JPH0138290B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0138290B2
JPH0138290B2 JP57000465A JP46582A JPH0138290B2 JP H0138290 B2 JPH0138290 B2 JP H0138290B2 JP 57000465 A JP57000465 A JP 57000465A JP 46582 A JP46582 A JP 46582A JP H0138290 B2 JPH0138290 B2 JP H0138290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
adhesive
adhesive layer
resin
multilayer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57000465A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57136653A (en
Inventor
Yun Monnyon
Rihitaa Peetaa
Barutsuinsukii Herumuuto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPS57136653A publication Critical patent/JPS57136653A/ja
Publication of JPH0138290B2 publication Critical patent/JPH0138290B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
    • G03F7/11Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having cover layers or intermediate layers, e.g. subbing layers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/91Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means
    • G03C1/93Macromolecular substances therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
    • Y10S430/1055Radiation sensitive composition or product or process of making
    • Y10S430/106Binder containing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接着層を介してポリエステル担体層
上に強固に接着結合された、エラストマー重合体
結合剤をベースとする光重合可能且つ(或は)フ
オトクロスリンキング可能の層から成り、加工及
び使用に際し改善された安定性を示す活版、凸板
の製造に適する多層板体に係る。
フレキソ印刷に使用されるような、エラストマ
ー凸版層を有する版体製造用の多層板体はそれ自
体は公知であり、例えば西独公開公報2138582号、
2215090号、2456439号、2623801号、2942183号及
びカナダ特許614181号明細書並びに米国特許
3024180号及び3674486号明細書に記載されてい
る。これ等の多層板体は、一般に、エラストマー
と光重合可能単量体との混合物から成る光重合可
能且つ(或は)フオトクロスリンキング可能の層
を、例えば合成樹脂箔或は金属板の如き寸法安定
性のある担体上に強固に接着結合させたものであ
る。西独公開公報2444118号には、フレキソ印刷
のための凸板製造用多層板体であつて、凸版を形
成する感光層が例えばポリエステル箔から成る寸
法安定性担体層上に強固に接着されており、これ
を弱弾性基層と接合したものが記載されている。
感光層を寸法安定性担体上に強固に接着するため
に、これ等の間に介在する接着層を使用すること
が好ましいこともこの引用刊行物に記載されてい
る。このような接着層を調製するために、例えば
ポリウレタン及至ポリクロロプレンのベースに市
販の単一成分系及至二成分系反応接着剤を混入す
ることが提案されている。又、接着層としてポリ
マー結合剤と、重合開始剤の混合物を使用するこ
とも推奨されている(例えばEP−A2−0002321
及び米国特許3036913号明細書参照)。更に、スイ
ス国特許421708号明細書から、凸板を形成する光
重合可能の層と、被覆層と、弾性基体上の硬化可
能接着剤層とから成る弱弾性光重合可能板体を以
下のようにして、即ち、硬化可能の接着剤層を施
したポリエチレンテレフタレート箔上に、光重合
可能の凸版形成層を調製するために使用されるよ
うな、光重合可能物質単量体とこれと親和性のあ
る重合体結合剤とから成る層を塗布形成し、部分
的架橋をもたらし、次いで光重合可能画像層のた
めの光重合可能物質層を塗布して調製することも
公知である。この場合、硬化し得る接着剤層は、
熱硬化材として混合ポリエステルとジイソシアナ
ートとから構成される。
しかるに、エラストマー重合体をベースとする
