JP2630384B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2630384B2
JP2630384B2 JP61112706A JP11270686A JP2630384B2 JP 2630384 B2 JP2630384 B2 JP 2630384B2 JP 61112706 A JP61112706 A JP 61112706A JP 11270686 A JP11270686 A JP 11270686A JP 2630384 B2 JP2630384 B2 JP 2630384B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、原稿の読取範囲を任意に指定し、その画像
を読み取る画像読取装置に関する。
[従来技術] 近年、ワードプロセッサで作成された文書原稿や図形
が描かれた画像原稿を読み取り、これらの画情報を任意
に組み合わせて図形まじりの文書等を作成する画像編集
システムが実用されている。このようなシステムの画像
読取装置では、1ページの上記文書原稿や上記画像原稿
に対して、読み取り範囲を任意に指定して各原稿から所
望の画情報を読み取るようにしている。
このような画像読取装置の従来例を第6図に示す。図
において、コントローラ1にはパーソナルコンピユータ
などが用いられ、これに上記原稿の読取範囲の指定が行
なわれる。また、コントローラ1は以下に示す各回路を
動作させるためのクロック信号CLKを出力すると共に、
読取制御回路2に上記指定された読取範囲を設定する。
読取制御回路2はその指定に応じてイネーブツ信号Eを
出力する。
ラインセンサ3は図示せぬ光学系により原稿からの画
像光を1ラインづつ受光し、順次画信号を出力する。画
信号読取回路4は、その画信号を増幅してアナログ画信
号を作成し、これを原稿の地肌濃度に応じて設定したス
レッショルド電圧により2値化してデジタル画信号DVを
出力する。ラッチ回路5は、デジタル画信号DVの1ライ
ン区間のうち前記指定された範囲の信号を読取画信号SV
として出力する。
上記スレッショルド電圧を設定するときのタイミング
と上記読取画信号SVを出力するときのタイミングは前記
イネーブル信号Eにより指定される。
第7図はこのイネーブル信号Eを作成する読取制御回
路2のブロツク構成図を示す。図において、2aはライン
センサ3に入力されるクロック信号CUKをカウントし、
ラインセンサ3から取り出される画信号の画素アドレス
を示す主走査カウンタである。また、2bは原稿の読取範
囲の始点に対応する上記画素アドレスが設定される始点
レジスタ、2cは同様にその終点が設定される終点レジス
タである。
2bは主走査カウンタ2aの上記画素アドレスが上記始点
を示す値になったとき、その出力が“H"レベルになるコ
ンパレータ、2eは同様に上記画素アドレスが上記終点を
示す値になったとき、その出力が“H"レベルになるコン
パレータである。2fはコンパレータ2dの出力でセットさ
れ、コンパレータ2eの出力でリセットされ、これにより
イネーブル信号Eが作成されるフリップフロップであ
る。
さて、画信号読取回路の内部において、前記アナログ
画信号は、例えば第8図(a)の(イ)に示すように作
成される。いま、1ラインの全区間d1を読み取りたい場
合、コントローラ1にその読取範囲を指定する。これに
より、読都制御回路からは前述したようにして同図
(ロ)に示す区間d1に対応するパルス幅でイネーブル信
号Eが出力されるようになる。画信号読取回路4はこの
イネーブル信号Eの入力により、アナログ画信号のピー
ク電圧Vpを検知し、その1/2の電圧値をスレッショルド
電圧Vsに設定する。これにより、アナログ画信号を2値
化し、同図(ハ)示すようにデジタル画信号DVが出力さ
れる。また、ラッチ回路5はイネーブル信号Eがオンす
る期間デジタル画信号DVのラッチ動作を行ない、同図
(ニ)に示すように読取画信号SVを出力する。
ここで、第8図(b)の(イ)に示すようにアナログ
画信号の1ラインのうち区間d2だけを読み取りたい場
合、コントローラ1にその範囲を設定しておくと、イネ
ーブル信号Eは同図(ロ)に示すように区間d2に対応す
るパルス幅で出力されるようになる。前記と同様に画信
号読取回路4は、イネーブル信号Eが入力されると、ア
ナログ画信号のピーク電圧Vpによりスレッショルド電圧
Vsが設定され、これにより2値化されたデジタル画信号
DVが同図(ハ)に示すように出力される。また、前記と
同様にラッチ回路5がラッチ動作し、同図(ニ)に示す
ように読取画信号SVが出力される。
このように、コントローラ1で任意に設定した読取領
域において、アナログ画信号の地肌レベルが検知され、
そのレベルに応じたスレッショルド電圧Vsにより2値化
され、上記設定領域の読取画信号Vsが出力されるように
なる。
ところで、いま第8図(c)の(イ)に示すように、
読み取りたい区間d3のアナログ画信号の信号レベルがそ
の周辺の信号レベルよりかなり低いときに、コントロー
ラ1への読取範囲の設定を誤って、実際よりも広く設定
すると、イネーブル信号Eが同図(ロ)に示すように出
力される。このとき、読み取りたい区間d3の手前のアナ
