JP2561429Y2 - シートシャッターを併設したシャッター装置 - Google Patents

シートシャッターを併設したシャッター装置

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JP2561429Y2
JP2561429Y2 JP7639192U JP7639192U JP2561429Y2 JP 2561429 Y2 JP2561429 Y2 JP 2561429Y2 JP 7639192 U JP7639192 U JP 7639192U JP 7639192 U JP7639192 U JP 7639192U JP 2561429 Y2 JP2561429 Y2 JP 2561429Y2
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克己 前田
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東工シャッター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシャッター装置にシート
シャッターを併設した技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場等の建物の出入口にはシートシャッ
ターを設けている場合が多い。該シートシャッターは可
撓性の薄いシートを使用して間口を閉鎖するもので、一
般の金属製シャッターに比べて重量は軽く、そのため開
閉動作は高速化することが出来る。シートシャッターは
間口の閉鎖装置として単独で据付けするケースはなく、
上記金属製シャッターと併設状態で設けられる訳であ
り、トラックやフォークリフト等の通行頻度の高い出入
口ではこのシートシャッターだけを閉じておき、必要時
に開いて通行する場合に便利である。
【0003】又開閉動作が迅速であるため、工場内の空
気の流出を抑えて冷暖房に与える影響を最小限に止めて
いる。それに軽くて金属製でないために開閉動作が静か
である。ところで、金属製シャッターとシートシャッタ
ーを併設する場合、金属製シャッターのシャッター及び
シートシャッターのシートは間口上方の収納部に収納し
なければならず、そのためスペース上の問題がある。両
シャッターの収納ボックスを上・下に配置する構造にす
れば、収納高さが大きくなり、上部にスペースがなけれ
ば間口高さが制約されてしまう。又両シャッターを奥行
方向(通路方向)に並設する構造とすれば収納部の奥行
寸法は大きくなり、各々のガイドレールは離れてしま
い、その結果、両シャッター間を何らかの方法で塞ぐ必
要があり、又内部空間がその分だけ無駄になってしま
う。
【0004】従来にも特公平3−47394号に係る
「強化化粧スクリーン」や実公平3−36698号に係
る「スクリーン併設シャッター」等が知られているが、
スクリーンはシャッターと連動可能に構成しているた
め、本考案が求めるシートシャッター併設のシャッター
装置とは趣旨も異なっている。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】このように、金属製
シャッターとシートシャッターを併設する場合に、収納
部等のスペースに上記のごとき問題がある。本考案が解
決しようとする課題はこれら問題点であり、収納部を大
きくすることなく、又両シャッターのガイドレールを近
接して設けたシートシャッターを併設したシャッター装
置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のシャッター装置
は両シャッターのガイドレールを近接させて間口両側に
取着し、金属製シャッターはガイドレールの上端からそ
のまま上方へ立ち上がり、ある高さで湾曲してシャッタ
ー収納部に捲き取られる。一方のシートシャッターはそ
のガイドレールを内側に近接させて沿設し、ガイドレー
ルの上方へ立ち上がったシートはそのまま捲き取られる
ようにシート収納部を設けている。該シート収納部はガ
イドレールの真上に位置することでシートを捲き取るこ
とが出来るが、シャッター収納部はガイドレールの真上
に位置しないために案内装置を設け、ガイドレールから
立ち上がったシャッターをシャッター収納部へ湾曲して
導く。
【0007】案内装置としてはガイド材又は必要に応じ
て誘導案内シャフトを用い、シャッターのたわみを防止
するために水平ガイド部を備える。上記シート収納部は
案内装置の下方に設けられることになり、両収納部を備
えたブラケットの大きさは比較的コンパクト化され、金
属製シャッターだけの収納部を備えたブラケットより僅
かに大きいだけに過ぎない。以下、本考案に係る実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本考案のシートシャッターを併設した
シャッター装置の実施例であって、その収納部を示す。
同図において1はシャッター収納部、2はシート収納
部、3はガイド材、4はシャッターガイドレール、5は
シートガイドレールを表わしている。シャッターガイド
レール4及びシートガイドレール5は間口の両側に取着
され、互いに近接して平行を保っている。
【0009】ここで、両ガイドレール4、5を別部材で
構成することなく、2本の平行溝を形成した1本の長尺
材を用いることは自由である。そして、シャッターガイ
ドレール4の上方には案内装置の1形態であるガイド材
3が配置され、ガイド材3の側方(奥側)には上記シャ
ッター収納部1が設けられている。上記ガイド材3は湾
曲した部材で、その下端6はシャッターガイドレール4
の真上に位置し、該下端部から所定半径にて湾曲し、上
部では水平部7を有す。
【0010】したがって、シャッター8は上記シャッタ
ーガイドレール4から上方へ立ち上がり、下端6から湾
