JP3731856B2 - 携帯用丸のこ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯用集塵丸のこなどの携帯用丸のこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯用集じん丸のこは、切断時に発生する切粉が飛散しないようにするためにギヤカバーとソーカバーがベース上方ののこ刃のほぼ全体を覆うようにされている。
【0003】
のこ刃のほぼ全体を覆うことにより切断作業時に発生する切粉がギヤカバーとソーカバーの外に飛散することを防止できる。
【0004】
しかしながら、このような構成の携帯用集じん丸のこでは、ソーカバーの下端がベース上面と当接あるいは近接しているため、切断作業時に作業者はのこ刃の先端を直接見ることができない。
【0005】
前記ソーカバーは通常透明な材料で形成されているが、切断時はその内側に切粉が飛散しのこ刃を見ることが困難なので、作業者はやむなしにあらかじめベースにつけられたのこ刃の位置を示す目印を見て作業を行うなどの方法がとられていた。
【0006】
これに対し作業者が直接のこ刃を確認しながら作業ができる携帯用集じん丸のこの一例を図10に示す。図10は従来の携帯用集じん丸のこで切断作業をしている状態の一例を示す要部断面側面図であり、1は電動機を内蔵する本体、2は本体1と一体に設けられたハンドル、3はギヤカバー、4はソーカバー、5は本体1に取付けられたベース、6は本体1に回転可能に取付けられたのこ刃、7はベース5の上面とソーカバー4の下端の隙間、8は作業者の視線、9は切粉の飛散方向、10は被切断材である。
【0007】
図に示すように作業者は、ベース5の上面とソーカバー4下端の隙間7からのこ刃6を直接確認しながら作業ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したようにソーカバー4で極力のこ刃6全体を覆ってしまうと、作業者は作業中に直接のこ刃6を見ることができないためののこ刃6の位置を把握しにくい。しかしこのため刃先の部分の覆いを削除してしまうとその部分から切粉が飛散しひいては作業者にも降りかかり作業の妨げになるという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、作業時に発生する切粉が飛散して作業者の作業の妨げとなるのを防止すると共に刃先が見やすい携帯用集じん丸のこを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ソーカバーの下端部にのこ刃の側面に対しほぼ垂直な遮蔽板を形成することにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明携帯用集じん丸のこの一実施形態を図1〜図4を用いて以下説明する。
【0012】
図1は本発明携帯用集じん丸のこの一実施形態を示す要部断面側面図、図2は図1に示す携帯用集じん丸のこの正面図、図3は図1に示す携帯用集じん丸のこの上面図、図4は図1に示す携帯用集じん丸のこにおいて切断作業状態を示す要部断面側面図である。
【0013】
図に示すようにベース5の上面とソーカバー4の下端との間には隙間7が設けられており、ソーカバー4の下端付近には、のこ刃6の側面にほぼ垂直に遮蔽板11を形成している。
【0014】
本発明携帯用集じんまるのこにて切断作業を行う場合、通常作業者は図4に示すようにソーカバー4側の本体1側面上方からのこ刃6の刃先を確認しながら切断作業を行う、この切断作業時に発生する切粉の一部がベース5上面とソーカバー4下端の隙間7から漏れ出すが、その飛散方向はソーカバー4下端に設けられた遮蔽板11に案内されるため、本体1に対しほぼ水平方向にのみ飛散し、本体1に対し上方に舞い上がることはない。
【0015】
本発明携帯用集じん丸のこの他の実施形態を図5〜図8に示す。
【0016】
図5は本発明携帯用集じん丸のこの他の実施形態を示す要部断面側面図、図6は図5に示す携帯用集じん丸のこの正面図、図7は図6の携帯用集じん丸のこにおいてスライドカバーを下に移動した際の作業状態を示す要部断面側面図、図8は図5に示す携帯用集じん丸のこの上面図である。
【0017】
図5〜図8に示す携帯用集じん丸のこは、のこ刃6の前側にギヤカバー3とソーカバー4に対し上下動可能なスライドカバー12を有しており、作業に応じて上下させて使用することができる。またスライドカバー12にはのこ刃6の側面に対しほぼ垂直方向に遮蔽板11が設けられている。
【0018】
この場合も同様に、切断作業時に発生する切粉の一部がベース5上面とソーカバー4下端の隙間7から漏れ出すがその飛散方向はスライドカバー12に設けられた遮蔽板11に案内されるため、ほぼ本体1に対し水平方向にのみ飛散し、本体1に対し上方に舞い上がることはない。
【0019】
本発明携帯用集じん丸のこの更に他の実施形態を図9に示す。この実施形態はソーカバー4の下端に遮蔽板11を略コの字形に設けた例である。このような構成とすることによっても上記実施形態と同様の効果を奏し得る。
