JP2501707Y2 - 携帯用電動切断工具 - Google Patents
携帯用電動切断工具Info
- Publication number
- JP2501707Y2 JP2501707Y2 JP1989119920U JP11992089U JP2501707Y2 JP 2501707 Y2 JP2501707 Y2 JP 2501707Y2 JP 1989119920 U JP1989119920 U JP 1989119920U JP 11992089 U JP11992089 U JP 11992089U JP 2501707 Y2 JP2501707 Y2 JP 2501707Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting tool
- rotary blade
- bearing
- bearing cap
- spindle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は携帯用電動切断工具に関するものである。
集じん機構を備えた従来の携帯用電動切断工具1の一
例を第3図〜第6図を用いて説明する。
例を第3図〜第6図を用いて説明する。
第4図〜第6図において、回転刃物9はエンドブラケ
ット20と刃物覆い13で形成された刃物収納室25に配置さ
れ、刃物収納室25の下面に回転刃物9の一部を刃口14よ
り突出させるように案内定盤15が取付けられている。エ
ンドブラケット20には、切粉排出口21が設けられ、エン
ドブラケット20と刃物覆い13の一部で形成された切粉排
出路26と連通している。また切粉排出口21には、ダスト
ボックス18が連結されている。
ット20と刃物覆い13で形成された刃物収納室25に配置さ
れ、刃物収納室25の下面に回転刃物9の一部を刃口14よ
り突出させるように案内定盤15が取付けられている。エ
ンドブラケット20には、切粉排出口21が設けられ、エン
ドブラケット20と刃物覆い13の一部で形成された切粉排
出路26と連通している。また切粉排出口21には、ダスト
ボックス18が連結されている。
第3図は回転刃物9とスピンドル7の周りを示す図
で、スピンドル7を支持する軸受22はエンドブラケット
20に保持され、軸受22の回転刃物側側面はエンドブラケ
ット20にネジ嵌合しているベアリングキャップ23により
保持されている。回転刃物9は、スピンドル7に嵌合す
る一対のワッシャ8、10に挾持され、これらワッシャ
8、10を介してスピンドル7により回転される。なお、
11はスピンドル7先端に嵌合してワッシャ10を回転刃物
9を介してワッシャ8側に押し付けるボルト、27はベア
リングキャップ23の回転刃物側側面の外周縁に回転刃物
側に突出して設けられたリング状の凸部である。
で、スピンドル7を支持する軸受22はエンドブラケット
20に保持され、軸受22の回転刃物側側面はエンドブラケ
ット20にネジ嵌合しているベアリングキャップ23により
保持されている。回転刃物9は、スピンドル7に嵌合す
る一対のワッシャ8、10に挾持され、これらワッシャ
8、10を介してスピンドル7により回転される。なお、
11はスピンドル7先端に嵌合してワッシャ10を回転刃物
9を介してワッシャ8側に押し付けるボルト、27はベア
リングキャップ23の回転刃物側側面の外周縁に回転刃物
側に突出して設けられたリング状の凸部である。
上記構成の切断工具1で家の外壁材であるサイディン
グ16を切断すると、回転刃物9により切断されるサイデ
ィング16の切粉は、第5図に示す矢印A方向及び第6図
矢印B方向に流れる。第6図矢印B方向に流れた切粉は
切粉排出口21を通りダストボックス18の中に集じんされ
る。
グ16を切断すると、回転刃物9により切断されるサイデ
ィング16の切粉は、第5図に示す矢印A方向及び第6図
矢印B方向に流れる。第6図矢印B方向に流れた切粉は
切粉排出口21を通りダストボックス18の中に集じんされ
る。
しかしサイディング16を切断するに際し次のような問
題があった。すなわちサイディング16を切断すると、サ
イディング16に付いている粘着性を有するゴム状の防水
シール17が、ワッシャ8に巻き付き、更にその後矢印C
の如く進んでスピンドル7とベアリングキャップ23との
隙間に侵入する恐れがあり、その結果スピンドル7が回
転できなくなり、動力源であるモータ2を焼損させた
り、第4図に示すモータ軸3の回転を伝えるベルト5を
損傷させ、電動切断工具1の寿命を低下させるという欠
点があった。
題があった。すなわちサイディング16を切断すると、サ
イディング16に付いている粘着性を有するゴム状の防水
シール17が、ワッシャ8に巻き付き、更にその後矢印C
の如く進んでスピンドル7とベアリングキャップ23との
隙間に侵入する恐れがあり、その結果スピンドル7が回
転できなくなり、動力源であるモータ2を焼損させた
り、第4図に示すモータ軸3の回転を伝えるベルト5を
損傷させ、電動切断工具1の寿命を低下させるという欠
点があった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
スピンドル周りの防じん性能を向上させることである。
スピンドル周りの防じん性能を向上させることである。
本考案は、サイディングに付いている防水シールの巻
