JPH0136562Y2 - - Google Patents

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JPH0136562Y2
JPH0136562Y2 JP2981885U JP2981885U JPH0136562Y2 JP H0136562 Y2 JPH0136562 Y2 JP H0136562Y2 JP 2981885 U JP2981885 U JP 2981885U JP 2981885 U JP2981885 U JP 2981885U JP H0136562 Y2 JPH0136562 Y2 JP H0136562Y2
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JP
Japan
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cover
saw
safety cover
saw blade
safety
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JP2981885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は電気丸のこに関するものである。
〔考案の背景〕
携帯用電気丸のこにより木材等の切断作業を行
うと、切断屑や粉じん(以下粉じんと呼ぶ)が多
量に発生し、この粉じんが、例えば安全カバー等
の回動部分に入つて回動不可能にしてしまい、作
業上の安全性に支障を来す。
第6図は従来の携帯用電気丸のこの安全カバー
を取付けた状態を示す断面図であり、第7図は前
記安全カバーの斜視図であるが、のこ刃9により
被切断材の切断を行うと、大部分の粉じんはのこ
刃9の回転周速により発生した空気流と一緒にソ
ーカバー2a内を回つてソーカバー2a外に放出
される(第2図矢印方向)。しかし、のこ刃9の
軸に周りの粉じんは、回転周速による空気流が弱
いためソーカバー2a外に放出されず、安全カバ
ー8とキヤツプ16の隙間dや安全カバー8とベ
アリングホルダ4の隙間cに入り込んでしまい、
排出されないまま次第に蓄積して安全カバー8の
回動を不可能にしてしまう。このため切断作業時
に安全カバー8が回動しなかつたり、切断作業終
了後に安全カバーが元に戻らずのこ刃9が露出し
たままの状態となつたりして、非常に危険である
という欠点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記従来技術の欠点をなく
し、確実に安全カバーが回動するようにして、作
業時における安全性を高めたものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を携帯用電気丸のこへの実施例によ
り、第1図〜第5図に基づいて説明する。
ハウジング1に内蔵された(図示しない)電動
機から歯車等の伝達手段を介して駆動されるのこ
刃9が、ワツシヤ6,6とボルト7によりスピン
ドル5に取付けられている。のこ刃9のベースよ
り上側はギヤカバー2と一体のソーカバー2aに
よつて略々上半分が覆われており、反対側の下側
は扇形の安全カバー8によつて覆われている。該
安全カバー8は上記ソーカバー2aの内周に沿つ
て回動可能に設けられており、切断作業時以外は
リターンスプリング13によりのこ刃9の下側を
覆う構成になつている。
蝶ネジ14を緩めて任意の位置にベース12を
設定し、蝶ネジ14を締付けて固定した上記丸の
こにより木材の切断を行うと、まずベース12前
部が木材面上を摺動してのこ刃9が木材の端面よ
り切断を始める。このときベース12より下側の
安全カバー8は、木材の端面にあたつてベース1
2より下側にのこ刃9が露出するのを防止してい
る。のこ刃9が前方へ進むにつれてベース12の
下側に位置している安全カバー8は、木材の端面
に押し戻されるためボス部を中心にソーカバー2
a内周に沿つて押し上げられる。長い材料の時
は、安全カバー8はベース12より上側に押し上
げられた状態(第2図A点の位置)のまま切断を
行う。
安全カバー8のボス部ののこ刃9側の内径の周
囲には、スポンジのような摩擦抵抗が小さく、し
かも圧縮可能な弾性部材17が、ボス部とキヤツ
プ16の隙間を塞ぐように介設されている。ま
た、弾性部材が介設されている側と反対側のボス
部の端部の周囲には、数ケ所に溝を設けてある。
上記のような電気丸のこにより木材を切断して
発生した粉じんは、のこ刃9の回転周速による空
気流と一緒にソーカバー2a内周を回つて排出口
3よりソーカバー2a外に放出される(第2図矢
印方向)が、回転周速による空気流が弱いために
放出されなかつたのこ刃9の軸まわりの粉じん
は、安全カバー8ののこ刃9側のボス部と、安全
カバー8の軸方向の移動を阻止するキヤツプ16
の隙間から入り込もうとするが、両者間の間に介
設する弾性体により進入を阻止される。また、弾
性体を介設してもなお、ボス部の内周とベアリン
グホルダの外周の隙間に入つてしまつた微細な粉
じんは、ボス部の弾性体が介設している側と反対
側の端部の周囲の数ケ所に溝を設けてあり、安全
カバー8が回動する毎にボス部も回動して、ボス
部の内周とベアリングホルダ外周の隙間に詰まつ
た微細な粉じんが溝より排出される。ボス部には
上記のような溝ばかりではなき、第5図に示すよ
うにボス部の周囲に穿設された数個の穴でもよ
い。
以上のように本考案によれば、安全カバーのベ
アリングホルダに嵌合するボス部の内方に弾性体
を設けて、キヤツプとボス部との隙間を埋めたの
で、ボス部とベアリングホルダ間に粉じんが入り
にくいと共に外方に溝を設けたので、ボス部とベ
アリングホルダ間に粉じんが入つたとしても入り
込んだ粉じんは上記溝より排出されるので、安全
カバーが回動できなくなることなく円滑に回動さ
せることができ、作業時の安全性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電気丸のこの部分断面側
面図、第2図は同正面図、第3図は第1図におけ
るE部拡大図である。第4図は本考案による安全
カバーの斜視図である。第5図は本考案による安
全カバーの変形例を示す部分斜視図である。第6
図は従来技術における電気丸のこの安全カバー取
付部周辺の断面図であり、第7図は従来技術にお
ける安全カバーの斜視図である。 1はハウジング、2はギヤカバー、2aはソー
カバー、4はベアリングホルダ、8は安全カバ
ー、9はのこ刃、10はベアリング、12はベー
ス、15はボス部、16はキヤツプ、17は弾性
体、18は溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機を内蔵したハウジングと、前記ハウジン
    グの端部に取付けられソーカバーを有するギヤカ
    バーと、前記ソーカバーによりその上部を覆われ
    前記電動機により駆動されるのこ刃と、前記ハウ
    ジングの下方に配置され前記のこ刃の下部が下方
    に突出するベースと、前記のこ刃の下部を覆いそ
    のボス部がベアリングホルダ外周に回動可能に嵌
    合した安全カバーと、前記ベアリングホルダに保
    持されたベアリング及び上記安全カバーを抜止め
    するキヤツプを備えた電気丸のこにおいて、前記
    安全カバーのボス部内方と前記キヤツプとの間に
    両者間の隙間を塞ぐ弾性体を介設し、前記ボス部
    の外方端には溝を設けたことを特徴とする電気丸
    のこ。
JP2981885U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0136562Y2 (ja)

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JP2981885U JPH0136562Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JP2981885U JPH0136562Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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Publication Number Publication Date
JPS61145607U JPS61145607U (ja) 1986-09-08
JPH0136562Y2 true JPH0136562Y2 (ja) 1989-11-07

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JPH0524491Y2 (ja) * 1987-04-30 1993-06-22
JP5546950B2 (ja) * 2010-05-24 2014-07-09 株式会社マキタ 切断工具における可動カバーの位置調整機構

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JPS61145607U (ja) 1986-09-08

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