JP2000218429A - 切断工具 - Google Patents

切断工具

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JP2000218429A
JP2000218429A JP1770799A JP1770799A JP2000218429A JP 2000218429 A JP2000218429 A JP 2000218429A JP 1770799 A JP1770799 A JP 1770799A JP 1770799 A JP1770799 A JP 1770799A JP 2000218429 A JP2000218429 A JP 2000218429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
circular saw
blade
cutting
rotation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1770799A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Mizoguchi
総一郎 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP1770799A priority Critical patent/JP2000218429A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転速度を速くしなくても切断速度を速くす
ることができる。 【解決手段】 内接式遊星歯車機構5の入力側にモータ
4を接続するとともに出力側に切断刃3を設ける。切断
刃3に単なる回転だけでなく、揺動運動も行わせること
ができるために、切断速度を速くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は丸鋸のような回転運
動を利用して切断を行う切断工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転運動を利用する切断工具として、丸
鋸があるが、従来の丸鋸は、丸鋸刃をその中心を軸とし
て回転させるだけのもので、回転中心が一定であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、回転速度
(周速度)が切断速度となるために、切断速度を速くす
るには回転速度をあげるしかなく、そしてこのように回
転速度をあげた場合、切断粉の飛散が多くなる上に、刃
先で怪我をする可能性も大きくなる。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは回転速度を速くしな
くても切断速度を速くすることができる切断工具を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、内接
式遊星歯車機構の入力側にモータを接続するとともに出
力側に切断刃を設けていることに特徴を有している。切
断刃に単なる回転だけでなく、揺動運動も行わせること
ができる。
【0006】この時、モータ出力を減速するギアを納め
たギアケースに内接式遊星歯車機構におけるギア部を形
成し、上記ギアによる減速出力で駆動される駆動軸に設
けた偏心軸部に遊転自在に装着した刃物取付台に上記ギ
ア部と噛み合うリングギアを設けていると、内接式遊星
歯車機構をコンパクトに且つ合理的に配置することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図示例は丸鋸刃3を駆動すること
で切断を行う丸鋸であり、グリップ部10とモータハウ
ジング11とを備えるケーシング1は、そのグリップ部
10の後端に電源である電池パック2が装着され、ケー
シング1の前端下部には図3に示す軸19によってベー
ス15が連結されている。図中16は丸鋸刃3の上部を
覆う固定カバー、17は丸鋸刃3におけるベース15よ
りも下方に突出する部分を覆う可動カバーである。
【0008】上記モータハウジング11内に配されたモ
ータ4の出力軸にはピニオン41が固着されており、こ
のピニオン41と噛み合うギア42と一体に回転するピ
ニオン43が駆動軸45に固着されたギア44と噛み合
っており、このためにモータ4の回転は減速されて駆動
軸45に伝達される。
【0009】そして、駆動軸45の回転によって丸鋸刃
3が回転駆動されるのであるが、丸鋸刃3は駆動軸45
に直接固定されたものではなく、駆動軸45に設けた偏
心軸部46の外周に遊転自在に装着された刃物固定台4
7にナット55によって固定されたものとなっている。
図中48はベアリング、49は固定ナット、57は座金
である。
【0010】上記刃物固定台47は、その内周面がサイ
クロイド歯を備えるリングギア52となっている。ま
た、上記減速ギア群41〜44を納めたギアケース6
は、サイクロイド歯を備えるギア部51を備えている。
このギア部51と上記リングギア52とが内接式遊星歯
車機構5を構成しているもので、ギア部51は駆動軸4
5と同軸で図6中の点O2を中心とするものであるのに
対して、ギア部51に噛み合うリングギア51は、上記
点O2から偏心量εだけ離れた偏心軸部46の軸と中心
1を同じくして、駆動軸45の回転に伴って、点O2
周囲を回転するものであり、ギア部51よりも歯数が1
つ(乃至2つ)多いリングギア51は、偏心軸部46が
1回転する時、ギア部51との噛み合い歯が回転方向に
一歯分だけずれる。すなわち内歯の数だけ回転数が減速
される。また、この時のリングギア51(刃物取付台4
7)における架空の点Aは、図6に矢印で示すように、
振幅を持った揺動運動曲線を描いて回転する。なお、揺
動は偏心1回転あたりギア部51の歯数だけ発生する。
【0011】上記の運動を行う刃物取付台47に丸鋸刃
3が固定されているために、丸鋸刃3も上記振幅を持っ
た揺動運動曲線を描いて回転するものであり、このため
に駆動軸45を中心とする円回転を行う場合に比して、
その刃先の速度は振幅をもった揺動運動が付加されてい
る分だけ速くなる。
【0012】なお、丸鋸を例にあげたが、これに限るも
のではない。たとえば回転運動を往復運動に変換して刃
物を駆動するジグソーにも利用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明においては、内接式
遊星歯車機構の入力側にモータを接続するとともに出力
側に切断刃を設けているために、切断刃に単なる回転だ
けでなく、揺動運動も行わせることができるものであ
り、このために回転速度を速くしなくとも切断速度を速
くすることができるものであり、そして同じ切断速度を
得る場合には回転速度を遅くすることができる分だけ、
切断粉の飛散が少なくて安全に作業を行える上に、刃先
で怪我をする虞も少なくすることができる。
【0014】この時、モータ出力を減速するギアを納め
たギアケースに内接式遊星歯車機構におけるギア部を形
成し、上記ギアによる減速出力で駆動される駆動軸に設
けた偏心軸部に遊転自在に装着した刃物取付台に上記ギ
ア部と噛み合うリングギアを設けていると、内接式遊星
歯車機構をコンパクトに且つ合理的に配置することがで
きる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の断面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の固定カバー及び可動カバーを外した状態
の斜視図である。
【図4】同上の側面図である。
【図5】同上の分解斜視図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
3 丸鋸刃 4 モータ 5 内接式遊星歯車機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内接式遊星歯車機構の入力側にモータを
    接続するとともに出力側に切断刃を設けていることを特
    徴とする切断工具。
  2. 【請求項2】 モータ出力を減速するギアを納めたギア
    ケースに内接式遊星歯車機構におけるギア部を形成し、
    上記ギアによる減速出力で駆動される駆動軸に設けた偏
    心軸部に遊転自在に装着した刃物取付台に上記ギア部と
    噛み合うリングギアを設けていることを特徴とする請求
    項1記載の切断工具。
JP1770799A 1999-01-26 1999-01-26 切断工具 Withdrawn JP2000218429A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060404