JP5943534B2 - オーディオ再生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、設定した時刻にラジオや携帯プレイヤー等のオーディオ信号の放音を開始するアラーム機能を備えたオーディオ再生装置に関する。
ラジオ受信機に目覚まし機能(アラーム機能)を組み合わせた装置が従来より実用化されている(たとえば特許文献1)。この種の装置は、ユーザが設定したアラーム時刻が到来すると、ラジオ放送の受信をオンしたりアラーム音を鳴動させたりすることにより、ユーザを覚醒させる機能を備えている。
特開平5−022172号公報
しかし、従来のこの種の装置は、アラーム時刻が到来すると、突然大きな音量でラジオが鳴りはじめるため、ユーザは大きな音響で急に覚醒させられることになり、目覚めの感覚が不快なものであった。また、一部には音量を徐々に大きくしてゆくものも実用化されているが、それでも耳障りな音で覚醒させられる場合があり、ユーザにとって快適なものとは言えなかった。
この発明は、ユーザを快適に目覚めさせることができるオーディオ再生装置を提供することを目的とする。
この発明は、アラーム時刻を設定する時刻設定部と、オーディオプレーヤが接続され、該オーディオプレーヤにセットされた楽曲をオーディオ信号として再生するオーディオ信号処理部と、ユーザを覚醒させるための周期音であるアラーム音を発生するアラーム音発生部と、前記オーディオ信号処理部が出力したオーディオ信号を音響として放音する放音部と、前記オーディオ信号処理部が出力したオーディオ信号を音響として放音する放音部と、を備え、前記オーディオ信号処理部は、前記時刻設定部によって設定されたアラーム時刻の所定時間前にオーディオ信号の出力を開始し、該オーディオ信号の音量を前記所定時間を掛けて予め設定された音量まで徐々に上昇させ、且つ、前記オーディオ信号に対するフィルタ処理の特性を前記所定時間を掛けて中高音域をカットする特性から周波数帯域を制限をしない特性になるまで変化させ、前記アラーム音発生部は、前記アラーム時刻になったとき、前記アラーム音を前記オーディオ信号に重ねて発生させることを特徴とする。
上記発明において、前記オーディオ信号を一旦停止させるスヌーズ操作部をさらに備え、前記アラーム音発生部は、前記スヌーズ操作部が1回操作されたときアラーム音を停止させ、前記オーディオ信号処理部が、前記スヌーズ操作部が2回操作されたとき所定のスヌーズ時間だけオーディオ信号の出力を停止し、このスヌーズ時間後は、前記オーディオ信号の音量を前記立ち上がり時間よりも短い時間で音量を前記予め設定された音量まで上昇させ、且つ、前記フィルタ処理を行わないようにしてもよい。
この発明によれば、不快な帯域が除かれ、耳に優しい音質で音楽等の音響が鳴りはじめるため、ユーザは睡眠からゆっくり覚醒してゆき、快適に目覚めることが可能になる。
この発明の実施形態であるオーディオ再生装置のブロック図 アラームのコンビモード時の動作を説明する図 コンビモード時のボリウム値制御、カットオフ周波数制御を説明する図 アラームのオーディオモード、ビープ音モード時の動作を説明する図 アラームモード時の制御部の動作を示すフローチャート アラームモード時の制御部の動作を示すフローチャート アラームモード時の制御部の動作を示すフローチャート アラームモード時の制御部の動作を示すフローチャート
図面を参照してこの発明の実施形態であるオーディオ再生装置について説明する。このオーディオ再生装置は、ラジオチューナやポータブル再生装置の再生音を拡声・放音する機能を備える。また、このオーディオ再生装置はアラーム機能を備え、セットされた時刻が来るとオーディオ信号の再生を開始するとともに、アラーム機能のモードに応じてビープ音を発生する。
図1はオーディオ再生装置のブロック図である。制御部10は装置全体の動作を制御する。制御部10には、操作部11、表示部12、クロック(時計)13、信号処理部22、チューナ20、セレクタ21、音源23、アンプ24等が接続されている。
操作部11は、オーディオソースを切り換えるセレクトスイッチ11A、アラームセット/停止ボタン11B、時刻設定ボタン11C、スヌーズボタン11D、ボリウムスイッチ11E等の各種スイッチ、ボタンが含まれている。表示部12はLEDが縦横に配列されたドットマトリクス表示器であり、時刻、ラジオのチャンネル、再生中の曲名等が表示される。
