JPH0137887B2 - - Google Patents
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- JPH0137887B2 JPH0137887B2 JP55008060A JP806080A JPH0137887B2 JP H0137887 B2 JPH0137887 B2 JP H0137887B2 JP 55008060 A JP55008060 A JP 55008060A JP 806080 A JP806080 A JP 806080A JP H0137887 B2 JPH0137887 B2 JP H0137887B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/01—Shaping pulses
- H03K5/08—Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding
- H03K5/082—Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding with an adaptive threshold
- H03K5/084—Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding with an adaptive threshold modified by switching, e.g. by a periodic signal or by a signal in synchronism with the transitions of the output signal
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はたとえばフアクシミリ装置などにお
いて利用される電圧レベル検出装置に関する。
いて利用される電圧レベル検出装置に関する。
たとえばフアクシミリ装置のデータ送信側の装
置においては、送信データを光電変換器を利用し
て読取つているが、この光電変換器には電圧レベ
ル検出装置が含まれている。而してこの電圧レベ
ル検出装置は設定されている基準電圧と被検出電
圧の各電圧レベルを比較し、二値論理出力による
出力電圧を発生するものである。
置においては、送信データを光電変換器を利用し
て読取つているが、この光電変換器には電圧レベ
ル検出装置が含まれている。而してこの電圧レベ
ル検出装置は設定されている基準電圧と被検出電
圧の各電圧レベルを比較し、二値論理出力による
出力電圧を発生するものである。
ところで、一般にフアクシミリ装置の光電変換
器では、走査時にランプから発光された光を原画
(原稿)に当てると共に原画からの反射光をフオ
トトランジスタによつて受光し、而してこの受光
時に発生する電圧を被検出電圧として上記電圧レ
ベル検出装置に入力している。そして原画にデー
タが書かれていない部分、即ち原稿の白部分(白
レベル)が検出された場合には、例えば二値論理
レベルの“1”、他方、原画にデータが書かれて
いる部分、即ち原稿の黒文字部分(黒レベル)が
検出された場合には二値論理レベルの“0”を
夫々、電圧レベル検出装置から出力するようにし
ている。
器では、走査時にランプから発光された光を原画
(原稿)に当てると共に原画からの反射光をフオ
トトランジスタによつて受光し、而してこの受光
時に発生する電圧を被検出電圧として上記電圧レ
ベル検出装置に入力している。そして原画にデー
タが書かれていない部分、即ち原稿の白部分(白
レベル)が検出された場合には、例えば二値論理
レベルの“1”、他方、原画にデータが書かれて
いる部分、即ち原稿の黒文字部分(黒レベル)が
検出された場合には二値論理レベルの“0”を
夫々、電圧レベル検出装置から出力するようにし
ている。
然るに従来の上述した電圧レベル検出装置の場
合、その基準電圧レベルの大きさが固定されてい
るために、例えば非常に白い紙の原稿に黒字を書
いた場合、即ち、暫らく白レベル部分が連続検出
されていたときに基準電圧レベルに達しない被検
出電圧が出力されたときにはこのデータは読取ら
れず、したがつて正確なデータが伝送されないこ
