JPH0137101Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0137101Y2
JPH0137101Y2 JP17019383U JP17019383U JPH0137101Y2 JP H0137101 Y2 JPH0137101 Y2 JP H0137101Y2 JP 17019383 U JP17019383 U JP 17019383U JP 17019383 U JP17019383 U JP 17019383U JP H0137101 Y2 JPH0137101 Y2 JP H0137101Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
attached
base plate
guide
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17019383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6077695U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17019383U priority Critical patent/JPS6077695U/ja
Publication of JPS6077695U publication Critical patent/JPS6077695U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0137101Y2 publication Critical patent/JPH0137101Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物用シヤツターの改良にかかるもの
であつて、シヤツターの開閉に際して騒音の生ず
るのを防止することができるようになされた巻取
り、繰出し構造に関するものである。
(従来の問題点) 一般の家屋や商店などに設置して使用されてい
る建物用シヤツターは手動操作によつて開閉する
よう巻取り軸上に捩りばねが組込まれてあり、こ
の捩りばねのねじり力によつてシヤツターが巻胴
部に巻取られる構造になつており、そのため、シ
ヤツターの開閉時勢をつけて手動にて操作すると
シヤツターのスラツトがシヤツターケースのスリ
ツト部における両端部分に設けられたガイドと接
触して騒音を発するため、たとえば住宅街などで
夜間にシヤツターの開閉を行つたときに周囲に騒
音の発生に伴う迷惑を及すことになり、取扱い上
充分注意を払つて操作しても騒音を防ぐことは困
難であるなど不都合なことが多い。
(考案の目的) 本考案はこのような問題点を解決して、シヤツ
ターの巻取り、繰出しに際して各スラツトがシヤ
ターケース内の両端部に設けられたガイド部にお
いて弾性体にてなるガイドローラに接して移動す
るようにし、またシヤツター巻取り胴車の支持軸
の両端支持軸受部が横方向に移動可能に支持し
て、シヤツターの繰出し(垂直降下)又は巻取り
(上昇)のいずれに際しても騒音が発生せずに操
作できるようにしたシヤツターの巻取り繰出し機
構を提供することにある。
(考案の構成) 本考案にては建物用シヤツターにおいて、シヤ
ツターケースの長手両端側板内面に取付けたシヤ
ツター巻付け支持軸の両端支持体は、該側板板固
着の基板と、この基板の前面でシヤツター巻付け
支持軸端を保持して前後に移動可能に取付く軸受
片と、前記基板の下部で軸受片を移動自在に受支
するよう付設された転動平面ベアリングとを組み
合せたものからなり、前記軸受片は移動範囲を制
限されて移動自在な移動座板と、該座板中央に軸
受部を突設して、かつ案内部は広幅に形成してあ
り、前記ケースのシヤツター出入口におけるガイ
ドレール接続部位置上部にはシヤツターと当接し
て回転自在に支持された弾性体にてなるガイドロ
ーラを、シヤツターの巻取り面側端部にてブラケ
ツトを介して付設し、かつケースのシヤツター出
入口隣接部で下向きに緩衝体を付設してあり、シ
ヤツターの水切りフランジ上面に、シヤツターを
巻取つた際前記緩衝体と当接する突起を付設した
ものである。
なお、前記したシヤツターの水切りフランジ上
面の突起と緩衝体との関係は、シヤツター下端の
フランジ上面とシヤツターケースのスリツトに沿
つて下端面との所定位置に、一方には適宜面積の
端面を有するピンを、また他方にはゴム質材にて
なる緩衝片を適宜手段で取付け、シヤツターを巻
込ませた最終上昇時、フランジまたはケース下端
付設のピンが対向する面に取付く緩衝片と衝突し
てダンパーとして作用し、消音効果を高めること
ができる。
(実施例) 以下本考案を一実施例について図面により詳述
すれば、1はシヤツターケースであつて、周知の
構造にてなり、建物の所要位置の開口部前上面に
長手両端に配した金属板製の一対の側板2を介し
て取付けられており、その下面にはシヤツタース
ラツト5(以下単にシヤツターと称する)の出入
口3が細幅で開口している。4はシヤツターのガ
イドレールであつて、両側の建物の柱等に沿つて
対称に取付けてあり、シヤツターケース1の各側
板2に下部に設けたレール接続部3′と直結する
ようにしてある。10はシヤツター巻付け支持軸
6の両端支持体であつて、シヤツターケース1の
両側板2の各内面中央部に取付けてあり、この軸
支持体10は側板2に対してボルト12締結して
固定すると共に下部を側板定着の受金にて受支し
た長方形の基板11と、この基板11の前面で所
