JP2582410Y2 - 目覚まし時計 - Google Patents

目覚まし時計

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JP2582410Y2
JP2582410Y2 JP1993074525U JP7452593U JP2582410Y2 JP 2582410 Y2 JP2582410 Y2 JP 2582410Y2 JP 1993074525 U JP1993074525 U JP 1993074525U JP 7452593 U JP7452593 U JP 7452593U JP 2582410 Y2 JP2582410 Y2 JP 2582410Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスヌーズ機能を有する目
覚まし時計に関する。
【0002】
【従来の技術】設定時刻になるとアラーム音を出力し、
ユーザの操作に応じたスヌーズ指示を入力したとき当該
アラーム音の出力を一時鳴り止めにし、所定時間間隔で
再びアラーム音を出力するスヌーズ機能を有する時計が
ある。このようなスヌーズ機能を有する時計では、通
常、所定時間間隔で出力されるアラーム音は全て同じ音
響パターンおよび音量パターンを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、例えば睡眠時
間が短い場合に、同じ音響パターンおよび音量パターン
のアラーム音を所定時間間隔で出力するだけでは、ユー
ザを快く覚醒状態に誘引することはできない。
【0004】本考案は上述した従来技術の状況に鑑みて
なされ、ユーザを快く目覚めさせることができる目覚ま
し時計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来の問題を解
決し、上述した目的を達成するために、本考案の目覚ま
し時計は、所定の音響信号を出力する音源と、音量調整
信号に応じた音量で、前記音響信号に応じた音響を出力
する音響出力手段と、音響出力の一時鳴り止めを行うこ
とを指示するスヌーズ指示を入力する入力手段と、前記
音響を出力中にスヌーズ指示を入力した場合に、当該ス
ヌーズ指示の入力に応じて前記音響の出力を一時鳴り止
めにし、所定時間経過後に、音量が第1のレベルから当
該第1のレベルよりも大きな第2のレベルに至るまでの
時間がスヌーズ指示の入力回数の増加に伴い短くなるよ
うに、前記音量調整信号を生成する音量調整信号生成手
段とを有する。
【0006】
【作用】本願考案の目覚まし時計では、音響出力手段か
ら目覚まし音響を出力中に、ユーザによる入力手段の操
作よってスヌーズ指示が入力されると、音響の出力が一
時鳴り止めにされる。そして、所定時間経過後に、音量
調整信号生成手段から音量出力手段に音量調整信号が出
力され、音響出力手段から出力される音響の音量が、所
定の時間内に第1のレベルから第2のレベルに増加す
る。そして、ユーザによる入力手段の操作よってスヌー
ズ指示が入力されると、音響の出力が一時鳴り止めにさ
れる。そして、所定時間経過後に、音量調整信号生成手
段から音量出力手段に音量調整信号が出力され、音響出
力手段から出力される音響の音量が、前回よりも短時間
に第1のレベルから第2のレベルに増加する。その後、
スヌーズ指示の入力回数が多いほど、前回よりも短時間
に第1のレベルから第2のレベルに音量が増加する音響
が出力される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例に係わる目覚まし時計
について説明する。第1実施例について説明する。図1
は、本実施例の目覚まし時計1の構成図である。図1に
示すように、目覚まし時計1は主にマイコン2、音源装
置3、電子ボリューム4、スピーカ5、スイッチ部6、
アンプ7、音量調整部8および時計機構(図示せず)で
構成される。スイッチ部6は、目安スイッチ6a、目覚
ましスイッチ6b、安眠スイッチ6c、モニタスイッチ