とになる。他方、非常に黒つぽい紙の原稿に白字
を書いた場合、即ち、暫く黒レベル部分が連続検
出されていたときに基準電圧レベルに達しない被
検出電圧が出力されたときにはこのデータは読取
られず、したがつて同様に正確なデータが伝送さ
れないことになる。
合、その基準電圧レベルの大きさが固定されてい
るために、例えば非常に白い紙の原稿に黒字を書
いた場合、即ち、暫らく白レベル部分が連続検出
されていたときに基準電圧レベルに達しない被検
出電圧が出力されたときにはこのデータは読取ら
れず、したがつて正確なデータが伝送されないこ
とになる。他方、非常に黒つぽい紙の原稿に白字
を書いた場合、即ち、暫く黒レベル部分が連続検
出されていたときに基準電圧レベルに達しない被
検出電圧が出力されたときにはこのデータは読取
られず、したがつて同様に正確なデータが伝送さ
れないことになる。
この発明は上述した点を改善するためになされ
たもので、その目的とするところは、同一レベル
の被検出電圧が一定時間以上連続検出された場合
には基準電圧レベルを自動的に上げるかまたは下
げるようにして、特に基準電圧レベル付近に近い
レベルの微少信号の検出を容易とした電圧レベル
検出装置を提供することである。
たもので、その目的とするところは、同一レベル
の被検出電圧が一定時間以上連続検出された場合
には基準電圧レベルを自動的に上げるかまたは下
げるようにして、特に基準電圧レベル付近に近い
レベルの微少信号の検出を容易とした電圧レベル
検出装置を提供することである。
以下、図面を参照してこの発明をフアクシミリ
装置の光電変換機構部に利用した一実施例を説明
する。第1図中、1はフオトトランジスタで、デ
ータ伝送時に原画(原稿紙)からの反射光を入射
光として動作するものである。このフオトトラン
ジスタ1のコレクタ端子には+12Vが与えられ、
またエミツタ端子は抵抗Reを介して接地されて
いると共に演算増幅器から成る比較器2の(−)
入力端子に直接接続されている。このため上記入
射光の強さ(白紙による反射光が黒紙による反射
光より強い)に応じた電圧が図示するA点に発生
し、被検出電圧Aとして比較器2の(−)入力端
子に与えられるものである。
装置の光電変換機構部に利用した一実施例を説明
する。第1図中、1はフオトトランジスタで、デ
ータ伝送時に原画(原稿紙)からの反射光を入射
光として動作するものである。このフオトトラン
ジスタ1のコレクタ端子には+12Vが与えられ、
またエミツタ端子は抵抗Reを介して接地されて
いると共に演算増幅器から成る比較器2の(−)
入力端子に直接接続されている。このため上記入
射光の強さ(白紙による反射光が黒紙による反射
光より強い)に応じた電圧が図示するA点に発生
し、被検出電圧Aとして比較器2の(−)入力端
子に与えられるものである。
一方、比較器2の(+)入力端子、即ち、図中
B点には基準電圧Bが基準電圧調節回路3の出力
として与えられている。上記基準電圧調節回路3
は3種類の値(レベル)をもつた基準電圧B、即
ち後述する基準電圧BL,BM,BHのうち何れか
を後述するような入射光の強さとその規定された
継続時間の長さとに応じて発生する回路であり、
図示するように抵抗R1,R2,R3,R4、またPNP
型トランジスタTr1、NPN型トランジスタTr2,
Tr3および各トランジスタTr1,Tr2,Tr3の各バ
イアス抵抗(記号略)とにより構成されており、
また+12Vの電圧によつて駆動されている。而し
てトランジスタTr1〜Tr3が共にオフ状態のとき
において、上記3種類の基準電圧のうち標準レベ
ルの基準電圧を与えるために設けられている。
猶、便宜上、この標準レベルの基準電圧をBMと
記号化しておく。
B点には基準電圧Bが基準電圧調節回路3の出力
として与えられている。上記基準電圧調節回路3
は3種類の値(レベル)をもつた基準電圧B、即
ち後述する基準電圧BL,BM,BHのうち何れか
を後述するような入射光の強さとその規定された
継続時間の長さとに応じて発生する回路であり、
図示するように抵抗R1,R2,R3,R4、またPNP
型トランジスタTr1、NPN型トランジスタTr2,
Tr3および各トランジスタTr1,Tr2,Tr3の各バ