感光層及びポリエステル箔担体から成る多層板体
において、上記感光層をポリエステル箔上に接着
するに当り、このような多層板体のための公知の
接着剤と接着層を使用することは、実際的な使用
上不満足なものであることが、既に経験上認めら
れている。この公知技術の露光された感光性樹脂
多層体の洗除に際しても、又これから調製された
感光性樹脂活版、凸版の使用に際しても、殊にこ
の場合に使用される有機溶剤の影響により、感光
性樹脂エラストマー凸版層が担体として使用され
るポリエステル箔から剥離される傾向があり、こ
のため活版及至凸板は使用不能となる。
本発明は、ポリエステルから成る担体層にエラ
ストマー重合体をベースとする感光層を強固に接
着結合し、製造、加工及び使用に際して感光層と
担体層との間の改善された強固な接着結合を示
す、フレキソ印刷用凸板の調製に適する多層板体
を提供することをその目的とする。
a (a1)結合剤として少くとも1種類のエラ
ストマー重合体と、(a2)これに対して親和性の
ある少とも1種類の光重合可能の不飽和エチレン
系化合物単量体と、(a3)化学作用光により活性
化され得る光重合開始剤と、(a4)場合に依り更
に慣用の添加剤とを含有する混合物を、芳香族或
はハロゲン化脂肪族炭化水素溶剤に溶解させ且つ
(或は)分散させて成る感光層、 b感光層aのための寸法安定性担体としてのポリ
エステル賦形体、及び c熱硬化されたイソシアナート含有接着剤から成
り感光層a及び担体bの間に形成される接着層 を有する活版、凸版の製造に適する多層板体は、
上記接着層が (c1)イソシアネートにより硬化架橋される樹脂
であつて、その硬化架橋前において硬化可能樹脂
に対し約4及至20重量%の範囲の遊離OH基含有
量を示す樹脂と、 (c2)上記組成分(c1)の樹脂の硬化架橋前にお
いてこれと親和性のある、OH基をもたないポリ
カルボナート とから成り、前者が(c1)と(c2)の合計量に対
し90及至40重量%、後者が(c1)と(c2)の合計
量に対し10及至60重量%を占め、芳香族或はハロ
ゲン化脂肪族炭化水素溶剤に溶解しない混合物か
ら構成されるとき、更に好ましい特性を示すこと
が見出されるに至つた。
本発明による多層板体が示す秀れた結合特性は
極めて類似する接着層を有する従来の多層板体が
このような特性をもたらし得ない所に鑑みて、予
想外のことであり驚くべきことと云わねばならな
い。西独公開公報2215090号の実施例14により、
光重合可能層と金属担体層とを有する多層板体を
製造するに当り、接着層としてエステル共重合
体、イソシアナート及びエポキシ樹脂から成る接
着剤を形成することは、光重合可能層のための担
体層としてポリエステル箔を使用する多層板体の
場合には不満足な結果をもたらすに過ぎない。感
光層を現像液−溶剤で処理すること及びこれによ
り層体構成分が膨潤する可能性があることから、
周知のように接着性能が劣化し、接着層形成結合
剤の製造に際し特殊な問題を生ずるけれども、本
発明による多層板体は、その感光層の露光現像の
前だけでなくの後においても良好な接着結合性を
示す。
(a)、(a2)結合剤として少くとも1種類のエラ
ストマー重合体と、(a2)これに対して親和性の
ある少くとも1種類の光重合可能不飽和エチレン
系化合物単量体と、(a3)少くとも1種類の光重
合開始剤と、(a4)場合により更に取扱特性及び
(或は)加工特性改良添加剤とを含有しており、
芳香族或はハロゲン化脂肪族炭化水素溶剤に溶解
させ且つ(或は)分散させた混合物より成る感光
層aとしては、冒頭に引用した文献、ことに西独
公開公報2138582号、2215090号、2456439号及び
2942183号に開示されたような混合物が該当する。
芳香族或はハロゲン化脂肪族炭化水素溶剤に溶解
され且つ(或は)膨潤状態になされ得るエラスト
マー重合体としては、ことに4及至5個の炭素原
子を有する共役脂肪族ジエン類の相当する重合体
が挙げられる。これを例示すれば、天然カウチユ
ーク、ブタジエン及びイソブレンの重合体、ブタ
ジエン及びイソプレンの共重合体、ブタジエン及
びイソブレンの共重合体、ブタジエン及び(或
は)イソブレンの他の共重合可能の単量体、こと
にスチロール、アクリルニトリル、アルキル基に
1及至8個の炭素原子を有する(メタ)−アクリ
ル酸−アルキルエステルとの共重合体の如くであ
る。このような共重合体としては、ニトリルゴム
(例えば20及至35重量%のアクリロニトリル分を
含有するブタジエン−アクリルニトリル共重合
体)、10及至50重量%の含有量であることが好ま
しい単一重合スチロールを含有する単量体ランダ
ム配向のスチロール及びブタジエン及び(或は)
イソブレンの共重合体、スチロール単量体及びブ
タジエン及び(或は)イソブレンのブロツク共重
合体が挙げられる。結合剤a1として特に好まし
いのは、1個及至2個のサーモプラスチツク性ス
チロール重合体ブロツクAとエラストマー性ブタ
ジエン及び(或は)イソブレン重合体ブロツクB
及び一般に10及至50重量%の範囲で単一重合スチ
ロール分を有するA−B型2ブロツク共重合体及
びA−B−A型3ブロツク共重合体、並びにサー
モプラスチツク性であり非エラストマー性のスチ
ロール重合体ブロツクAと、エラストマー性ブタ
ジエン及び(或は)イソブレン重合体ブロツクB
と、ブタジエン及び(或は)イソブレン並びに場
