JPH0137348Y2 - - Google Patents

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JPH0137348Y2
JPH0137348Y2 JP1984198668U JP19866884U JPH0137348Y2 JP H0137348 Y2 JPH0137348 Y2 JP H0137348Y2 JP 1984198668 U JP1984198668 U JP 1984198668U JP 19866884 U JP19866884 U JP 19866884U JP H0137348 Y2 JPH0137348 Y2 JP H0137348Y2
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JP
Japan
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vehicle body
holder
support plate
bracket
mounting structure
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JP1984198668U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車のステツプ取付構造に関
するものである。
(従来技術) 従来の自動二輪車のステツプ取付構造は、第3
図に示す如く下部フレーム1の外側面に、ブラケ
ツト2を固設し、このブラケツト2に、コ字形金
具3を外側方に向けて所要角度(通例45度)傾斜
させてプレート4の上端部に固設して成るステツ
プホルダー5の下端をボルトにて締付固定し、こ
のステツプホルダー5のコ字形金具3に、ステツ
プ6の内側端面に略45度の傾斜角で突設された取
付金具7を挿着し、コ字形金具3と取付金具7の
ピン穴に支持ピン8を挿通し抜け止めして、ステ
ツプ6を支持して成るものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記のステツプ取付構造を採用してい
る理由は、車体中央の内蔵機器、或いはエンジン
搭載部の左右両側に装着したエンジンカバー9に
ステツプ6が当接しないようにする為であるが、
その結果として第4図に示すステツプ幅Fが広く
なり、バンク角θが小さくなつて、ステツプ6の
高さ位置が制限され、ライデング・ポジシヨンを
自由に選定できなくなるものである。
一方最近のGP(スポーツ車)車ではバンク角θ
を50度以上になしたものもあり、一般車において
もバンク角θを大きくとりたいという要求があ
る。バンク角θを大きくとるにはステツプ6の高
さ位置を上げるか、ステツプ幅Fを狭くすれば良
いのであるが、ステツプ6の高さ位置を上げる
と、ライデングポジシヨンが窮屈なものとなつ
て、ライダーの疲労度が増大するので避けねばな
らないし、ステツプ幅Fを狭くするにはステツプ
6を内側に引つ込めれば良いのであるが、第3図
に示すステツプ取付構造では不可能である。
また、前述のステツプ取付構造では、ライダー
ができるだけ足を内側に寄せて乗車する傾向があ
る為に、コ字形金具3、取付金具7上に直かに足
を載せることとなつて、エンジン振動がもろに足
に伝わり、乗心地が悪いものとなる。
さらに、前述のステツプ取付構造では、コ字形
金具3、取付金具7が露出しているので、外観上
甚だ見栄えが悪いものである。
そこで本考案は、上記の種々の問題点を解決す
る為に、ステツプ幅を狭くできてバンク角を大き
くとることができ、しかもステツプ取付部の金具
が露出しないステツプ取付構造を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案によるステツプ取付構造は、下部フレー
ムの外側面にブラケツトを固設し、該ブラケツト
に受支板を直角に外側に有するホルダーを前記受
支板が車体後方で所要角度前方下向きに傾斜する
ように固定し、該ステツプホルダーの受支板上に
ステツプの車体側の端部下側で後方下向きに所要
角度傾斜させて設けた軸部を回動可能に結合し
て、ステツプを車体側に向つて後方斜上方に回動
可能になすと共にステツプの車体側の端面をステ
ツプホルダーの外面に当接して水平に支持して成
るものである。
(作用) 上記のように構成したステツプ取付構造では、
ステツプの車体側の端部下側で後方下向きに所要
角度傾斜させて設けた軸部を介してホルダーの受
支板上でステツプを車体側に向つて後方斜上方に
回動することにより折り畳むことができる。また
ステツプの内側端面に従来のような取付金具が無
いので、その分内側に引つ込められて支持されて
いて、ステツプ幅が狭くなつて、バンク角が大き
くなる。
(実施例) 本考案によるステツプ取付構造の一実施例を第
1図及び第2図によつて説明する。第1図は車体
後方より見た右側のステツプの取付構造を示すも
のであり、第2図は第1図のA−A線断面矢視図
であつて、第1,2図中1は下部フレーム、2は
下部フレーム1の外側面に固設したブラケツト
で、このブラケツト2にステツプホルダー5′の
下端部が固定されている。即ち、ブラケツト2の
ボルト挿通孔の裏側に溶接にて固定したナツト1
0に、ステツプホルダー5′の下端部のボルト挿
通孔よりボルト11を螺締して、ステツプホルダ
ー5′を固定する。尚、ステツプホルダー5′は廻
り止めの為、第2図に示す如く下部フレーム1の
外側面に水平に固設したピン12にステツプホル
ダー5′の下端部前側縁に設けた横溝13を嵌合
している。
ステツプホルダー5′の上部には外側方に直角
に受支板14が一体に設けられ、この受支板14
は側面より見て車体後方(第2図では左方向)に
所要角度、本例では45度前方下向きに傾斜してい
る。受支板14上には支持ピン15が直角に設け
られて車体前方に45度上向きに傾斜しており、こ
の支持ピン15にステツプ6′の車体側の端部下
側で後方下向きに45度傾斜させて一体に設けた筒
状軸部16を嵌合し、支持ピン15の上端部にサ
ークリツプ17を嵌装し抜け止めして、ステツプ
6′を車体側に向つて45度の傾斜角で後方斜上方