セレクタ21には、ポータブルオーディオプレイヤ2、内蔵のチューナ20等が接続されており、セレクトスイッチ11Aの操作に応じてそのいずれか1つを選択して後段の信号処理部22に接続する。なお、ポータブルオーディオプレイヤ2は、有線または無線でこのオーディオ再生装置1に接続される。
信号処理部22は、DSPで構成されており、入力されたオーディオ信号のフィルタリングや音量調節等を行う。また音源23は、FM音源でありアラーム用のビープ音を発生して信号処理部22に入力する。信号処理部22が処理したオーディオ信号はアンプ24に入力される。アンプ24はこのオーディオ信号を増幅してスピーカ25に出力する。スピーカ25はこのオーディオ信号を音響として放音する。
このオーディオ再生装置は、アラーム機能を備えている。アラーム機能とは、ユーザが時刻(アラーム時刻)を設定し、このアラーム時刻が到来すると音響を放音する機能である。音響は、セレクタ21で選択されたソースのオーディオ信号の再生(オーディオモード)、ビープ音の発生(ビープ音モード)、および、その組み合わせ(コンビネーションモード(コンビモード))のいずれかをユーザが選択可能である。
図2、図3を参照してコンビモードにおけるオーディオ再生装置1の動作について説明する。図2はアラーム時刻前後のオーディオ信号の音量制御、ビープ音の鳴動制御を示す図であり、横軸に経過時間、縦軸に聴感音量(実音量)を示している。また、図3はオーディオ信号の再生開始時のフィルタ特性の制御、ボリウム値の制御、実音量の変化を示す図である。
まず、図2において、ユーザによってセットされたアラーム時刻の3分前にオーディオ信号の再生を開始し、3分間を掛けて、オーディオ信号の音量制御値であるボリウム値、および、オーディオ信号の音質を制御するフィルタ処理のカットオフ周波数を徐々に上昇させる。この3分間がアラームの立ち上がり時間である。
フィルタ処理は高音域をカットするローパスフィルタであり、そのカットオフ周波数を変化させる。同図(A)はフィルタ処理のカットオフ周波数の制御特性を示す図である。カットオフ周波数は、再生開始から30秒間は300Hzに維持される。これにより、耳障りな中高音域がカットされ、低音域のみの(胎動音のような)音響が最初に放音される。再生開始後30秒から2分までの間にカットオフ周波数が徐々に上昇し、2分経過時にカットオフ周波数が無限大(フィルタ処理なし)となるように制御される。
また、図3(B)はボリウム値の制御特性を示す図である。ボリウム値は、−100dBから設定値まで(dB値を)直線的に上昇するように制御される。ボリウム値の設定値はアラームセット時にユーザが設定した音量値である。そして、このボリウム制御による音量の変化と、フィルタ処理のカットオフ周波数制御による音量の変化を合成すると同図(C)のように音量が変化する。
図2にもどって、オーディオ信号の再生を開始してから3分が経過してアラーム時刻になったとき、オーディオ信号の再生音量をユーザが設定した値まで上昇させるとともに、ビープ音を発生する。これ以後、オーディオ信号が設定された音量で放音されるとともに、ビープ音が放音され、ユーザに覚醒を促す。
この状態でユーザがスヌーズボタン11Dをオンすると、オーディオ再生装置1は、図2(A)に示すように、オーディオ信号を再生したままでビープ音を停止して、スヌーズ状態に入る。このスヌーズ状態の時間は5分間である。この状態で5分が経過すると、オーディオ再生装置1は、再度ビープ音を鳴動させる。この状態でスヌーズボタン11Dが再度オンされると、上記と同じようにスヌーズ状態を繰り返す。また、アラームセット/停止ボタン11Bがオンされるとこのアラーム動作を終了して電源をオフする。
図2(A)に示したように、オーディオ信号が再生され且つビープ音が鳴動しているときにスヌーズボタン11Dがオンされると、オーディオ再生装置1はオーディオ信号を再生しつつビープ音のみを停止する。一方、ビープ音が鳴動しておらずオーディオ信号のみが再生されているときに、スヌーズボタン11Dがオンされるとオーディオ信号の再生も停止して5分のスヌーズ状態に入る(同図(B)参照)。同図ではビープ音をスヌーズボタン11Dで停止させたのち再度スヌーズボタン11Dをオンしてオーディオ信号を停止する手順を示しているが、ビープ音が鳴動するまえ(オーディオ信号の音量が上昇している途中)などにスヌーズボタン11Dがオンされても同じようにスヌーズ状態にはいる。