合によりスチロールから成るBとは異なるエラス
トマー性重合体ブロツクCとを有するA−B−C
型3ブロツク共重合体であつて、これは中間層体
となるべき結合剤として西独公開公報2942183号
に例示されている。
エラストマー性結合剤(a1)と親和性のある
光重合可能不飽和エチレン系化合物単量体として
は、特に1価或は多価のアルコールとアクル酸及
び(或は)メタクリル酸とのエステルである。こ
れに属するものとして、ことにブチルアクリラー
ト、ブチルメタクリラート、2−エチルヘキシル
アクリレート、ラウリル−(メタ)−アクリラー
ト、エチレングリコールジメタクリラート、ブタ
ンジオーあ−1,4−ジアクリラート、ブタンジ
オール−1,4−ジメタクリラート、ネオペンチ
ルグリコールジメタクリラート、3−メチルペン
タンジオールジアクリラート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクラート、2−ヒドロキシエチル−(メ
タ)−アクリラート、1,1,1−トリメチロー
ルプロパントリ−(メタ)−アクリラート、ジエチ
レングリコールジアクリラート、トリエチレング
リコールジアクリラート、テトラエチレングリコ
ールジアクリラート、トリプロピレングリコール
ジアクリラート、ペンタエリスリツト−テトラア
クリラートが挙げられる。又、ビニルオレアート
の如き脂肪族モノカルボン酸のビニルエステル、
オクタデシルビニルエーテル或はブタンジオール
−1,4−ジビニルエーテルの如きアルコールの
ビニルエーテルも適当である。
感光層(a)におけるエラストマー性結合剤(a1)
対光重合可能不飽和エチレン系物質単量体(a2)
の量割合は、一般に(a1)60及至9重量%対
(a2)5及至40重量%の範囲である。
感光層aは、この構成分に対してそのほかに有
効量の、一般に0.01及至10重量%の、ことに0.05
及至5重量%の少くとも1種類の光重合開始剤、
例えばベンゾイル或はメチル、イソプロピル−、
n−ブチル−或はイソブチル−エーテルの如きベ
ンゾイン誘導体、例えばベンジルジメチルケター
ル、ビンジルメチルエチルケタールの如き対称的
或は非対称的置換ベンジルケタール、或は例えば
西独公開公報2909992号に開示されているような
タイプのアシルフオスフインオキシドを含有す
る。感光層aは当該技術分野において多層板体の
取扱性及び加工性を改善するために公知慣用の更
に他の添加剤を含有することができる。これに属
するものとして、例えばp−メトキシフエノー
ル、ヒドロキノン或はN−ニトロソシクロヘキシ
ルヒドロキシルアミンの塩の如き熱重合禁止剤、
着色剤、フオトクロミズム物質、酸化防剤及び
(或は)可塑剤を挙げることができる。このよう
な添加剤は感光層中において公知慣用の量だけ含
有されるべきであり、従つて感光層aの構成成分
合計量に対し添加剤総量で一般に30重量%を越え
ないように、ことに5及至20重量%の範囲におい
て添加される。
本発明による多層板体において感光層aのため
の寸法安定性担体bとしては、例えばポリエチレ
ンテレフタラート或はポリブチレンテレフタラー
トの如きポリエステル賦形体、ことにポリエステ
ル箔が使用される。この寸法安定性担体bとして
適当なポリエステル箔は、ことに多層体形成後に
おいて、一般に50及至300ミクロンの範囲の厚さ
を有する。このポリエステル箔の表面には、接着
性を有するため、機械的に、化学的に或は置換に
より、単一成分系の或は複数成分系の接着剤、例
えばポリウレタン及至ポリクロロプレンをベース
とする接着剤の薄い層、ことに2及至25ミクロン
厚さの層を形成させることができる。
本発明による多層板体は、感光層aと寸法安定
性担体層bとの接着結合を良好ならしめるため、
その間に薄い接着層cを設けるが、これは(c1)
イソシアネートより硬化架橋される樹脂であつ
て、その硬化架橋前において未硬化未架橋樹脂に
対し約4及至20重量%、ことに5及至10重量%の
範囲の遊離OH基含有量を示す樹脂を接着層cに
対し90及至40重量%、ことに90及至70重量%、及
び (c2)上記成分(c1)の樹脂の硬化架橋前にお
いてこれと親和性のあるOH基を有しないポリカ
ルボナートを接着層cに対し10及至60重量%、こ
とに10及至30重量%含有し、芳香族或はハロゲン
化脂肪族炭化水素溶剤に溶解しない混合物を以て
構成される。
この接着層を形成するために、まず遊離OH基
を有する樹脂、イソシアヌナート成分及び相当す
るポリカルボナートをよく混和した混合物から出
発する。
接着層cを形成するための、遊離OH基を有す
る硬化可能の樹脂としては、一般に分子量500及
至50000、ことに900及至30000のものであつて、
ヒドロキシ基を有するポリウレタン樹脂、ポリエ
ステルオール樹脂及びポリエーテルオール樹脂の
ほかに、ことにヒドロキシ基を有するエポキシ樹
脂及び特殊な相当するフエノキシ樹脂が適当であ
る。
本発明による接着層cの調製のためには、有機
溶剤に可溶性であつた、直鎖に芳香族基を有し、
分子量が900及至11000、ことに2500及至10000、
樹脂100gに対しエポキシ当量が0.15及至0.01、
ことに0.1及至0.02のエポキシ樹脂並びに分子量
が10000及至50000、ことに20000及至30000であつ
てエポキシ基を含まないか或は僅かに含む類似構
造のいわゆるフエノキシ樹脂がことに適当であ