イアス抵抗(記号略)とにより構成されており、
また+12Vの電圧によつて駆動されている。而し
てトランジスタTr1〜Tr3が共にオフ状態のとき
において、上記3種類の基準電圧のうち標準レベ
ルの基準電圧を与えるために設けられている。
猶、便宜上、この標準レベルの基準電圧をBMと
記号化しておく。
一方、白紙の部分(以下、白レベルの部分とも
呼ぶ)の走査時間が規定時間以上継続した場合に
はトランジスタTr1,Tr3が共にオン状態で且つ
トランジスタTr2がオフ状態となり、上記標準レ
ベルよりより高レベルの基準電圧(以下、BHと
記号化する)が発生する。更に黒字または黒紙の
部分(以下、黒レベルの部分とも呼ぶ)の走査時
間が規定時間以上継続した場合にはトランジスタ
Tr1,Tr3が共にオフ状態で且つトランジスタTr2
がオン状態となり、これにより上記標準レベルよ
り低レベルの基準電圧(以下、BLと記号化する)
が発生するようになつている。
呼ぶ)の走査時間が規定時間以上継続した場合に
はトランジスタTr1,Tr3が共にオン状態で且つ
トランジスタTr2がオフ状態となり、上記標準レ
ベルよりより高レベルの基準電圧(以下、BHと
記号化する)が発生する。更に黒字または黒紙の
部分(以下、黒レベルの部分とも呼ぶ)の走査時
間が規定時間以上継続した場合にはトランジスタ
Tr1,Tr3が共にオフ状態で且つトランジスタTr2
がオン状態となり、これにより上記標準レベルよ
り低レベルの基準電圧(以下、BLと記号化する)
が発生するようになつている。
比較器2は両入力端子−、+に入力される被検
出電圧Aおよび基準電圧Bとの各レベルを比較
し、その入力状態に応じて二値論理レベルの
“1”または“0”の各論理出力Cを出力するも
のである。この論理出力Cはポジテイブワンシヨ
ツト回路4およびネガテイブワンシヨツト回路5
の入力端子に同時に入力されるほかに、D型フリ
ツプフロツプ6の入力端子Dにインバータ8を介
して入力されると同時にD型フリツプフロツプ7
の入力端子Dにも直接入力される。上記ポジテイ
ブワンシヨツト回路4は入力信号(上論論理出力
C)の立下り時に同期して動作し、他方、ネガテ
イブワンシヨツト回路5は入力信号の立上り時に
同期して動作し、またこれら回路4,5の各出力
パルスはノアゲート9を介して上記フリツプフロ
ツプ6,7およびカウンタ10の各リセツト入力
端子に与えられ、各回路をリセツト状態とする
ように構成されている。
出電圧Aおよび基準電圧Bとの各レベルを比較
し、その入力状態に応じて二値論理レベルの
“1”または“0”の各論理出力Cを出力するも
のである。この論理出力Cはポジテイブワンシヨ
ツト回路4およびネガテイブワンシヨツト回路5
の入力端子に同時に入力されるほかに、D型フリ
ツプフロツプ6の入力端子Dにインバータ8を介
して入力されると同時にD型フリツプフロツプ7
の入力端子Dにも直接入力される。上記ポジテイ
ブワンシヨツト回路4は入力信号(上論論理出力
C)の立下り時に同期して動作し、他方、ネガテ
イブワンシヨツト回路5は入力信号の立上り時に
同期して動作し、またこれら回路4,5の各出力
パルスはノアゲート9を介して上記フリツプフロ
ツプ6,7およびカウンタ10の各リセツト入力
端子に与えられ、各回路をリセツト状態とする
ように構成されている。
カウンタ10は第2図に示すクロツクDによつ
て計数動作する16進カウンタであるが、その計数
値が10進数の「4」(2進数では「0100」のとき
端子“4”からパルスEが出力され、上記フリツ
プフロツプ6,7の各クロツク入力端子CKに与
えられて各フリツプフロツプ6,7を駆動するよ
うになつている。而してこのカウンタ10は白レ
ベルまたは黒レベルが接続する時間を規定するカ
ウンタであり、この実施例の場合、カウンタ10
がリセツトされてその内容が「4」となるまでの
時間、即ち、クロツクDが4発発生するまでの時
間が上記規定時間を与えるものである。
て計数動作する16進カウンタであるが、その計数
値が10進数の「4」(2進数では「0100」のとき
端子“4”からパルスEが出力され、上記フリツ
プフロツプ6,7の各クロツク入力端子CKに与
えられて各フリツプフロツプ6,7を駆動するよ
うになつている。而してこのカウンタ10は白レ
