JP3620342B2 - 電動丸のこ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は石こうボード切断作業等に用いる電動丸のこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
石こうボード等の被切断材11の切断に用いられる電動丸のこは、回転刃2を高速回転させることにより切断を行うものであり、切断時には多量の粉塵が周囲に飛散することになる。そこで、ケーシング3に粉塵排出口3aを設け、粉塵排出口3aに粉塵を集塵する集塵袋等を取付けて粉塵の飛散を防止するようにしていた。しかしながら上記したような構成をした電動工具では、切断途中で生じる粉塵は回転刃2前部円周に沿う被切断材11の壁によりケーシング3内に誘導され効率よく集塵できるが、図6に示すように切断終了間際においては回転刃2前部が被切断材11端部から露出してしまい図に示すように切断時に生じる粉塵がケーシング3内に誘導されずに被切断材11前方へ飛散しまうものであった。
【0003】
切断終了間際においても効率よく集塵できるようにする方法として、図7に示すように回転刃2前方に被切断材11から露出する回転刃2を覆い、被切断材11前方に飛び散る粉塵をケーシング3に誘導するようにした集塵カバー8を設けた構成とすることが特公昭63−15089号公報により知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように回転刃2前方に集塵カバー8を設けた構成の電動丸のこでは、切断終了間際においても効率よく集塵できるようになるが、図8に示すように集塵カバー8がベース4下方に突出した状態のままでは切断を開始することができないため、切断開始時に集塵カバー8を被切断材11上面に押し当ててケーシング3内に押し込む、あるいは手動によりケーシング3内に押し込めながら本体を前方に付勢し回転刃2を被切断材11にあてがい切断を開始しなければならなず作業性が悪いという欠点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記欠点を解消し、切断終了間際の粉塵の飛散を抑えることができ、作業性の良い電動丸のこを提供することである。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】
上記目的は、安全カバーと集塵カバーとを設け、安全カバーが下方に回動した状態にある際には集塵カバーをケーシング内に位置させ、安全カバーが上方に回動した際に集塵カバーをベース底面より下方に突出させるよう付勢することにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明電動丸のこの一実施形態を図1〜図5を用いて説明する。なお図1において左方を前方、右方を後方として説明する。
【0008】
図に示すように電動丸のこは電動機1、電動機1により回転する回転刃2、電動機1の下方に位置し被切断材11上面を摺動するベース4、ベース4より上部の回転刃2を覆い、一部に粉塵排出口3aを有したケーシング3、ケーシング3に回動可能に保持され比較的回転刃2の後方部を覆う形状をした安全カバー5、安全カバー5がベース4下方より突出するよう常に付勢する第1スプリング6、ケーシング3に設けられ安全カバー5の回動を規制するストッパ7、ケーシング3内に回動可能に保持され回転刃2の前方部を覆う形状をした集塵カバー8、一端が集塵カバー8に他端が安全カバー5に設けられたピン10に取付けられ安全カバー5が第1スプリング6に抗してケーシング3内に収納されるよう回動すると集塵カバー8をベース4下方より突出させるよう付勢する第2スプリング9等から構成されている。
【0009】
安全カバー5に設けられたピン10は集塵カバー8の回動を規制するよう働き、安全カバー5がベース4下方に突出するよう回動するとピン10を介して集塵カバー8は安全カバー5によりケーシング3内に収納するよう回動する。すなわち、安全カバー5がベース4下方に突出した切断作業前の状態では、図1に示すように集塵カバー8はケーシング3内に収納されている。
【0010】
上記したように、切断作業前には集塵カバー8がケーシング3内に収納されるよう回動しておりベース4下方より突出していないので、切断作業開始時に集塵カバー8をケーシング3内に回動させる操作を行う必要がなく、図2に示すように被切断材11端面に回転刃2をあてがうだけで切断作業を開始することができる。
【0011】