き付き方と、ベアリングキャップと対向するワッシャの
形状に着目し、ワッシャの形状を工夫したことを特徴と
するものである。
き付き方と、ベアリングキャップと対向するワッシャの
形状に着目し、ワッシャの形状を工夫したことを特徴と
するものである。
本考案の一実施例を第1図、第2図、第5図を用いて
説明する。本考案実施例の携帯用電動切断工具1の構造
は、第2図に示すワッシャ8を除いて従来技術と同様で
ある。
説明する。本考案実施例の携帯用電動切断工具1の構造
は、第2図に示すワッシャ8を除いて従来技術と同様で
ある。
ワッシャ8には、第1図、第2図に示す如く、ベアリ
ングキャップ23のリング状の凸部27とわずかな隙間をも
って嵌合するように、ベアリングキャップ23との対向側
面に凹部を設けると共に該凹部の外周にベアリングキャ
ップ23の一部を覆うようにベアリングキャップ23まで延
びた侵入防止つば25を設けた。
ングキャップ23のリング状の凸部27とわずかな隙間をも
って嵌合するように、ベアリングキャップ23との対向側
面に凹部を設けると共に該凹部の外周にベアリングキャ
ップ23の一部を覆うようにベアリングキャップ23まで延
びた侵入防止つば25を設けた。
前記ワッシャ8を有する電動切断工具1でサイディン
グ16を切断した場合、第1図に示す矢印D方向より、防
水シール17がワッシャ8に巻き付いても、前記侵入防止
つば25がワッシャ8に設けてあるため、上記した従来技
術の如くスピンドル7とベアリングキャップ23の間の隙
間に防水シール17が侵入することがない。その結果、ス
ピンドル7の回転を停止させることがなくなり、モータ
2を焼損させたりベルト5を損傷させることがなくなる
ので、切断工具1の寿命を著しく向上させることが可能
となる。
グ16を切断した場合、第1図に示す矢印D方向より、防
水シール17がワッシャ8に巻き付いても、前記侵入防止
つば25がワッシャ8に設けてあるため、上記した従来技
術の如くスピンドル7とベアリングキャップ23の間の隙
間に防水シール17が侵入することがない。その結果、ス
ピンドル7の回転を停止させることがなくなり、モータ
2を焼損させたりベルト5を損傷させることがなくなる
ので、切断工具1の寿命を著しく向上させることが可能
となる。
本考案によれば、ワッシャに防水シール侵入防止つば
を設けたので、スピンドル周りの防じん性能が向上する
と共に切断工具の寿命を向上させることができる。また
防水シール侵入防止つばを必須部品であるワッシャに設
けたので、切断工具が複雑大型化することがなく、切断
工具を安価に提供できるようになる等の作用効果を奏し
得るようになる。
を設けたので、スピンドル周りの防じん性能が向上する
と共に切断工具の寿命を向上させることができる。また
防水シール侵入防止つばを必須部品であるワッシャに設
けたので、切断工具が複雑大型化することがなく、切断
工具を安価に提供できるようになる等の作用効果を奏し
得るようになる。
第1図は本考案切断工具の一実施例を示す部分断面図、
第2図本考案切断工具を構成するワッシャの一実施例を
示す斜視図、第3図は従来の切断工具の一例を示す部分
断面図、第4図は従来の切断工具の一例を示す平面図、
第5図は第4図の正面図、第6図は第4図の側面図であ
る。 図において、1は携帯用電動切断工具、7はスピンド
ル、8、10はワッシャ、9は回転刃物、20はエンドブラ
ケット、22は軸受、23はベアリングキャップ、25は侵入
防止つばである。
第2図本考案切断工具を構成するワッシャの一実施例を
示す斜視図、第3図は従来の切断工具の一例を示す部分
断面図、第4図は従来の切断工具の一例を示す平面図、
第5図は第4図の正面図、第6図は第4図の側面図であ
る。 図において、1は携帯用電動切断工具、7はスピンド
ル、8、10はワッシャ、9は回転刃物、20はエンドブラ
ケット、22は軸受、23はベアリングキャップ、25は侵入
防止つばである。
Claims (1)
- 【請求項1】回転刃物、該回転刃物の一部を覆うエンド
ブラケット、該エンドブラケットに保持される軸受、該
軸受に軸支されるスピンドル、前記エンドブラケットと
ネジ嵌合し、前記軸受側面を保持するベアリングキャッ
プ、前記スピンドルと嵌合し、前記回転刃物を狭持する
一対のワッシャを備えた携帯用電動切断工具であって、 前記ベアリングキャップの回転刃物側側面に回転刃物側
に突出して設けられたリング状の凸部に嵌合する凹部を
ベアリングキャップの側面に対向した一方のワッシャの
側面に設けると共に該凹部の外周にベアリングキャップ
の外周の一部を覆う如く延びた侵入防止つばを設けたこ
とを特徴とする携帯用電動切断工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989119920U JP2501707Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 携帯用電動切断工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989119920U JP2501707Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 携帯用電動切断工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359801U JPH0359801U (ja) | 1991-06-12 |
