JP2618923B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2618923B2 JP62254472A JP25447287A JP2618923B2 JP 2618923 B2 JP2618923 B2 JP 2618923B2 JP 62254472 A JP62254472 A JP 62254472A JP 25447287 A JP25447287 A JP 25447287A JP 2618923 B2 JP2618923 B2 JP 2618923B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、フアクシミリ、デジタル複写機等における
原稿読取装置に関する。
従来技術 一般に、この種の原稿読取り装置では、CCDイメージ
センサ等のラインセンサを用いて原稿画像を読取るよう
にしている。ここに、ラインセンサからの光電変換出力
は増幅した後、A/D変換器によりデジタル信号に変換
し、更に信号処理してフアクシミリ用送信データないし
はデジタル複写データを得るようにしている。
この際、ラインセンサの各読取り画素は必ずしも同一
の受光感度を示すわけではなく、バラツキを有する。そ
こで、一般には白色基準板を読取りシエーデイング補正
するようにしている。即ち、原稿読取りに先立ち、副走
査方向の画像外先端位置に原稿エリア幅(1主走査ライ
ン長)に渡つて設けた白色基準板からの反射光をライン
センサで読取り、ラインセンサの各読取り画素の感度分
布をシエーデイングデータとしてメモリに記憶させる。
そして、メモリに記憶させたシエーデイングデータをD/
A変換してA/D変換器の基準端子に常時入力させてA/D変
換用基準電圧とする。しかして、実際の原稿画像の読取
りが開始されたら、ラインセンサからの画像信号をA/D
変換器において上記基準電圧と比較しながらA/D変換
し、感度バラツキの影響のない読取り画像データを得る
ようにしている。
しかるに、この種の装置では、ラインセンサの感度バ
ラツキだけでなく、原稿画像を露光照明する光源からの
入力光量のバラツキもある。もし、1枚の原稿読取り中
にこの入力光量のバラツキが一定であれば、上述したラ
インセンサの感度バラツキに対するシエーデイング補正
により同時に対処し得る。しかし、入力光量の変動はあ
る1枚の原稿についての読取り中に各読取りライン(主
走査ライン)毎に生ずることもある。特に、蛍光灯を用
いたものでは、周囲温度により光量変動を生ずる。この
点、従来は、このような光量変動に対する対策ないしは
補正手段が講じられておらず、同一濃度画像の原稿であ
つても誤差を含む読取りとなつてしまうことがある。
これは、ラインセンサの各読取り画素が必ずしも同一
の受光感度を示すわけでなく、バラツキを有するからで
ある。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、原稿
を露光照明する入力光量の変動に対処する正規化処理を
行なうことにより、同一濃度の原稿で読取り誤差を生ず
ることのない簡単な構成の原稿読取装置を提供すること
を目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、主走査方向にラ
イン状に設けられた第1の白基準板と、副走査方向にラ
イン状に設けられた第2の白基準板と、原稿台に載置さ
れた原稿及び前記第1,2の白基準板を読取るべく主走査
方向にライン状に設けられたラインセンサを副走査方向
に移動させて画像信号を出力する読取手段と、前記画像
信号を基準値に応じてA/D変換して画像データを出力す
るA/D変換器と、前記第1の白基準板を読取つたときの
画像データをシエーデイングデータとして記憶する記憶
手段と、このシエーデイングデータをD/A変換するとと
もに入力された信号と乗算をした信号を前記基準値とし
て前記A/D変換器に対して出力するD/A変換器と、前記第
2の白基準板を前記読取手段が読取つたときに出力され
る画像データをライン毎に保持して前記D/A変換器に出
力する保持手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、原稿読取り動作は第3図に示すような光学系によ
り行なわれる。原稿1はコンタクトガラス2上にセツト
される。このような原稿1に対し光源、例えば蛍光灯3
と第1ミラー4とからなる第1スキヤナ5と、第2,3ミ
ラー6,7からなる第2スキヤナ8とを速度比1:2の関係で
矢印方向に副走査させる。そして、原稿1からの反射光
情報をこれらのミラー4,6,7及び結像レンズ9を介して
ラインセンサとしてのCCD10に結像させ、1主走査ライ
ン毎に光電変換読取りを行なう。
ここに、コンタクトガラス2上には原稿1よりも前段
側位置にシエーデイング補正用に供するための白色基準
板11が設けられている。この白色基準板11は第4図に示
すように原稿1(原稿エリアE)の全幅、即ち1主走査
ライン長に渡る長さを有するものであり、一般には原稿
セツト基準板の底面等に設けられる。
そして、前記CCD10による読取りデータは第1図に示
すように増幅器12により増幅された後、A/D変換器13にV
I信号として入力され、基準電圧VRに基づきA/D変換さ
れ、デジタル信号として後段の画像処理系に出力され
る。ここに、前記白色基準板11からの反射光は原稿1読
取りに先立ちCCD10により読取られる。第6図はこのタ
イミングを示すもので、スタート信号により走査を開始
した後、白色基準板11の位置でメモリ制御信号を発生さ
