を出力する出力端子8
eとを備えている。
この音量調整回路8では、第1制御端子8cがローレベ
ルなると音量が上がり(UP)、第2制御端子がローレベ
ルになると音量が下がる(DOWN)ようになっている。各
制御端子8c,8dは、第1,第2トランジスタ9,10を介して
音量調整用の第1,第2スイッチ11,12にそれぞれ接続さ
れており、後述のように、音量アップおよび音量ダウン
用の各スイッチ11,12を操作することにより、対応する
制御端子8c,8dにローレベルの音量アップ信号あるいは
音量ダウン信号が与えられて音量がアップあるいはダウ
ンされる。
この音量調整回路8で音量が調整された音声信号は、
パワーアンプ13を介してスピーカ14より出力される。
15はメイン電源スイッチであり、このメイン電源スイ
ッチ15をオンすることにより、第3トランジスタ16がオ
ンして電源Vccが各部に供給される。
この音響機器では、予め設定した時刻になると機器の
電源を投入するための電源投入信号を出力するタイマ回
路17を備えており、このタイマ回路17は、クロック用IC
2に内蔵されている。
このタイマ回路17では、タイマスイッチ18をオンする
と、予め設定されている時刻と現在時刻とが一致したと
きに、出力端子17aよりハイレベルの電源投入信号を出
力する。この電源投入信号は、ダイオード19を介して第
4トランジスタ20のベースに与えられ、この第4トラン
ジスタ20がオンすることにより、第3トランジスタが16
オンして電源Vccが各部に供給される。つまり、タイマ
スイッチ18がオンすると、予め設定されている時刻にな
ると、メイン電源スイッチ15がオフしていても機器の電
源が投入されることになる。
この実施例の音響機器では、予め設定した時刻に、選
択したソースから流れる音楽などによって心地よく目覚
めることができるように、タイマ回路17からの電源投入
信号に応答して後述する時刻表示部1の所定の表示セグ
メントを駆動する駆動パルスに基づいて、所定期間に亘
って音量調整用のパルス信号を出力するパルス信号出力
回路21を設けており、このパルス信号を第1トランジス
タ9を介して音量調整回路8の第1制御端子8cに音量ア
ップ信号として与えることにより、後述のように音量を
徐々に上げていくようにしている。
このパルス信号出力回路21では、タイマ回路17からハ
イレベルの電源投入信号がダイオード22を介して与えら
れることにより第5トランジスタ23がオンし、これによ
って、第6トランジスタ24がオンして電源が単安定マル
チバイブレータ25に与えられる。この単安定マルチバイ
ブレータ25は、電源が与えられると、所定期間に亘って
ハイレベルの信号をナンドゲート26の一方の入力端子に
出力する。このナンドゲート26の他方の入力端子には、
第7トランジスタ27およびインバータ28を介して時刻表
示部1の表示セグメントを駆動するための後述する駆動
パルスが与えられており、ナンドゲート26の出力は、イ
ンバータ29を介して第1トランジスタ9に与えられる。
時刻を表示するための時刻表示部1は、第2図に示さ
れるaセグメントからgセグメントまでの日の字形のセ
グメントパターンの複数から構成されている。
時刻表示部1に表示される数字と各表示セグメントa
〜gの点灯あるいは消灯の様子を次の表に示す。この表
において、○は点灯、×は消灯を示している。
この表に示されるように、例えば、aセグメントであ
れば、表示される数字が0〜9まで変化するのに、3回
点灯,消灯を繰り返し、bセグメントでは、1回点灯,
消灯を行うことになる。
第3図は、上記表に示されるセグメントの内のaセグ
メント〜cセグメントを点灯表示させるための駆動パル
スの波形図であり、同図(A)〜(C)がa〜cセグメ
ントの各駆動パルスをそれぞれ示している。なお、第3
図には、表示される数字0〜9を併せて示している。
このaセグメントが時刻表示部1の分の桁の表示セグ
メントであるとすると、10分間に3回の駆動パルスを得
ることができ、また、時刻表示部1の10秒の桁の表示セ
グメントであるとすると、1分(=60秒)間に2回の駆
動パルスを得ることができる。
この実施例では、時刻表示部1の10秒の桁のaセグメ
ントの駆動パルスを取り出して第7トランジスタ27のベ
ースに与えるようにしている。したがって、この駆動パ
ルスは、第7トランジスタ27で反転され、さらに、イン
バータ28で反転されてナンドゲート26に与えられること
になる。
次に、上記構成を有する音響機器の動作を第4図の信
号波形図を参照しながら説明する。
先ず、タイマスイッチ18がオンされていない状態にお
いては、パルス信号出力回路21の第5,第6トランジスタ
23,24は、共にオフしており、このときには、メイン電
源スイッチ15のオンオフに拘わらず、単安定マルチバイ
ブレータ25の出力は、第4図(A)に示されるように、
ローレベルとなっている。したがって、ナンドゲート26