る。このエポキシ樹脂及至フエノキシ樹脂は、樹
脂に対し4及至8重量%、ことに5及至7重量%
のOH基を含有することが好ましい。好ましいエ
ポキシ樹脂としては、ことにビスフエノールA及
びエピクロルヒドリンから製造されるヒドロキシ
基含有生成物、例えばエポキシ当量約0.055(樹脂
100gに対し)、OH含有量6.1重量%、分子量2900
の市販エポキシ樹脂、エポキシ当量約0.03(樹脂
100gに対し)、OH含有量6.8重量%、分子量3700
及至3800の同様組成の市販エポキシ樹脂、及至は
エポキシ当量0.02及至0.04(樹脂100gに対し)、
OH含有量5.2及至5.5重量%、分子量約5500及至
9000の同様の市販エポキシ樹脂が挙げられる。こ
れに代るものとして好ましいフエノキシ樹脂は、
例えば構造式、 で示される反復単位構造を有するビスフエノール
Aのジグリシドエーテル直鎖重合体が挙げられ
る。
遊離OH基を有する硬化可能樹脂は、接着層c
を調製するため単独で或は混合物で使用されるこ
とができる。
接着層c調製の際上述した硬化可能樹脂の硬化
架橋のために使用されるイソシアナート成分とし
ては、ポリウレタン化学の分野で周知慣用のジイ
ソシアナート及びポリイソシアネート、ことに2
個以上の芳香族結合イソシアナート基を有するも
のが挙げられる。その例として、1,6−ヘキサ
メチレンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメ
タン−4,4′−ジイソシアナート、イソフオロン
ジイソシアナート、2,4−及び2,6−トルイ
レンジイソシアナート、ジフエニルメタン−4,
4′−ジイソシアナート、ナフチレン−1,5−ジ
イソシアナート、3,3′−ジメチルジフエニル−
4,4′−ジイソシアナート、トリフエニルメタン
−1,4′,4″−トリイソシアナート、1,4−シ
クロヘキシレンジイソシアナートが挙げられる。
このジイソシアナートはヒドロキシ基を有する樹
脂を硬化させるため、CNO基当量と硬化可能樹
脂の融離OH基に対する割合が0.8及1.6、ことに
1.0及至1.2となるような量で使用される。
本発明による多層板体の接着層cに含有される
べきポリカルボナートとしては、ことに遊離OH
基をもたない、そして組成分(c1)の硬化可能樹
脂の硬化前これと親和性を有する公知慣用のポリ
カルボナートが挙げられる。このようなポリカル
ボナートの分子量は、一般に25000及至75000、こ
とに25000及至50000の範囲にある。好ましいポリ
カルボナートとしては、とに可溶性ポリカルボナ
ート、例えば4,4′−ジヒドロキシジフエニルプ
ロパン−2,2或は4,4′−ジヒドロキシジフエ
ニル−メタンの如き4,4′−ジヒドロキシフエニ
ル−アルカンをフオスゲン或は炭酸エステルと反
応させて得たものを挙げることができる。
本発明による接着層c調製のための硬化可能樹
脂、イソシアナート及びポリカルボナートの混合
は、適当な溶剤、例えばテトラヒドロフラン或は
テトラヒドロフランと芳香族溶剤、例えばキシロ
ールの混合物中に溶解させて行うのが好ましい。
この溶液は、一般に、室温において200mPasの
粘度を示すような量の溶剤を含有する。接着層c
のための上記組成溶液は、それ自体公知の方法に
より、例えば塗擦、ローラ塗布、噴射、柱瀉等の
方法により、担体bとしてのポリエステル箔上に
施される。溶剤の揮発後、高温において、場合に
より適当な圧力下に接着層cを乾燥し焼付ける。
形成された層の厚さは、焼付後の硬化接着層cが
2及至25ミクロン、ことに5及至20ミクロンとな
るようにすることが好ましい。接着層cの硬化を
進行させる乾燥及び焼付けは、慣用の方法で80゜
及至200℃、ことに90゜及至150℃の温度において、
一般に0.5及至5分の時間内に行われる。最適の
接着層加熱時間及び温度は、使用組成分により相
違し、これに相応するように決定されるべきであ
る。この接着層の硬化架橋は、その硬化架橋後に
おいて接着層cが芳香族及び(或は)ハロゲン化
脂肪族炭化水素溶剤に不溶性となるが、しかも膨
潤し得るような程度に行うことが好ましい。接着
層cの組成分は、該層cの硬化後において、即ち
乾燥及び焼付けの後において、この層が透明であ
るのみでなく、溶剤による処理、例えば露光多層
板体の洗除処理後においてなお透明状態を持続す
るように選定することが望ましい。
接着層cのための組成分混合物は、当然のこと
ながら、顔料、着色助剤の他の加工に好影響を及
ぼすべき各種の添加剤、例えばポリイソシアナー
ト硬化の促進用触媒の如きを添加することができ
る。接着層cが、ハレーシヨン防止のため、化学
作用波長範囲において光を吸収する染料を含有し
ていることは有益である。ことに多層板体の感光
層aが相対的に薄い場合においてこれは有利であ
る。
この場合染料は、入射光の30%までをこれによ
り吸収し得るような量だけ接着層c中に含有され
る。接着層c中に含有される染料は、感光層a中
の残留溶媒により感光層aに拡散することがない
ようにすべきであり、又印刷インキ溶剤により抽
出されることのないようにすべきである。適当な
染料は、接着層cのイソシアナート硬化の際に該
層中に固定されるような反応性基を有するもの、
例えば2個以上のヒドロキシ基を有するミヒラー
ケトン誘導体が好ましい。又、例えばツアポンエ
ヒトシユワルツ(Zapponechtschwarz)(C.