曲部さらに水平部7に沿って移動し、上記シャッター収
納部1に捲き付く。シャッター収納部1は間口全幅にわ
たるドラム9から成り、該ドラム9の中心には軸10が
挿通し、該軸10にドラム9が取着されていて、モータ
(図示なし)はドラム9のみを回転させてシャッター8
を捲き付け・捲き戻しする。そして該軸10はブラケッ
ト11に固定されている。
【0011】一方、シート12はシート収納部2に捲き
付いており、ドラム13が回転することでシートガイド
レール5に沿って上・下動して間口を開閉する。ドラム
13はモータ14により回転し、ブラケット11に固定
した軸に軸支され、該軸とドラム13との間にはコイル
バネが取着されている。このコイルバネはシート12が
シートガイドレール5に沿って降下する場合に捩られ
て、その内部にエネルギーが蓄えられ、逆にシート12
が上昇する場合に該エネルギーを放出するように機能す
る。これはシートシャッターの安全装置となり、シート
12の下端に取着した重い座板部が障害物に当たるなら
ば、コイルバネを捩るトルクが直接モータ14に作用
し、このトルクの変化を検出してシート12の降下を停
止することが出来る。
【0012】勿論、本考案ではこれら各収納部1、2の
構造は限定しない。そして、このドラム13はシートガ
イドレール5から立ち上がるシート12がそのまま捲き
付くことの出来る位置に設けられ、その中心は前記ガイ
ド材3の湾曲中心とほぼ一致していて、ガイド材3の下
方に位置している。又、モータ14はブラケット11の
一方側に、さらにシャッター8を捲き付けるドラム9を
回す別のモータはブラケット11の反対側にそれぞれ取
着され、各々のモータの作動によってドラム9、13は
互いに独立して回転し、シャッター8及びシート12を
開閉する。
【0013】図2は本考案の別の実施例を示したもので
ある。この実施例に示したシャッター装置の基本的な構
造は前記実施例の場合と同じであって、シャッター収納
部1とシート収納部2の相対位置関係は同一となってい
る。しかし、シャッターガイドレール4からシャッター
収納部1間に配置してシャッター8をガイドするための
案内装置が前記実施例とは異なり、誘導案内シャフト1
5とガイド材16を用いている。誘導案内シャフト15
はシャッターガイドレール4の真上に位置し、ガイド材
16は誘導案内シャフト15とドラム9の間にほぼ水平
に設けられ、前記実施例の水平部7に相当する。
【0014】このガイド材16及びガイド材3の水平部
7はシャッター8の自重によるたわみを防止し、該シャ
ッター8を構成する各スラット間の逆方向屈曲に伴う騒
音を防ぐもので、その先端はドラム径が最大になるとこ
ろまで近付き、中間径の高さにある。以上述べたよう
に、本考案に係るシートシャッターを併設したシャッタ
ー装置は間口両側にシャッターガイドレールとシートガ
イドレールを近接して設け、シャッターガイドレールの
上方にはシャッターが立ち上がってシャッター収納部へ
導くための案内装置を設け、この案内装置の下方にシー
ト収納部を配置したものであって、次のような効果を得
ることが出来る。
【0015】
【考案の効果】本考案のシャッター装置はシートシャッ
ターを併設したものであるが、シャッターの収納部をシ
ャッターガイドレールの斜め上方に配置し、該シャッタ
ーガイドレールから収納部へシャッターを導くための案
内装置を設けているため、シート収納部をこの案内装置
の下方に配置することが出来る。したがって、両収納部
を設けたブラケットの大きさはそれ程大きくならず、収
納部のスペース上の問題は解消される。それに、シート
収納部を案内装置の下方に設けたことで、シートガイド
レールをシート収納部の下方であって、シャッターガイ
ドレールに近接して設けることが出来るため、間口の厚
さ(奥行)は小さくなり、レールの取着も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシートシャッターを併設したシャ
ッター装置を示す実施例。
【図2】本考案に係るシートシャッターを併設したシャ
ッター装置を示す別の実施例。
【符号の説明】
1 シャッター収納部 2 シート収納部 3 ガイド材 4 シャッターガイドレール 5 シートガイドレール 6 下端 7 水平部 8 シャッター 9 ドラム 10 軸 11 ブラケット 12 シート 13 ドラム 14 モータ 15 誘導案内シャフト 16 ガイド材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間口(出入口)に金属製シャッターとシ
    ートシャッターを併設して互いに独立した開閉操作を可
    能とする装置において、上記シャッターをガイドするシ
    ャッターガイドレールとシートをガイドするシートガイ
    ドレールを近接して間口両側に設け、シャッター収納部
    をシャッターガイドレールの斜め上方に配置すること
    で、該シャッターガイドレールからシャッターが上方へ
    立ち上がり、ある高さで湾曲して上記シャッター収納部
    へ導くために、ガイド材を持った案内装置を取着し、又
    該案内装置の下方にはシート収納部を配置したことを特
    徴とするシートシャッターを併設したシャッター装置。
JP7639192U 1992-10-08 1992-10-08 シートシャッターを併設したシャッター装置 Expired - Fee Related JP2561429Y2 (ja)

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JP5675012B2 (ja) * 2010-01-27 2015-02-25 芦森工業株式会社 防火シャッター装置

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