【0020】
【発明の効果】
上記したように本発明によれば、ベース上面とソーカバー下端の間に隙間を設け、ソーカバーの下端付近にのこ刃の側面にほぼ垂直に遮蔽板を形成しているので、切断作業中切粉が作業者の方に飛散することがなく直接のこ刃を見ながら作業ができる携帯用丸のこを提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用集じん丸のこの一実施形態を示す図3のA−A断面図。
【図2】図1に示す携帯用集じん丸のこの正面図。
【図3】図1に示す携帯用集じん丸のこの上面図。
【図4】図1に示す携帯用集じん丸のこの切断作業状態を示す部分断面図。
【図5】本発明携帯用集じん丸のこの他の実施形態を示す図8のB−B断面図。
【図6】図5に示す携帯用集じん丸のこの正面図
【図7】図5に示す携帯用集じん丸のこのスライドカバーを下方に移動した状態を示す正面図。
【図8】図5に示す携帯用集じん丸のこの上面図。
【図9】本発明携帯用集じん丸のこの更に他の実施形態を示す正面図。
【図10】従来の携帯用集じん丸のこの一例を示す要部断面側面図。
【符号の説明】
1は本体、2はハンドル、3はギヤカバー、4はソーカバー、5はベース、6はのこ刃、7はベースの上面とソーカバー下端の隙間、11は遮蔽板、12はスライドカバー
Claims (2)
- 電動機を内蔵した本体と、本体に設けられたハンドルと、本体に回転可能に取付けられ、電動機により駆動されるのこ刃と、本体下方に回転可能に取付けられのこ刃下部が下面より突出するようにしたベースと、本体に設けられベース上方ののこ刃の本体側側面をほぼ覆うギヤカバーと、ギヤカバーと相対しベース上方ののこ刃の本体反対側側面をほぼ覆うソーカバーとを有し、ベース上面とソーカバー下端の間の全部又は一部に隙間が設けられている携帯用丸のこであって、
ベース上面との間に前記隙間が位置するように、前記ソーカバーに遮蔽板を設け、該遮蔽板は前記ソーカバーから前記のこ刃と離間する方向に突出し、前記のこ刃の側面から見て、前記のこ刃外周と交差するように延びていることを特徴とする携帯用丸のこ。 - 電動機を内蔵した本体と、本体に設けられたハンドルと、本体に回転可能に取付けられ、電動機により駆動されるのこ刃と、本体下方に回転可能に取付けられのこ刃下部が下面より突出するようにしたベースと、本体に設けられベース上方ののこ刃の本体側面をほぼ覆うギヤカバーと、ギヤカバーと相対しベース上方ののこ刃の本体反対側面をほぼ覆うソーカバーとを有し、前記ベース上面とソーカバー下端の間の全部または一部に隙間が設けられている携帯用丸のこであって、ベース上面との間に前記隙間が位置するように、前記スライドカバーに遮蔽板を設け、該遮蔽板は前記スライドカバーから前記のこ刃と離間する方向に突出し、前記のこ刃の側面から見て、前記のこ刃外周と交差するように延びていることを特徴とする携帯用丸のこ。
Priority Applications (1)
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JP24120599A JP3731856B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 携帯用丸のこ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24120599A JP3731856B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 携帯用丸のこ |
Publications (2)
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JP2001062806A JP2001062806A (ja) | 2001-03-13 |
JP3731856B2 true JP3731856B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=17070775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24120599A Expired - Fee Related JP3731856B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 携帯用丸のこ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3731856B2 (ja) |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24120599A patent/JP3731856B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001062806A (ja) | 2001-03-13 |
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