I.12195、ソルベントブラツク)或はオーラミン
FA(C.I.41000、ベーシツクイエロー)の如き染
料も好ましい。
担体bとしてのポリエステル箔上に特殊の接着
層cを介して強固に接着結合された感光層aを有
する本発明による多層板体の製造は、それ自体公
知慣用の方法により行われることができる。例え
ば、まず担体bとしてのポリエステル箔上に前述
したような方法、態様で接着層cを施し、この担
体層b及び硬化接着層cより成る結合層上に感光
層aの組成分溶液を注瀉し、溶剤を蒸散させて感
光層aを形成する。同様にして感光層aをまず例
えば当該溶液の注瀉により或は押出しにより形成
し、この予め準備された層aを、硬化接着層c及
び担体層bの接着結合板体上に押圧接着すること
もできる。この最後に述べた方法は、予め調製さ
れた感光層aの押圧接着前において、硬化接着層
cに薄い、約5及至50ミクロン程度の強固な上皮
層をあらかじめ形成し、これは感光層aと同じ或
は類似する複合層を形成するので好都合であり有
利である。この薄い上皮層は、組成分溶液を注瀉
するとき、最も好ましい結果をもたらす。
本発明による多層板体は、ことに活版、凸版の
製造に適しており、これはそれ自体公知の方法に
おいて、化学作用光、即ち230及至450ナノメート
ル、ことに300及至420ナノメールの波長範囲の光
で感光層aを画像形成露光し、非露光部分を適当
な現像液溶剤、例えば芳香族炭化水素或はハロゲ
ン化脂肪族炭化水素溶剤で洗除することにより行
うことができる。感光層aは、一般に200及至
7000ミクロンの厚さを有する。本発明の多層板体
はことに弱弾性印刷版体、例えばフレキソ印刷に
使用される如き版体を製造するためのものである
から、露光し感光硬化した後の凸版層aは15及至
70のシヨーアA硬度(DIN 53505)を有する。
本発明多層板体は、又例えば西独公開公報に開示
されているような凸版印刷用版体の製造のために
も適当であつて、凸版形成感光層aのための担体
層cの内方面にもエラストマー皮層を形成し、こ
れが寸法安定層と同様に接着結合のために役立
つ。溶剤による反復処理、長時間処理の場合にも
なおポリエステル担体層上に強固に接着結合され
ているレリーフを有する活版、凸版が形成され
る。
以下の実施例において更に詳細に本発明を説明
するが、ここで使用される部分及びパーセント
は、特に明示がある場合以外はすべて重量に関す
るものである。この部はキログラム対リツトルの
ように容量部に比例する。
実施例 1 感光層を、西独公開公報2942183号によるA−
B−Cブロツク共重合体85部と、ヘキサンジオー
ル−1,6−ジアクリラート5部と、ヘキサンジ
オールメタクリラート5部と、ベンジルジメチル
ケタール1.3部と、2,6−ジ−第3−ブチル−
p−クレゾール0.4部と、黒色染料(C.I.26150、
ソルベントブラツク3)0.006部をトルオール系
溶剤に溶解させたものを、厚さ5ミクロンのポリ
ビニルブチロールで被覆したポリエステル箔上に
注瀉し、乾燥し.7mm厚さの層として形成する。
このポリエステル箔上に、更に接着剤の10%テ
トラヒドロフラン溶液を施し、120℃で15分間循
環空気乾燥装置により乾燥する。層の厚さは5ミ
クロンである。この接着剤溶液は、フエノキシ樹
脂(PKHH、ユニオンカーバイド社製)75部と、
市販慣用のポリカルボナート(Makrolon 2800、
バイエル アクチエンゲゼルシヤフト製)25部
と、化学量論的量のポリイソシアナート
(Desmodur L75、バイエル アクチエンゲゼル
シヤフト製)とをテトラヒドロフランに溶解して
調製する。次いで硬化接着剤層上面に接着結合さ
れた感光層表面に被覆フイルムを貼着する。
この感光層を接着剤層の側から2.5分、被覆フ
イルムの側から20分に亘り市販慣用の60ワツト
UV灯露光装置で露光する。この試料を切断して
2cm幅の小片となし、担体箔を両面接着紙により
ブリキ小片上に貼着する。インストロン型試験機
で担体箔から露光感光層を垂直に引張つて接着強
度試験を行う。計測された強度は2cm試料片につ
き2.5kp(引張り速度30mm/min)であり、感光架
橋された感光層自体の極限引張り強さより大き
い。
上記多層板体の更に他の試料を前述の通り両面
露光し、慣用の洗除装置(噴霧洗浄装置)により
テトラクロルエチレン/n−ブタノール(容量比
8:2)の混合溶剤で5分間処理し、乾燥機によ
り80℃で1時間乾燥する。続いて上述の接着強度
試験を同一条件下に行つたが、強度において全く
低減を認めなかつた。
更に他の試料を上述の通り両面露光し、エタノ
ール7部とエチルアセタート3部から成る混合溶
剤に浸漬した。6時間浸漬後試料を同じ強度試験
に附した。測定値は接着層と感光層との境界面で
約1.0kp/2cm、接着剤層とポリエステル箔上面
との境界面で0.5及至0.6kp/2cmであつた。
実施例 2 西独公開公報2942183号の実施例5により調製
した厚さ0.7mmの感光層を、同公報の実施例3に
より調製した可撓性基層上に載置する。この可撓
性基層には、多層板体中の中層をなす厚さ75ミク
ロンのポリエステル箔を、上記実施例1よる接着
剤、即ちフエノキシ樹脂(UCC社製のPKHH)、
ポリカルボナート(バイエル社製のMakrolon)
及びポリイソシアナート(バイエル社製の
Desmodur)から成る5ミクロンの接着層によ
り、予め貼着して置く。接着層の硬化は120℃の
温度で10分間行う。接着剤はハレーシヨン防止剤
として4,4′−ビス−(N−β−ヒドロキシエチ
ル−N−メチル−アミノ)−ベンゾフエノン及び
オーラミンFA(BASF社製、ベーシツクイエロー