要寸法横移動自在に付された軸受片13と、この
軸受片13を横移動自在に受支する平面ベアリン
グ18とからなる。そしてその軸受片13は前記
基板11の長さよりも短かい寸法の金属板製移動
座板14の中央に、上側を開放してコ字状に屈曲
形成した適宜長さの軸受部15を基端において移
動座板14に固着し、かつ長手方向中心線上で両
端から軸受部15基端までの間に基板11取付け
ボルト12を案内として移動距離の制限を兼ねる
切欠き長孔14′,14′が設けてあり、基板取付
けボルト12に嵌めたスペーサー12′を介して
締付けナツト12″がはずれ止めの役目を兼ねる
ようになつており、軸受部15の基部下面に沿う
長手方向に適宜寸法で案内部16が前面に突き出
して一体に設けてある。また、斯かる軸受片13
を支持する基板11に設けた平面ベアリング18
の支持部は、前記軸受片13付設の案内部16が
嵌まり込んで移動し得る幅で適宜深さの角形溝受
け部17になつており、この内部に平面ベアリン
グ18が転動可能に挿入されており、両端は該ベ
アリング18が外脱しないように閉じてある。な
お前記移動座板14の案内部16両端には下向き
に板を屈曲させたストツパー16′がそれぞれ設
けてあり、このストツパー16′とベアリング支
持部の両端面との当接で軸受片13の横移動量が
制限されるようになつている。更に軸受片13の
移動座板14上端縁は基板11の中央上端縁を適
宜長さで屈曲してなるガイド17′にて前倒れを
阻止すると共に摺動を補在するようになつてい
る。20はシヤツターガイドローラであつて、側
板2の内側位置でシヤツター5の巻付け面側に接
して案内するようにガイドレール接続部3′の上
側位置にてブラケツト21を介して取付けられて
おり、このローラ20自体はゴム或いは合成樹脂
にて形成した衝撃音の発生し難い性質の材料にて
構成されている。22はローラ20支持軸ピンで
ある。
斯くの如き本考案の作用を説明すれば、周知の
ようにシヤツター5の巻取り時には、シヤツター
巻付け支持軸6がシヤツターケース1両側板2に
取付いた支持体10にて両端を移動可能に支持さ
れているので、該巻付け支持軸6上に装着の巻取
り用ばね力にて支持軸上のプーリにシヤツター5
が巻取られて巻き径が次第に大きくなると、支持
体10の軸受片13は基板11下縁に付設の角形
溝受け部17内に配された平面ベアリング18に
より軸受片下部の案内部16が軽く案内されて、
シヤツター出入口3側と反対の方向に移動座板1
4を介して移動しつつ巻取られる(第4図参照)。
そしてシヤツター5を引き出して建物の出入口等
を閉じるときには、シヤツター5を引き出すにつ
れてその巻き径が小さくなる程に軸受片13には
巻取り時と逆の横移動力が作用し、支持軸端部支
持体10の基板11付設平面ベアリング18部で
支持される軸受片13が軽く摺動してシヤツター
出入口3側に引き寄せられるのであり、第1図及
び第5図に示す如くシヤツター5の引き出し或い
は巻き取りの両作動に際し、シヤツターケースの
出入口3内上部に設けてあるガイドローラ20に
より、シヤツター5が案内されてガイドレール4
に移動し、このガイドローラ20が衝撃音の発生
し難い性質の材料(ゴム或いは合成樹脂等)によ
つて形成されているから、シヤツターの各スラツ
トが間欠的にガイドローラ20と接しても、この
接触時における衝撃音は殆んどローラに吸収され
て騒音とならず、静かに移動できるのであり、巻
付け支持軸6を支える支持体10の軸受片14が
ベアリング18によつて横移動自在になつている
ことと相俟つてシヤツター5は出入口3からほぼ
その中央部を垂直に昇降するようになり、巻き径
が小さくなつても軸支持体10の軸受片13が出
入口3側に引き寄せられてるから、何等無理なく
作動し、従つてシヤツター5がガイドレール4に
沿つて激しい音をたてることなく開閉することが
できるようになつたのである。なお、シヤツター
巻付け支持軸の支持体10については軸受片13
の移動座板14に設けてある長孔14′及び案内
部16両端のストツパー16′のいずれかにより
摺動範囲が制限され、基板11から軸を直接取付
け支持している軸受片13が外脱することはなく
安定して常時正常な動きを保ち得る。さらに、第
6図に示すように、シヤツターケース1の出入口
隣接内部適所とシヤツター5の下端に付した水切
りフランジ5′上面に、一方に突起30を、他方
には該突起30と接したとき緩衝する緩衝体31
(たとえば端面にゴム板を付した巻ばねを組込ん
でなる緩衝器、ゴムブロツク等)を各々付設し
て、この突起30と緩衝体31との当接でシヤツ
ター5を開放して巻上げられたときに衝突による
発音を防止するような構造にしておけば、激しい
取扱いでも静かに開閉できる効果が得られる。
(考案の効果) 叙上の如く本願考案によれば、従来手動開閉式
の建物用シヤツターにおいて、その開閉時にシヤ
ツターがその巻付けプーリー上から無理して引き
出し或いは巻取られていたために騒音を発してい
たものが、支持軸を前後方向に移動自在で、しか
もケース出入口内近傍にて中継のガイドローラに
よつて衝撃音の発生を防止しつつシヤツターを昇
降させることができ、しかもシヤツターを巻上げ
た際は、水切りフランジ上面の突起をシヤツター
ケース側に設けた緩衝体に当接させることによ
り、巻取り時の加速による衝突を緩衝して衝撃音
が発生しないようにしたので、取扱い時騒音の発
生が著しく低減し、静かに開閉できて、しかも安
定状態で巻取り、繰り出しのできるものとなし得