ベルまたは黒レベルが接続する時間を規定するカ
ウンタであり、この実施例の場合、カウンタ10
がリセツトされてその内容が「4」となるまでの
時間、即ち、クロツクDが4発発生するまでの時
間が上記規定時間を与えるものである。
一方、フリツプフロツプ6のセツト出力Fは上
記トランジスタTr3のベース端子に駆動信号とし
て与えられ、またフリツプフロツプ7のセツト出
力GはトランジスタTr2のベース端子に駆動信号
として与えられている。
記トランジスタTr3のベース端子に駆動信号とし
て与えられ、またフリツプフロツプ7のセツト出
力GはトランジスタTr2のベース端子に駆動信号
として与えられている。
次に第2図の波形図を参照して動作を説明す
る。第2図Hに示す時刻T1までの期間、原稿の
白レベル部分が走査されており、このためフオト
トランジスタ1への入射光のレベルは最大であ
り、したがつて比較器2の(−)入力端子には最
大レベルの被検出電圧Aが第2図に図示するよう
に入力されている。また上記時刻T1までの間は
フリツプフロツプ6がセツトし且つフリツプフロ
ツプ7がリセツトしており、このためトランジス
タTr1,Tr3がオンし且つトランジスタTr2がオフ
しており、したがつて比較器2の(+)入力端子
には標準レベルより高レベルの基準電圧BHが与
えられている。
る。第2図Hに示す時刻T1までの期間、原稿の
白レベル部分が走査されており、このためフオト
トランジスタ1への入射光のレベルは最大であ
り、したがつて比較器2の(−)入力端子には最
大レベルの被検出電圧Aが第2図に図示するよう
に入力されている。また上記時刻T1までの間は
フリツプフロツプ6がセツトし且つフリツプフロ
ツプ7がリセツトしており、このためトランジス
タTr1,Tr3がオンし且つトランジスタTr2がオフ
しており、したがつて比較器2の(+)入力端子
には標準レベルより高レベルの基準電圧BHが与
えられている。
上記状態において時刻T1となり、やや黒レベ
ルの部分が検出されはじめ、時刻T1にて被検出
電圧Aのレベルが基準電圧BH以下となる、比較
器2の論理出力Cが時刻T1にて“0”から“1”
へ反転し、これによりこの論理出力Cの立上り時
に同期してネガテイブワンシヨツト回路5が動作
し、したがつてその出力パルスに応じてカウンタ
10、フリツプフロツプ6,7が同時にリセツト
される。フリツプフロツプ6,7が同時にリセツ
トされるため各セツト出力G,Fはともに“0”
となり、したがつてトランジスタTr1〜Tr3はと
もにオフする。このため比較器2の(+)入力端
子には抵抗R1,R3による分圧電圧による標準レ
ベルの基準電圧BMが時刻T1以後与えられるよう
になる。
ルの部分が検出されはじめ、時刻T1にて被検出
電圧Aのレベルが基準電圧BH以下となる、比較
器2の論理出力Cが時刻T1にて“0”から“1”
へ反転し、これによりこの論理出力Cの立上り時
に同期してネガテイブワンシヨツト回路5が動作
し、したがつてその出力パルスに応じてカウンタ
10、フリツプフロツプ6,7が同時にリセツト
される。フリツプフロツプ6,7が同時にリセツ
トされるため各セツト出力G,Fはともに“0”
となり、したがつてトランジスタTr1〜Tr3はと
もにオフする。このため比較器2の(+)入力端
子には抵抗R1,R3による分圧電圧による標準レ
ベルの基準電圧BMが時刻T1以後与えられるよう
になる。
一方、時刻T2において被検出電圧Aのレベル
が上記あらたな基準電圧BMより大となると比較
器2の論理出力Cは“0”へ反転する。このため
この論理出力Cの立下り時に同期してポジテイブ
ワンシヨツト回路4が動作し、したがつてその出
力パルスによつてカウンタ10、フリツプフロツ
プ6,7が同時に再びリセツトされる。このため
比較器2の(+)入力端子には引続いて上記基準
電圧BMが与えられる。
が上記あらたな基準電圧BMより大となると比較
器2の論理出力Cは“0”へ反転する。このため
この論理出力Cの立下り時に同期してポジテイブ
ワンシヨツト回路4が動作し、したがつてその出
力パルスによつてカウンタ10、フリツプフロツ
プ6,7が同時に再びリセツトされる。このため
比較器2の(+)入力端子には引続いて上記基準