の出力は、第4図(C)に示されるように、ハイレベル
となり、パルス信号出力回路21の出力は、第4図(D)
に示されるようにローレベルとなる。
この状態においては、メイン電源スイッチ15がオンさ
れているときに、音量調整用の第1または第2スイッチ
11,12を操作することにより、音量が調整され、切換ス
イッチ4で選択されているソースからの音声信号がパワ
ーアンプ13で増幅されてスピーカ14より出力されること
になる。
次に、タイマスイッチ18がオンされて、しかも、メイ
ン電源スイッチ15がオフされている状態、すなわち、タ
イマのスタンバイ状態において、予め設定した時刻と現
在時刻とが一致すると、タイマ回路17からハイレベルの
電源投入信号が出力される。
この電源投入信号によって第4トランジスタ20がオン
し、さらに、第3トランジスタ16がオンすることによ
り、各部に電源が供給されて予め選択されているソース
からの音声信号が音量調整回路8に与えられる。この音
量調整回路8は、電源投入時には、初期設定により音量
がミニマムに設定されるようになっている。
一方、タイマ回路17からの電源投入信号は、パルス信
号出力回路21にも与えられており、パルス信号出力回路
21の第5トランジスタ23がオンし、さらに、第6トラン
ジスタ24がオンして単安定マルチバイブレータ25に電源
が供給され、これによって、単安定マルチバイブレータ
25からは、第4図(A)に示されるように、ハイレベル
の信号が所定期間Tに亘ってナンドゲート26に出力され
る。aセグメントの駆動パルスは、第7トランジスタ27
のベースに与えられ、この第7トランジスタ27のコレク
タからは、第4図(B)に示されるパルス信号が出力さ
れ、インバータ28によって、反転されてナンドゲート26
に与えられる。
したがって、単安定マルチバイブレータ25の出力がハ
イレベルの所定期間Tにおいては、ナンドゲート26の出
力は、第4図(C)に示されるように、駆動パルスに対
応したパルス信号となり、このパルス信号が第4図
(D)に示されるようにインバータ29で反転されて第1
トランジスタ9のベースに与えられる。この第1トラン
ジスタ9は、パルス信号が与えられる度にオンして音量
調整回路8の第1制御端子8cをローレベルとし、これに
よって、音量を上げる。
今、単安定マルチバイブレータ25のハイレベルの期間
を、約5分間とすると、設定時刻になった後に、パルス
信号出力回路21から出力されるパルスの数は、10個とな
る。すなわち、音量調整用の第1スイッチ11を10回操作
したのと同じことになる。音量調整回路8の総減衰量を
50dBとし、第1制御端子8cに印加されるパルス1個毎
に、2dB上がるとすると、この実施例では、設定時刻に
なると、音量が徐々に上がって20dBまで上がりそのまま
の状態を保つことになる。
したがって、予め設定する時刻を起床時刻にすること
により、起床時刻になると予め切換スイッチ4によって
選択してあったソースからの音楽などが徐々に音量を上
げて流れることになり、心地よく目覚めることが可能と
なる。
なお、単安定マルチバイブレータ25のハイレベルの出
力期間をもっと長くし、駆動パルスをbセグメントから
取り出すことにより、上述の実施例よりも長い期間で音
量を上げることができ、また、時刻表示部1の秒の桁の
aセグメントの駆動パルスを用いることにより、上述の
実施例よりも短い期間で音量を上げることもできる。
上述の実施例では、スタティック点灯方式の駆動パル
スを用いたけれども、本考案の他の実施例として、ダイ
ナミック点灯方式でもよく、この場合には、第7トラン
ジスタ27に代えて分周器を設けてパルス数を制御して音
量アップの時間を任意に設定することができる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、予め設定した時刻にな
ると電源が投入されて音量が徐々に大きくなるため、前
記設定時刻を起床時刻とすることにより、起床時刻にな
ると音響機器から音楽などが徐々に音量を上げて流れる
こととなり、心地よく目覚めることができる。
しかも、音響機器に従来から備えられている時刻表示
部の表示セグメントの駆動パルスを音量アップ信号とし
て利用し、さらに通常音量アップ調整に用いられる音量
調整回路の制御端子に入力して音量調整したことにより
従来からの音量調整回路を利用でき、回路構成の簡単な
音響機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図はセグ
メントパターンを示す図、第3図は表示セグメントの駆
動パルスの波形図、第4図はパルス信号出力回路の各部
の信号波形図である。 1…時刻表示部、8…音量調整回路、17…タイマ回路、
21…パルス信号出力回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の数字表示用セグメントからなる時刻