集塵カバー8は安全カバー5がケーシング3内に収納するよう回動することにより第2スプリング9によってベース4下方より突出するよう付勢されるが、切断作業時には被切断材11上面によってベース4下方より突出することが規制されており、集塵カバー8は切断終了間際に被切断材11上面による規制がなくなると図3に示すようにベース4下方に突出するよう回動し、被切断材11から露出する回転刃2を覆い、被切断材11前方に飛び散る粉塵をケーシング3に誘導する。
【0012】
図4に示すように被切断材11の切断が完了すると安全カバー5が第1スプリング6によりベース4下方より突出するよう回動し、集塵カバー8は安全カバー5のピン10によってケーシング3内に収納するよう回動し、図1に示す状態に復帰する。
【0013】
上記したように安全カバー5と集塵カバー8とを設け、安全カバー5が下方に回動した状態にある際には集塵カバー8をケーシング3内に位置させ、安全カバー5が上方に回動した際に第2スプリング9により集塵カバー8をベース4より下方に突出させるよう付勢するようにした構成としたので、切断作業間際の粉塵の飛散を抑制すると共に切断作業開始時に集塵カバー8をケーシング3内に収納させるよう回動させる操作を行う必要がなくなり、作業性の向上を図ることができる。
【0014】
本発明電動丸のこの他の実施形態を図5に示す。図5は切断作業状態を示す要部断面図である。
【0015】
上記実施形態では切断作業時に安全カバー5がケーシング3内に収納された状態にあるので、集塵カバー8は第2スプリング9によってベース4下方より突出するよう付勢され、集塵カバー8下端が被切断材11上面に当接した状態にある。このように集塵カバー8下端が被切断材11上面に当接した状態のままで切断作業が行われるので、電動丸のこの移動に対して抵抗が加わることになり、被切断材11上面に凹凸等がある場合には大きな抵抗が加わり作業性の低下を招いてしまう。
【0016】
本実施形態は図5に示したように集塵カバー8下部に回転刃2の回転方向と同方向に回転可能なローラ14を設けたものであり、このような構成とすることによって切断作業時に集塵カバー8下端が被切断材11上面に当接することによって電動丸のこ本体に加わる抵抗を小さくすることができ、作業性の低下を抑制することができるようになる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、安全カバーと集塵カバーとを設け、安全カバーが下方に回動した状態にある際には集塵カバーをケーシング内に位置させ、安全カバーが上方に回動した際に集塵カバーをベース底面より下方に突出させるよう付勢する構成としたことにより、切断作業開始時に集塵カバーをケーシング内に収納させるよう回動させる操作を行う必要がなくなり、切断終了間際の粉塵の飛散を抑えることができ、作業性の良い電動丸のこを提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電動丸のこの一実施形態を示す要部断面正面図。
【図2】図1の電動丸のこの切断作業開始時の状態を示す要部断面正面図。
【図3】図1の電動丸のこの切断作業終了間際の状態を示す要部断面正面図。
【図4】図1の電動丸のこの切断終了後の状態を示す要部断面正面図。
【図5】本発明電動丸のこの他の実施形態を示す要部断面正面図。
【図6】従来電動丸のこの一例を示す要部断面正面図。
【図7】従来電動丸のこの一例を示す要部断面正面図。
【図8】図7の電動丸のこの切断作業開始前の状態を示す要部断面正面図。
【符号の説明】
2は回転刃、3はケーシング、3aは粉塵排出口、4はベース、5は安全カバー、6は第1スプリング、8は集塵カバー、9は第2スプリング、10はピン、14はローラである。

Claims (2)

  1. 電動機、電動機により回転する回転刃、電動機の下方に位置し被切断材上面を摺動するベース、ベースより上部の回転刃を覆う形状をしたケーシングとを有する電動丸のこであって、
    前記ケーシングに、回転刃を覆う形状をし通常時にはベース下方に突出するよう回動し切断作業時にはケーシング内に収納される回動可能な安全カバーを設けると共に回転刃前部を覆う形状をした回動可能な集塵カバーとを設け、安全カバーがベース下方に突出するよう回動した状態にある際には集塵カバーをケーシング内に位置させ、安全カバーがケーシング内に収納されるよう回動した際に集塵カバーをベースより下方に突出させるよう付勢する構成としたことを特徴とする電動丸のこ。
  2. 前記集塵カバーの下部に回転刃の回転方向と同方向に回転可能な回転部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の電動丸のこ。
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