6d、電源スイッチ6eおよびスヌーズスイッチ6fで
構成される。
【0008】目安スイッチ7aは、例えば、ユーザから
の操作に応じて目覚まし用の音響をビープ音で出力する
時刻である目安セット時刻を設定するスイッチであり、
当該設定が行われているときにオンになる。目覚ましス
イッチ7bは、ユーザの操作に応じてオン/オフされ、
時計機構の示す時刻と目安セット時刻から所定時間だけ
遡った時刻とが一致したときに、目覚まし用の音響を出
力する目覚まし動作を行うか否かを決定するスイッチで
ある。安眠スイッチ6cは、ユーザの操作に応じてオン
/オフされ、後述する安眠動作を行うか否かを決定する
スイッチである。モニタスイッチ6dは、ユーザの操作
に応じてオン/オフされ、指定された音響を指定された
音量パターンでスピーカ5から出力するモニタ動作を行
うか否かを決定するスイッチである。電源スイッチ6e
は、ユーザの操作に応じて、目覚まし時計1における音
響系の電源をオン/オフするスイッチである。スヌーズ
スイッチ6fは、例えば目覚まし用の音響が出力されて
いるときにユーザの操作に応じてオン/オフされ、音響
出力の一時鳴り止めを指示するスイッチである。
【0009】マイコン2は、スイッチ部6から指示信号
S6を入力し、当該指示信号S6に応じた制御信号S2
aおよび制御信号S2bを音源装置3および電子ボリュ
ーム4にそれぞれ出力する。マイコン2は、スピーカ5
から出力する音響に関する複数の音響出力パターンとし
ての音量パターンを記憶している。この音量パターンの
種類は、目覚まし用と安眠用とに大きく分けられる。
【0010】目覚まし用の音量パターンとしては、例え
ば図3(A)、(B)、(C)、(D)に示す音量パタ
ーン80a、80b、80c、80dが用いられる。図
3(A)に示す音量パターン80aは、目安セット時刻
に出力される音響に関する音量パターンであり、例えば
目安セット時刻の略15分前から目安セット時刻までの
間に、音量を比較的滑らかなカーブで60dBからビー
プ音の90dBに変化させるパターンである。目安セッ
ト時刻以降はビープ音が繰り返し出力される。図3
(B)に示す音量パターン80bは、スヌーズスイッチ
6fが最初に押された時刻から所定時間経過後の第1回
スヌーズ時刻に再び出力される音響に関する音量パター
ンであり、第1回スヌーズ時刻の略30秒前から第1回
スヌーズ時刻までの間に、音量レベルが音量パターン8
0aより全体的に高く、音量を2段階のカーブで60d
Bからビープ音の90dBに変化させるパターンであ
る。第1回スヌーズ時刻以降はビープ音が繰り返し出力
される。
【0011】図3(C)に示す音量パターン80cは、
スヌーズスイッチ6fが2回目に押された時刻から所定
時間経過後の第2回スヌーズ時刻に再び出力される音響
に関する音量パターンであり、第2回スヌーズ時刻の略
15秒前から第2回スヌーズ時刻までの間に、音量を比
較的急激なカーブで60dBからビープ音の90dBに
変化させるパターンである。第2回スヌーズ時刻以降は
ビープ音が繰り返し出力される。図3(D)に示す音量
パターン80dは、スヌーズスイッチ6fが3回目に押
された時刻から所定時間経過後の第3回スヌーズ時刻に
再び出力される音響に関する音量パターンであり、第3
回スヌーズ時刻の略6秒前から第3回スヌーズ時刻まで
の間に、音量を音量パターン80cよりさらに急激なカ
ーブで60dBからビープ音の90dBに変化させるパ
ターンである。第3回スヌーズ時刻以降はビープ音が繰
り返し出力される。
【0012】このように、スヌーズスイッチ6fが押さ
れた回数に応じて、音響を一時鳴り止めした後に再度出
力するときに用いる音量パターンを、前回に比べて急激
にビープ音に達するパターンに順次変化させることで、
不快感を与えることなくユーザを覚醒できる。また、目
安セット時刻およびスヌーズ時刻から所定時間だけ遡っ
た時刻から音響を徐々に出力することで、ユーザの眠り
を深い状態から浅い状態に誘引し、目安セット時刻およ
びスヌーズ時刻に不快感を与えずにユーザを覚醒させる