電圧BMが与えられる。
次いで時刻T3になつて被検出電圧Aが再び基
準電圧BM以下となると比較器2の論理出力Cが
“1”に反転し、このためこの論理出力Cの立上
り時に同期してネガテイブワンシヨツト回路から
パルスが出力され、この出力パルスによりカウン
タ10、フリツプフロツプ6,7が再度リセツト
される。このため比較器2の(+)入力端子には
引続き基準電圧BMが入力される。
準電圧BM以下となると比較器2の論理出力Cが
“1”に反転し、このためこの論理出力Cの立上
り時に同期してネガテイブワンシヨツト回路から
パルスが出力され、この出力パルスによりカウン
タ10、フリツプフロツプ6,7が再度リセツト
される。このため比較器2の(+)入力端子には
引続き基準電圧BMが入力される。
時刻T3後において以後、後述する時刻T4まで
の期間、黒レベル部分が走査されてゆくと、時刻
T3においてリセツトされたカウンタ10にはク
ロツクDが入力されて計数され、その計数値は
「0」から「1」、「2」、……と+1されてゆく。
一方、時刻T3以後、比較器2の論理出力Cは
“1”となつているからインバータ8の出力は
“0”となり、このためフリツプフロツプ6の入
力端子Dには“0”、フリツプフロツプ7の入力
端子Dには“1”の各信号が入力されている。而
してカウンタ10の計数値が時刻T4において
「4」となり、規定の継続時間となると、その端
子“4”から“1”のパルスEが出力されてフリ
ツプフロツプ6,7のクロツク入力端子CKに同
時に入力される。このためフリツプフロツプ7の
セツト出力が時刻T4以後“1”となる。猶、フ
リツプフロツプ6はリセツト状態のままであり、
そのセツト出力は時刻T1以後に引続いて“0”
のままである。したがつて時刻T4以後、トラン
ジスタTr1,Tr3がオフ状態で且つトランジスタ
Tr2がオン状態となつて比較器2の(+)入力端
子に入力される基準電圧は標準レベルより低レベ
ルの基準電圧BLが与えられるようになる。これ
により時刻T4以後は黒レベル部分の走査に対し
て有効な基準電圧BLによつて走査が実行される
ようになる。
の期間、黒レベル部分が走査されてゆくと、時刻
T3においてリセツトされたカウンタ10にはク
ロツクDが入力されて計数され、その計数値は
「0」から「1」、「2」、……と+1されてゆく。
一方、時刻T3以後、比較器2の論理出力Cは
“1”となつているからインバータ8の出力は
“0”となり、このためフリツプフロツプ6の入
力端子Dには“0”、フリツプフロツプ7の入力
端子Dには“1”の各信号が入力されている。而
してカウンタ10の計数値が時刻T4において
「4」となり、規定の継続時間となると、その端
子“4”から“1”のパルスEが出力されてフリ
ツプフロツプ6,7のクロツク入力端子CKに同
時に入力される。このためフリツプフロツプ7の
セツト出力が時刻T4以後“1”となる。猶、フ
リツプフロツプ6はリセツト状態のままであり、
そのセツト出力は時刻T1以後に引続いて“0”
のままである。したがつて時刻T4以後、トラン
ジスタTr1,Tr3がオフ状態で且つトランジスタ
Tr2がオン状態となつて比較器2の(+)入力端
子に入力される基準電圧は標準レベルより低レベ
ルの基準電圧BLが与えられるようになる。これ
により時刻T4以後は黒レベル部分の走査に対し
て有効な基準電圧BLによつて走査が実行される
ようになる。
次に上記時刻T4後、更に4発のクロツクDが
出力されて時刻T6に於いてカウンタ10の内容
が「8」となり、その端子“4”から再びパルス
Eが出力されると、上記時刻T4のとき同様な動
作がフリツプフロツプ6,7、基準電圧調節回路
3にて実行され、この結果、低レベルの基準電圧
BLが時刻T6以後も同様に比較器2の(+)入力
端子に与えられる。
出力されて時刻T6に於いてカウンタ10の内容
が「8」となり、その端子“4”から再びパルス
Eが出力されると、上記時刻T4のとき同様な動
作がフリツプフロツプ6,7、基準電圧調節回路
3にて実行され、この結果、低レベルの基準電圧
BLが時刻T6以後も同様に比較器2の(+)入力
端子に与えられる。
一方、時刻T8において被検出電圧Aのレベル
が上昇し、基準電圧BLより大となると、この時
