JPH077121Y2 - 卓上切断機の切粉排出装置 - Google Patents

卓上切断機の切粉排出装置

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Publication number
JPH077121Y2
JPH077121Y2 JP1988136720U JP13672088U JPH077121Y2 JP H077121 Y2 JPH077121 Y2 JP H077121Y2 JP 1988136720 U JP1988136720 U JP 1988136720U JP 13672088 U JP13672088 U JP 13672088U JP H077121 Y2 JPH077121 Y2 JP H077121Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
saw blade
chip
saw
gear case
cutting machine
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988136720U
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English (en)
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JPH0258903U (ja
Inventor
繁春 牛渡
建二 酒井
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
Application filed by 株式会社日立工機原町 filed Critical 株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、切粉を排出する卓上切断機の切粉排出装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第5図及び第6図を用いて説明する。
従来、切粉排出装置には例えば特開昭60−6402号公報が
ある。被切断材上にベース18下面を当接させ、のこ刃19
を移動して切断する携帯用丸のこであり、のこ刃19上部
をカバー20で覆うとともに、のこ刃19に対向する仕切り
板21をカバー20内に配設し、切粉排出用排風口22を設け
て吸塵機23に連通している。
〔考案が解決しようとする課題〕
卓上切断機を含めこの種ののこ刃19を装着した切断機に
おいては、切断終了時に生じた木端がのこ刃19の刃先に
接触しカバー20内に木端が巻き込まれた場合、木端が排
風口22を通過し吸塵機23のファンに衝突してファンを破
損させるという欠点を有し、ファン破損に至れば切粉排
出は不可能となる。よって、切断時に生じた切粉はベー
ス18と仕切り板21の間に充満することになり、切断作業
に支障をきたしていた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、卓
上切断機の切断時の切粉の排出を効率良く行うことであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、のこ刃の上部半面を覆いかつモートル部から
動力を伝達し前記のこ刃を回転自在に保持するギヤケー
スを設け、前記ギヤケースに前記のこ刃の他の上部半面
を覆うソーカバーを固定し、被切断材切断時に発生する
切粉をギヤケース後部に切粉排出口より排出する卓上切
断機において、前記ギヤケース下部切粉侵入部にのこ刃
面に対し垂直に突出する切粉案内壁を設け、切粉案内壁
に対向して前記ソーカバーに前記のこ刃面との間隔が切
粉排出口に向かうに従いのこ刃の刃先側へ狭くなる切粉
案内板を設けたものである。
〔作用〕
上記したような構成により、切断時に生じた切粉は、切
粉侵入部からギヤケース内に侵入し、切粉案内壁に沿っ
て案内され、切粉案内板で回転風力の大きなのこ刃の刃
先に切粉を案内しながら切粉を一方端に集め、一方端に
まとまりながら切粉排出口に案内し、外部に排出する。
これにより、切粉侵入部から侵入した切屑は、確実に切
粉排出口から排出され、のこ刃の回転風力によりのこ刃
の外周に沿ってギヤケース内で飛散するようなことはな
い。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第4図により説明する。第1図は本考
案の一実施例を示す卓上切断機の側面図、第2図はギヤ
ケースを取り外した卓上切断機の側面図、第3図は第2
図のI方向から見た矢視図、第4図は第2図のII−II線
断面図である。
図において、ベース1上面に被切断材2を支持するフェ
ンス3を固定し、ベース1後部にホルダ4が保持されて
いる。ホルダ4上端にはシャフト5を支点としてベース
1上面に対し上下方向へ揺動自在にモートル部を有する
ギヤケース6が保持されている。モートル部にはモート
ル冷却ファン7が設けられ、ファン7運転時には第2図
中の手前側に風が流出する構造となっている。ギヤケー
ス6にはのこ刃軸8を中心に前記モートル部により回転
されるのこ刃9を取り付け、前端部に被切断材切込み用
ハンドル10を保持している。
ギヤケース6の切粉侵入部6aにはのこ刃9側面に対し垂
直に突出する切粉案内壁11を設け、ギヤケース6後部に
は切粉排出口12が設けられている。ギヤケース6はのこ
刃9の一側面の上部半面を覆い、ギヤケース6にはのこ
刃9の他側面の上部半面を覆うソーカバー13が固定され
ている。
ソーカバー13の切粉排出口12近接部には切粉案内板14が
設けられ、切粉案内板14は第3図に示すようにのこ刃9
の側面との間隔が切粉排出口12に向かうに従いのこ刃9
の刃先側へ狭くなる形状をしている。さらに、ギヤケー
ス6にはモートル冷却用ファン7による風力を切粉排出
口12に伝達する風道15が設けられている。なお、17はの
こ刃9の両面下半部を覆う安全カバーで、ベース1又は
被切断材2に当接することによりのこ刃軸8を中心に回
動する。
