JPS5914139Y2 - 遠心投射装置の羽根車 - Google Patents

遠心投射装置の羽根車

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Publication number
JPS5914139Y2
JPS5914139Y2 JP1089380U JP1089380U JPS5914139Y2 JP S5914139 Y2 JPS5914139 Y2 JP S5914139Y2 JP 1089380 U JP1089380 U JP 1089380U JP 1089380 U JP1089380 U JP 1089380U JP S5914139 Y2 JPS5914139 Y2 JP S5914139Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
abrasive material
centrifugal projection
blade
centrifugal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1089380U
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English (en)
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JPS56116162U (ja
Inventor
訓郎 太田
等 六反田
Original Assignee
新東工業株式会社
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Publication date
Application filed by 新東工業株式会社 filed Critical 新東工業株式会社
Priority to JP1089380U priority Critical patent/JPS5914139Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はショットやグリッドのような研掃材を遠心搭射
して被処理品を研掃する遠心投射装置の羽根車に関する
ものである。
一般に、遠心投射装置は等間隔をおいて放射状に配設さ
れた多数個の回転翼と、該回転翼を保持する一対の円盤
とよりなる回転体の中心部に研掃材分散用として有底円
筒状の羽根車を備えていて前記回転翼等と度に回転する
羽根車内に研掃材を供給すると、この研掃材は羽根車の
円筒体に放射状に形成される多数個の研掃材の流出路か
ら流出し、続いて羽根車の外周部を包囲するように設け
られた固定の制御筒体に形成される窓部より回転翼上へ
放出され、その後、研掃材はその遠心力と回転翼による
慣性力によって所定方向へ遠心投射されるようになって
いる。
ところで、このような遠心投射装置の性能は投射した研
掃材の総量に対しである分散角内に有効に投射された研
掃材の量の割合で示される投射効率により判定されてい
るが、この投射効率を向上させるについて行われた遠心
投射装置の各部の機能に関する研究の結果、研掃材の流
出路における流出案内面となる羽根車の羽根部材の表面
形状が影響することがわかった。
すなわち、従来の羽根車では前記の羽根部材の表面が平
面状とされているため、羽根車の流出路を通過して制御
筒体の窓部より回転翼上へ放出される研掃材の密度を大
とすることができず、このために投射効率を向上させる
ことが困難であるという欠点のあることか゛判明した。
本考案は以上のような欠点のない遠心投射装置の羽根車
を目的として完成されたもので、以下、図示の遠心投射
装置を実施例として詳細に説明する。
1は図示されないモータにより駆動可能として軸支され
た回転軸2に一体状に嵌着されるハブ3に装着された研
掃材遠心投射用の回転主体で、該回転主体1は中央部に
それぞれ同一の円形状の開口4,5を形成した2枚の円
盤6,7を複数個のステーボルト8により間隔をおいて
互に平行に対向させて一体状に結合した構造とされてい
る。
また、ハブ3側に位置する円盤6の円盤7に面する側で
ある内側面には、開口4より若干大きい円形状の凹部9
が該円盤6と同心に形成されているとともに前記凹部9
の周縁部に続いて後記する回転翼13の嵌合部14はめ
込み用の嵌合溝10が同−深さとされて放射状に複数個
形成してあり、同様に、円盤7の円盤6に面する側であ
る内側面にも、前記凹部9と同一の円形状の凹部11が
該円盤7と同心に形成されているとともに前記凹部11
の周縁部に属いて前記嵌合溝10と同一である回転翼]
3の嵌合部14はめ込み用の嵌合溝12か放射状に同数
形成され、かつ、各嵌合溝10.12は互に対向して位
置されている。
13は前記開口4,5の直径より短い長さの板状の回転
翼で、該回転翼13は両側の前後面に円盤6,7の嵌合
溝10.12に嵌入可能な嵌合部14を互に平行状に突
設するとともに該嵌合部14の基端部の前後面に円盤6
,7の凹部9,11に係合可能な突起部15が突設され
ていて、各回転翼13はその両側の嵌合部14を円盤6
.7の対向する嵌合部10.12にはめ込んで各突起部
15をそれぞれ凹部9,11に係合させること1により
円盤6,7間に位置決めされるとともに回転主体1の回
転時に遠心力により円盤6,7より外方へ飛び出さない
ようになっており、また、円盤7の凹部11の底面にお
ける各嵌合溝12の延長上にはそれぞれ貫通孔16が設
けられ、各貫通孔16にはゴム製などの滑り止め部材1
7がその先端を凹部11の底面に若干突出させた状態に
嵌着保持されていて、円盤6,7間にはめ込まれた各回
転翼13が回転主体1の中心側に抜は落ちないようにな
っている。
18は本考案に係る遠心投射装置の羽根車で、該羽根車
18は一端開口を底壁19により遮閉した有底の円筒体
20の該底壁19に透設した取付孔21に挿通されて回
転軸2端部に螺着されるボルト22によりハブ3に着脱
可能に取付けられ、回転主体1の中心において円盤6,
7の開口4,5等により形成される空間部内に同心状に
位置されて該回転主体1と一体状に回転可能とされてお
り、また、羽根車18における円筒体20の胴壁にはそ
の軸線に沿った方向に前記円盤6,7の内側間隔に対応