刻T8にて比較器2の論理出力Cが“0”に反転
し、したがつてこの時刻T8においてポジテイブ
ワンシヨツト回路4の出力パルスによりカウンタ
10、フリツプフロツプ6,7が同時にリセツト
される。このためカウンタ10の計数値は「0」
となり、同時に比較器2には標準レベルの基準電
圧BMが与えられるようになる。
が上昇し、基準電圧BLより大となると、この時
刻T8にて比較器2の論理出力Cが“0”に反転
し、したがつてこの時刻T8においてポジテイブ
ワンシヨツト回路4の出力パルスによりカウンタ
10、フリツプフロツプ6,7が同時にリセツト
される。このためカウンタ10の計数値は「0」
となり、同時に比較器2には標準レベルの基準電
圧BMが与えられるようになる。
一方、続く時刻T9にて被検出電圧Aが再び標
準レベルの基準電圧BMより低レベルとなるとこ
の時刻T9において比較器2の論理出力Cは再び
“1”に反転し、またその立上り時にネガテイブ
ワンシヨツト回路5から出力される出力パルスに
よりカウンタ10、フリツプフロツプ6,7が同
時にリセツトされる。そしてこの時刻T9以後4
発のクロツクDが出力され、時刻T10にてカウン
タ10の計数値が「4」となるとセツト状態中の
フリツプフロツプ7の出力Gが“1”となり、勿
論、フリツプフロツプ6はリセツト状態のためそ
の出力Fは“0”である。このため比較器2の
(+)入力端子には基準電圧BLが標準レベルの基
準電圧BMに替つて与えられるようになり、黒レ
ベル部分の走査に対応して基準電圧が変更される
ものである。
準レベルの基準電圧BMより低レベルとなるとこ
の時刻T9において比較器2の論理出力Cは再び
“1”に反転し、またその立上り時にネガテイブ
ワンシヨツト回路5から出力される出力パルスに
よりカウンタ10、フリツプフロツプ6,7が同
時にリセツトされる。そしてこの時刻T9以後4
発のクロツクDが出力され、時刻T10にてカウン
タ10の計数値が「4」となるとセツト状態中の
フリツプフロツプ7の出力Gが“1”となり、勿
論、フリツプフロツプ6はリセツト状態のためそ
の出力Fは“0”である。このため比較器2の
(+)入力端子には基準電圧BLが標準レベルの基
準電圧BMに替つて与えられるようになり、黒レ
ベル部分の走査に対応して基準電圧が変更される
ものである。
猶、上記実施例ではこの発明をフアクシミリ装
置に適用したが、他の同様な装置にも適用可能で
あり、特にアナログ量の伝送波形を扱うような装
置にはすべてこの発明を利用可能である。
置に適用したが、他の同様な装置にも適用可能で
あり、特にアナログ量の伝送波形を扱うような装
置にはすべてこの発明を利用可能である。
また以上の説明では、原稿の印刷状態によつて
原稿の白部分の中の小さな黒の被検出電圧や、原
稿の黒部分の中の小さな白の被検出電圧が一時的
に小さく検出されたものを読み取る場合について
述べた。したがつて、通常の原稿を読み取つた際
の被検出電圧は、高レベルの基準電圧BHと低レ
ベルの基準電圧BLとの間で継続しないことを前
提にしている。仮に継続した場合には、基準電圧
のレベルを継続しないように調整すれば良い。
原稿の白部分の中の小さな黒の被検出電圧や、原
稿の黒部分の中の小さな白の被検出電圧が一時的
に小さく検出されたものを読み取る場合について
述べた。したがつて、通常の原稿を読み取つた際
の被検出電圧は、高レベルの基準電圧BHと低レ
ベルの基準電圧BLとの間で継続しないことを前
提にしている。仮に継続した場合には、基準電圧
のレベルを継続しないように調整すれば良い。
このように本発明は、原稿の白部分が連続した
後の小さな黒の被検出電圧や、黒部分が連続した
後の小さな白の被検出電圧が小さくても基準電圧
を変えることによつて検出できるため、原稿の印
刷状態によらず正常に読み取ることが可能にな
る。更に前記原稿の読み取りにおいて、白部分が
連続した後の小さな黒は元の原稿よりも更に小さ
く検出される傾向にあつたが、本発明では、基準
電圧を変えることによつて前記小さな黒に対応す
る論理出力の幅が広くなり、前記小さな黒を強調
して検出することが可能になる。
後の小さな黒の被検出電圧や、黒部分が連続した
後の小さな白の被検出電圧が小さくても基準電圧