ことができる。
【0013】安眠用の音量パターンとしては、例えば図
4に示す音量パターン81が用いられ、この音量パター
ン81は例えば安眠スイッチ6cがオンにされた安眠セ
ット時刻から15分経過するまでの間に安眠用の音響を
正弦波状で構成される波形で略75dBから略60dB
の音量に変化させた後に消音する。このように、安眠用
の音響の音量を正弦波状で構成される波形で変化させて
出力することで、誘眠効果を高めることができる。
【0014】制御信号S2aは、音源装置3に記憶され
た複数の種類の音響信号のうちスピーカ5から出力する
音響信号を特定する信号である。制御信号S2bは、予
め記憶された複数の音量パターンのうち特定の音量パタ
ーンに応じた信号である。
【0015】音源装置3は、例えば、複数の種類の音響
信号を記憶した内蔵ROMなどを有し、マイコン2から
の制御信号S2aに基づいて、所定の音響信号S3を電
子ボリューム4に出力する。
【0016】電子ボリューム4は、音源装置3から入力
した音響信号S3の音量を、マイコン2から入力した制
御信号S2bに対応した音量パターンでレベル調整し、
このレベル調整された音響信号S4を出力端子P47に
出力する。
【0017】音量調整部8を構成する可変抵抗R27
は、一端が電子ボリューム4の出力端子P47に接続さ
れ、他端が接地されている。音量調整部8は、例えば、
回転部を回転させることでアンプ7の入力端子に接続さ
れた可変部27aの抵抗R27における接続位置を変化
せさ、この変化に応じて出力端子47に現れる音響信号
S4のレベルを変化させてアンプ7の入力端子に出力す
る。
【0018】アンプ7は、可変部27aのレベルを所定
の増幅率で増幅してスピーカ5の入力端子に出力する。
アンプ7の電源は、pnp型のトランジスタTr28を
介して電源電圧Vccが印加され、Tr28のベースに
出力されるマイコン2からの制御信号S2cに応じてオ
ン/オフされる。
【0019】以下、電子ボリューム4の構成について詳
細に説明する。図1において、R11〜R16およびR
21〜R26はレジスタ、INV31〜INV36はイ
ンバータ、P41a〜P46a、P41b〜P46b、
P51a〜P56aおよびP51b〜P56bは端子、
G61a〜G66aおよびG61b〜G66bはゲート
を示す。電子ボリューム4は、マイコン2から入力され
る6ビットの制御信号S2bの各ビットに対応した6つ
の切換回路71〜76を有する。
【0020】切換回路71は、抵抗R11、音源装置3
からの音響信号S3を入力する端子P41a、接地され
た端子P41b、抵抗R11と接続された端子P51a
および端子P51b、制御信号S2bのうち対応するビ
ット情報を伝達するビット線に直接接続され端子P41
a、端子P41aと端子P51aとの接続の有無を決定
するゲートG61a、および、上記ビット線にインバー
タINV31を介して接続され端子P41bと端子P5
1bとの接続の有無を決定するゲート61bを有する。
ゲートG61a、G61bは、例えばハイレベルのとき
に上記接続をオン、ローレベルのときの上記接続をオフ
にし、ゲートG61bにはゲートG61aに印加される
信号と逆相の信号が印加される。従って、ゲートG61
aおよびゲートG61bのいずれか一方のみオンにな
る。その結果、抵抗R11の出力端子と反対側の端子に
は、音響信号S3に応じたレベル、および、接地レベル
のいずれかのレベルが現れる。切換回路72〜76は、
切換回路71と同一の構成である。
【0021】切換回路71の出力端子となる抵抗R11
の端子は、順次直列に接続された抵抗R22、R23、
R24、R25、R26およびコンデンサC70を介し
て電子ボリューム4の出力端子P47に接続されてい
る。切換回路72の出力端子となる抵抗R12の端子は
抵抗R22と抵抗R23との接続部に接続され、切換回
路73の出力端子となる抵抗R13の端子は抵抗R23
と抵抗R24との接続部に接続され、切換回路74の出
力端子となる抵抗R14の端子は抵抗R23と抵抗R2