ログ画信号の信号レベルがピーク電圧Vpとして検知さ
れ、これに基づいてスレッショルド電圧Vsが設定設定さ
れるため、デジタル画信号DVは同図(ハ)に示すよう
に、また、読取画信号SVは同図(ニ)に示すように出力
され、正しい画像読取ができなくなる。
このように、従来の画像読取装置は、原稿をその光学
系にセットするとき、読取範囲をコントローラ1に正確
に設定しなければ正しい画像読取が行なえないという問
題があった。
[目的] 本発明は、上記の問題を解決し、常に正しい画像読み
取りが行なえる画像読取装置を提供することを目的とす
る。
[構成] このため本発明は、1ラインのアナログ画信号のう
ち、設定された読取範囲より一定幅だけ狭い区間でその
信号のピークレベルを検知し、その検知レベルに基づい
て上記アナログ信号をデジタル化するようにしたことを
特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る画像読取装置の光学
系の概略構成図である。図において、筺体6の上面にコ
ンタクトガラス7が配設され、コンタクトガラス7の上
面には原稿8が載置される。原稿8の読取面は光源9に
より照明され、その反射光は鏡10,11,12により反射さ
れ、レンズ13によりラインセンサ3に結像する。レンズ
13とラインセンサ3は他の入射を防ぐために、筒体15の
両端に取り付けられている。
また、光源9と鏡10は第1走行体16に搭載され、鏡11
と12は第2走行体17に搭載されている。そして、第1走
行体16と第2走行体17はともに図示せぬ副走査機構によ
り駆動され、ガイドレール18に沿って移動することによ
り、原稿8の読取面からレンズ13までの光軸距離が一定
に保持されるようになっている。
第2図は、この画像読取装置の信号処理系のブロック
構成図を示す。図において、第6図と同一符号は同一回
路を示し、同図では画像読取装置4の内部のブロック構
成図を示している。
また、読取制御回路19は第3図に示すように構成して
いる。即ち、同図において、第7図と同一符号は同一部
分を示し、第7図に対して次に示す回路を付加してい
る。まず、始点設定レジスタ2bに設定された画素アドレ
スに一定数を加算する定数加算回路2gと、終点設定レジ
スタ2cに設定された画素アドレスから一定数を減算する
定数減算回路2hを配設している。さらに、主走査カウン
タ2aの示す画素アドレスが定数加算回路2gの出力と一致
したとき、これを検知してフリップフロップ2kをセット
するコンパレータ2iと、上記画素アドレスが定数減算回
路2hの出力に一致したとき、これを検知してフリップフ
ロップ2kをリセットするコンパレータ2jを配設してい
る。これにより、フリップフロップ2kは、前記イネーブ
ル信号Eに対して一定の幅だけ短かいイネーブル信号
E′を出力するようにしている。
この構成で、コンタクトガラス7の上に読取原稿を載
置する、コンタクトガラス7の周縁には読取範囲指定の
ための目盛りが付けられている。ここで、載置した原稿
の読み取りたい範囲の始点の値と終点の値をコントロー
ラ1に入力して読取範囲を設定する。
コントローラ1は、上記入力された上記始点の値に対
応する画素アドレスを始点設定レジスタ2bに設定し、そ
の終点の値に対応する画素アドレスを終点レジスタ2cに
設定する。
起動操作がなされると、アンプ4aはラインセンサ3か
ら1ラインづつ画信号を取り出して増幅し、第4図
(a)の(イ)に示すようにアナログ画信号AVを出力す
る。
ところで、主走査カウンタ2aは1ラインごとにライン
センサ3へのクロック信号CLKをカウントしており、ラ
インセンサ3から画信号を取り出す画素アドレスを示し
ている。また、始点設定レジスタ2bには読取開始の画素
アドレスが設定され、終点設定レジスタ2cには読取終了
の画素アドレスが設定されている。
これにより、いま1ラインのアナログ画信号のうちd4
に示す区間が読取範囲に指定されているとすると、コン
パレータ2d,2eによりその時点が検知され、第4図
(a)の(ニ)に示すようにこの区間に一致したイネー
ブル信号Eが出力される。一方、コンパレータ2iには始
点設定レジスタ2bの画素アドレスに定数が加算された値
が入力され、また、コンパレータ2jには終点設定アドレ
ス2cから定数が減算された値が入力されるので、同図
(ロ)に示すようにイネーブル信号Eより一定幅だけ短
かいイネーブル信号E′が出力される。このイネーブル
信号E′はピークホールド回路4bに入力される。
ピークホールド回路4bは、第5図に示すように、コン
パレータ4b1,ダイオードD,アナログスイッチ4b2,コンデ
ンサC,抵抗Rおよびアンプ4b3より構成されている。そ
して、イネーブル信号E′を入力するとアナロウン画信
号AVのピーク電圧がコンデンサCに保持され、アンプ4b
3よりそのピーク電圧Vpが出力されるように動作する。
なお、コンデンサCと抵抗Rの時定数は読取ライン周期
に対して充分大きく、1ライン前の上記ピーク電圧Vpが
充分保持されるように設定されている。これにより、こ
のピーク電圧Vpは第4図(a)の(イ)の破線で示すよ
うになる。
さて、2値化回路4Cは上記ピーク電圧Vpを入力し、こ