2)を4:1の割合で含有する。この5ミクロン
厚さの接着層の所謂解尽(extinction)は360ナ
ノメートルの場合0.30である。
一連の露光試験において、板体は大きな露光余
地を示す。即ち150ミクロン幅の線の如く極めて
微細の直径の離れたレリーフエレメントがポリエ
ステル箔上に幅広く形成されており強固に接着結
合されている。同時にスクリーンフイールドのス
テツプは依然として極めて深い値を示し、鋭い縁
辺の端正な印刷結果をもたらす。実施例1に記載
された通りの接着強度試験を行い同様の値を得
た。
この板体に格子縞、線条、微細模様のネガチブ
画像を露光焼付(露光時間12分)し、引続いて慣
用の噴霧洗滌機によりテトラクロルエチレン/n
−ブタノールを8:2容量比で含む混合溶剤で必
要な洗除時間4分間より1分長く現像したとこ
ろ、露光された凸版部分において全く剥離現象は
認められない。従つて画像再現は忠実に行われ
る。
参考例 実施例2に記載されたように、フエノキシ樹脂
(UCC社のPKHH)100部と、ポリイソシアナー
ト(バイエル社のDesmodur)114.6部とから成り
(ポリカルボナートを含まない)、更にハレーシヨ
ン防止剤として4,4′−ビス−(N−β−ヒドロ
キシエチル−N−メチル−アミノ)−ベンゾフエ
ノンとオーラミンFAとの混合物を含有し、5ミ
クロン厚さで360ナノメートルの場合の光吸収能
が同じ0.3を示す接着層を基層に接着結合した多
層板体を調製する。
この接着層はテトラヒドロフラン溶液を使用し
て約5及至7ミクロンの厚さとなし、120℃で10
分間乾燥して形成する。感光層は実施例2と同様
にして細い線条、格子縞及び微細模様のネガチブ
画像を12分間露光焼付し、引続き実施例2におけ
ると同様に同じ溶剤で現像する。線条及び格子縞
は、ことに末端部分において顕著な剥離現象を示
し、これは接着層の欠陥に帰因すべきものであ
る。
実施例 3 西独公開公報2942183号により、 (a) A−B−Cブロツク共重合体85部(ブロツク
Aはポリスチロール、ブロツクBはポリイソプ
レン、ブロツクCはスチロール/ブタジエン共
重合体であつて、A:B:Cの割合は1:
7.6:1.4)と、ヘキサンジオール−1,6−ジ
アクリラート5部と、ブタンジオール−1,4
−ジメタクリラート5部と、トリメチロールプ
ロパントリアクリラート2部と、ベンジルジメ
チルケタール1.0部と、2,6−ジ−第3−ブ
チル−p−クレゾール0.5部と、黒色染料(C.
I.26150、ソルベントブラツク3)0.006部と、
パラフイン油(薬用ホワイトオイル)5部とか
ら成る感光レリーフ層、 及び (b) 同様のブロツク共重合体60部と、パラフイン
油30部と、ヘキサンジオール−1,6−ジメタ
クリラート10部と、ベンジルジメチルケタール
0.6部とから成る基層 から多層板体を調製する。
75ミクロン厚さのプリエステル箔の両面を、フ
エノキシ樹脂75部、ポリカルボナート25部及び化
学量論的量のトルイレンジイソシアナートから成
る接着層で10ミクロン厚さに成層する。感光レリ
ーフ層のための接着層には、ハレーシヨン防止剤
として強拡散性染料(ツアポンエヒトシユワル
ツ、C.I.12195、ソルベントブラツク34)及びミ
ヒラーケトンを塗布する。感光レリーフ層を成層
する前に、硬化した接着層に更にレリーフ感光層
のA−B−Cブロツク共重合体90部、ヘキサンジ
オール−1,6−ジメチルアクリラート10部、ベ
ンジルジメチルケタール1.5部から成る20ミクロ
ン厚さの層を形成し、露光装置で130秒間露光す
る。引続きこの粘着性表面に予め調製してある感
光レリーフ層を載置成層する。未露光層の接着強
度は極めて大きく、引裂かない以上剥離不能であ
つた。全面露光(20分)し、過剰に洗除(4分)
し、乾燥(80℃で1時間)した後において、接着
強度は3kp/2cmより大で、接着層をポリエステ
ル箔から剥離することはできない。
エタノール含有印刷インキに6時間浸漬後にお
いて、接着強度は僅かに低下したのみである。剥
離現象は認められない。
実施例 4 30%のスチロール部分を含有するスチロール/
ブタジエンの2ブロツク共重合体をベースとする
光重合可能層を有する多層板体を以下の順序で調
製する。
厚さ125ミクロンのポリエチレンテレフタレー
ト箔にポリウレタン2成分系接着剤を5ミクロン
厚さに成層する。120℃で2分間焼付した後、ポ
リアミド(バスフ社のUltramip 1C)75部、ビス
−(N−メチロール−アクリルアミド)−グリコー
ルエーテル25部、ベンジルジメチルケタール1.8
部及びメタノール/H2Oで20ミクロン厚さの層
を形成し、乾燥し、60秒予備露光する。引続き、
フエノキシ樹脂(UCC社のPKKH)75部、ポリ
カーボナート25部、ポリイソシアナート(バイエ
ル社のDesmodur L)86部から成る接着層を10
ミクロン厚さに成層し、140℃で30分間に亘り硬
化させる。実施例3に従つて感光層を形成する
が、この場合は3ブロツク共重合体の代りに前述
した2ブロツク共重合体を使用し、この多層板体
を露光する。
その接着強度は感光層自体の極限強度より大き
く、3kp/2cm以上であつた。20分露光した試料
片をエタノール/エチルアセタート(重量部で
7:3)中に6時間浸漬した後において、0.7及
至0.8kp/2cmの接着強度を示す。
実施例 5 フエノキシ樹脂75部、化学量論的量のポリイソ
シアナート、ポリカルボナート25部、ヘキサンジ
オール−1,6−ジアクリラート7部、ヘキサン
ジオール−1,6−ジメタクリラート4部、ベン
ジルジメチルケタール1.2部及び黄色染料(C.