4との接続部に接続され、切換回路75の出力端子とな
る抵抗R15の端子は抵抗R25と抵抗R26との接続
部に接続され、切換回路76の出力端子となる抵抗R1
6の端子は抵抗R26とコンデンサC70との接続部に
接続され、当該接続部と反対側のコンデンサC70の端
子が電子ボリューム4の出力端子P47となる。
【0022】電子ボリューム4は、制御信号S2bに基
づいて抵抗R11〜R16の入力側の端子のレベルを音
響信号S3および接地のいずれかに決定することで、ス
ピーカ5の入力端子に現れる音響信号S3のレベルを2
6 =64段階に増幅および接地してレベル調整する。
【0023】例えば、制御信号S2bが「11111
1」のとき、ゲートG61a〜G66aが全てオン、ゲ
ートG61b〜G66bが全てオフになり、電子ボリュ
ーム4は実質的に図2(A)に示す等化回路となり、電
子ボリューム4に入力される音響信号S3のレベルは上
記64段階のうち最大に増幅されて出力端子R71に出
力される。また、例えば制御信号S2bが「00000
0」のとき、ゲートG61a〜G66aが全てオフ、ゲ
ートG61b〜G66bが全てオンになり、電子ボリュ
ーム4は実質的に図2(B)に示す等化回路となり、電
子ボリューム4に入力される音響信号S3のレベルは接
地レベルで出力端子R71に出力される。上述したよう
に、電子ボリューム4を用いることで音源装置3からの
音響信号S3を、マイコン2からの制御信号S2bに基
づいて、64段階の音量を用いてレベル調整することが
できる。
【0024】次に、目覚まし時計1における処理につい
て説明する。図5は目覚まし時計1における処理のフロ
ーチャートである。 ステップS1:マイコン2は電源スイッチ6eがオンで
あると判断すると、ステップS2の処理を行う。 ステップS2:システムに関する所定の初期化処理が行
われる。 ステップS3:マイコン2からトランジスタTr28の
ベースにハイレベルの制御信号S2cが出力され、トラ
ンジスタTr28はオフになり、電源電圧Vccのアン
プ7への印加は停止する。 ステップS4:マイコン2は、所定の指示信号を入力す
るとステップS5の処理を行う。
【0025】 ステップS5:マイコン2からトランジスタTr28の
ベースにローレベルの制御信号S2cが出力され、トラ
ンジスタTr28はオンになり、電源電圧Vccのアン
プ7への印加が行われる。このように、音声出力を行わ
ないときにVccからアンプ7への電源供給を停止させ
ることで電池を節約できる。 ステップS6:マイコン2は目安スイッチ6cがオンで
あるか否かを判断する。マイコン2は、目安スイッチ6
cがオンであると判断し、なおかつ、時計機構の示す時
刻と予め設定された目安セット時刻から15分だけ遡っ
た時刻とが一致していると判断した場合にはステップS
7の処理を行い、そうでない場合にはステップS9の処
理を行う。 ステップS7:マイコン2は目覚ましスイッチ6bがオ
ンであるか否かを判断し、オンであると判断した場合に
はステップS8の処理を行い、オフであると判断した場
合にはステップS9の処理を行う。
【0026】 ステップS8:マイコン2は目覚まし動作を行う。図
6、図7はマイコン2によるステップS8の処理のフロ
ーチャートである。 ステップS81:マイコン2は、目覚まし用の音響とし
て予め定められた音響を特定する制御信号S2aを音源
装置3に出力すると共に、予め記憶された複数の音量パ
ターンのうち音量パターン80aに対応した制御信号S
2bを電子ボリューム4に出力する。音源装置3は制御
信号S2aを入力すると、制御信号S2aで特定される
音響信号S3を電子ボリューム4に出力する。そして、
電子ボリューム4は、音源装置3から入力された音響信
号S3を、マイコン2から入力された制御信号S2b
(音量パターン80a)に基づいてレベル調整して、出
力端子S47に出力し、出力端子S47のレベルに応じ
た音響がスピーカ5から出力される。
【0027】 ステップS82:マイコン2は、ユーザの操作に応じて