した幅をもって長孔状の開口23が多数個等ピツチに配
設され、また、前記円筒体20の各開口23間において
円筒体20の内胴面には該開口23と共に研掃材の流出
路を区画形成する羽根部材24が放射状として夫々一体
に張設され、しかも、各羽根部材24の少なくとも片面
すなわち研掃材の流出案内面となる表面は該開口23の
口縁附近に基部が位置するように外側へ向って拡がる湾
曲面24′に形成されている。
なお、第2図、第4図に示す実施例では、羽根車18の
回転方向に対し前面側となる表面を先端側を回転方向側
へ傾く湾曲面24′に形成するとともにその反対面も同
様の湾曲面24′に形成した断面銀杏葉状のものとして
正逆回転自在な羽根車として使用できるものとされ、さ
らに、前記底壁19側の外周には円形の鍔部25が形成
され、該鍔部25の背面の所定の位置には位置決め用の
突部26が形成されていて前記ハブ3の端面に形成され
る凹部27に嵌入されている。
28は羽根車18より流出する研掃材を制御する制御筒
体で、該制御筒体28は羽根車18の円筒体20外周と
円盤6,7の開口4,5等により形成される回転主体1
の内周との間の環状の空間部に若干の間隙を設けて嵌挿
されて図示されない固定のケーシングに保持され、その
周壁部の所定の箇所には研掃材放出用の窓部29が形成
されている。
このように構成されたものは、回転主体1をモータによ
り回転軸2を介して第4図における反時計方向に回転さ
せ、所定の回転に達したところで研掃材を羽根車18の
中央部の空所へ導入管などにより連続的に供給すると、
該研掃材は回転している羽根車18によりその底壁19
と円筒体20の側壁により囲まれた空間内において攪拌
状態とされると同時に遠心力を生じて羽根車18の円筒
体20側へ移動し、各流出路へ分散されてそれぞれの羽
根部材24の研掃材の流出案内面となる回転方向に対し
前面側の表面を滑って開口23より流出し、次いで、こ
の研掃材は制御筒体28の窓部29を通ることにより投
射される方向と容量を制御されて回転翼13の基端部に
おける回転方向に対し前面側の表面へ放出され、その後
、その遠心力と回転翼13による慣性力によって回転翼
13の前記表面上を移動して先端より被処理品へ向って
遠心投射され、所定の研掃が行われるものであることは
在米の遠心投射装置の羽根車と同様であるが、本考案に
おいては前記したように羽根部材24の少なくとも片面
すなわち回転方向に対し前面側となる表面は開口23の
口縁附近に基部が位置するように外側へ向って拡がる湾
曲面24′に形成されているので、研掃材は該湾曲面2
4′上を滑って移動する間においてより密に集められ、
開口23より流出して回転翼13上へ放出されるので、
研掃材は回転主体1より密度の高い状態で投射されるこ
ととなり、その結果、被処理品に有効に働く研掃材の量
が増大され、従来の羽根車の場合に比べて投射効率は約
10%向上することが認められた。
なお、前記実施例のものは羽根部材24の両表面が共に
開口23の口縁附近に基部が位置するように外側へ向っ
て拡がる湾曲面24’、 24’に形成されているので
、回転主体1の回転方向を前記と逆の時計方向に回転さ
せても、同様な投射効率をもって有効に被処理品の研掃
が行われるが、一方向回転のみで研掃処理を行う遠心投
射装置の場合では、このような湾曲面24′は回転方向
に対し前面側となる片面のみに形成しておけばよい。
以上の説明によって明らかなように、本考案によれば、
研掃材がより密な状態として羽根車の羽根部材表面より
回転翼上へ放出され、したがって、遠心投射装置の回転
主体から高密度の状態で被処理品へ投射されることとな
り、被処理品に有効に働く研掃材の量が多くて投射効率
のよい状態で研掃が行われることとなって極めて良好な
研掃効果が得られ、実用的価値の極めて大なものである
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は一部切欠
斜視図、第2図は縦断側面図、第3図は使用状態におい
て示す一部切欠正面図、第4図は同じく一部切欠側面図
である。 20・・・・・・円筒体、23・・・・・・開口、24
・・・・・・羽根部材、24′・・・・・・湾曲面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底の円筒体20の胴壁に長孔状の開口23を物音に配
    設するとともに内胴面には各開口23間において投射材
    分散用の羽根部材24を張設した遠心投射装置の羽根車
    において、各羽根部材24の少なくとも片面を該開口2
    3の口縁附近に基部が位置する湾曲面24′に形成した
    ことを特徴とする遠心投射装置の羽根車。
JP1089380U 1980-01-31 1980-01-31 遠心投射装置の羽根車 Expired JPS5914139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1089380U JPS5914139Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 遠心投射装置の羽根車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1089380U JPS5914139Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 遠心投射装置の羽根車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56116162U JPS56116162U (ja) 1981-09-05
JPS5914139Y2 true JPS5914139Y2 (ja) 1984-04-25

Family

ID=29607528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1089380U Expired JPS5914139Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 遠心投射装置の羽根車

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