I.41000、ベーシツクイエロー2)0.24部から成る
接着層をポリエステル箔上に形成する。この8ミ
クロン厚さの層を加熱(100℃で2分)した後、
実施例3による中間層を成層し、引続き実施例3
による感光レリーフ層を成層する。露光し洗除処
理した試料片につき測定した所2.5kp/2cmの接
着強度を示す。露光試料をエタノール/エチルア
セタート(7:3)混合溶剤に6時間浸漬した場
合のそれは0.3kp/2cmである。
実施例 6 実施例2の接着層上に28%のアクリルニトリル
分を有しムーニー粘度40のアクリルニトリル−ブ
タジエンゴム90部、ヘキサンジオール−1,6−
ジアクリラート4部、ヘキサンジオール−1.6−
ジメタクリラート4部、メチロールプロパントリ
アクリラート3部、ベンジルジメチルケタール
1.3部、スダンデイプブラツク(ソルベントブラ
ツク3、C.I.26150)0.005部から成る感光性レリ
ーフ層を形成する。1.7mm厚さのレリーフ層を30
分間露光し、1,1,1−トリクロルエタン中で
5分間洗滌処理した後の接着強度は2.2kp/2cm
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)(a1)結合剤として少くとも1種類のエ
    ラストマー重合体と、(a2)これに対して親和
    性のある少くとも1種類の光重合可能の不飽和
    エチレン系化合物単量体と、(a3)化学作用光
    により活性化され得る光重合開始剤と、(a4)
    場合に依り更に慣用の添加剤とを含有する混合
    物を、芳香族或はハロゲン化脂肪族炭化水素溶
    剤に溶解させ且つ(或は)分散させて成る感光
    層、 (b) 感光層aのための寸法安定性担体としてのポ
    リエステル賦形体、 及び (c) 熱硬化されたイソシアナート含有接着剤から
    成り感光層a及び担体bの間に形成される接着
    層 を有する、活版、凸版の製造に適する多層板体に
    おいて、上記接着層cが (c1) イソシアナートにより硬化架橋される
    樹脂であつて、その硬化架橋前において硬化可
    能樹脂に対し約4乃至20重量%の範囲の遊離
    OH基含有量を示す樹脂と、 (c2) 上記組成分c1の樹脂の硬化架橋前に
    おいてこれと親和性のある、OH基をもたない
    ポリカルボナート とから成り、前者が(c1)と(c2)の合計量に対
    し90乃至40重量%、後者が(c1)と(c2)の合計
    量に対し10乃至60重量%を占め、芳香族或はハロ
    ゲン化脂肪族炭化水素溶剤に溶解しない混合物か
    ら構成されていることを特徴とする多層板体。 2 特許請求の範囲1に記載した多層板体におい
    て、上記接着層cが追加的に着色剤を含有するこ
    とを特徴とする多層板体。 3 特許請求の範囲1或は2に記載した多層板体
    において、場合により機械的に、化学的に且つ
    (或は)接着剤塗布により事前処理したポリエス
    テル箔を担体bとして有することを特徴とする多
    層板体。
JP57000465A 1981-01-07 1982-01-06 Multi-layer plate body suitable for manufacture of type printing and relief printing Granted JPS57136653A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19813100175 DE3100175A1 (de) 1981-01-07 1981-01-07 Zur herstellung von druck- und reliefformen geeignete mehrschichten-elemente

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57136653A JPS57136653A (en) 1982-08-23
JPH0138290B2 true JPH0138290B2 (ja) 1989-08-14

Family

ID=6122244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57000465A Granted JPS57136653A (en) 1981-01-07 1982-01-06 Multi-layer plate body suitable for manufacture of type printing and relief printing

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4459348A (ja)
EP (1) EP0055807B1 (ja)
JP (1) JPS57136653A (ja)
CA (1) CA1166884A (ja)
DE (2) DE3100175A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174950A (ja) * 1982-04-08 1983-10-14 Manabu Fukuda 輪転印刷用帯状凸版
DE3630474A1 (de) * 1986-09-06 1988-03-10 Basf Ag Verfahren zur herstellung von aufzeichnungsschichten und deren verwendung zur herstellung von flexodruckformen
DE3740432A1 (de) * 1987-11-28 1989-06-08 Hoechst Ag Lichtempfindliche druckplatte fuer den flexodruck
DE3742275A1 (de) * 1987-12-12 1989-06-22 Hoechst Ag Verfahren zur nachbehandlung von entwickelten reliefdruckformen fuer den flexodruck
DE3824146A1 (de) * 1988-07-16 1990-02-22 Hoechst Ag Lichthaertbares elastomeres gemisch und daraus erhaltenes aufzeichnungsmaterial fuer die herstellung von flexodruckplatten
US6040116A (en) * 1989-03-17 2000-03-21 Basf Aktiengesellschaft Photosensitive recording element having a recording layer and a top layer possessing different solubility properties, and its development in one operation
DE3908763A1 (de) * 1989-03-17 1990-09-27 Basf Ag Lichtempfindliches aufzeichnungselement mit einer aufzeichnungsschicht und einer deckschicht unterschiedlicher loeslichkeitseigenschaften sowie verfahren zu seiner entwicklung in einem arbeitsgang
US6773864B1 (en) * 1991-11-15 2004-08-10 Shipley Company, L.L.C. Antihalation compositions
US6165697A (en) * 1991-11-15 2000-12-26 Shipley Company, L.L.C. Antihalation compositions
US6528235B2 (en) 1991-11-15 2003-03-04 Shipley Company, L.L.C. Antihalation compositions
US6472128B2 (en) 1996-04-30 2002-10-29 Shipley Company, L.L.C. Antihalation compositions
DE4142508C2 (de) * 1991-12-21 1999-09-30 Celfa Ag Mehrschichtige Off-Set-Lackierplatte
US5292617A (en) * 1992-03-31 1994-03-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Photosensitive element having support with adjustable adhesion
DE19743507A1 (de) * 1997-10-01 1999-04-15 Basf Drucksysteme Gmbh Mehrschichtelement zur Herstellung von Druck- oder Reliefformen