スヌーズスイッチ6fがオンにされるとステップS81
における音量パターン80aに応じた音響出力を一時鳴
り止めにする。 ステップS83:例えば、スヌーズスイッチ6fがオン
にされた時刻から1分間経過後に一時鳴り止めを解除
し、ステップS84の処理を行う。ステップS84、S
87、S90における処理は、音量パターン80aに代
えて音量パターン80b、80c、80dをそれぞれ用
いること以外はステップS81における処理と同様であ
る。また、ステップS85、S88、S91における処
理はステップS82における処理と同様である。さら
に、ステップS86、S89における処理はステップS
83における処理と同様である。図6、図7に示すよう
に、スヌーズスイッチ6fが押された回数に応じて、音
響を一時鳴り止めした後に再度出力するときに用いる音
量パターンを、前回に比べて急激にビープ音に達するパ
ターンに順次変化させることで、不快感を与えることな
くユーザを覚醒できる。
【0028】 ステップS9:マイコン2は、安眠スイッチ6cがオン
であるか否かを判断し、オンであると判断した場合には
ステップS12の処理を行い、オフであると判断した場
合にはステップS10の処理を行う。
【0029】 ステップS12:マイコン2は安眠動作を行う。安眠動
作において、マイコン2は、安眠用の音響として予め定
められた音響を特定する制御信号S2aを音源装置3に
出力すると共に、安眠用の音量パターンに対応した制御
信号S2bを電子ボリューム4に出力する。音源装置3
は制御信号S2aを入力すると、制御信号S2aで特定
される音響信号S3を電子ボリューム4に出力する。そ
して、電子ボリューム4は、音源装置3から入力された
音響信号S3を、マイコン2から入力された制御信号S
2bに基づいてレベル調整して、出力端子S47に出力
し、出力端子S47のレベルに応じた音響がスピーカ5
から出力される。このとき、スピーカ5から出力される
安眠用の音響の音量パターンは例えば図6に示す音量パ
ターン81になる。マイコン2は、例えば安眠用の音響
の出力開始時から15分経過すると、上述した安眠動作
を終了し、ステップS6の処理を再び行う。
【0030】 ステップS10:マイコン2は、モニタスイッチ6dが
オンであるか否かを判し、オンであると判断した場合に
はステップS11の処理を行い、オフである判断した場
合にはステップS6の処理を再び行う。
【0031】 ステップS11:マイコン2はモニタ動作を行う。マイ
コン2は、モニタ動作において、安眠用あるいは目覚ま
し用の音響として予め定められた音響を、特定された安
眠用あるいは目覚まし用の音量パターンを用いてスピー
カ5から出力する。
【0032】上述したように、本実施例の目覚まし時計
1によれば、ユーザの操作に応じてスヌーズスイッチ6
fが押下された回数に応じて次に音響出力を行う際に、
前回用いられた音量パターンに比べて急激にビープ音に
達する音響パターンを用いて音響出力を行うことで覚醒
時におけるユーザの不快感を和らげることができる。
【0033】第2実施例について説明する。上述した実
施例では、音響出力パターンとして音量パターンを用い
た場合について例示したが、音量出力パターンとして音
響の種類を時間的に変化させる図8(A)、(B)、
(C)、(D)に示すような音響パターン90a、90
b、90c、90dを用いてもよい。図8(A)に示す
音響パターン90aは、目安セット時刻に出力される音
響に関する音響パターンであり、目安セット時刻の略9
00秒前から略300秒前までは効果音、目安セット時
刻の略10秒前から目安セット時刻までは行進曲、およ
び、目安セット時刻以降はベル音を出力させるパターン
である。目安セット時刻以降はベル音が繰り返し出力さ
れる。
【0034】図8(B)に示す音響パターン90bは、
第1回スヌーズ時刻に出力される音響に関する音響パタ
ーンであり、第1回スヌーズ時刻の略30秒前から略2
0秒前までは効果音、目安セット時刻の略20秒前から
第1回スヌーズ時刻までは行進曲、および、第1回スヌ