上記構成において、ハンドル10でギヤケース6を押し下
げのこ刃9で被切断材2を切断する。切断時に生じた切
粉16は、切粉侵入部6aからギヤケース6内に侵入し、ギ
ヤケース6内壁に衝突、飛散し切粉案内壁11又はギヤケ
ース6内壁に沿って案内され、さらにのこ刃9の回転風
力で切粉排出口12側に案内されるよう切粉案内板14で回
転風力の大きなのこ刃9の刃先に切粉16を案内しながら
切粉を一方端に集め、切粉16が一方端にまとまりなが
ら、風道15に到達したところで再度のこ刃9の回転風力
と風道15に導いたモートル冷却ファン7の風力で切粉16
を切粉排出口12に案内し、外部に排出する。これによ
り、切粉侵入部6aから侵入した切屑16は、確実に切粉排
出口12から排出され、のこ刃9の回転風力によりのこ刃
9の外周に沿ってギヤケース6内で飛散するようなこと
はない。
切粉排出口12が充満し切粉排出口12からの排出が遮断さ
れた場合は、ソーカバー13内壁とのこ刃9側面間隙を制
限していないため、切粉16はギヤケース6前部の作業者
側下部に排出されるため容易に切粉排出口12が充満して
いることを判断することができ、容易に切粉排出口12の
切粉16を排除することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ギヤケース内に侵入した切粉を切粉排
出口に向けて案内する切粉案内壁を設け、さらに切粉案
内壁に対向するソーカバーに切粉案内板を設けたことに
より、回転風力の大きなのこ刃の刃先側に案内しながら
切粉を一方端に集めることで、切粉は一方端にまとまり
ながら、のこ刃の回転風力で確実に切粉排出口に案内さ
れ、外部に排出することができるよって、切粉侵入部か
ら侵入した切屑は、確実に切粉排出口から排出され、の
こ刃の回転風力によりのこ刃の外周に沿ってギヤケース
内を飛散するようなことはない。
またモートル冷却ファンにより風力を切粉排出口まで伝
達させれば、切粉の排出をさらに効率良く行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す卓上切断機の側面図、
第2図はソーカバーを取り外した卓上切断機の側面図、
第3図は第2図のI方向から見た矢視図、第4図は第2
図のII−II線断面図、第5図は従来技術を示す携帯用丸
のこの側面図、第6図は第5図のIII−III線断面図であ
る。 図において、2は被切断材、6はギヤケース、6aは切粉
侵入部、7はモートル冷却ファン、9はのこ刃、11は切
粉案内壁、12は切粉排出口、13はソーカバー、14は切粉
案内板、15は風道、16は切粉である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】のこ刃の上部半面を覆いかつモートル部か
    ら動力を伝達し前記のこ刃を回転自在に保持するギヤケ
    ースを設け、前記ギヤケースに前記のこ刃の他の上部半
    面を覆うソーカバーを固定し、被切断材切断時に発生す
    る切粉をギヤケース後部に設けた切粉排出口より排出す
    る卓上切断機において、前記ギヤケース下部切粉侵入部
    にのこ刃面に対し垂直に突出する切粉案内壁を設け、該
    切粉案内壁に対向して前記ソーカバーに前記のこ刃面と
    の間隔が切粉排出口に向かうに従いのこ刃の刃先側へ狭
    くなる切粉案内板を設けたことを特徴とする卓上切断機
    の切粉排出装置。
  2. 【請求項2】前記ギヤケース内にのこ刃回転駆動用モー
    トルの冷却ファンの風力を前記切粉排出口まで伝達する
    風道を形成したことを特徴とする請求項1の卓上切断機
    の切粉排出装置。
JP1988136720U 1988-10-21 1988-10-21 卓上切断機の切粉排出装置 Expired - Lifetime JPH077121Y2 (ja)

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JP1988136720U JPH077121Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 卓上切断機の切粉排出装置

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JP1988136720U JPH077121Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 卓上切断機の切粉排出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0258903U JPH0258903U (ja) 1990-04-27
JPH077121Y2 true JPH077121Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31397491

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JP1988136720U Expired - Lifetime JPH077121Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 卓上切断機の切粉排出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714570B2 (ja) * 1992-07-03 1995-02-22 博志 田中 排塵装置を有する両翼収納式アール端面を持つ安全カバー及び排塵ファン駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0120082Y2 (ja) * 1984-11-24 1989-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0258903U (ja) 1990-04-27

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