このスヌーズ状態では、オーディオ再生装置1は、5分が経過すると、再度オーディオ信号の再生を開始し、徐々に音量を上昇させてゆくが、このときは、1分間で−100dBから設定値に到達するようにボリウム値を制御する。またこのときフィルタ処理は行わない。既にユーザはある程度の覚醒していると考えれるからである。ボリウム値の制御が終了した1分後にビープ音を鳴動させる。このオーディオ信号とビープ音が一緒に鳴動しているときの動作は図2(A)に示したとおりである。
図4を参照してオーディオモード、ビープ音モードにおけるオーディオ再生装置1の動作について説明する。この図はアラーム時刻直後のオーディオ信号の音量制御、ビープ音の鳴動制御を示す図であり、図2と同様に、横軸に経過時間、縦軸に聴感音量(実音量)を示している。
図4(A)はオーディオモード時のボリウム値制御を示す図である。オーディオモードの場合、オーディオ信号そのものがユーザを覚醒させる音響であるため、オーディオ再生装置1は、アラーム時刻が到来したときオーディオ信号の再生をスタートさせる。ボリウム値の制御特性は図3(B)と同様であるが、図3(A)に示すようなフィルタ処理は行わない。これはオーディオ信号そのものがユーザを覚醒させるための音響だからである。
そして、オーディオ信号の再生を開始したのち、スヌーズボタン11Dがオンされると、オーディオ信号を停止して5分間のスヌーズ状態にはいる。このスヌーズ状態で5分が経過すると、オーディオ再生装置1は再度オーディオ信号の再生を開始し、1分間で−100dBから設定値に到達するようにボリウム値を制御する。
図4(B)はビープ音モード時の発生制御を示す図である。オーディオ再生装置1はアラーム時刻が到来すると、ビープ音の発生を開始する。この状態でスヌーズボタン11Dがオンされると、ビープ音を停止して5分のスヌーズ状態に入る。そして5分が経過すると再度ビープ音の発生を再開する。
つぎに、図5〜図8のフローチャートを参照して、アラームモード時の制御部10動作を説明する。
図5はアラームセット時の制御部10の動作を示すフローチャートである。ユーザによってアラームセットボタン11Bがオンされるとこの動作がスタートする。まず、アラームモードの選択を受け付ける(S1)。アラームモードは、上述のオーディオモード、ビープ音モード、コンビモードである。ユーザによって選択されたモードがオーディオモードのときはその旨を記憶して(S2)、S5に進む。ユーザによって選択されたモードがビープ音モードのときはその旨を記憶して(S3)、S7に進む。ユーザによって選択されたモードがコンビモードの場合はその旨を記憶して(S4)、S5に進む。
S5ではオーディオソースの選択を受け付ける。選択可能なオーディオソースは、図3ではポータブル再生装置2またはラジオチューナ20であるが、オーディオソースはこれに限定されない。つぎにアラームモード時のボリウム値の設定を受け付ける(S6)。このボリウム値は、通常モード時のボリウム値とは連動しておらず、アラームモード時のみのボリウム値である。つぎにアラーム時刻の設定を受け付ける(S7)。アラーム時刻の設定を受け付けたのちこれらを記憶して電源をオフする(S8)。
図6は制御部10のアラーム起動制御動作を示すフローチャートである。この動作はアラームセットからアラーム動作を起動するまでの処理であり、図5のアラームセット動作ののち、一定時間ごと(たとえば1秒ごと)に実行される動作である。
動作がスタートするとアラームのモードがコンビモードである否かを判断する(S11)。コンビモードの場合には(S11でYes)、アラーム時刻の3分前であるか(S12)、またはアラーム時刻であるかを判断する(S18)。アラーム時刻でなくその3分前でもなければ今回の動作は終了する。アラーム時刻の3分前であれば(S12でYES)、S13〜S17の動作を実行する。
