JPH04130117U - 携帯用電気丸のこ - Google Patents

携帯用電気丸のこ

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Publication number
JPH04130117U
JPH04130117U JP3726691U JP3726691U JPH04130117U JP H04130117 U JPH04130117 U JP H04130117U JP 3726691 U JP3726691 U JP 3726691U JP 3726691 U JP3726691 U JP 3726691U JP H04130117 U JPH04130117 U JP H04130117U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety cover
saw
washer
cover
saw blade
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Withdrawn
Application number
JP3726691U
Other languages
English (en)
Inventor
淳一 菊池
宏 佐藤
Original Assignee
日立工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立工機株式会社 filed Critical 日立工機株式会社
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Publication of JPH04130117U publication Critical patent/JPH04130117U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、ワッシャに凸部、安全カバ
ーに凹部を設けることにより、部品点数を増すことなく
切断作業時に発生する粉塵が安全カバーの回動部分に入
り込むのを防ぐことができるため、確実・安価に安全カ
バーを回動させることができ、作業時における安全性を
高めることができる。 【構成】 ワッシャ6に凸部6a、安全カバー9に凹部
9bを設けたので、粉塵15が安全カバー9の回動部分
に入りこまなくなり、安全カバー9の円滑な回動が保た
れるようになり、作業時における安全性を高めることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は携帯用電気丸のこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2〜図4に従来の携帯用電気丸のこの一例を示す。
【0003】 のこ刃10により被切断材20を切断すると、大部分の粉塵15はのこ刃10 の回転により発生した空気流と一緒にソーカバー2a内を回って排出口3を介し てソーカバー2a外に放出される。
【0004】 しかし、のこ刃10の軸5の周りの粉塵15は、のこ刃10の回転による前記 空気流が弱いためソーカバ2a外に放出されず、安全カバー9とワッシャ6との 隙間Aを通過し、安全カバー9とキャップ14の隙間Bや安全カバー9とベアリ ングホルダ4の隙間C等の安全カバー9の回動部分に入りこんでしまい、排出さ れないまま次第に蓄積しやすくなっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
従来技術の携帯用電気丸のこには、木材等の切断作業を行う時発生する粉塵が 、安全カバー9の回動部に侵入して蓄積し、安全カバー9が回動不能になってし まうという問題があった。
【0006】 本考案の目的は、前記問題をなくし、携帯用電気丸のこの安全性を向上させる ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、携帯用電気丸のこのワッシャの外周安全カバー側に凸部を設け、 更に該安全カバーに前記ワッシャ凸部に対応する凹部を設けることにより達成さ れる。
【0008】
【作用】
上記のように構成された携帯用電気丸のこは、ワッシャに設けた凸部と安全カ バーに設けた凹部とが、安全カバーとワッシャとの隙間を塞ぐ壁となり、切断作 業時に発生する粉塵が安全カバーとワッシャとの隙間を通過するのを防ぐため、 安全カバーの回動部に粉塵が侵入しにくくなり、安全カバーの回動が長期にわた って円滑に保たれるようになる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図1、図3、図4により説明する。
【0010】 ハウジング1に内蔵された電動機から歯車等の伝達手段を介して駆動されるの こ刃10がワッシャ6、7とボルト8によりスピンドル5に取り付けられる。の こ刃10のベース12より上側はギヤカバー2と一体のソーカバー2aによって 覆われている。安全カバー9は前記ソーカバー2aの内周に沿って回動可能に設 けられており、切断作業時以外はリータンスプリング13によりのこ刃10の下 側を覆う構造となっている。
【0011】 上記携帯用電気丸のこにより、木材20等の切断を行うと、まずベース12の 前部が木材20面上を摺動してのこ刃10が木材20の端面より切断を始める。 この時ベース12より下側の安全カバー9は木材端面にあたってベース12より 下側にのこ刃10が露出するのを防止している。のこ刃10が前方へ進むにつれ てベース12の下側に位置している安全カバー9は、木材20の端面に押し戻さ れるためスピンドル5軸を中心にソーカバー2a内周に沿って押し上げられる。 ワッシャ6の外周安全カバー9側に凸部6a、更に安全カバー9には回動に支 障をきたさない程度の隙間をワッシャ凸部6aとの間に有する凹部9bを設けて ある。
【0012】 上記のような、携帯用電気丸のこにより、木材を切断して発生した粉塵15は 、のこ刃10の回転周速による空気流と一緒にソーカバー2a内周を回って排出 口3を介してソーカバー2a外に放出される。(図3矢印方向)回転周速による 空気流が弱いために放出されなかったのこ刃10の軸まわりの粉塵15は、安全 カバー9とワッシャ6との隙間Aを通過し、安全カバー9ののこ刃10側のボス 部9aと安全カバー9の軸方向の移動を阻止するキャップ14の隙間に入り込も うとするが、安全カバー9とワッシャ6との隙間Aを通過する際にワッシャ凸部 6aが壁となることにより、粉塵15は侵入を阻止される。また、ワッシャ6は 、のこ刃10と同時に回転しているため、ワッシャ凸部6aと安全カバー凹部9 bとの隙間に生じる空気流の変動により粉塵15の侵入に対し、より効果を得る ことができる。
【0013】 以上のように上記構成によれば、ワッシャ6に凸部6a、安全カバー9に凹部 9bを設けたので、安全カバー9の回動部分に粉塵15が入り込むのを阻止でき るため、安全カバー9の回動を円滑に保つことができ、作業時の安全性を高める ことができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、ワッシャに凸部、安全カバーに前記凸部と対向する凹部を設 けたことにより、防塵のための部品を追加することなく、木材等の切断作業時に 発生する粉塵を安全カバーの回動部に侵入することを防止したので、安全カバー の回動を円滑に保つことができ、作業時の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案携帯用電気丸のこ機の一実施例を示す
図4のE部拡大図。
【図2】 従来技術による図4のE部拡大図。
【図3】 携帯用電気丸のこの一例を示す斜視図。
【図4】 携帯用電気丸のこの一例を示す断面図。
【符号の説明】
2aはソーカバー、4はベアリングホルダ、5はスピン
ドル、6はワッシャ、6aは凸部、9は安全カバー、9
aはボス部、9bは凹部、10はのこ刃、11はベアリ
ングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機、のこ刃、該のこ刃を覆うソーカ
    バー、前記のこ刃の回転軸となるスピンドル、該スピン
    ドルを軸受を介して保持し、前記ソーカバに保持される
    ベアリングホルダ、前記のこ刃を狭持しスピンドルと嵌
    合するワッシャ、前記のこ刃の下部を覆い、前記ベアリ
    ングホルダと嵌合する安全カバーからなる携帯用電気丸
    のこにおいて、前記ワッシャの外周安全カバー側に凸部
    を設け、更に安全カバーに、前記ワッシャー凸部に対応
    するような凹部を設けたことを特徴とする携帯用電気丸
    のこ。
JP3726691U 1991-05-24 1991-05-24 携帯用電気丸のこ Withdrawn JPH04130117U (ja)

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JP3726691U JPH04130117U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 携帯用電気丸のこ

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JP3726691U JPH04130117U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 携帯用電気丸のこ

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Publication Number Publication Date
JPH04130117U true JPH04130117U (ja) 1992-11-30

Family

ID=31919064

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JP3726691U Withdrawn JPH04130117U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 携帯用電気丸のこ

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