に回動可能になすと共にステツプ6′の車体側の
端面をステツプホルダー5′の外面に当接して水
平に支持している。ステツプ6′の筒状軸部16
の外周にはコイル状のリターンスプリング18が
嵌装され、上端が筒状軸部16に係止され、下端
が受支板14に係止されている。尚第1図中9は
エンジンカバーである。
かように構成された実施例のステツプ取付構造
では、自動二輪車の施回時ステツプ6′の先端が
路面に接した際、ステツプ6′はリターンスプリ
ング18に抗して筒状軸部16が支持ピン15を
中心に回動するので、後方斜上方に45度の傾斜角
で車体側に折り畳まれる。従つて、車両製作規制
を満足できる。
またステツプ6′の支持部から先端までの長さ
が短くなつて、つまりステツプ6′が内側寄りに
取取けられて、第4図に示されるステツプ幅Fが
狭くなつて、バンク角θが大きくなる。従つて、
バンク角θが従来と同じ角度で良いとすれば、ス
テツプ6′の高さ位置を低くできてライダーの疲
労度を軽減でき、しかもステツプ6′の高さ位置
の選定位置が拡大されて、ライデング・ポジシヨ
ンの選定の自由度が増大することになる。
尚、上記実施例ではステツプ6′を後方上側に
45度の傾斜角で折り畳まれるようにしているが、
これに限るものではない。即ち、ステツプホルダ
ー5′の受支板14の傾斜角及びステツプ6′の筒
状軸部16の傾斜角を適宜変更すれば、所要の傾
斜角でステツプ6′を後方上側に折り畳み可能と
なる。場合によつては受支板14を水平に設け、
筒状軸部16をステツプ6′の下側に垂直に設け
れば、ステツプ6′を水平に後方に折り垂むこと
も可能である。
またステツプ6′の受支板14への取付け手段
は、上記実施例の支持ピン15とサークリツプ1
7とによるものに限るものではなく、段付ボルト
等に代えても良いものであり、その他の手段に代
えても良いものである。要はステツプ6′の車体
側の端面をステツプホルダー5′の外面に当接し
て水平に支持し且つ車体側に向つて後方斜上方に
回動可能に受支板14に支持できれば、いかなる
取付け手段でも良いものである。
(考案の効果) 以上の説明で判るように本考案のステツプ取付
構造によれば、ステツプを後方斜上方に所要の傾
斜角で車体側に回動して折り畳むことができるの
で、車両製作規制を満足できる。またステツプを
車体内側寄りに引つ込めて支持できるので、ステ
ツプ幅を狭くできて、バンク角を大きくできる。
従つて、バンク角が従来と同じ角度で良いとすれ
ば、ステツプの高さ位置を低くできるので、ライ
ダーの疲労度を軽減できるのみならず、ライデン
グポジシヨンの選定の自由度を増大できる。さら
にステツプのホルダーへの取付け手段が露出しな
いので、外観上見栄えが良くなる。しかもライダ
ーが足を内側に寄せて乗車しても取付け手段に足
が載ることがなく、従つてエンジン振動が足に伝
わることがなく、乗心地が悪くなることがない等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動二輪車のステツプ取
付構造を示す図、第2図は第1図のA−A線断面
矢視図、第3図は従来の自動二輪車のステツプ取
付構造を示す図、第4図はステツプ幅とバンク角
を示す自動二輪車の後面図である。 1……下部フレーム、2……ブラケツト、5′
……ステツプホルダー、6′……ステツプ、10
……ナツト、11……ボルト、12……ピン、1
3……横溝、14……受支板、15……支持ピ
ン、16……筒状軸部、17……サークリツプ、
18……リターンスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部フレームの外側面にブラケツトを固設し、
    該ブラケツトに受支板を直角に外側に有するステ
    ツプホルダーを前記受支板が車体後方で所要角度
    前方下向きに傾斜するように固定し、該ステツプ
    ホルダーの受支板上にステツプの車体側の端部下
    側で後方下向きに所要角度傾斜させて設けた軸部
    を回動可能に結合して、ステツプを車体側に向つ
    て後方斜上方に回動可能になすと共にステツプの
    車体側の端面をステツプホルダーの外面に当接し
    て水平に支持して成る自動二輪車のステツプ取付
    構造。
JP1984198668U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0137348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198668U JPH0137348Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198668U JPH0137348Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61110488U JPS61110488U (ja) 1986-07-12
JPH0137348Y2 true JPH0137348Y2 (ja) 1989-11-10

Family

ID=30757871

Family Applications (1)

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JP1984198668U Expired JPH0137348Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP (1) JPH0137348Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649823U (ja) * 1979-09-25 1981-05-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649823U (ja) * 1979-09-25 1981-05-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61110488U (ja) 1986-07-12

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