を変えることによつて検出できるため、原稿の印
刷状態によらず正常に読み取ることが可能にな
る。更に前記原稿の読み取りにおいて、白部分が
連続した後の小さな黒は元の原稿よりも更に小さ
く検出される傾向にあつたが、本発明では、基準
電圧を変えることによつて前記小さな黒に対応す
る論理出力の幅が広くなり、前記小さな黒を強調
して検出することが可能になる。
第1図はこの発明をフアクシミリ装置に適用し
た例の要部の回路構成図、第2図は動作例を示す
波形図である。 1…フオトトランジスタ、2…比較器、3…基
準電圧調節回路、4,5…ワンシヨツト回路、
6,7…フリツプフロツプ、10…カウンタ、
R1〜R4…抵抗、Tr1〜Tr3…トランジスタ。
た例の要部の回路構成図、第2図は動作例を示す
波形図である。 1…フオトトランジスタ、2…比較器、3…基
準電圧調節回路、4,5…ワンシヨツト回路、
6,7…フリツプフロツプ、10…カウンタ、
R1〜R4…抵抗、Tr1〜Tr3…トランジスタ。
Claims (1)
- 1 第1の基準電圧及びこの第1の基準電圧より
高い第2の基準電圧及び第1の基準電圧より低い
第3の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
前記各基準電圧のいずれか一つの基準電圧と被検
出電圧とを比較して被検出電圧が高いことを示す
もしくは低いことを示す論理出力を得る比較手段
と、この比較手段における第1の基準電圧と被検
出電圧との比較の結果生じた一方の論理出力が規
定の時間継続したことを検出する検出手段と、こ
の検出手段によつて被検出電圧が高いこともしく
は低いことを示す論理出力が規定の時間継続した
ことが検出された際に、検出された高いことを示
すもしくは低いことを示す論理出力に夫々対応し
て第2の基準電圧もしくは第3の基準電圧を前記
比較手段の基準電圧として印加する制御手段とよ
り成る電圧レベル検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP806080A JPS56106419A (en) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | Voltage level detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP806080A JPS56106419A (en) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | Voltage level detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106419A JPS56106419A (en) | 1981-08-24 |
JPH0137887B2 true JPH0137887B2 (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=11682788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP806080A Granted JPS56106419A (en) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | Voltage level detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56106419A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0727014B2 (ja) * | 1986-03-01 | 1995-03-29 | ロ−ム株式会社 | 波形レベル測定装置 |
-
1980
- 1980-01-25 JP JP806080A patent/JPS56106419A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56106419A (en) | 1981-08-24 |
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