アラーム時刻の3分前であれば、オーディオ再生装置1全体の電源をオンし(S13)、信号処理部22に対してフィルタ処理のカットオフとして300Hzをセットし(S14)、ボリウム値として−100dBをセットする(S15)。そして、オーディオ信号の再生を開始する(S16)。このオーディオ信号の再生開始は、チューナ20の場合には、選択されているチャンネルにチューニングして受信信号を信号処理部22に入力する処理であり、ポータブル再生装置2の場合には、ポータブル再生装置2の電源をリモートでオンして所定のオーディオファイルの読み出し(再生)をスタートさせる等の処理である。そして、図3(A)、(B)に示す制御特性を信号処理部22に設定して、3分間のフィルタ制御、音量制御を行わせる(S17)。
ここでは、フィルタ処理のカットオフ周波数の制御、ボリウム値の制御は信号処理部22が自ら行うようにしているが、制御部10が別の処理動作で、信号処理部22に対して刻々とカットオフ周波数、ボリウム値を設定するようにしてもよい。
また、コンビモードでアラーム時刻が到来した場合は(S18でYES)、オーディオ信号に加えてさらにビープ音を鳴動させる(S26)。
アラームのモードがコンビモードでない場合には(S11でNO)、アラーム時刻であるか否かを判断する(S20)。アラーム時刻であれば(S20でYES)、メロディモードであるか否かを判断する(S21)。オーディオモードであれば(S21でYES)、S22〜S25の動作を実行する。
オーディオモードでアラーム時刻が到来すると、オーディオ再生装置1全体の電源をオンし(S22)、信号処理部22に対してボリウム値として−100dBをセットする(S23)。そして、オーディオ信号の再生を開始する(S24)。そして、図3(B)に示す制御特性を信号処理部22に設定して、3分間の音量制御を行わせる(S25)。ここではボリウム値の制御は信号処理部22が自ら行うようにしているが、制御部10が別の処理動作で、信号処理部22に対して刻々とボリウム値を設定するようにしてもよい。
また、S21においてオーディオモードでない場合すなわちビープ音モードの場合には(S21でNO)、装置のの電源をオンして(S26)、音源23にビープ音を発生させ、スピーカ25から鳴動させる(S27)。
図7(A)はスヌーズボタン11Dがオンされたときの動作を示すフローチャートである。スヌーズボタン11Dがオンされると、まずビープ音が鳴動中であるかを判断する(S30)。ビープ音が鳴動中の場合には、このビープ音を停止して(S31)、タイマをスタートさせる(S34)。ビープ音が鳴動していない場合には(S30でNO)、オーディオ信号が再生されているかを判断する(S32)。オーディオ信号が再生されている場合には(S32でYES)、このオーディオ信号の再生を停止して(S33)、タイマをスタートさせる(S34)。ビープ音の鳴動もオーディオ信号の再生もない場合にはそのまま動作を終了する。
ビープ音が鳴動しておらずオーディオ信号が再生されていない場合とは、アラームモードでアラーム時刻が未だ到来していない場合や、図2(B)のスヌーズ状態の場合などである。また、アラームモードがセットされていない場合にも、このスヌーズボタンのオン操作は無視される。
図7(B)はアラーム停止ボタン11Bがオンされたときの動作を示すフローチャートである。アラーム停止ボタン11Bがオンされると、そのとき鳴動しているビープ音、オーディオ再生音を停止する(S40、S41)。そしてアラームモードを解除して通常モードに移行したのち(S42)、電源をオフする(S43)。こののち、ユーザにより電源がオンされると通常モードで動作する。通常モードの動作とは、ユーザによりセレクトスイッチ11Aで選択されたオーディオソースをボリウムスイッチ11Eで設定されたボリウム値で再生する動作である。
図8はタイマ管理動作を示すフローチャートである。スヌーズボタンの操作に対応してスタートしたタイマを管理する動作である。この動作はタイマが動作している間、所定時間ごと(たとえば1秒ごと)に実行される。
まず、タイマがスタートしたのち5分が経過したタイミングであるかを判断する(S49)。5分が経過したタイミングの場合にはスヌーズ状態を解除してオーディオ信号の再生またはビープ音の鳴動を再開する。
5分が経過したとき(S49でYES)、モードがビープ音モードであるか(S50)、または、コンビモードでオーディオ信号の再生中であるかを判断する(S51)。ビープ音モードの場合(S50でYES)またはコンビモードでオーディオ信号の再生中(S51でYES)であば、ビープ音の鳴動を再生し(S52)、タイマを停止して(S53)、動作を終了する。