た実用的効果大なるものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はシヤツター支持部の正面図、第2図は第
1図の−視拡大一部切断面図、第3図はシヤ
ツター巻付け支持軸の支持部側面図、第4図及び
第5図は作動態様を示す図、第6図はシヤツター
ケースとシヤツター水切りフランジとの関係を示
す図である。 1……シヤツターケース、2……側板、3……
シヤツター出入口、5……シヤツター、6……シ
ヤツター巻付け支持軸、10……巻付け支持軸の
支持体、11……基板、12……取付けボルト、
13……軸受片、14……移動座板、15……軸
受部、16……案内部、17……角形溝受け部、
18……平面ベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物用シヤツターにおいて、シヤツターケース
    の長手両端側板内面に取付けたシヤツター巻付け
    支持軸の支持体は、該側板に固着の基板と、この
    基板の前面でシヤツター巻付け支持軸端を保持し
    て前後に移動可能に取付く軸受片と、前記基板の
    下部で軸受片の下側に設けた案内部を移動自在に
    受支するよう、基板付設の溝受け部に内設された
    転動平面ベアリングとを、組み合わせたものから
    なり、前記軸受片は移動範囲を制限されて移動自
    在な移動座板と、該座板中央に軸受部を突設し
    て、かつ案内部は広幅に形成してあり、前記ケー
    スのシヤツター出入口におけるガイドレール接続
    位置上部には、シヤツターのスラツトと当接して
    繰出し・巻取りの案内をする弾性体製のガイドロ
    ーラを、シヤツターの巻付けられる面側端部にて
    ブラケツトを介し付設し、かつケースのシヤツタ
    ー出入口隣接部で下向きに緩衝体を付設してあ
    り、シヤツターの水切りフランジ上面に、シヤツ
    ターを巻取つた際前記緩衝体と当接する突起を付
    してあることを特徴とする建物用シヤツターの巻
    取り繰出し機構。
JP17019383U 1983-11-02 1983-11-02 建物用シヤツタ−の巻取り繰出し機構 Granted JPS6077695U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17019383U JPS6077695U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 建物用シヤツタ−の巻取り繰出し機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17019383U JPS6077695U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 建物用シヤツタ−の巻取り繰出し機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6077695U JPS6077695U (ja) 1985-05-30
JPH0137101Y2 true JPH0137101Y2 (ja) 1989-11-09

Family

ID=30371602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17019383U Granted JPS6077695U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 建物用シヤツタ−の巻取り繰出し機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6077695U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6077695U (ja) 1985-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0137101Y2 (ja)
JP3574397B2 (ja) シャッター装置
JP4090056B2 (ja) スライド扉装置
JPS6344545Y2 (ja)
JP3327221B2 (ja) 自閉式引戸における閉止動作遅延装置
JPH0743427Y2 (ja) オーバーヘッド式ドア
JPS6348793Y2 (ja)
JP2565683Y2 (ja) シャッター用ガイドレール
JPH0720318Y2 (ja) スクリーン巻取装置
JPH0428399Y2 (ja)
JP3533627B2 (ja) 窓シャッタ−におけるシャッタ−カ−テンと障子との当接緩和構造
KR930006476Y1 (ko) 건물용 셔터
JP4307190B2 (ja) 開閉体装置
JP2006291619A (ja) 開閉装置
JP2561429Y2 (ja) シートシャッターを併設したシャッター装置
JPH0616130Y2 (ja) シャッターカーテンの横ズレ防止機構
JP2555073Y2 (ja) パネルシャッターの安全装置
JPH0650637Y2 (ja) 建物用シャッターの開閉装置
JPS6022224Y2 (ja) シヤツタ装置
JP2602844Y2 (ja) 連動式吊戸の振止め装置
JPH0726597U (ja) スラットカーテンの出入口構造
JPH0628183U (ja) シャッタの巻き取り装置
JP2006265898A (ja) 開閉体装置
JPH0455175Y2 (ja)
JP2606128Y2 (ja) スラットカーテンの片下がり防止構造