DE19809494A1 (de) * 1998-03-05 1999-09-09 Basf Drucksysteme Gmbh Photostrukturierbare Mehrschichtenelemente mit reversibel haftender Schutzfolie
US6413699B1 (en) * 1999-10-11 2002-07-02 Macdermid Graphic Arts, Inc. UV-absorbing support layers and flexographic printing elements comprising same
US6743273B2 (en) * 2000-09-05 2004-06-01 Donaldson Company, Inc. Polymer, polymer microfiber, polymer nanofiber and applications including filter structures
DE10204114A1 (de) * 2002-02-01 2003-08-14 Basf Coatings Ag Thermisch und mit aktinischer Strahlung härtbares Stoffgemisch, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung
WO2004104701A1 (ja) 2003-05-23 2004-12-02 Asahi Kasei Chemicals Corporation フレキソ印刷用感光性構成体
WO2007058163A1 (ja) * 2005-11-21 2007-05-24 Asahi Kasei Chemicals Corporation フレキソ印刷版
JP2007224093A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 接着層形成用組成物、及びこれを用いた凸版印刷版、並びに凸版印刷版の製造方法
US20100175555A1 (en) * 2008-09-12 2010-07-15 Ismael Ferrer Polyamide Fine Fibers
US20180244965A1 (en) * 2015-09-21 2018-08-30 Lord Corporation Adhesive composition and method for bonding

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA614181A (en) * 1961-02-07 J. Mcgraw William Photopolymerizable compositions, elements and processes
GB574244A (en) * 1958-07-25 1945-12-28 Sparklets Ltd Improvements in or relating to means for producing a spray of atomised liquid
US3024180A (en) * 1959-08-17 1962-03-06 Du Pont Photopolymerizable elements
DE1098656B (de) * 1959-09-30 1961-02-02 Agfa Ag Verfahren zum Verkleben von Folien aus hochmolekularen linearen Polycarbonaten mit Folien aus anorganischen oder organischen Celluloseestern
US3674486A (en) * 1970-02-02 1972-07-04 Little Inc A Photoresist material and method of forming printing plates and resulting product
DE2300371C3 (de) * 1973-01-05 1979-04-19 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Photopolymerisierbare Druckplatte für den Flexodruck
DE2415728A1 (de) * 1973-04-13 1975-01-02 Teijin Ltd Traegerfuer fluessiges lichtempfindliches hharz
JPS5045837A (ja) * 1973-08-29 1975-04-24
DE2444118C2 (de) * 1974-09-14 1987-02-12 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Mehrschichtige Druckplatte sowie mehrschichtige Reliefdruckform für den Flexodruck
EP0002321B1 (en) * 1977-11-29 1981-10-28 Bexford Limited Photopolymerisable elements and a process for the production of printing plates therefrom

Also Published As

Publication number Publication date
EP0055807B1 (de) 1985-03-06
DE3100175A1 (de) 1982-08-05
US4459348A (en) 1984-07-10
EP0055807A2 (de) 1982-07-14
CA1166884A (en) 1984-05-08
DE3169197D1 (en) 1985-04-11
EP0055807A3 (en) 1982-08-25
JPS57136653A (en) 1982-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0138290B2 (ja)
US4320188A (en) Photopolymerizable compositions containing elastomers and photo-curable elements made therefrom
CA1336048C (en) Process for making flexographic plates with increased flexibility
US4590144A (en) Photopolymerizable recording material and the production of relief plates using this recording material
JP2675121B2 (ja) 扁平な感光性記録材料
EP0337442B1 (en) Photosensitive resin plate for flexography
US4401749A (en) Multi-layer elements suitable for the production of printing plates and relief plates, and their production
JP2001264959A (ja) 改良されたフレキソ印刷版用感光性構成体
JPH028851A (ja) 感光性、光重合可能の印刷板
US4921775A (en) Elements having layers containing mixtures which can be crosslinked by photopolymerization
JPH07234502A (ja) 多層フレキソ印刷版
EP1032866B1 (en) Printing elements comprising liquid photopolymer layer and solid photopolymer layer
AU649660B2 (en) A plate roll and an adhesive sheet therefor
JPS62287234A (ja) 感光性樹脂版材
JP4536531B2 (ja) フレキソ印刷用感光性構成体
JPH0524495B2 (ja)
JPS63109090A (ja) フレキソ印刷用多層レリーフ印刷版体の装着方法
JPS59202457A (ja) 改良された光重合性積層体
JP4067849B2 (ja) フレキソ印刷用感光性構成体及びその製造方法
JPS58160956A (ja) 感光性樹脂凸版材
JP3166985B2 (ja) ポリウレタン系感光性樹脂印刷版用支持体および該支持体を用いたポリウレタン系感光性樹脂印刷版
JP2000155410A (ja) フレキソ印刷版用感光性構成体
JP2593355B2 (ja) 感光性樹脂版
JPS59193446A (ja) 感光性積層物
JPH0887106A (ja) フレキソ印刷版用感光性構成体