ビープ音モードでなく(S50でNO)、コンビモードでオーディオ信号の再生中でもなければ(S51でNO)、すなわち、オーディオモードまたはコンビモードでオーディオ信号が停止している状態の場合には、信号処理部22に対してボリウム値として−100dBをセットして(S54)、オーディオ信号の再生を再開する(S55)。そして1分間でボリウム値を設定値まで上昇させる制御特性を信号処理部22に設定してボリウム値制御を行わせる(S56)。ここではボリウム値の制御は信号処理部22が自ら行うようにしているが、制御部10が別の処理動作で、信号処理部22に対して刻々とボリウム値を設定するようにしてもよい。そして、アラームのモードがコンビモードか否かを判断する(S57)。コンビモードの場合には(S57でYES)1分後にビープ音を鳴動させるためタイマを動作させたままで動作を終了する。コンビモードでない場合、すなわちオーディオモードの場合には(S57でNO)、タイマを停止させて(S58)、動作を終了する。
S49でタイマスタート後5分を経過したタイミングでないと判断された場合、S60に進んで、タイマがスタートしてから6分が経過したタイミングであるかを判断する(S60)。6分までタイマで計時するのはコンビモードの場合のみである。6分が経過すると(S60でYES)、オーディオ信号に加えてビープ音を鳴動させ(S61)、タイマを停止する(S62)。
タイマが動作しているが5分経過タイミングでも6分経過タイミングでもない場合にはなにもしないで動作を終了する。
この実施形態では、コンビモードのとき、信号処理部22のフィルタ処理でローパスフィルタのカットオフを300Hzから∞まで変化させたが、所定周波数(たとえば300Hz)以上の周波数帯域の減衰率を変化(たとえば−100dB〜0dB)させるようしてもよい。また、信号処理部22のフィルタ処理において、バンドパスフィルタを用いて低音側についても制御してもよい。
また、オーディオモードではアラーム起動時にオーディオ信号のボリウム値のみ制御し、フィルタ処理を行っていないが、フィルタ処理を行ってもよい。この場合、図3(A)とは異なる態様のフィルタ処理を行ってもよい。また、オーディオモードの場合にも、アラーム時刻の所定時間前(たとえば3分前)に再生をスタートし、アラーム時刻にボリウム値が設定値になるようにしてもよい。
また、アラーム用に鳴動させるビープ音はどのようなものであってもよい。単純なブザー音やベル音であってもよく、オーディオ信号と競合しない楽音であってもよい。
1 オーディオ再生装置
2 ポータブル再生装置
10 制御部
11 操作部
13 クロック(時計)
22 信号処理部

Claims (2)

  1. アラーム時刻を設定する時刻設定部と、
    オーディオプレーヤが接続され、該オーディオプレーヤにセットされた楽曲をオーディオ信号として再生するオーディオ信号処理部と、
    ユーザを覚醒させるための周期音であるアラーム音を発生するアラーム音発生部と、
    前記オーディオ信号処理部が出力したオーディオ信号を音響として放音する放音部と、
    を備え、
    前記オーディオ信号処理部は、前記時刻設定部によって設定されたアラーム時刻の所定時間前にオーディオ信号の出力を開始し、該オーディオ信号の音量を前記所定時間を掛けて予め設定された音量まで徐々に上昇させ、且つ、前記オーディオ信号に対するフィルタ処理の特性を前記所定時間を掛けて中高音域をカットする特性から周波数帯域を制限をしない特性になるまで変化させ、
    前記アラーム音発生部は、前記アラーム時刻になったとき、前記アラーム音を前記オーディオ信号に重ねて発生させる
    オーディオ再生装置。
  2. 前記オーディオ信号を一旦停止させるスヌーズ操作部をさらに備え、
    前記アラーム音発生部は、前記スヌーズ操作部が1回操作されたときアラーム音を停止させ、
    前記オーディオ信号処理部は、前記スヌーズ操作部が2回操作されたとき所定のスヌーズ時間だけオーディオ信号の出力を停止し、このスヌーズ時間後は、前記オーディオ信号の音量を前記立ち上がり時間よりも短い時間で音量を前記予め設定された音量まで上昇させ、且つ、前記フィルタ処理を行わない請求項1に記載のオーディオ再生装置。
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