    表示部を備えるとともに、音量アップスイッチの操作に
    対応する音量アップ信号が制御端子に与えれらることに
    より、音量を上げる音量調整回路を備える音響機器にお
    いて、 予め設定した時刻になると機器の電源を投入するための
    電源投入信号を出力するタイマ回路と、 前記電源投入信号に応答して、前記複数の数字表示用セ
    グメントの内の所定のセグメントを駆動する駆動パルス
    に基づく音量調整用のパルス信号を所定期間に亘って出
    力するパルス信号出力回路とを備え、 前記パルス信号を、前記音量調整回路の制御端子に音量
    アップ信号として与えることを特徴とする音響機器。
JP1988094309U 1988-07-15 1988-07-15 音響機器 Expired - Lifetime JP2501053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094309U JP2501053Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 音響機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094309U JP2501053Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 音響機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0216094U JPH0216094U (ja) 1990-02-01
JP2501053Y2 true JP2501053Y2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=31318817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988094309U Expired - Lifetime JP2501053Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 音響機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2501053Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123838Y2 (ja) * 1977-01-20 1986-07-16
JPS6122314Y2 (ja) * 1977-01-21 1986-07-04
JPS6176559U (ja) * 1984-10-24 1986-05-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0216094U (ja) 1990-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511046A (en) Recordable timepiece
JP2501053Y2 (ja) 音響機器
US4821329A (en) Audio switch device with timed insertion of substitute signal
JPS61210599A (ja) 録音機能付電子機器
JPH08313656A (ja) 随時報知録音設定式時計装置
JPH0634043B2 (ja) オ−デイオ装置のタイマによる電源制御装置
KR200197269Y1 (ko) 알람기능(정해진 시간에 알람이 울리도록 설정,해제하는기능)의 설정시 취침메시지를 출력하는 디지털녹음기의 기능을 가진 알람시계
JP2714532B2 (ja) 時 計
JP2582410Y2 (ja) 目覚まし時計
JPH01221023A (ja) 音響装置
KR960007961Y1 (ko) 어학 연습용 시계 장치
GB2422448A (en) Dawn simulator
JPH0319114Y2 (ja)
JPH05720B2 (ja)
KR200145790Y1 (ko) 카셋트가 장착된 탁상시계
JPH0623994Y2 (ja) アラーム時計
JPH03109098U (ja)
KR20020020152A (ko) 알람기능(정해진 시간에 알람이 울리도록 설정, 해제하는기능)의 설정시 취침 메시지를 출력하는 디지털 녹음기의기능을 가진 알람시계
JPH02137128U (ja)
JPH0351764Y2 (ja)
JPH03125992A (ja) 音響機器のオンタイマー回路
JPS62266488A (ja) 時計ラジオ付テ−プレコ−ダ−
JP2003151248A (ja) ポータブルオーディオ再生装置
JP2000182365A (ja) Aiタイマー音響機器の音量制御装置
JPS58150167A (ja) タイマ−スタンバイ装置