せてメモリ14を動作可能状態とし、CCD10により読取ら
れA/D変換器13によりA/D変換されたデータをCCD10の感
度分布データ、従つてシエーデイングデータSDとしてメ
モリ14に格納させる。このメモリ14に格納されたシエー
デイングデータSDはD/A変換器15によりD/A変換されてA/
D変換器13の基準端子に基準電圧VRとして入力され、CCD
10の読取りデータのA/D変換時の基準とされる。これ
が、一般のシエーデイング補正式読取り方式である。
しかして、本実施例ではこのようなシエーデイング補
正式読取りに加え、各主走査ライン毎に蛍光灯3の光量
変動に対しても正規化補正を行なうようにするものであ
る。
このため、まず、第4図に示すように白色基準板11だ
けでなく、主走査方向の先頭部に位置させて白基準板16
を設ける。即ち、この白基準板16はCCD10の読取り範囲
内であつて、かつ、有効原稿読取り幅外の位置に副走査
方向全長に渡つて設けてなり、どの主走査ライン読取り
時にもCCD10により読取り可能とされている。一方、制
御回路系ではCCD10の読取りデータVIをA/D変換器13に対
するものとサンプリング&ホールド回路(S/H回路)17
に対するものとに分岐し、CCD10による読取りデータVI
を各主走査ライン毎にS/H回路17でサンプル&ホールド
することにより、白基準板16からの反射光に基づくピー
ク値を、各主走査ライン毎の白信号の基準とする。
今、第2図に示すタイミングチヤートで考えると、原
稿1側から反射光情報がCCD10に結像され光電変換され
た電気信号は図中のVIで示すような画像データ波形(ア
ナログ値)となる。この時、蛍光灯3等の光源の光量
は、周囲温度、駆動電圧等により変動し得る。この結
果、例えば図示の如く、主走査ラインの1ライン目と1
ライン目とでは画像データVIにレベル変動を生ずる。こ
のような波形をS/H制御信号の下に、白基準に相当する
部分の電圧をS/H回路17でサンプル&ホールドを行な
い、1主走査ライン分の自信号VSHを作る。これは、同
一の濃度の白基準板16の読取りによるものであり、当
然、1ライン目と2ライン目との間の光量変動分に応じ
た波形となる。
次いで、S/H回路17により得られた自信号VSHをメモリ
14に格納されているシエーデイングデータSDと乗算する
ことにより、白基準により正規化されたシエーデイング
データが各主走査ライン毎に得られる。このような乗算
処理は、白信号VSH(アナログ信号)×シエーデイング
データSD(デジタル信号)であり、この乗算処理を行な
うため、本実施例ではD/A変換器15として市販の乗算型D
/A変換器(マルチプライングD/A変換器)を用いるもの
である。その乗算式は、8ビツトの乗算型D/A変換器15
を用いた場合、 となる。つまり、本実施例では各主走査ライン毎にこの
ような基準電圧VRをA/D変換器13の基準端子に入力させ
るものである。ここに、A/D変換器13を8ビツトとする
と、このA/D変換器13から出力されるデジタル信号A/D出
力は、 となる。このようにして、VRの値に応じてA/D変換用の
最高値が決定される。本実施例によれば、各主走査ライ
ン毎に実際の白基準板16についてのCCD10読取りによる
白基準電圧で、シエーデイングデータをベースとした基
準電圧を更に正規化しているので、蛍光灯3の光量変動
に左右されないA/D変換、即ち画像読取りが行なえる。
つまり、本実施例によれば、光源の光量が途中で変動し
たとしても、同一濃度の原稿画像を誤差なく読取ること
ができる。
効果 本発明によれば、原稿を露光照明する入力光量の変動
に対処する正規化処理を行なうことにより、同一濃度の
原稿の読取り誤差を生ずることのない簡単な構成の原稿
読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はブロツ
ク図、第2図は各部の波形を示すタイミングチヤート、
第3図は読取り光学系の概略側面図、第4図は平面図、
第5図はタイミングチヤートである。 1……原稿、10……CCD(ラインセンサ)、11……白色
基準板、13……A/D変換器、14……メモリ、15……乗算
型D/A変換器、16……白基準板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向にライン状に設けられた第1の
    白基準板と、副走査方向にライン状に設けられた第2の
    白基準板と、原稿台に載置された原稿及び前記第1,2の
    白基準板を読取るべく主走査方向にライン状に設けられ
    たラインセンサを副走査方向に移動させて画像信号を出
    力する読取手段と、前記画像信号を基準値に応じてA/D
    変換して画像データを出力するA/D変換器と、前記第1
    の白基準板を読取つたときの画像データをシエーデイン
    グデータとして記憶する記憶手段と、このシエーデイン
    グデータをD/A変換するとともに入力された信号と乗算
    をした信号を前記基準値として前記A/D変換器に対して
    出力するD/A変換器と、前記第2の白基準板を前記読取
    手段が読取つたときに出力される画像データをライン毎
    に保持して前記D/A変換器に出力する保持手段とを備え
    たことを特徴とする原稿読取装置。
JP62254472A 1987-10-08 1987-10-08 原稿読取装置 Expired - Lifetime JP2618923B2 (ja)

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