ーズ時刻以降はベル音を出力させるパターンである。第
1回スヌーズ時刻以降はベル音が繰り返し出力される。
図8(C)に示す音響パターン90cは、第2回スヌー
ズ時刻に出力される音響に関する音響パターンであり、
第2回スヌーズ時刻の略15秒前から略10秒前までは
効果音、第2回スヌーズ時刻の略10秒前から第2回ス
ヌーズ時刻までは行進曲、および、第2回スヌーズ時刻
以降はベル音を出力させるパターンである。第2回スヌ
ーズ時刻以降はベル音が繰り返し出力される。図8
(D)に示す音響パターン90dは、第3回スヌーズ時
刻に出力される音響に関する音響パターンであり、第3
回スヌーズ時刻の略6秒前から第3回スヌーズ時刻まで
は行進曲、および、第3回スヌーズ時刻以降はベル音を
出力させるパターンである。第3回スヌーズ時刻以降は
ベル音が繰り返し出力される。
【0035】このように、スヌーズスイッチ8fが押下
された回数に応じて、次に音響出力を行う際に用いられ
る音響パターンとして、前回用いられた音響パターンに
比べて比較的早い段階で効果音によりも覚醒作用の高い
行進曲を出力するパターンを用いることで、覚醒時にお
けるユーザの不快感を和らげることができる。
【0036】本考案の目覚まし時計は、上述した実施例
に限定されない。例えば、音量パターンおよび音響パタ
ーンの種類は改変することができる。また、目覚まし用
の音響の目安セット時刻およびスヌーズ時刻から遡った
音響出力開始時刻は上述した実施例に限定されない。さ
らに、上述した実施例では、電子ボリューム4を用いて
音響信号のレベル調整を行う場合について例示したが、
コンピュータを用いて同様なレベル調整を行うようにし
てもよい。
【0037】
【考案の効果】上述したように、本考案の目覚まし時計
によれば、覚醒時におけるユーザの不快感を和らげるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係わる目覚まし時計の構
成図である。
【図2】マイコンからの制御信号に応じた図1に示す目
覚まし時計の実質的な等化回路の構成を説明するための
図である。
【図3】本考案の第1実施例に係わる目覚まし時計にお
けるスヌーズスイッチが押下された回数に応じた目覚ま
し音響の音量パターンを説明するための図である。
【図4】安眠用の音量パターンを説明するための図であ
る。
【図5】本考案の第1実施例に係わる目覚まし時計にお
ける処理のフローチャートである。
【図6】図5に示すステップS8における処理のフロー
チャートである。
【図7】図5に示すステップS8における処理のフロー
チャートである。
【図8】本考案の第2実施例に係わる目覚まし時計にお
けるスヌーズスイッチが押下された回数に応じた目覚ま
し音響の音響パターンを説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・目覚まし時計 2・・・マイコン 3・・・音源装置 4・・・電子ボリューム 5・・・スピーカ 6・・・スイッチ部 6f・・・スヌーズスイッチ 7・・・アンプ 8・・・音量調整部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の音響信号を出力する音源と、 音量調整信号に応じた音量で、前記音響信号に応じた音
    響を出力する音響出力手段と、 音響出力の一時鳴り止めを行うことを指示するスヌーズ
    指示を入力する入力手段と、 前記音響を出力中にスヌーズ指示を入力した場合に、当
    該スヌーズ指示の入力に応じて前記音響の出力を一時鳴
    り止めにし、所定時間経過後に、音量が第1のレベルか
    ら当該第1のレベルよりも大きな第2のレベルに至るま
    での時間がスヌーズ指示の入力回数の増加に伴い短くな
    るように、前記音量調整信号を生成する音量調整信号生
    成手段と を有する目覚まし時計。
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