JP2501707Y2 true JP2501707Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31668015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989119920U Expired - Lifetime JP2501707Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 携帯用電動切断工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501707Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065214A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社マキタ | 切断機における可動カバー支持部の防塵構造 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2014229A (en) * | 1933-07-08 | 1935-09-10 | Porter Cable Machine Company I | Portable slab cutting machine |
US2401659A (en) * | 1944-08-02 | 1946-06-04 | Beaver Pipe Tools Inc | Abrasive cutoff machine |
JPS5022476Y2 (ja) * | 1971-06-28 | 1975-07-07 | ||
JPS4839025U (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-15 | ||
JPS6114402Y2 (ja) * | 1980-12-12 | 1986-05-06 | ||
JPS583758U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 株式会社東芝 | 回転電機の軸封装置 |
JPS5892857U (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-23 | 三菱電機株式会社 | 回転機の軸封装置 |
JPS5925601U (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-17 | ソニー株式会社 | テ−プレコ−ダ等のシヤ−シ |
JPS5925941U (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-17 | 三菱電機株式会社 | 回転機の軸封装置 |
JPS6017560U (ja) * | 1983-07-13 | 1985-02-06 | 松下電子工業株式会社 | 白熱電球 |
JPS6114402U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | 三洋電機株式会社 | 車両用前照灯 |
JPH0120084Y2 (ja) * | 1984-12-01 | 1989-06-13 | ||
JPS6310245A (ja) * | 1986-07-01 | 1988-01-16 | Fujitsu Ltd | スキヤンアクセス方式 |
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JPH0518085Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1993-05-14 | ||
JPH0227121A (ja) * | 1988-07-17 | 1990-01-29 | Yujiro Komatsu | 4枚の弁と楕円形ローターで構成する内燃機関 |
-
1989
- 1989-10-14 JP JP1989119920U patent/JP2501707Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065214A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社マキタ | 切断機における可動カバー支持部の防塵構造 |
JP2011110685A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Makita Corp | 切断機における可動カバー支持部の防塵構造 |
US8813375B2 (en) | 2009-11-30 | 2014-08-26 | Makita Corporation | Dust-proof structure of movable cover supporting portion of cutting machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359801U (ja) | 1991-06-12 |
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