の1/2の電圧をスレッショルド電圧Vsとして入力される
アナログ画信号AVを2値化し、同図(ハ)に示すように
デジタル画信号DVを出力する。次いで、ラッチ回路5は
イネーブル信号Eが入力される期間ラッチ動作を行な
い、同図(ホ)に示すように読取画信号SVを出力する。
このように、コントローラ1に設定した読取領域に応
じたデジタル画信号が出力されるようになる。
ここで、最初に行なう原稿の読取範囲の設定を誤った
場合を考えてみる。いま、第4図(b)の(イ)に示す
ように、実際に読み取るべき画像が区間b5にあり、また
原稿の地肌濃度が濃いためにその信号レベルが他の区間
に比べてかなり低いときに、コントローラ1への読取範
囲の設定を誤って区間b5′に設定したとする。前記と同
様に、同図(ニ),(ロ)に示すように、設定区間d5
に対応するイネーブル信号Eとこれにより一定幅だけ短
かいイネーブル信号E′が出力される。
このとき、前記と同様に同図破線で示すようにイネー
ブル信号E′によってアナログ画信号のピーク電圧Vpが
検知され、またこの1/2のスレッショルド電圧Vsにより
同図(ハ)に示すようにデジタル画信号DVが作成され
る。また、同図(ニ),(ホ)に示すように、イネーブ
ル信号Eに対応して読取画信号SVが出力される。
このように、読取範囲を実際よりも広く誤って設定し
た場合においても、その誤差区間つまりd5′−d5の区間
におけるアナログ画信号AVの信号レベルの影響を受ける
ことなく、読取画像信号SVを出力することができる。な
お、上記誤差の許容範囲は定数加算回路2gと定数減算回
路2hに設定する定数の値により決定できる。
以上のように、本実施例ではアナロウン画信号AVのピ
ーク電圧Vpは設定された読取区間より狭い区間で検知
し、その検知レベルに基づいてスレッショルド電圧Vsを
設定して、アナログ画信号AVを2値化し、デジタル画信
号DVを出力するようにしている。これにより、読取範囲
の設定を誤って実際より広くした場合においても、実際
に読み取るべき画信号の地肌濃度を正しく検知するの
で、常に正しい画像読取が行なえるようになる。
なお、本実施例では読取範囲は主走査方向についての
み設定するようにしたが、副走査方向についても読取範
囲の設定を行なう場合は、副走査における所定のタイミ
ングでラッチ回路5を制御すればよい。また、2値化回
路4Cの代わりにアナログデジタル変換回路を配設し、ピ
ークホールド回路4bからのピーク電圧Vpによりその変換
における基準電圧を変えるようにすれば、本発明は多値
化においても同様に適用できる。
[効果] 以上のように本発明によれば、1ラインのアナログ画
信号のうち、設定された読取範囲より一定幅だけ狭い範
囲でその信号のピークレベルを検知し、その検知レベル
に基づいて上記アナログ画信号をデジタル化するように
したので、取り出すべき画信号の地肌濃度が正しく検知
され、常に正しい画像読み取りが行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像読取装置の光学系
の概略構成図、第2図はその信号処理系のブロック構成
図、第3図は読取制御回路のブロック構成図、第4図は
上記画像読取装置の動作を示すタイムチャート、第5図
はピークホールド回路の回路構成図、第6図は従来の画
像読取装置のブロック構成図、第7図は従来の読取制御
回路のブロック構成図、第8図は従来の画像読取装置の
動作を示すタイムチャートである。 1……コントローラ、2……読取制御装置、3……ライ
ンセンサ、4……画信号読取回路、5……ラッチ回路、
6……筺体、7……コンタクトガラス、8……原稿、9
……光源、10,11,12……鏡、13……レンズ、2a……主走
査カウンタ、2b……始点設定レジスタ、2c……終点設定
レジスタ、2d,2e,2i,2j……コンパレータ、2f,2k……フ
リップフロップ、2g……定数加算回路、2h……定数減算
回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を光源により照明し、その反射光をレ
    ンズにより集光してラインセンサに結像し、ラインセン
    サから取り出したアナログ画信号の1ラインごとにその
    画信号のピークレベルを検知し、その検知レベルに応じ
    て設定した基準電圧に基づいて上記アナログ画信号をデ
    ジタル変換し、1ラインの上記デジタル画信号のうち設
    定された読取範囲に相当する区間のデジタル画信号を出
    力する画像読取装置において、上記ピークレベルを検知
    する区間を上記読取範囲に相当する区間より一定幅だけ
    狭く設定することを特徴とする画像読取装置。
JP61112706A 1986-05-19 1986-05-19 画像読取装置 Expired - Lifetime JP2630384B2 (ja)

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JPS62269566A JPS62269566A (ja) 1987-11-24
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